2024年4月19日 (金)

広島のレモン菓子・レモンケーキ22 -呉市「NISHIMAKI」(シャルロット)の「まんまるレモンケーキ」-

タイムスリップイベント「クレトロ巡り」

 2024年3月24日(日)に、広島県呉市で呉海軍グルメと呉のレトロスポットを楽しむタイムスリップイベント「クレトロ巡り」(呉海軍グルメ研究会主催)が開催されました。

(「クレトロ巡り」チラシ)
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 私は呉YWCAで開催された「クレハイカラお茶会」に参加したり、ジャズや尺八の演奏を楽しんだりして、半日のんびりと過ごしました。

(呉YWCA2階・コーヒー)
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 館内では、着物・礼服・旧海軍の制服などで着飾った人々が思い思いの場所で写真撮影を楽しんでおられました。

 私はお茶席の合間に呉YWCA館内でコーヒーを飲んでくつろぐなど、和洋ごちゃ混ぜのハイカラな1日を過ごしました。

 呉YWCAの受付で手作りクッキーが販売されていました。

(呉YWCAで購入したクッキー)
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 ザクザクとした手作り感満載の美味しいバタークッキーでした。


NISHIMAKI(シャルロット)のまんまるレモンケーキ

 イベントに参加した後、呉YWCAに近いレストラン「NISHIMAKI」を目指しました。

 「NISHIMAKI(シャルロット)」のレモンケーキを購入するためです。

 しかしながら、お店の場所がよくわからず、呉駅まで戻ってしまいました。

 呉駅近くのショッピングセンター「ゆめタウン呉」で買い物して帰ろうと、食品売場を見て回っていると…呉銘菓のコーナーでNISHIMAKIの総菜やレモンケーキが販売されていました。

 一度はあきらめていただけに、喜びもひとしおでした。

(NISHIMAKI(シャルロット)のまんまるレモンケーキ(包装))
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 このレモンケーキの大きな特徴は、何と言ってもその形です。

 丸くてレモンチョコレートがかかったレモンケーキは珍しいです。

(NISHIMAKI(シャルロット)のまんまるレモンケーキ)
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 直径約6cm、高さ約3.5cmの丸いレモンケーキです。

 千葉・幕張メッセで開催された「スーパーマーケットトレードショー」にも出品され、好評だったようです。

(NISHIMAKI(シャルロット)のまんまるレモンケーキ(中身))
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 ケーキ生地に、レモンチョコレートが厚めにコーティングされています。

(NISHIMAKI(シャルロット)のまんまるレモンケーキ(底面))
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 レモンケーキの底も、こんがりと美味しそうな焼き色が付いています。

 しっとりとしたケーキ生地で、アーモンドと洋酒の香りが効いていました。

 レモンチョコレートにもレモンの酸味がしっかり効いており、レモンケーキを食べたという満足感がありました。

 瀬戸内の太陽をイメージするようなレモンケーキです。


<関連サイト>
 「呉海軍グルメ研究会」(月刊くれえばん編集室)
 「呉YWCA」(広島県呉市幸町3-1)
 「おうちレストランNISHIMAKI」(広島県呉市中通一丁目3-20 小柴ビル)

2024年4月14日 (日)

東京會舘の「舌平目の洋酒蒸 ボンファム」と「マロンシャンテリー」

 東京・日本橋、日本橋三越本店の本館7階にある「特別食堂日本橋」を訪問しました。

 このお店では、東京會舘の伝統的な料理やデザートを味わうことが出来ます。

 今回は、東京會舘の伝統的な料理・デザートを御紹介します。


本日のスープ(カボチャのポタージュ)

 本日のスープとして、カボチャのポタージュが提供されました。

(本日のスープ(カボチャのポタージュ))
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 カボチャの甘みとコクが楽しめる、濃厚なポタージュでした。


舌平目の洋酒蒸 ボンファム

 東京會舘の代表的な料理の1つに「舌平目の洋酒蒸 ボンファム」があります。

 舌平目とシャンピニオン(マッシュルーム)を白ワインと魚の出汁で煮込み、さらに卵黄とバターたっぷりの「オランデーズソース」をかけてオーブンで焼き色を付けた料理です。

 この料理はとても手間がかかります。

 料理のベースとなるフォン(だし)やソースだけでも、①魚の「あら」からとったフォン「フュメ・ド・ポワソン」、②フュメ・ド・ポワソンに白ワインや生クリーム・バターなどを加えた「ヴァンブランソース(白ワインソース)」、③卵黄やバターで作った「オランデーズソース」を用意する必要があるのです。

 こうして作られる濃厚で重いソースは、正統派・クラシックフレンチの特徴でもあります。

 「舌平目の洋酒蒸 ボンファム」がテーブルに運ばれてきました。

(舌平目の洋酒蒸 ボンファム)
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 お皿の中心に舌平目を置き、その周りに刻んだシャンピニオン入りのソースがたっぷりとかけられています。

(舌平目の洋酒蒸 ボンファム(接写))
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 焼き色が付けられたソースから香ばしいバターの香りが漂い、食欲がそそられました。

 舌平目は、ふっくらとジューシーに焼き上げられています。

 舌平目の淡白な白身と、バタークリームをベースにした濃厚なソースの相性が抜群でした。

 この料理のもう1つのお楽しみは、ライス(またはパン)との組合せです。

 私はライスを選びました。

 ライスとソースを交互にいただくのも美味しいのですが、ライスをソースに混ぜていただくのもおすすめです。

(舌平目の洋酒蒸 ボンファムとライス)
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 少々お行儀が悪いですが、こうしてソースの上にライスをのせ…

(ライスにソースを混ぜ合わせた様子)
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 ライスにソースを混ぜ合わせます。

 濃厚なクリームシチューにご飯を混ぜたような味わいで、あまりの美味しさに、あっという間に食べ尽くしてしまいました。

【「ボンファム」の意味を考える】

 「ボンファム」はフランス語で「Bonne Femme」と表記されます。

 日本語に直訳すれば「良い女性」で、料理名では「貴婦人風」・「良い妻風」・「おふくろ風」などと訳されています。

 念のため手元の仏和辞典で調べてみると、「bonne femme」は口語で「おばさん」と訳されていました。

 貴婦人からおばさんまで訳し方によって随分違いがあります(笑)

 「貴婦人」には「dame(ダム)」という表現もあることから、私としては、この料理には「(こなれた・仕立ての良い)お母さん・おふくろの味」といった意味をあてるのが適当ではないかと思います。


マロンシャンテリー

 デザートとして、東京會舘の代表的なお菓子「マロンシャンテリー」をいただきました。

(マロンシャンテリーとコーヒー)
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 マロンシャンテリーは、東京會舘の初代菓子長がモンブランを日本人向けにアレンジしたお菓子です。

(マロンシャンテリー)
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 東京會舘のマロンシャンテリーと言えば、この生クリームの外観が有名ですが、中身がどうなっているのかも気になります。

(マロンシャンテリー(中身))
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 マロンシャンテリーの中身はこんな感じになっています。

 そぼろ状にした黄色い栗のペーストが入っています。

 黄色いモンブランのマロンクリームと生クリームを逆に盛り付けたようなお菓子です。

 この栗ペーストは、和菓子の「きんとん(そぼろ状のあんこ)」とよく似ており、和菓子の要素を組み入れた洋菓子だと思いました。

 甘くてほろりとした栗のペーストを、生クリームがしっかりと受け止めてくれる、東京會舘オリジナルのお菓子です。


<関連サイト>
 「東京會舘」(特別食堂日本橋・東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店本館7Fほか)

<参考文献>
 辻調理師専門学校監修「基礎からわかるフランス料理」柴田書店

2024年4月 7日 (日)

ポーランド料理の特徴と主な料理2 -ラツーシュキ・プラツキ・トファルク・トマト入りスクランブルエッグ・キェウバサ・シャルロトカ-

ポーランドの朝ごはんプレート

 東京・外苑前の「World Breakfast Allday」(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)を訪問しました。

 2024年2月・3月のスペシャルメニューは、「ポーランドの朝ごはん」です。

(ポーランドの朝ごはんプレート)
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 今回は、この「ポーランドの朝ごはん」を御紹介します。


【ラツーシュキ】

 ポーランドの代表的な果物としてリンゴが挙げられます。

 「ラツーシュキ」は、そのリンゴが入った甘いパンケーキです。

(ラツーシュキ)
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 表面はサクサク、中はフワフワのパンケーキです。

 パンケーキの中には、角切りのリンゴが入っており、おやつ感覚でいただきました。


【プラツキ】

 ポーランドの代表的な食材の1つにジャガイモがあります。

 「プラツキ」は、すりおろしたジャガイモをフライパンで焼いたパンケーキです。

(プラツキ)
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 ハッシュドポテトのようなザクザク感が楽しめました。

 塩気と酸味のあるサワークリームを添えると、より一層美味しくいただけました。


【トファルク】

 「トファルク」は、生乳を軽く発酵させて作られる、酸味の効いた白いフレッシュチーズ(カッテージチーズ)です。

 今回は、ラディッシュや白ネギを混ぜ、パンにのせた状態で提供されました。

(トファルクとパン)
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 軽く黒コショウを振り、ディルが添えられています。

 さっぱりとして、ほのかに塩気と酸味が感じられるフレッシュチーズで、野菜やパンとの相性も抜群でした。


【トマト入りスクランブルエッグ】

 プレートにトマト入りのスクランブルエッグがありました。

(トマト入りスクランブルエッグ)
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 トマトの旨味が加わった、トロトロのスクランブルエッグでした。


【キェウバサ】

 「キェウバサ」は、ポーランド語で「ソーセージ」を意味します。

(キェウバサ)
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 今回は、ソフトな食感の粗挽きソーセージが提供されました。

 ソーセージと言えばドイツをイメージしますが、ポーランドでも数多くのソーセージが食べられています。


シャルロトカ

 食後のデザートとして、「シャルロトカ」を注文しました。

 「シャルロトカ」は、ポーランドのリンゴケーキです。

(シャルロトカ)
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 バニラアイスとミントが添えられています。

 表面はホロホロのクランブル(※)、中はリンゴを褐色になるまで煮詰めたコンポート(リンゴジャム)、底はサクサクのタルト生地で、アップルクランブルタルトに似たお菓子でした。
 ※小麦粉、バター、砂糖などをそぼろ状に混ぜ合わせた生地。シュトロイゼル。

 ポーランドは「セルニク(セルニック)」と呼ばれるチーズケーキも有名で、セルニクとシャルロトカがポーランドの代表的なケーキとなっています。


<関連リンク>
 「World Breakfast Allday」(外苑前店・東京都渋谷区神宮前3-1-23-1F ほか)

<関連記事>
 「ポーランド料理の特徴と主な料理1 -ピエロギ・ビゴス風スープ・チョコとベリーのケーキ,食の多様化と食堂車-

<参考文献>
 沼野恭子編「世界を食べよう!東京外国語大学の世界料理」(東京外国語大学出版会)

2024年3月31日 (日)

ビッグ錠先生の世界15 -湘南台「ウソとホントの間には…出来らあ!…がある…DE SHOW」・漫画飯オフ会-

 2024年3月16日から18日の3日間、神奈川県藤沢市の「湘南台駅地下アートスクエア」をメイン会場に、「ウソとホントの間には…出来らあ!…がある…DE SHOW」が開催されました。

 ビッグ錠先生やお仲間の漫画家の作品展示、トークショウ、映画上映会、ライブショウ、ライブペインティングなどの盛りだくさんのイベントで盛り上がりました。

 私もこのイベントに合わせて3月16日に湘南台を訪問し、トークショウ、映画上映会、そしてズボラさんの漫画飯オフ会を楽しみました。


イベント開始前

 早朝に広島市内の自宅を出発し、11時過ぎに湘南台に到着しました。

 湘南台駅地下アートスクエアでは、イベントの開催に向け、着々と準備が進められていました。

(イベント会場(湘南台駅地下アートスクエア)とイベントポスター)
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 私は漫画飯オフ会のスタッフの一員として会場準備をお願いされていたので、まずはアルスノーバへ向かったのですが…

(アルスノーバ(開店前))
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 お店がまだ開いていませんでした。

 そこでマスターに湘南台に到着したことを連絡し、湘南台駅近くの「饂飩居酒屋かずどん」でランチをいただきました。

 店名でもある「かずどん」というメニューがあったので、こちらを注文しました。

(かずどん(唐揚げ入りうどん))
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 「これはすごい!」

 大きな唐揚げが4つものせられたボリューム満点のうどんでした。

 唐揚げが大きいので、皿に「別盛り」で提供いただくことも可能だそうです。

 このうどんを食べ始めた頃、マスターから「店に来てほしい」とのメールが入ったため、急いで食事を済ませ、すぐ近くのアルスノーバへ向かいました。


漫画飯オフ会の会場準備

 漫画飯オフ会の会場となるアルスノーバには、ズボラさん、マネティエさん、漫画家の寺沢大介先生と小林銅蟲先生、運営スタッフ(アルスノーバの常連さん)などが続々と集合し、みんなでイベントの準備に取りかかりました。

(書籍展示コーナー)
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 ビッグ錠先生、寺沢大介先生、小林銅蟲先生などに関連した書籍やグッズが会場に展示されました。

 そしてズボラさんとマスターは、ビッグ錠先生の漫画「スーパーくいしん坊」に登場する「スーパー回転お好み焼き」の調理器具のセッティングをされました。

(スーパー回転お好み焼き器(車のホイールキャップ))
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 車のホイールキャップにお好み焼きの生地をのせ、そのホイールキャップを回転させながら、お好み焼きを焼きます。

 ズボラさんから、このホイールキャップは1つ1万円で、それを2つも購入されたことを教えていただき、その熱意に頭の下がる思いがしました。

 金網にのせてある土台は、オーブン粘土を固め、金属製の丸い枠に入れたものです。

 手前の針金は、その土台を金網に固定するためのものです。

(スーパー回転お好み焼き器とカセットコンロ)
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 このあと、お好み焼きを回転させながら焼くという、とんでもない実演が待っています。


トークショウ「ウソとホントの間には…出来らあ!…がある…DE SHOW」

 トークショウの開催時刻が近づいたので、寺沢大介先生とズボラさんと私を含むスタッフは、会場の湘南台駅地下アートスクエアへ向かいました。

 寺沢大介先生とズボラさんは、ビッグ錠先生と合流してトークショウに出演され、私はスタッフとしてお手伝いをしました。

(「ウソとホントの間には…出来らあ!…がある…DE SHOW」チラシ)
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 イベント期間中、このチラシやポスターが湘南台の街を飾りました。

(漫画の原稿展示コーナー)
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 会場には、ビッグ錠先生やお仲間の先生たちのマンガ原稿が展示されていました。

(スーパーくいしん坊「スーパー回転お好み焼き」の原稿)
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 漫画飯オフ会で実演される、ビッグ錠先生の漫画「スーパーくいしん坊」の「スーパー回転お好み焼き」の原稿です。

 「病院食が不味いと物申す香介(主人公)。消化に良くて旨くて栄養のある料理…そうだお好み焼きだ!」
 「なぜか車のホイールキャップを使ってド派手にお好み焼きを焼き上げる香介」
 「病院食なのにホイールキャップで調理って…衛生的にどうなんです?」

 紹介文がビッグ錠先生にダメ出しをしています(笑)

 やがて開演時刻となり、トークショウが始まりました。

(トークショウ「ウソとホントの間で」)
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 「漫画はウソとホントの間で描いており…」という話だったのでしょうが、私は途中で別の場所へ移動したり、スタッフの方と打ち合わせをしたりしていたので、何をトークされていたのか知りません(笑)


映画「快盗くいしん坊」上映会

 続いて、映画「快盗くいしん坊」の上映会が行われました。

(「快盗くいしん坊」チラシ)
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 ビッグ錠先生の最新作「快盗くいしん坊」の映画版で、シベリア文太さんが主人公のコングを演じておられます。

 コングは、泥棒だけど情にもろくて料理の腕は超一級という面白くて風変わりな人物です。

 だから「怪盗」ではなく「快盗」なのです。

(映画「快盗くいしん坊」上映)
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 会場でポップコーンが販売されていたので購入し、いただきながら鑑賞しました。

 と言っても、これも冒頭のシーンをしばらく鑑賞した程度で、漫画飯オフ会の準備のため、先回りしてアルスノーバに戻りました。

 この後、上映会場ではシベリア文太さんが来場され、ビッグ錠先生とトークショウが行われました。


小林銅蟲「めしにしましょう」の「超級カツ」と「超級カツ丼」

 漫画飯オフ会の準備が一段落し、後はお客さんを待つのみとなった時、マスターが生ビールを用意してくださいました。

(生ビール)
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 お酒が弱い私でも、このビールは一口飲んで美味しいとはっきりわかりました。

(アルスノーバ(オフ会直前))
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 開始時刻が近づくにつれ、参加者が続々と入店されました。

 参加者が揃ったところで、まずは小林銅蟲先生の漫画「めしにしましょう」に登場する「超級カツ」と「超級カツ丼」が再現されました。

 「超級カツ」は、とんでもなく分厚い肉を油で揚げたトンカツです。

(低温調理された豚肩ロース肉)
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 分厚い豚肩ロース肉の中まで火を通すため、袋に入れた肉のかたまりを62℃に保った湯の中に24時間以上入れておく「低温調理」がなされています。

 この写真は、そのかたまり肉を分厚くカットした様子です。

(低温調理された豚肩ロース肉(1個))
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 カットした肉1個の大きさも、写真のとおり相当なものです。

(豚肩ロース肉のまかない)
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 こちらは、さらに一口サイズにカットし、イベント開催前に運営スタッフへの「まかない」として提供されたものです。

 肉がとてもやわらかくて、そのままでも十分美味しく仕上がっていました。

 調味料としてマスタードをかけていますが、バルサミコ酢も合うのではという話もありました。

(豚肩ロース肉にパン粉をまぶした様子)
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 こちらはカットした肉にパン粉をまぶした様子です。

 これをたっぷりと油を入れたフライパンで揚げ焼きし、「超級カツ」の完成です。

(超級カツ(カット))
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 こちらは、揚げた超級カツをカットしている様子です。

(超級カツ)
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 仕上げに、私がとんかつソースやマスタードをかけ、つまようじを刺して皆さんに提供しました。

 さらに、小林銅蟲先生の大ファンである「のりたま」さんが「超級カツ丼」を作られました。

(超級カツ丼(調理))
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 カツが大きいので、フライパンで調理されています。

(超級カツ丼)
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 とても美味しそうに仕上がっています。


ビッグ錠「スーパーくいしん坊」の「スーパー回転お好み焼き」

 続いて、ズボラさんにより、ビッグ錠先生の漫画「スーパーくいしん坊」に登場する「スーパー回転お好み焼き」が再現されました。

(スーパー回転お好み焼き器の準備)
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 ホイールキャップの上にアルミホイルを敷いた上で、油をひきます。

(生地を注ぐ様子)
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 お好み焼きの生地をホイールキャップの皿に注ぐ様子です。

 この時点ですでにグラついています(笑)

 ちなみに、これから生地を回転させるので、生地をあらかじめ混ぜておく必要はありません。

(ホイールキャップの皿にロープを巻き付けている様子)
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 こちらは、ホイールキャップの皿にロープを巻き付けている様子です。

(生地を加熱する様子(ロープスタンバイ))
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 カセットコンロを強火にし、ホイールキャップの端に巻き付けたロープを一気に引いて、コマのようにお好み焼きが入ったホイールキャップを回転させます。

 ズボラさんの「これがスーパーくいしん坊のお好み焼きだーー!」という力強い発声とともに、ロープが手前に引かれました。

 しかしながら、土台がグラついてホイールキャップが回転せず、「無理」という結論になりました。

 ホイールキャップの土台の粘土がひび割れし、固定できなかったことが原因でした。

(生地を回転させながら加熱する様子)
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 隣のマネティエさんがトングで支柱を支えておられたのですが…。

 ズボラさんがチャレンジされた後、小林銅蟲先生が再チャレンジされました。

 ロープを引いてコマのように回転させるのではなく、ゴム手袋を付けた上で、手動でホイールキャップを回転させるという方法に切り替えられました。

 これに加え、ズボラさんにより、お好み焼き生地を直火で焼く「ガスバーナー作戦」も実行されました。

 なかなか焼けなかったのは、ホイールキャップの位置が高かったこともありそうです。

 実演中にズボラさんが「結果、フライパンで(まともに)やった方が早そう」とつぶやいておられたのが笑えました。

(完成した?スーパー回転お好み焼き)
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 まだ若干生地が生焼けでしたが、ズボラさんとしては「大成功」だそうです。

 後ほど、マネティエさんがフライパンで焼いたお好み焼きを参加者に振る舞われました。

(フライパンで調理したお好み焼き)
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 スーパー回転お好み焼きでは、ここまでのお好み焼きはできません。

 まさにウソとホントの間にあるようなお好み焼きでした(笑)


寺沢大介「ミスター味っ子」の「安い輸入牛でもおいしいステーキ」

 続いてマネティエさんが、寺沢大介先生の「ミスター味っ子」に登場する「安い輸入牛でもおいしいステーキ」を再現されました。

 このステーキの調理法は、「安価な肉を重曹に漬けてやわらかくした上で、横に薄くスライスし、そのスライスした肉に牛脂をはさんで旨味とコクを加えたものをステーキとして焼き上げる」というものです。

 マネティエさんは、牛モモ肉のかたまりを薄く伸ばし、その肉に牛脂を包んで焼き上げる方法で調理されました。

 今回は、あらかじめ調理されたステーキ肉が会場に用意されました。

 この調理済みのステーキをガスバーナーで熱々に熱した鉄皿の上にのせ、しばらく加熱したあと、切り分けられました。

(マネティエさんによるステーキのカット)
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 マネティエさんがステーキをカットされている様子です。

(安い輸入牛でもおいしいステーキ)
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 これで「ミスター味っ子」に登場する「安い輸入牛でもおいしいステーキ」の完成です。

 寺沢大介先生から「これ1つでは大きいから、みんなに行き渡るには切り分けた方が良くない?」、「できるだけ大勢の人に食べてもらって」というお気遣いのお言葉もあり、さらに一口サイズに切り分けられました。

(安い輸入牛でもおいしいステーキ(切り分け))
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 仕上げに醤油ベースの「大根おろし卵黄ソース」をかけ、完成です。

 召し上がった寺沢大介先生も「うまいぞーーー!!」と満足されていました。

 どれも好評だったようです。


まとめ

 今回御紹介した漫画飯オフ会の様子は、ズボラさんの動画サイト「【漫画飯オフ会】スーパー回転お好み焼き&輸入牛でも柔らかいステーキ&超級カツ スーパーくいしん坊&ミスター味っ子&めしにしましょう 漫画飯再現料理 アニメ飯再現レシピ」で紹介されています。

(【漫画飯オフ会】スーパー回転お好み焼き&輸入牛でも柔らかいステーキ&超級カツ)

 ( YouTube「ズボラの漫画飯再現料理」)

 うまくいくかどうかは別にして、こうした漫画料理にチャレンジされること自体が素晴らしく、それがみんなに伝わって、笑いと感動を与えてくれました。

 オフ会が落ち着いた頃、私も記念に寺沢大介先生の漫画を2冊購入しました。

(寺沢大介著「味皇、寿司を喰らう!」・「京の夢・杏の夢」)
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 そして寺沢大介先生のところへ伺い、サインをお願いしました。

 すると寺沢先生から「えっ、あなたはスタッフでしょ?」と言われてしまいました(笑)

 私は寺沢先生に「買ったんだからお願いしますよー」とせがみ、サインをしてもらいました。

(寺沢大介先生の「ミスター味っ子」とサイン)
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 本の見返しに「ミスター味っ子」の主人公・味吉陽一君とサインを描いていただきました。

 あと、このイベントの前週に東京・池袋で開催された映画「散歩屋ケンちゃん」のイベントに参加されたHさんから「コウジ菌さんですよね」と声をかけていただき、再会を喜んだワンシーンもありました。

 オフ会は無事終了し、お開きとなりました。

 お店の後片付けをし、一段落ついた時、マスターがお腹を空かせたスタッフのために、まかないでパスタを作ってくださいました。

 マスター御自身もお疲れなのに申し訳ないと思いつつ、ありがたくいただきました。

(マスターのまかないパスタ)
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 刻みベーコンとニンニクを具に、チーズがたっぷりかかったペペロンチーノでした。

 マスターもお気に入りの、湘南台のパスタハウス「ニューオリンズ」の「にんたか(にんにくとたかのつめのパスタ)」をオマージュした一品だと思います。

 その後、マスターに特製コーヒーを淹れていただき、常連のZさんからいただいたバウムクーヘンと一緒にいただくと、心が癒されました。

(アルスノーバ特製コーヒーとバウムクーヘン)
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 マスターをはじめ、お世話になった皆さんにお礼申し上げ、お店を後にしました。

 2週連続で広島から湘南台に訪問しましたが、とても楽しいひと時を過ごすことが出来ました。


<関連サイト>
 「ズボラの漫画飯再現料理」(ずぼら料理研究家)
 「饂飩居酒屋かずどん」(神奈川県藤沢市湘南台1-10-6 カルチャー湘南台2F)

<関連記事>
 「ビッグ錠先生の世界7 -ビッグ錠誕生日祭(ズボラさんの漫画飯再現料理 一本包丁満太郎の「空洞おにぎり」)-
 「ビッグ錠先生の世界8 -ビッグ錠誕生日祭(チャップマンさんの漫画めし料理 包丁人味平の「味平カレー」と「ブラックカレー」)-
 「ビッグ錠先生の世界10 -湘南台「ビッグ錠の66.50展」とプリンカレー勝負-
 「ビッグ錠先生の世界12 -「みんなで喰らう漫画飯会」・「不愉快な仲間達とのビッグ錠誕生日会」-
 「ビッグ錠先生の世界13 -湘南台「ニューオリンズ」の「にんたか」・サザンカンフォートのカクテル・アルスノーバ特製コーヒー-
 「ビッグ錠先生の世界14 -映画「散歩屋ケンちゃん」DVD制作プロジェクト 「デキらぁめん」・「ブラックカレー」をビッグ錠先生と食べる会-

<参考文献>
 ビッグ錠「快盗くいしん坊」(ぶんか社)

2024年3月24日 (日)

ビッグ錠先生の世界14 -映画「散歩屋ケンちゃん」DVD制作プロジェクト 「デキらぁめん」・「ブラックカレー」をビッグ錠先生と食べる会-

映画「散歩屋ケンちゃん」DVD制作プロジェクト

 いしだ壱成さんと石田純一さんの共演で、ビッグ錠先生も出演されている映画「散歩屋ケンちゃん」のDVDが制作されることとなりました。

 主催者により、このプロジェクトを支援するためのクラウドファンディングが立ち上げられ、2023年12月22日から2024年2月18日の期間、支援者が募られました。

 私は、神奈川県藤沢市湘南台のバー「アルスノーバ」で開催されたイベントでお会いした寺井広樹さん(「散歩屋ケンちゃん」監督)から直接メッセージをいただいたことで、このプロジェクトを知りました。

 寺井監督から直々に御紹介いただいたこともあり、私も何かの形でこのプロジェクトを支援させていただこうと心に決めました。

 「散歩屋ケンちゃん」DVD、映画出演者のサイン入り台本、何が入っているかお楽しみの「闇袋」など、様々なリターンが用意されている中、私はビッグ錠先生と一緒に食事ができる「「デキらぁめん」をビッグ錠先生と食べる会」に参加することでの支援を決めました。

(銚子電鉄「デキらぁめん」をビッグ錠先生と食べる会広告)
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 CAMPFIRE「映画『散歩屋ケンちゃん』DVD制作プロジェクト」サイトから一部引用

 ビッグ錠先生だけでなく、寺井監督に再びお会いしたいという気持ちもあっての選択でした。

 その後、1月末になって、再び寺井さんからメッセージが届きました。

 「「デキらぁめん」のイベント終了後、包丁人味平に登場する「ブラックカレー」をビッグ錠先生と食べる会を開催することになりました。クラファンのリターンに追加いたしました。よろしければそちらもいかがでしょうか」という内容です。

(「ブラックカレー」をビッグ錠先生と食べる会広告)
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 CAMPFIRE「映画『散歩屋ケンちゃん』DVD制作プロジェクト」サイトから一部引用

 追加の支援は負担が大きいので、一旦はお断りしたのですが、後悔したくないと、最終的にはこちらもお受けすることにしました。

 今回は、2024年3月9日に東京・池袋で行われたクラウドファンディングリターンイベント(ビッグ錠先生と食べる会)を御紹介します。


「デキらぁめん」をビッグ錠先生と食べる会

 リターンイベントが開催された東京・池袋の会場へ伺うと、映画「散歩屋ケンちゃん」に出演された鉄平さんがおられました。

 その後、寺井監督とビッグ錠先生も来られ、メンバーが揃いました。

 鉄平さんと、私が食に興味を持っているという会話をしていた時、寺井監督から「コウジさん、用意している「デキらぁめん」を人数分作ってもらえませんか」と相談がありました。

 「出来らあ!」と言えるほどの自信はなく、一瞬戸惑いましたが、普通に調理できるだろうと、お受けしました。

(デキらぁめん(包装)と丼)
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 丼は寺井監督が普段愛用されているものだそうです。

 限られた調理器具で人数分まとめて調理するというのは、機転と応用力が求められ、意外と大変な作業です。

(調理器具(鍋・カセットコンロ)・箸・丼)
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 大きな鍋とガスコンロがあったので、これで3人分を調理することとしました。

 鍋に水をはり、カセットコンロで加熱して、乾麺を入れて茹でました。

(麺を茹でる様子)
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 調理法に「麺を半分に割って茹でてください」とあったので、力ずくで半分に割って鍋に入れたのですが、本当は(サンドイッチのように)二層に重なっている麺を(本を開くように)一枚にはがして茹でるのが正しかったようです。

 熟成乾麺で通常の即席麺より長く茹でる必要があること、丼が小ぶりなため、丼にスープの素を入れてお湯でのばすとスープが濃くなってしまうこと、カセットコンロが1つしか使えないので、スープ用の熱湯を別に用意することができないこと、など様々な条件をクリアする必要がありました。

 結局、煮込みラーメンのような感じで調理し、何とか「デキらぁめん」が完成しました。

(デキらぁめんの完成)
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 スープの濃さは味見して調整しました。

 丼への盛り付けも一苦労で、用意されていた「おたま」と小型の「トング」を使いました。

(デキらぁめん)
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 3人前なので3等分しましたが、小ぶりの丼なので麺ばかりとなりました(笑)

 ビッグ錠先生から「スープとのバランスが大切なんだよ」とダメ出しがあり、鍋に残っていたスープを加えました。

(デキらぁめん(適量))
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 とんこつスープのラーメンです。

 製麺会社「都一」の縮れ麺(熟成乾麺)が使われています。

 濃厚なとんこつスープがコシのある縮れ麺にからみ、美味しくいただきました。

 寺井監督から、今回の記念として「デキらぁめん」のTシャツやイベントの写真もいただきました。

(「デキらぁめん」Tシャツ(表))
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 ビッグ錠先生御本人の似顔絵とサインです。

(「デキらぁめん」Tシャツ(裏))
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 Tシャツの背中には「デキらぁめん」のパッケージが描かれています。

 元ジャニーズメンバーで、歌舞伎町ナンバーワンホストでもあった鉄平さんのトークを中心に4人で盛り上がりました。


「ブラックカレー」をビッグ錠先生と食べる会

 続いて「ブラックカレー」をビッグ錠先生と食べる会の開始時刻となりました。

 こちらのイベントは、ビッグ錠先生と一緒に「ブラックカレー」を食べられるだけでなく、ビッグ錠先生から似顔絵を描いてもらえる特典もあったので、当日の参加者は私を含めて11名おられました。

 皆さんが揃うのを待つ間、またしても寺井監督から私に「引き続きブラックカレーも調理してもらえませんか?」とお話がありました。

 寺井監督がだんだんブラック企業の経営者に見えてきました(笑)

 と言うのは冗談で、喜んでお引き受けし、続けてキッチンに立つこととなりました。

 レトルトのカレーとご飯を温め、盛り付けて提供するだけですが、こちらも限られた調理器具で大人数のカレーライスを用意することが求められます。

 参加者が集まり、自己紹介などをしながら盛り上がっている間、私はキッチンで黙々とブラックカレーを用意しました。

(ブラックジンジャーカレー(箱))
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 こちらが今回用意された「ブラックジンジャーカレー」です。

 通販で取り寄せられたそうです。

 箱からレトルトパウチを取り出し、水を張った鍋に入れてみました。

(レトルトパウチを鍋に入れた様子)
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 ビッグ錠先生分も合わせて12人前を作る必要があるのですが、半分の6パックで一杯になってしまいました。

 しかしながら、加熱できるカセットコンロは1台しかありません。

 私の頭の中では…
 「6人分を2回に分けて提供するか…」
 「でも、そうすると残りの6人に相当な時間待っていただくことになる」
 「できれば12人全員に、一度に熱々のカレーを味わっていただきたい」
といろんな考えがめぐりました。

 そこで1つアイデアがひらめきました。

 「12人前のブラックカレー、出来らあ!」

 と心の中でつぶやき、次々とレトルトパウチの封を切り、中のブラックカレーを鍋の中に出して、それを一気にカセットコンロで加熱したのです。

(ブラックカレーを鍋に入れた様子)
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 この方法だと12人前すべてが鍋に入りました。

 しかもカレーがムラなく温められ、熱々のカレーを一度に提供することも可能です。

 一方で、1台の電子レンジにレトルトパックのご飯を4個ずつ、3回に分けて加熱することで、12人前のご飯も用意しました。

 カレーとご飯、すべてが温まったところで、大きめの紙皿にご飯を盛り付け、(しゃもじ代わりに)スプーンでご飯の形を整えてから、鍋にある熱々のブラックカレーをかけ、ブラックカレーが完成しました。

(ブラックカレー)
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 ご飯とカレーの盛り付けのバランスを考え、カレーが皿の端についたら拭うなど、可能な範囲で見た目にも配慮しました。

 その後、ビッグ錠先生と参加者が1人ずつ、ブラックカレーを手に記念撮影することとなったのですが、その様子を見た私は「一度に全員に提供できて良かった」と、肩の荷が下りました。

 私も自分のブラックカレーを手に、ビッグ錠先生との写真を寺井監督に撮っていただきました。

 ブラックカレーはブラックジンジャーと国産鶏肉入りで、ビターで深みのあるカレーでした。

 私の作ったブラックカレーを皆さんが召し上がっている様子を見て、私は自分が「カレーの神様」になったような気持ちになりました。

(ブラックカレーに酔いしれる客)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 「みろ、この客たちを」
 「みんな俺の作ったブラックカレーに酔いしれているじゃねえか」
 「こいつらはもう俺のブラックカレーなしでは生きていけなくなるんだぜ」
 「クアーッ カッカッカッカカカ…」

(カレーの神様のお告げ)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 「さあ みなの者 このカレーの神様の足元にひざまずくのだ!」


(カレーの神様)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 「俺は神様よ そう カレーの神様さ クァーッ カッカッカカカ」

 この異常な行動に,ついに救急車が呼び出されます。

(カレーの神様・救急車で搬送)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 「何をするっ!!俺は神様だぞっ!」
 「神のおそろしさを知らないのか!俺は神だぞーっ!!」

 絵が何だか池袋の街のように見えてきました(笑)

(観衆と病院へ向かう救急車)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 「なんでえ変なヤツ」
 「ヘヘッ 俺は神様だってよお」

 私が実際にこんな行動したら、参加者から袋叩きに遭ったことでしょう(笑)

 冗談と妄想の世界ですので、お許しください。


ブログ読者との出会い

 調理が終わり、キッチンでホッと一息ついていると、参加者のKさんから「コウジ菌さんですよね?」と声をかけていただきました。

 「えっ…はっ、はい、そうです」と少し動揺しながらお答えすると、Kさんが「ブログ読んでます」とのお返事をいただきました。

 「検索サイトで「ビッグ錠 似顔絵」と検索すると、コウジ菌さんのブログがヒットするんですよ」

 実際に私のブログを読んでくださっている方とお会いでき、とても嬉しかったです。

 東京都三鷹市はキウイフルーツの産地とのことで、三鷹産キウイフルーツで作られた「キウイワイン」も飲ませていただきました。

(キウイワイン)
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 三鷹がキウイフルーツの名産地とは、初めて知りました。

(キウイワイン(食品表示))
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 キウイのさわやかで甘い香りが楽しめる美味しいワインでした。

 お酒に弱い私も、その美味しさに魅了されました。


ビッグ錠先生に描いていただいた似顔絵

 その後、ビッグ錠先生が参加者1人ずつ、じっくり顔を見ながら色紙に似顔絵を描かれました。

 私も描いていただきました。

(私の似顔絵(2024.3.9))
202439

 こちらが私の似顔絵です。

 食べているのは「デキらぁめん」でしょうか?

 ちなみに、前回ビッグ錠先生に描いていただいた似顔絵を並べてみると…

(私の似顔絵(2024年・2019年))
20242019

 「老けてらあ!」(笑)

 何はともあれ、良い記念になりました。

 会場では1人ひとりの似顔絵がみんなに披露され、大いに盛り上がりました。

 イベント終了後、私が台所で後片付けをしていると、参加者の皆さんから感謝の言葉をいただきました。

 私も、喜んでくださった皆さんへ感謝の気持ちで一杯になりました。


湘南台のバー「アルスノーバ」

 池袋の会場で解散となり、私はビッグ錠先生と一緒に湘南台へ向かいました。

 池袋駅から湘南新宿ラインで戸塚駅まで行き、戸塚駅から横浜市営地下鉄ブルーラインで湘南台駅へ向かいました。

 ビッグ錠先生は普段グリーン車を利用されているらしく、私もグリーン車にお付き合いすることとしましたが、グリーン車の車両にたどり着けず、結局2人とも普通車に立ったまま戸塚駅まで行きました。

 下手に途中から座ると、下車駅の直前で睡魔が襲ってきて乗り過ごしてしまうことってあるよね、という話題で盛り上がりました。

 湘南台に着き、「アルスノーバ」に私とビッグ錠先生が入店すると、マスターが驚かれました。

 カウンター席で改めてビッグ錠先生と乾杯し、ゆったりと過ごしました。

(ブランデーバック)
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 その後、常連さんも来店され、皆さんと楽しく過ごしました。


まとめ

 後日、自宅でお土産にいただいた「デキらぁめん」を作りました。

 黒毛和牛の薄切りとキャベツを炒め、具にしました。

 とんこつスープなので、刻みネギと白ゴマも添えてみました。

(デキらぁめん(牛肉とキャベツ))
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 「やっぱり具があった方が美味しそうに見えらあ!(笑)」

 銚子電鉄の列車から眺めたキャベツ畑を思い出し、銚子の名産品でもあるキャベツを具にしました。

 いただくと、池袋での楽しかった思い出がよみがえってきました。

 一方のブラックカレーですが、寺井監督から池袋で有名なブラックカレーのお店を教えていただきました。

 「キッチンABC」の黒カレーです。

 私もいつかお店に伺いたいと思います。

 ブラックカレーに御興味のある方は、機会があれば御賞味ください。


<関連サイト>
 「散歩屋ケンちゃん」(「散歩屋ケンちゃん」製作委員会 )
 「銚子電気鉄道
 「都一」(千葉市若葉区若松町23)
 「ブラックジンジャーカレー」(ビーテック)
 「キッチンABC」(「池袋東店」東京都豊島区南池袋2-16-2 ほか)
 「キウイワイン」(東京都産業労働局「TOKYOイチオシナビ」)

<関連記事>
 「ビッグ錠先生の世界3 -ビッグ錠先生との出会いと私の似顔絵-
 「ビッグ錠先生の世界8 -ビッグ錠誕生日祭(チャップマンさんの漫画めし料理 包丁人味平の「味平カレー」と「ブラックカレー」)-
 「ビッグ錠先生の世界11 -アルスノーバでの再会・映画「散歩屋ケンちゃん」鑑賞(高円寺シアターバッカス)-

<参考文献>
 牛次郎・ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)
 「散歩屋ケンちゃん」製作委員会「散歩屋ケンちゃんを100倍楽しむパンフレット」

2024年3月17日 (日)

京都の食文化探訪 -志津屋のカルネ(京かるね)・濱登久の煮魚御膳・新幹線コーヒー・進々堂のパン-

京都タワー・京とれいん雅洛・スーパーマリオ

 学生時代の同窓会に出席するため、久しぶりに京都へ行きました。

 同窓会は昼開催だったのですが、有志で前夜会をしようという話になり、前の晩に到着しました。

(京都タワー(ライトアップ))
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 京都駅前の京都タワーがライトアップされていました。

 四条烏丸駅から京都河原町駅までの阪急電車は、「京とれいん雅洛(がらく)」という特別列車に乗ることが出来ました。

(京とれいん雅洛・河原町駅)
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 海外からの観光客にも人気でした。

(京とれいん雅洛・ドア付近)
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 車内は京都らしい、みやびな和のデザインとなっていました。

 私は、特別な団体列車か臨時列車かも知れないと、1駅のみの移動でしたが内心ドキドキしました。
 ※普通運賃のみで乗車できます。

 高島屋近くの地下道に、任天堂のスーパーマリオの像が展示されていました。

(スーパーマリオ・Nintendo KYOTO・四条通り地下道)
Nintendo-kyoto

 スーパーマリオが四条河原町にある緑色の土管に「ゴッゴッゴッ」と吸い込まれています(笑)

 スーパーマリオと言えば任天堂、任天堂と言えば京都の会社ですね。


志津屋のカルネ

 同窓会会場は油小路通三条にあるお店だったため、そのお店の近くにある「ハートンホテル京都」(東洞院通御池)に宿泊しました。

 ホテルの最寄り駅となる地下鉄・烏丸御池(からすまおいけ)駅に着くと、改札近くに「SIZUYA 烏丸御池店」がありました。

(志津屋・烏丸御池店)
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 「志津屋(SIZUYA)」は、京都のパン屋で、「カルネ」と呼ばれるサンドイッチパンが有名です。

 地元の人に愛される志津屋の「カルネ」をいつか味わってみたいと思っていました。

(「京かるね」のポスターと店舗案内)
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 このお店は駅の改札口を入った構内にあるのですが、改札で駅員の方に「志津屋を利用します」とお伝えすると、地下鉄を利用しなくても利用できるようです。

 志津屋の「カルネ」にはいくつか種類がありますが、基本となるのは「京かるね」で、単に「カルネ」とも呼ばれます。

 店頭ポスターに、
 「京都人が愛する京かるね」
 「マーガリンを塗ったパンにハムとたまねぎを挟んだだけのとてもシンプルなパンは一度食べるとクセになる」
と紹介されていました。

 なるほど、これで「京かるね」がわかるね!

 イートインメニューには、サーモンや生ハムとクリームチーズを合わせた豪華版カルネが用意されていました。

 ただ、初カルネとなる私は、基本であり憧れでもある「カルネ(京かるね)」から食べたいのが本音です。

 そこでお店の方に「お店に陳列されている「京かるね」とコーヒーをイートインでいただくことは出来ますか」とお尋ねしました。

 するとすんなり「出来ますよ」とお返事いただいたので、それならと、冷蔵ケースに陳列されていた「京かるね」をレジへ持って行き、コーヒーと一緒に購入しました。

 すると、お店のパンとドリンクのセット割で100円引きになりました。

 これは儲かるね!

(「京かるね」とコーヒー)
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 「京かるね」とコーヒーのセットです。

 まずはカルネをじっくりと観察しましょう。

(京かるね)
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 ドイツパンの「カイザーゼンメル」を使ったサンドイッチです。

(京かるね(中身))
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 パンに特製マーガリンが塗られ、ハムと玉ねぎが挟まれています。

(京かるね(断面))
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 食べると、口の中でパンと具とマーガリンが見事に調和しました。

 ただ、このカルネは温めた方がパンとマーガリンが馴染んで、より一層美味しいと思いました。

 初心者の私は冷蔵ケースに陳列されていた「京かるね」を購入し、そのままいただいたのですが、お店の厨房には「温めてさらにおいしく スタッフにお申し付けくださいませ」という案内もありました。

 私はこの案内にカルネを半分食べたところで気付いたのですが、イートインでカルネをお召し上がりの際は、このサービスを利用されることをおすすめします。

 翌日、JR二条駅を利用しました。

(223系・京都行普通列車・二条駅ホーム)
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 二条駅の改札を出た構内にも「SIZUYA」がありました。

(志津屋・JR二条駅店)
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 1泊2日の京都滞在でしたが、烏丸御池駅、二条駅、四条烏丸駅、京都駅と行く先々の駅に「SIZUYA」のお店がありました。

 京都駅構内の売店(新幹線改札内売店も含む)にも、カルネ(京かるね)がたくさん売られています。


濱登久の煮魚御膳

 宿泊先のホテルに、京料理「濱登久」のお店があることを知り、朝食をいただくこととしました。

 このお店は学生時代から知っていたのですが、敷居が高く、とても行けるようなお店ではありませんでした。

 ちなみに、私が馴染みのある京料理店は「餃子の王将」、「天下一品」、「からふね屋珈琲」です。

(濱登久・ハートンホテル京都店)
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 お腹が空いてたまらなかった私は、お店に一番乗りしました。

 今回の朝食は「煮魚御膳」でした。

(煮魚御膳)
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 メインは鯖の煮付けで、味付ゆで卵、おから、レンコン、大葉春菊も添えられていました。

 これに、ご飯、味噌汁、漬物、かまぼこの刺身、手羽先と根野菜の煮物、切り干し大根煮、そしてふりかけ(のりたまご)というお膳でした。

 醤油で甘辛く煮た鯖、シコシコした食感のかまぼこの刺身、箸で外せるほどやわらかく煮た手羽先、だしをたっぷり吸いこんだ切り干し大根・おから・ゆでたまご、京都らしい漬物など、朝からとても贅沢な気分になりました。

 そして何より、ご飯が美味しかったのが印象的でした。

 ご飯をおかわりし、のりたまをかけていただきました。

 周りを見渡すと、おかわりして目の色を変えて食べていたのは私だけでしたが…(笑)


新幹線コーヒー・志津屋の北海道メロンパン・進々堂のパン

 京都駅新幹線ホームで帰りの列車を待っている際、面白いコーヒーの自動販売機を見つけました。

(京都駅・「SHINKANSEN COFFEE」自動販売機)
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 「新幹線こだまブレンド」、「新幹線ひかりブレンド」、「新幹線のぞみブレンド」は各300円、「ドクターイエローブレンド」は500円です。

 「ものは試し」と、ソフトで酸味のある「新幹線こだまブレンド」を購入してみました。

 すると「会いにいこう」のメロディーが流れ、調理中のシーンが生映像で流されました。

 コーヒーが抽出されるまでにかなり時間がかかるのですが、私が買う様子を見て、ほかのお客さんも興味を持たれていました。

 抽出が終わると扉が自動で開きました。

 この時、出来上がったコーヒーにちゃんとプラスチックのフタまでされていたので驚きました。

 私が購入した後、家族連れの方がすかさず購入されていましたが、宣伝効果があったのでしょう。

 新幹線車内で志津屋のメロンパンと一緒にいただきました。

(北海道メロンパン(志津屋)と新幹線こだまブレンド)
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 のぞみで飲むこだまブレンド。

 なるほど、新幹線の車内販売で買ったことのあるコーヒーの風味・雰囲気とよく似ていました。

(北海道メロンパン(志津屋))
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 志津屋の北海道メロンパンです。
 
 中にメロン風味のクリームが入っていました。

 これとは別に、「進々堂」京都伊勢丹店でいくつかパンを購入しました。

 「進々堂」は京都を代表する老舗のパン屋さんです。

(五色豆ぱん・チョコスコーン・クリームパン)
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 写真左から五色豆ぱん、チョコスコーン、クリームパンです。

 五色豆ぱんは、5種類の蜜漬け豆(黒大豆、青えんどう豆、小豆、白いんげん豆、赤いんげん豆)入りの豆パンで、豆がたっぷり入っているのが特長です。

 チョコスコーンは大きなダイス状のチョコレートが入ったスコーンで、しっとりして甘すぎないので、朝食やアフタヌーンティーにも適していると思いました。

 クリームパンはしっとりとやわらかいパン生地に、卵の風味がきいたカスタードクリームがたっぷり入っていました。

 お店のレジ横に冊子があったので、いただいて読んでみました。

(進々堂の小説冊子「クロワさん」)
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 「いしいしんじ」さんの「クロワさん」という小説の冊子です。

 この小説で、主人公の黒羽(くろわ)さんが、目の前のクロワッサンの皮を1枚1枚ピンセットではがして、ほの白い哀しげな生地のかたまりにし、それをルーペで覗き込むシーンがあるのですが、これを進々堂のクロワッサンでやってみたいな(笑)

 今度京都を訪れた際は、「進々堂」のレストラン・カフェにも伺えたらと思っています。


 新幹線の車内メロディー「会いにいこう」と、久しぶりに京都に集まった恩師や仲間との思い出が見事に重なり、「会いたい人に会えて良かった」と思いながら広島へ帰りました。


<関連サイト>
 「京とれいん雅洛」(阪急電鉄)
 「志津屋」(烏丸御池店(地下鉄烏丸御池駅構内)ほか)
 「濱登久」(ハートンホテル京都店ほか)
 「進々堂」(京都伊勢丹店(京都駅ジェイアール伊勢丹内)ほか)

2024年3月10日 (日)

東京都中央卸売市場食肉市場・一休食堂の「煮込み定食」

 早朝、東京都港区の品川駅に到着しました。

(朝の品川駅(港南口))
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 品川駅から歩いて数分の場所に、東京都中央卸売市場食肉市場があります。

(東京都中央卸売市場食肉市場)
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 こちらは品川駅(港南口)から眺めた東京都中央卸売市場食肉市場の様子です。

 東京都にある中央卸売市場の中で唯一、食肉を取り扱う市場で、その取扱高は全国一の規模を誇ります。

 私は今回で2回目の訪問となります。

 前回は、食肉市場センタービルの6階にある「お肉の情報館」を訪問して食肉市場や食肉について学び、食肉の文化知識情報がまとめられた「はなしのご馳走」という冊子もいただきました。

 今回の目的は、食肉市場の敷地内にある食堂「一休食堂」で肉料理をいただくことです。

 「一休食堂」は、食肉市場の正門を入って左に進んだ所、食肉市場センタービルの手前にあります。

(「一休食堂」店舗)
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 平日のみ(土曜・日曜休業)で、早朝6時から営業されています。

 私は朝7時過ぎに伺ったのですが、店内は大勢のお客さんで賑わっていました。

 メニュー表をしばらく眺め、私はお店の「人気No.1看板メニュー」でもある「煮込み定食」を注文しました。

 単品メニューには「もつ煮込み」のほかに「牛皿(ほほ肉)」という料理もあったので、この牛皿も一緒に注文しようとすると、お店の方が「煮込み定食に付いてますよ」と親切に教えてくださいました。

 そこで「煮込み定食」だけを注文し、定食が運ばれてくるのを待ちました。

 しばらくして、テーブルに煮込み定食が運ばれてきました。

(煮込み定食)
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 ご飯、味噌汁、もつ煮込み、牛皿(ほほ肉)、生卵、味付け海苔、漬物(きゅうり)で構成された定食です。

 ご飯がどんぶり飯というのが嬉しいところです。

(もつ煮込み)
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 こちらが定食の名前にもなっている「もつ煮込み」です。

 牛の小腸(マルチョウ、コプチャン)を味噌でじっくり煮た料理です。

 肉がとてもやわらかく、脂のコクと旨味も楽しめました。

 味噌の煮汁が肉と脂をうまく包み込み、脂っぽさを感じさせず、煮汁まで美味しくいただけました。

 続いて、牛皿をいただきました。

(牛皿(ほほ肉))
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 牛のほほ肉(ツラミ)を甘辛い醤油の煮汁でじっくり煮た料理です。

 ほほ肉の大きな角切りが盛り付けられています。

 こちらも肉がとてもやわらかく、豪華なすき焼きをいただいている感じがして、思わずほほが緩みました。

 もつ煮込みも牛皿も、ご飯との相性が抜群なことは言うまでもありません。

 そして味噌汁をいただくと…あれっ?

(もつ入り味噌汁)
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 なんと、味噌汁の具にも「もつ(小腸)」が入っていました。

 白ねぎともつの味噌汁でした。

 味噌の包容力で、もつをさっぱりと美味しくいただけました。

 食肉市場のお店ならではの、もつの持つ旨味を存分に味わえる定食です。


<関連サイト>
 「東京都中央卸売市場食肉市場」(東京都港区港南2-7-19)
 「一休食堂」(東京都港区港南2-7-19)
 「公益社団法人日本食肉協議会」(「はなしのご馳走」の紹介等)

2024年3月 3日 (日)

まずい銚子電鉄に乗ってうまいものを探せ!-まずい棒・電車に乗ってほしいも・ぬれ煎餅・おとうさんのぼうし・たい焼きドッグ・ぬれ煎餅汁・木の葉パン・銚子メロンまんじゅう・ひ志お-

 千葉県銚子市を走る銚子電鉄に乗り、銚子電鉄の旅を楽しみました。

 今回は、犬吠駅の様子や銚子電鉄の工夫を凝らした商品、そして銚子観光案内所で購入した銚子のお土産などを御紹介したいと思います。


銚子電鉄犬吠駅の紹介

 銚子駅から銚子電鉄「澪つくし号」に乗り、犬吠駅に到着しました。

(犬吠駅・澪つくし号)
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 犬吠駅は犬吠埼の玄関口であり、観光拠点でもあります。

(犬吠駅・駅舎)
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 犬吠駅はポルトガルのロカ岬とほぼ同緯度にあることにちなんで、ポルトガル宮殿風の建物となっています。

 駅構内にインパクトのある像が設置されていました。

(犬吠駅・まずえもん神社)
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 「まずえもん神社」と御神体「まずえもん」です。

 「まずえもん」は、漫画家の日野日出志先生が考案された、銚子電鉄の名物「まずい棒」のイメージキャラクターです。

 まずえもんの上に展示されている写真の人物は、銚子電鉄社員・鳥居誠一さんで、神社の鳥居を建立する予算がなかったので、代わりに展示されているものです。

 「災い転じて福となし、まずいことが解決する」という御利益があると伝えられています。

 銚子電鉄開業100周年を記念する装飾も展示されていました。

(銚子電鉄開業100周年記念装飾)
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 乗客用ベンチの一部まで占領されています(笑)

(情報スペース)
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 寄せ書きや聖地巡礼マニュアルなどが置かれた情報スペースもありました。

(銚子スポーツ)
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 新聞紙「銚子スポーツ」(銚スポ)も発行されています。

 銚電100周年記念の記事が中心で、スポーツの記事は見当たりません(笑)

(2021年度、2022年度 2期連続黒字達成!!)
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 黒字達成おめでとうございます。

 真面目なものからお遊びのものまで、様々な演出がなされている楽しい駅です。


銚子電鉄のうますぎてまずい商品

 犬吠駅の売店で販売されている銚子電鉄の商品を御紹介します。

(「まずい棒」と「バナナ車掌のバナナカステラ」広告)
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 「まずい棒」というネーミングで「千葉イメージアップ特別賞」受賞とはスゴイですね。

 「バナナ車掌のバナナカステラ」は、東京の有名なお土産も意識されているのでしょうか(笑)

(デキらぁめん・銚電らーめん・銚電焼そば)
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 麺類のコーナーには、「銚電らーめん」・「銚電焼そば」のほか、漫画家・ビッグ錠先生のイラストが掲載された「デキらぁめん」も販売されていました。

 ちなみに「デキらぁめん」は、料理漫画「スーパーくいしん坊」(牛次郎・ビッグ錠)の主人公の有名なセリフ「できらぁ!」と、銚子電鉄が所有する電気機関車「デキ3」と「ラーメン」をかけたネーミングとなっています。

 それでは、今回私が購入した商品を御紹介します。

(まずい棒・電車に乗ってほしいも・ぬれ煎餅・おとうさんのぼうし)
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 写真左側が「まずい棒」、中心部が「電車に乗ってほしいも」と「ぬれ煎餅」、右側が「おとうさんのぼうし」です。

(まずい棒(コーンポタージュ味と岩下の新生姜味))
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 銚子電鉄の名物「まずい棒」は、コーンポタージュ味と岩下の新生姜味の2種類を購入しました。

(まずい棒(コーンポタージュ味)とぬれ煎餅(赤の濃い口味・青のうす口味))
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 「銚子電鉄の名物「ぬれ煎餅」と「まずい棒(コーンポタージュ味)」を一緒に食べると、焼きとうもろこしの味わいになる」ようなので、こちらも試してみました。

(まずい棒(コーンポタージュ味)とぬれ煎餅(赤の濃い口味))
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 「まずい棒」のコーンポタージュ風味に「ぬれ煎餅」の醤油風味が加わり、確かに焼きとうもろこしのような風味になりました。

 犬吠駅で「まずい棒」を買い、再び「まずえもん神社」を訪問しました。

(まずえもん神社の「まずえもん」とまずい棒)
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 「見つかるとまずい」とヒヤヒヤしながら(笑)、「まずえもん」と「まずい棒」の記念写真を撮りました。

 「電車に乗ってほしいも」は、干し芋です。

 電車に乗ってほしい気持ちが干し芋で表現されています。

(おとうさんのぼうし)
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 「おとうさんのぼうし」は、メロンピューレが添えられたチョコレートケーキです。

(おとうさんのぼうし(中身))
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 竹炭入りのしっとりとしたチョコレートケーキに、銚子産のメロンを白あんでのばしたガナッシュがのせられています。

 鉄道職員がかぶる制帽のようなデザインとなっています。

 メロン風味が豊かな、ちょっと贅沢なお菓子です。

 えっ、ビッグ錠先生ファンの私が「デキらぁめん」を買ってないじゃないかって?

 「ラーメンの味ぐらい想像デキらぁ!」

 失礼しました(笑)

 「デキらぁめん」は、また別の機会に御紹介できればと考えております。


犬吠駅・たい焼き売店

 犬吠駅に「たい焼き売店」というフードショップがあります。

(犬吠駅・たい焼き売店の商品案内)
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 「ぬれ煎餅汁」、「まずそーだ」というカルピス味のソーダ、各種フローズンの商品案内です。

 ちなみに、「ぬれ煎餅」は冬季限定、「まずそーだ」は小学生以下限定になっているそーだ。

(「たい焼きドッグ」などの看板)
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 こちらは「たい焼きドッグ」などの商品案内です。

 「たい焼きドッグ」、千葉県立銚子商業高等学校の生徒が考案された「チーズどっぐ」、「たこ焼き味のたい焼き」、千葉県産ピーナッツを使用した「ピーナッツチョコアイス」が紹介されています。

 おすすめの「たい焼きドッグ」を購入し、駅前広場のテーブル席でいただきました。

(たい焼きドッグ)
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 たい焼きの形をしたアメリカンドッグなので、一本の棒で支えるには重いです(笑)

 ケチャップと粒マスタードもセットになっているので、たっぷりかけて豪快にいただきました。

(たい焼きドッグ(中身))
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 アメリカンドッグの生地に太いフランクフルトが入っていました。

 鯛の形から、銚子の大漁旗をイメージしました。

 次は犬吠埼にちなみ、犬の形をした正真正銘のアメリカンドッグをお願いします(笑)

 こちらは「ぬれ煎餅汁」の商品案内です。

(ぬれ煎餅汁の看板)
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 ホタテとハマグリベースの出汁に、「ぬれ煎餅(赤の濃い口味)」と海苔(あおさ)を加えた汁です。

 この「ぬれ煎餅汁」もいただきました。

(ぬれ煎餅汁)
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 海苔から発する磯の香りと、ぬれ煎餅の香ばしい醤油味が見事にマッチしていました。

 ぬれ煎餅が汁に浸り「ずぶぬれ煎餅」になったわけですが、もっちり・フニャフニャした食感に変化し、これが抜群の汁の実に変化していました。

 犬吠駅の広場で、銚子や銚子電鉄にちなんだ美味しい軽食をいただくことが出来ました。


銚子のお土産

 犬吠駅から電車に乗って銚子駅に戻りました。

 銚子駅構内にある「銚子観光案内所」でいくつか銚子のお土産品を購入しました。

(木の葉パン・銚子メロンまんじゅう・ひ志お)
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 写真左が「木の葉パン」、右上が「銚子メロンまんじゅう」、右下が「ひ志お」です。

(木の葉パン)
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 こちらは「木の葉パン」(タムラパン)です。

 木の葉のような薄く平べったい形をしており、玉子パンや甘食に似ている焼菓子です。

 パンとビスケットの中間ぐらいのサクサクした食感が特徴の、昔ながらの素朴な郷土菓子です。

(銚子メロンまんじゅう)
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 こちらは「銚子メロンまんじゅう」です。

 銚子市観光協会がプロデュースされた商品の1つです。

 皮の中に幻のメロン「銚子アムスメロン」の餡が入った贅沢な饅頭です。

 メロン餡にメロン風味を強く感じ、メロン好きにはたまらない一品に仕上げられています。

(ひ志お)
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 こちらは「ひ志お」(銚子山十)です。

 「ひしお(醤)」は醤油のルーツとなる発酵調味料です。

 大豆・大麦・食塩などを原料に、1年以上熟成させて作られます。

 醤油のように原材料を濾さないので、大豆の粒や大麦が残っており、「食べる醤油」とも呼ばれています。

 私は過去に奈良で「(古代)ひしお」を購入して味わったことがありますが、銚子で再び「ひしお」に出会え、嬉しく思いました。

 さすが醤油の街です。

 銚子山十の「ひ志お」は仕上げに水飴とオリゴ糖を加え、ほんのり甘く仕上げられているため、焼きおにぎりや揚げ物のソース、野菜スティックのディップなど様々な料理に活用できます。

(豚肉と広島菜のひしお炒め)
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 豚肉と広島菜を「ひ志お」で炒めてみました。

 回鍋肉のような味になり、甜麵醬と同じ使い方ができることがわかりました。


まとめ

 銚子電鉄や銚子のお土産を買い込み、銚子駅からJR「特急しおさい」で東京まで戻りました。

(銚子駅・特急しおさい・東京行)
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 その後、羽田空港から飛行機で広島へ戻ったのですが、お土産の「まずい棒」が軽い割に大きくてかさばる、かさばる(笑)

(まずい棒(飛行機内テーブル))
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 機内の荷物棚が一杯だったので、座席の下に置いたのですが、広島空港の滑走路に着陸して飛行機が逆噴射(急ブレーキ)した瞬間、「まずい棒」が前の席の奥にスライドし、私の視界から消えました…。

 「これはまずい!」(笑)

 「まずい棒」のパワーを実感しました。


<関連サイト>
 「銚子電気鉄道
 「銚子市観光協会」(JR銚子駅構内)
 「銚子山十」(千葉県銚子市中央町18-3)

<関連記事>
 「まずい銚子電鉄に乗ってうまいものを探せ! -銚子パスタ・灯台キャベツ・銚子電鉄ぬれ煎餅アイス-
 「しょうゆの研究2 -古代の醤(ひしお)はどんな食べ物だったのか-

<参考文献>
 寺井広樹「廃止寸前!銚子電鉄」交通新聞社新書

2024年2月25日 (日)

まずい銚子電鉄に乗ってうまいものを探せ! -銚子パスタ・灯台キャベツ・銚子電鉄ぬれ煎餅アイス-

広島から飛行機で羽田空港へ

 広島空港から飛行機で羽田空港へ向かいました。

 広島から羽田への航空便は、通常、千葉県上空を経由して、羽田空港に着陸します。

(千葉県上空(ANA広島-羽田便))
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 機内から見た房総半島の眺めです。

 今回は千葉県銚子市を訪問し、銚子電鉄の旅を楽しみたいと思います。


特急しおさいに乗って銚子へ

 東京駅から「特急しおさい」に乗り、銚子駅を目指しました。

(東京駅・特急しおさい・銚子行)
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 特急しおさい・銚子行きが入線しました。

(特急しおさい・ドア・行先表示板(銚子行))
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 東京駅からJRの在来線特急に乗るのは初めてなので、テンションが上がりました。

 東京駅を出発し、車窓からの眺めを楽しみましたが、銚子は想像していたよりも遠く、結構時間がかかりました。

 車内にJR東日本千葉支社のパンフレットがあったので、読んでみました。

(スマホから始まる運気上昇の旅(JR東日本千葉支社))
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 地域・観光型Maas(マース)「EeeE銚子(イィちょうし)」の案内パンフレットでした。

 移動時間を利用してスマートフォンで「EeeE銚子」に登録し、「Beica(ベイカ)」という銚子電鉄1日乗車券を購入しました。

 よーし、いい調子だ!


銚子駅と銚子セレクト市場

 約2時間後、ようやく銚子駅に到着しました。

(銚子駅・歓迎・ようこそ銚子へ)
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 ホームに「ようこそ銚子へ」と書かれた大漁旗のデザイン画がありました。

(銚子駅に到着した特急しおさい)
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 特急しおさいと銚子駅の様子です。

 少し余談になりますが、2023年7月8日に「広電から銚電への100周年バトンリレー」というイベントが開催され、広島から広島電鉄(広島市内~広島空港)・スプリング・ジャパン(広島~成田便)・JR東日本(成田-銚子)・銚子電鉄(銚子~犬吠)とバトンがつながれました。

(100周年バトンリレー号(成田~銚子)貸切列車イメージ)
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 (銚子電気鉄道ウェブサイトから写真引用)

 かつて「広島⇔銚子」というヘッドマークを付けた列車が、この銚子駅に到着したのです。

 そして今度は呼ばれてもいない私が、広島から銚子駅にやってきたわけです(笑)

(銚子駅ホームと醤油樽)
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 千葉県銚子市は千葉県野田市と並ぶ醤油の一大産地として有名ですが、銚子駅のホームに大きな醤油樽が展示されていました。

(銚子駅前)
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 銚子駅前から銚子駅を眺めた様子です。

 その後、銚子駅前の大通りを利根川・漁港方面へ向かって歩いてみました。

 しばらく行くと「銚子セレクト市場」という銚子の商業拠点施設がありました。

 寄ってみると、しょうゆソフトクリームや銚子キャベツメンチなど、銚子ならではの食べ物も販売されていました。

 そんな中、興味深い案内がありました。

(銚子パスタ案内)
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 手書きで「銚子パスタ」と書かれています。

 「よし、これを味わってみよう」と、喫茶店「ポンカフェ」にお邪魔しました。

 「銚子パスタ」を注文すると、店主さんが丁寧に作ってくださいました。

(銚子パスタ)
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 こちらが「銚子パスタ」です。

 ペペロンチーノ(にんにく・唐辛子・オリーブオイル)をベースに、銚子のキャベツ、鯖、鰹節を具にしたパスタです。

 キャベツの甘みを感じ、鯖はふっくらとジューシーで、鰹節がパスタの旨味を増加させてくれました。

 隠し味として、銚子の醤油も使われています。

 銚子の名物が一度に味わえる和風パスタでした。


銚子電鉄の旅(銚子駅~犬吠駅・犬吠埼)

 再び銚子駅に戻りました。

 銚子電鉄の駅舎を探したのですがわからず、JR銚子駅の案内に従ってJR銚子駅改札から入場すると、JR銚子駅のホームの先に銚子電鉄のホームがありました。

(銚子電鉄・銚子駅)
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 こちらが銚子電鉄銚子駅です。

 その先に電車が入線しています。

(銚子電鉄「澪つくし号」)
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 銚子電鉄「澪(みお)つくし号」です。

 1985年度に放送された、銚子を舞台にしたNHKの連続テレビ小説「澪つくし」にちなんだ名前となっています。

 改札は列車内で行われていました。

 銚子駅を出発してしばらくすると、一面にキャベツ畑が広がりました。

(車窓から眺めたキャベツ畑)
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 「灯台キャベツ」と呼ばれるキャベツです。

 銚子パスタの具にもなっていましたが、銚子はキャベツの産地であることを実感しました。

 やがて犬吠(いぬぼう)駅に到着しました。

(犬吠駅・澪つくし号)
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 「Beica」(銚子電鉄1日乗車券)を使い、下車しました。

(犬吠駅・駅舎)
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 犬吠駅から歩いて犬吠埼(いぬぼうさき)を目指しました。

 途中、醤油の街・銚子ならではのベンチを見つけました。

(ヒゲタ醬油とヤマサ醤油のベンチ)
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 さらに歩いていくと、閉鎖された建物が見えてきました。

(犬吠埼マリンパーク・地球が丸く見える水族館跡地)
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 かつて犬吠埼マリンパーク・地球が丸く見える水族館として営業されていたようです。

(犬吠埼マリンパーク・地球が丸く見える水族館跡地(正面))
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 観光客で賑わった頃の様子が目に浮かぶようでした。

 この先もこんな感じなのかと思いながら歩いていくと、犬吠埼灯台の周辺は商業施設が集まり、たくさんの人で賑わっていました。

(犬吠埼灯台)
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 犬吠埼灯台です。

 周辺を歩いてみると、砂浜が広がっていました。

(君ヶ浜)
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 しばらく海を眺めたあと、犬吠埼灯台からすぐ近くの「ドライブインなぎさや」に伺いました。

 このお店では、銚子電鉄の「ぬれ煎餅」にちなんだスイーツが販売されています。

(ぬれ煎餅アイス&最中の案内)
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 「ぬれ煎餅アイス」と「ぬれ煎餅アイス最中」です。

 私はカップに入った「ぬれ煎餅アイス」を購入しました。

(銚子電鉄ぬれ煎餅アイス(カップ))
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 千葉県立銚子商業高等学校の生徒が考案した、銚子電鉄ぬれ煎餅入りアイスクリームです。

(銚子電鉄ぬれ煎餅アイス(カップ・中身))
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 スプーンで食べ進めると、バニラアイスの中に細かく砕いたぬれ煎餅が入っていました。

 醤油のぬれ煎餅が加わることで、みたらし団子のたれをかけたような甘じょっぱいバニラアイスに変化しました。

 銚子商業高等学校では、このアイスクリームのほかにも、銚子の鯖・サツマイモ・イチゴなどを使った様々な商品開発がなされています。

 その後、隣の複合商業施設「犬吠テラステラス」にも立ち寄り、犬吠駅に戻りました。


銚子電鉄の旅(犬吠駅~外川駅)

 犬吠駅から再び列車に乗り、終点の外川(とかわ)駅へ向かいました。

(犬吠駅に入線する「澪つくし号」)
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 列車の窓に映画「電車を止めるな!」の案内が貼ってありました。

(「電車を止めるな!」映画上映案内)
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 「電車屋なのに自転車操業」

(売るものが無くなってきたので、音売ります。)
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 こちらは、銚子電鉄の音を集めた商品の案内です。

 銚子電鉄は自虐ネタがお好きなようですね(笑)

 やがて電車は外川駅に到着しました。

(外川駅に到着した「澪つくし号」)
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 ホームの先に「銚子電鉄ぬれ煎餅アイス」のイラストにもなった「デハ801」がいました。

(外川駅の「デハ801」)
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 駅舎に入ってみました。

(外川駅売店)
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 銚子電鉄のターミナル駅ということで、銚子電鉄グッズの売店があり、ぬれ煎餅やまずい棒などが販売されていました。

(外川駅・旅客運賃表)
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 何ともレトロで味のある運賃表です。

(外川新聞)
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 地元の子供が書いた手作り感満載の「外川新聞」も展示されていました。

(外川駅)
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 外川駅を出て、外川の街を散策してみました。

 住宅に挟まれた細い道を下っていくと、次第に視界が開け、海が見えてきました。

 海と共に暮らす街なのだと感じました。

(外川漁港)
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 「たいりょうばた!」
 「ふねがいっぱいならんでいたよ!」
 (外川駅「外川新聞」から引用)


 銚子電鉄を利用して銚子・犬吠埼・外川と巡りましたが、それぞれの街に「物語」があり、温かな人情に触れることができました。

 それにしても…銚子電鉄って、どこまで本気で、どこまで冗談なのか…。

 「ダジャレを止めるな!」(笑)


<関連サイト>
 「銚子電気鉄道
 「銚子セレクト市場」(千葉県銚子市双葉町3-6)
 「ドライブインなぎさや」(千葉県銚子市犬吠埼9575)
 「千葉県立銚子商業高等学校」(千葉県銚子市台町1781)
 「犬吠テラステラス」(千葉県銚子市犬吠埼9575-2)

<参考文献>
 寺井広樹「廃止寸前!銚子電鉄」交通新聞社新書

2024年2月18日 (日)

広島市植物公園「バレンタインフェスティバル2024」 -広島市植物公園のカカオとチョコレート講演会-

広島市植物公園のバレンタインフェスティバル

 今年も広島市植物公園でバレンタインイベントが開催されました。

(「バレンタインフェスティバル2024」チラシ)
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 私は2024年2月11日に広島市植物公園を訪問しました。

(広島市植物公園)
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 広島市植物公園です。奥の建物が大温室です。

 この大温室では,全国でも珍しいカカオが栽培されています。

 大温室に向かって階段を上がっていくと、絵画の展示コーナーがありました。

(「植物公園 de アート」)
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 セザンヌ、ミュシャなどの絵画と花が展示されていました。


カカオ豆とチョコレートの香りがするランの花

 大温室に着き,園内でカカオを探しました。

 「くだものと暮らしのコーナー」のエリアに、カカオの木があり、よく見るとカカオの実もなっていました。

(カカオの木・カカオの実)
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 緑色のカカオの実です。

 カカオは大きく分けて3つの品種があります。

(カカオの種類)
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 フォラステロ種,トリニタリオ種,クリオロ種です。

 フォラステロ種は世界で最も多く栽培されている品種,逆にクリオロ種は世界の生産量の1%程度しか栽培されていない希少品種,トリニタリオ種はフォラステロ種とクリオロ種のハイブリッド(いいとこ取り)です。

 次に「チョコレートの香りがするラン」を探しました。

(オンシジウム・シャリーベイビーのエリア)
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 チョコレートの香りがするランは、「オンシジウム・シャリーベイビー」という名で知られています。

 色はワインレッド・薄ピンク・白で構成され、見た目にもチョコレートの香りがしそうな花です。

 昨年の記事で「チョコレートの香りがするランが気になる」とのコメントをいただいたので、今回は見つけることができて良かったです。

 花に近づいて香りをかいでみました。

(オンシジウム・シャリーベイビー)
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 「おおっ、これはまさにチョコレートの香り!」

 カカオ豆を発酵させて初めて発するチョコレートの香りが、このランからなぜ発せられるのか不思議でなりませんでした。

 チョコレートの香りがする「シャリーベイビー」という名のカクテルを作ったら話題になるのではないかしラン。


ベゴニア温室と「カカオとチョコの秘密」展示

 続いて、ベゴニア温室へ行ってみました。

(ベゴニア温室入口・バレンタイン装飾)
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 ハート形のカラフルなアーチが設置されていました。

 室内には、色とりどりのベゴニアが並び、「カカオとチョコの秘密」についての説明書きもありました。

(ベゴニアと「カカオとチョコの秘密」展示)
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 また、同じ室内で「99本のバラと記念撮影」イベントも開催されており、家族連れなどで賑わっていました。


森のカフェのバレンタインデー限定ティラミスセット

 次に、ベゴニア温室の向かいにある「森のカフェ(ログハウス)」へ行きました。

 私の目当てはこちらです。

(バレンタインデー限定ティラミスセットの案内)
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 バレンタインデー期間限定・数量限定の「ティラミスセット」です。

 注文してしばらく待っていると、ティラミスセットが用意されました。

(バレンタインデー限定ティラミスセット)
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 ココアパウダーがたっぷりかけられたティラミスとコーヒー(ドリンク)のセットです。

 公園の庭を眺めながら、美味しくいただきました。


絵本「ひと粒のチョコレートに」の朗読とチョコレート作り体験イベント

 森のカフェでくつろいだ後,展示資料館へ行きました。

(めーでるちゃんと展示資料館)
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 この展示資料館の2階講堂で、チョコレートの専門家・佐藤清隆先生(広島大学名誉教授)によるバレンタインフェスティバル関連イベント「絵本の朗読とチョコレート作りの体験」が開催されました。

 講堂入口で佐藤先生とお会いし、「おっ、久しぶり~」と声をかけていただきました。

 講演会開始までの間、佐藤先生から近況を伺いました。

 先月(2024年1月)、チョコレートについて詳しく紹介した「チョコレートを極める12章」(幸書房)という本を出版されたそうで、その本のパンフレットをいただきました。

(佐藤清隆「チョコレートを極める12章」(幸書房)パンフレット)
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 あと、佐藤先生がミルクチョコレートについて調べた結果、「ミルクチョコレートはスイスのダニエル・ペーターがアンリ・ネスレの協力なしに単独で開発した」という資料が見つかり、その資料をもとに実際にミルクチョコレートが作れることも確認できたというお話も伺いました。

 このお話が事実だと、自分が書いたブログ記事が間違っていることとなるため、私は困った表情で「えーっ」と佐藤先生に返答しました。

 ちなみに、ウィキペディアの「ダニエル・ペーター」の記事も加筆・修正されています。

 あと、カカオニブを砂糖と一緒に食べると甘いチョコレートの味になり、さらに粉末タイプのコーヒーミルクを加えるとミルクチョコレートの味になるというお話も伺いました。

 興味深い雑談を伺っているうちに、講演会開始時刻を迎えました。

 講演会は、佐藤先生が書かれた絵本「ひと粒のチョコレートに」(福音館書店)の朗読が中心で、その合間にチョコレートに関するクイズが出されたり、チョコレート製造工程の一部を体験できたりと、盛りだくさんの内容でした。

 事前に受付で紙皿にのせたローストカカオ豆と砂糖をいただきました。

(ローストカカオ豆と砂糖)
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 このカカオ豆は、ベネズエラの農園からフェアトレードで入手した高級な豆だそうです。

 絵本の朗読の途中、佐藤先生から会場の皆さんへ「カカオ豆の殻を割って中の実(胚乳・カカオニブ)を取り出してみてください」というお話がありました。

 私も爪を使い、カカオ豆の硬い殻を取り除いてみました。

(カカオ豆とカカオ豆の皮)
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 写真左上が殻を割る前の(ロースト)カカオ豆、左下が殻(皮)を取り除いた「カカオニブ(カカオの胚乳)」です。

 写真右側は取り除いたカカオの殻と皮で,外皮の「カカオシェル」と薄皮の「カカオハスク」があります。

 次に佐藤先生から「カカオニブの中に小さく細長い棒(胚芽)があるので取り出してください」とお話があったので、「今回こそは自力で(胚芽を)見つけるぞ」と意気込んで取り組みました。

 カカオニブをよく観察してみると、先端部に丸い穴が開いている箇所がありました。

(カカオニブ先端部の丸い穴)
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 「この穴に胚芽があるのではないか」と思い、この箇所からカカオニブを縦半分に割ってみました。

(カカオニブ(縦割り)とカカオニブの胚芽)
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 正解でした。赤丸を付けたのがカカオニブの胚芽(ジャーム、チュニブ)です。

 5mm前後の大きさで,小さい茶柱のような形をしています。

 この胚芽はとても固くて苦いだけなので、チョコレートを作る際には取り除く必要があります。

 胚芽を取り除いたカカオニブを、まずはそのままいただきました。

 ローストしたアーモンドのような食感で、味はカカオ100%の苦いチョコレートでした。

 次に手のひらの上にカカオニブをのせ、その上から砂糖(グラニュー糖)をたっぷりかけたものをいただきました。

(砂糖を加えたカカオニブ)
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 「あっ、甘くて食べやすいチョコレートに変わった!」

 砂糖をかけるだけで、とても食べやすくなりました。

 私は普段、コーヒーや紅茶に砂糖を使うことはないのですが、このカカオニブには砂糖をたっぷりかける方が断然美味しいことがわかりました。

 普段スティックシュガーを全く使わない私が、挙句の果てには、スティックシュガーを直接口に流し込む始末でした(笑)

 絵本の朗読が進む中、チョコレート作り体験も行われました。

 ボウルには、すでにテンパリング(温度調整・結晶化)済みのチョコレートが用意されていました。

(チョコレートと温度計)
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 作業時に一定の温度(27℃~32℃)を保つことがとても重要らしく、溶かしたチョコレートを金属トレーへ移し替える時でさえ、佐藤先生はそのトレーをドライヤーの熱風で温めておられました。

 液体のチョコレートを金属トレーに移し替えると、すぐにトレーを机にバンバン打ち付け、チョコレートの中の空気を抜く作業(タッピング)に取り組みました。

(タッピング作業の様子)
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 最初に佐藤先生が実演したのですが、「バシャン、バシャン」と会場に大きく鳴り響くレベルでトレーを机に叩きつけられました。

 続いて会場の子供たちもタッピング作業を体験しました。

 タッピングを終えたチョコレートは、すぐに冷蔵庫に入れて冷やし固められました。

 絵本の朗読が終わる頃、植物公園の職員の方が完成した板チョコレートを持って来られました。

 最後にこの板チョコレートを一口サイズに割る作業の体験がありました。

 これも子供たちが担当しました。

(冷やし固めたチョコレートを割った様子)
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 滑らかで光沢のあるチョコレートに仕上がりました。

(チョコレートの試食)
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 ガーナ産カカオ豆70%のチョコレートです。

 カカオニブをかじっているような、純粋な美味しさを味わえるビターチョコレートでした。

 チョコレートを味わった後、参加者から佐藤先生へ「砂糖抜きのチョコレートの作り方」についての質問が出たのですが、私は「さとう」抜きにはチョコレートは語れないと思います(笑)


今回の講演会で新たに学んだこと

 今回の講演会で私が新たに学んだことをまとめます。

・カカオ豆の発酵と乾燥は農園で、ロースト以降の行程はチョコレート工場で行われる。

・テンパリングの失敗などで、チョコレートの表面が白くなる現象は「ブルーム(花が咲く)」と呼ばれる。

・テンパリングを失敗しても、やり直しが可能。

・タッピングはとても大きな音がするので、チョコレート工場では耳栓をして作業されている。

・カカオの産地ではカカオ豆が通貨となり、1粒で鶏卵1個、10粒でニワトリ1羽、100粒で奴隷1人と交換できた。

・メキシコのカカオ農園では食事としてカカオのドリンクが飲まれている。

・カカオのドリンクは1杯約500~600キロカロリーあり、ビタミンCを補うため唐辛子を加え、塩分を補うため塩が加えられる。

・チョコレートはカフェインは少なく、テオブロミンが多い。

・ヨーロッパのホテルでは安眠を誘う目的で、部屋に少量のチョコレートが置かれていることがある。


まとめ

 講演会終了後,佐藤先生に御挨拶し、会場を後にしました。

 後日、佐藤先生が執筆された本「チョコレートを極める12章」を購入しました。

 ミルクチョコレートの真相を知るため、真っ先にその記事を読んだのですが、その中で佐藤先生はダニエル・ペーターの実験ノートの話題に触れ、①ペーターとネスレは(ミルクチョコレート開発の)共同作業をしていない、②ネスレは粉ミルクを作っていない、と紹介されています。

 アンリ・ネスレは「粉ミルク」ではなく「母乳代替食品(ミルクに砂糖を加えて水分を飛ばし、焼成した小麦粉ラスクの粉末やミネラルを加えた食品)」を開発し、それに影響を受けたダニエル・ペーターはそれとは別にミルクチョコレートの研究に力を注ぎ、ミルクチョコレートを開発した、というのが真相のようです。

 あと、ネスレの元々の名前「ネストレ」(「ネスレ」は後でフランス風にアレンジした名前)は、ドイツ語で「小さな巣」を意味するという話にも興味を持ちました。

 この文章を読んだ瞬間、ネスレのシンボルマークが思い浮かびました。

(ネスレのシンボルマーク)
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(ネスレ日本のウェブサイトから引用)

 親鳥が巣で待ち構える雛(ひな)に食べ物を与えるイメージで、ネスレは母乳代替食品の開発に力を注いだのかも知れません。


 佐藤先生は現在、NHKの取材を受けておられ、「あしたが変わるトリセツショー」という番組でチョコレートの研究成果が紹介されるとのお話でしたので、御興味ある方は御覧ください。(2024年5月9日(木)放送予定)


<関連サイト>
 「広島市植物公園」(広島市佐伯区倉重三丁目495番地)
 「ネスレ日本

<関連記事>
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 「チョコレートの新しい潮流2 -ハイカカオと機能性チョコレート,発酵の重要性-
 「チョコレートの魅力 -ショコラミルの実演とオランジェット作り体験-
 「広島市植物公園「バレンタインフェスティバル2023」 -広島市植物公園のカカオとチョコレート講演会-
 このほか「食文化関連記事一覧表・索引」の「食文化事例研究」にある「チョコレートの研究」を御参照ください。

<参考文献>
 佐藤清隆「チョコレートを極める12章」幸書房

«ビッグ錠先生の世界13 -湘南台「ニューオリンズ」の「にんたか」・サザンカンフォートのカクテル・アルスノーバ特製コーヒー-

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