2020年9月21日 (月)

カンボジア料理の特徴と主な料理12 -ジューススタンド・サンドイッチ・バナナ・揚げバナナ-

 カンボジアの食の旅。

 今回は,カンボジアの果物やお菓子を御紹介します。


サンボー・プレイ・クック遺跡郊外のジューススタンド


 コンポントムの郊外,サンボー・プレイ・クック遺跡の郊外の道沿いにジューススタンドがありました。

(ジューススタンド)
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 アボカド,ドリアン,サトウキビなどが並べられており,ミキサーや絞り器を使ってその場でできたてのジュースを味わうことが出来ます。

(サトウキビとサトウキビ絞り器)
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 こちらの写真は,サトウキビとサトウキビ絞り器(圧搾器)です。

 サトウキビを圧搾し,サトウキビジュースと繊維に分けられます。

 私は地元の人たちに好評のアボカドジュースを少し飲ませていただきました。

 アボカドと砂糖をミキサーにかけたもので,ドロッとしたジュースに仕上がっていました。

 程良い甘味もあり,美味しくいただきました。


コンポンチューティールのサンドイッチ・バナナ店

 サンボー・プレイ・クック遺跡から車で10~20分走った所に「Kampong Chheu Teal」(コンポンチューティール)という街があります。

 ガイドさんに伺うと,「コンポン」が「港」,「チューティール」が「木材」という意味で,木材の港として有名な街のようです。

 街の中心をセン川が流れていますが,この川で昔から交易がなされてきたのでしょう。

(セン川)
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 カンボジアへ行ってわかったことの1つが,川や湖から得られる魚や貝などの水産物がカンボジアの重要なタンパク質供給源になっているということです。

 カンボジアに,「港」という意味の「コンポン…」と名の付いた地名が多いのも,川や湖,海が人々の生活と大きく関わってきたことの証なのでしょう。

 セン川のほとりにある市場へ行きました。

(コンポンチューティールの市場)
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 コンポントムの市場でもコンポンチューティールの市場でも,日本のスーパーマーケットのように空調設備や保冷ケースは整えられておらず,生鮮食品であっても常温で陳列されています。

 なおかつ,カンボジアは「熱帯モンスーン気候」に属する常夏の国です。

 そのため,直射日光や高温で食料品を傷めないように,テント内や屋内で販売されているお店を多く見かけました。

(コンポンチューティールのサンドイッチ・バナナ店)
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 サンドイッチやバナナなどの軽食を売っている屋台がありました。

 サンドイッチは,フランスの植民地だった時期の影響もあるのでしょうが,長細いフランスパン(バゲット)に具をはさむ方式でした。


コンポンチューティールの揚げバナナ店

 セン川の近くで揚げバナナを売られているお店を見つけました。

 お店を見て回るだけでなく,現地のお菓子を味わってみたいと思い,揚げバナナを1本注文しました。

 揚げバナナの値段ですが,お店の方に1ドル(USドル)札をお渡しし,おつり(カンボジア・リエル)は不要とお伝えするととても喜んでおられたので,高くても1本数十円だと思います。

(揚げバナナ(バナナを加工する様子))
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 お店の方がバナナの皮をむき,果肉を細長いしゃもじのような木の板で薄くのばし,甘い小麦粉の衣をつけておられる様子です。

(揚げバナナ(揚げている様子))
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 薄くのばしたバナナに砂糖・黒ゴマ入りの小麦粉の衣をまとわせ,たっぷり油が入った鍋に入れてバナナを揚げます。

 こんがりと褐色に色づいたら揚げバナナの出来上がりです。

(揚げバナナ)
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 揚げたてのバナナは衣がサクサクで香ばしく,中の果肉はトロトロで,甘みを強く感じました。

 ちょっと小腹が空いた時のおやつにぴったりです。

 揚げバナナは,インドネシアへ行った時に初めて食べ,本場のバナナの甘みと,日本にはない食べ方に感動した記憶がありますが,今回も同じ感動を味わえました。

 最近では,日本のイベントなどでも,東南アジア料理の屋台で揚げバナナが売られているのを見かけます。

 生のバナナとはひと味違った美味しさがありますので,機会があれば御賞味ください。


<カンボジア料理・菓子 関連記事>
 「食文化関連記事一覧表・索引」の「各国料理の特徴と主な料理」にある「カンボジア料理」を御参照ください。

2020年9月17日 (木)

完全栄養食 ベースブレッド(チョコレート)と栄養について

完全栄養食 BASE BREAD(ベースブレッド)

 私が勤務する職場で,後輩がいつも食べているパンがあります。

 毎日美味しそうに食べているので,食に興味のある私は,ある日勇気を出してゴミ箱に捨てられていたパンの袋を取り出し,彼女にこう尋ねました。

 「このパンに『どハマり』してるようだけど,そんなに美味しいパンなんですか?」

 すると優しい彼女は,

 「チョコレート味のパンで,長期保存できるので,通販でまとめ買いしてるんです。よかったら1つどうぞ。」

 とロッカーにストックしてあるパンを1個分けてくれました。

(ベースブレッド(チョコレート)包装)
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 彼女にお礼を言い,自宅で開封しました。

(ベースブレッド(チョコレート))
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 ずっしりと重量感のあるパンです。

(ベースブレッド(チョコレート)中身)
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 パン生地にチョコレートが層状に練り込んであるマーブルチョコレートパンのようです。

 いただいてみました。

 市販のマーブルチョコレートパンに似ていますが,甘さ控えめで,チョコレート風味の全粒粉パンという表現が近いように思いました。

 全粒粉(未精製)の穀物の香ばしい風味とチョコレート風味,そしてかすかに酒精によるお酒の風味やフルーツのようなさわやかな風味も感じました。

 噛み締めるとモギュ,モギュとした適度な弾力があり,穀物やチアシードによるプチプチ感も楽しめました。

 全粒粉のパンだとそれだけを食べ続けるのは少し味気ないですが,このパンは程よいチョコレート風味なので,そのままでも食べやすいと思いました。


ベースブレッドの栄養成分

 それでは,今回のベースブレッド(チョコレート)の栄養成分を見てみましょう。

(ベースブレッド(チョコレート)栄養成分表示)
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 熱量(カロリー),三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物),ミネラル,ビタミンの順に,ずらりと並べられています。

 三大栄養素のバランス(PFCバランス)が考慮され,多くの種類のミネラルや13種類全てのビタミンが含まれています。
 ※PFCバランス…タンパク質(Protein),脂質(Fat),炭水化物(Carbohydrate)のバランス

 一般的な菓子パン・総菜パンに比べてカロリーが低めであることも特筆すべき事項です。


ビタミンとミネラルについて

 ビタミンとミネラルは,いずれも「五大栄養素」(炭水化物,タンパク質,脂質,ビタミン,ミネラル)の1つです。
 (五大栄養素のうち,炭水化物,タンパク質,脂質は特に「三大栄養素」と呼ばれています。)

 ビタミンは,生物の正常な発育や活動のために,ごく微量だけ必要な栄養素です。
 多くは体内で合成されないので,食べ物から摂取する必要があります。
 全部で13種類知られています。

 一方,ミネラルは,体内を構成する元素のうち,炭素,酸素,水素,窒素を除く,残り5%を占める元素を言います。
 Ca(カルシウム),P(リン),K(カリウム),Na(ナトリウム),Mg(マグネシウム),Fe(鉄)など,化学の元素記号で表現できる栄養素です。

 このようなビタミンやミネラルは,体内の化学反応を進める酵素の働きを助けたり,その酵素の成分となったり,三大栄養素からエネルギーを取り出したり,体内の状態を一定に保ったりと,必要量はわずかであっても,体内で非常に重要な役割を担っています。


ベースブレッドの特長

 私は栄養バランスが良いかどうか判断できるだけの知識はありませんが,ベースブレッドの優れている点は,「多くの栄養素が含まれ,低カロリーで,食べ応えがあり,手軽で,美味しいこと」にあると思います。

 栄養分が豊富にあれば,たくさん食べなくても体は満足します。

 また,カロリー制限をすることと食事量を減らすことはイコールではありません。

 脂肪分が少なく,食物繊維や水分を多く含む食物を食べることで,たくさん食べても摂取カロリーを抑えることは可能です。

 さらに,食べ応えがある,つまりよく噛んで時間をかけて食べることで,満腹中枢が刺激され,食べ過ぎを防ぐことができます。

 こうした条件を満たし,なおかつ手軽で美味しいのがベースブレッドの特長だと思います。


まとめ

 後日,いつものようにベースブレッドを食べている後輩に質問しました。

 私:「(自分の机からブロックの栄養補助食品と栄養ドリンクを取り出し,)こうしたものでも栄養補給はできると思うけど…」

 後輩:「確かにそうですが,このパンの方が(体づくりのための)タンパク質が多く含まれ,食べ応えもあるんですよ。」

 私:「なるほど。」

 私は彼女が「食や体づくりに関心がなく,好きなパンを食べ続けている」と思っていたのですが,実際は違いました。

 また逆に,彼女は私に対して,「普段は完全栄養食品・ドリンクだけで食事を済ませ,時々昆虫食など人があまり食べないものを好んで食べる人」というイメージを持っていたようで(笑),人の食生活は見かけだけではわからないことを実感しました。

 人のゴミ箱をあさり,食べたものを問いただす勇気が誤解を解いた一例と言えるでしょう(笑)

 ちなみに,彼女は大手ショッピングサイトで単品購入しているとのことでした。


 現在,数多くの完全栄養食品・飲料が販売されていますが,こうしたものしか食べない・飲まないというのでは,それはそれで偏りが生じるようにも思います。

 栄養バランスだけでなく,食事バランスにも配慮するのがスマートな食生活の送り方だと思います。

 完全栄養食品・飲料を普段の食生活に必要に応じて,適度に取り入れ,健康づくりや体づくりに生かしたいものです。


<関連サイト>
 「ベースフード」(東京都目黒区中目黒5-25-2)

<参考文献>
 Newton別冊「食品の科学知識」ニュートンプレス

2020年9月 9日 (水)

クルーズフェリー船内でレモンケーキを味わう -シーパセオの廣島檸檬ケーキ・レモネード・軽食・パフェ,サンイートのレモンケーキ-

広島港・呉港と松山港を結ぶクルーズフェリー「シーパセオ」

 広島港・呉港と松山港を結ぶフェリーに,新しいクルーズフェリーが導入されました。

 2019年8月に就航した「シーパセオ」と2020年8月に就航した「シーパセオ2」です。

 この船のデザインコンセプトは「瀬戸内海の移動を楽しむ,みんなの公園」で,乗船するだけでも楽しめるクルーズフェリーです。

 私も「いつか乗船してみたい」と思っていました。

 そんなある日,このシーパセオ限定のオリジナルスイーツ・ドリンクがあることを知りました。

 シーパセオ限定の「廣島檸檬ケーキ」と「レモネード」です。

 この日以来,私は「いつか乗船してみたい」から「どうしても乗船したい」という気持ちに変わりました(笑)

 そこで夏季休暇を利用し,シーパセオ限定のオリジナルレモンケーキを味わうことを1番の目的に,広島からシーパセオに乗って松山へ行ってきました。


自転車でシーパセオに乗船

 2020年8月の早朝,通勤用の自転車に乗り,広島市南区の自宅から宇品旅客ターミナル(広島港)へ行きました。

 出発時刻が近づくと,桟橋にシーパセオがやってきました。

(シーパセオ(広島港))
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 シーパセオの係留のため,綱取りをされている様子です。

 これからこのシーパセオに乗船するのかと思うとワクワクしました。

 そして思ったのです。

 「さらなる思い出を作るため,私の自転車もそのままフェリーに載せて松山市内へ行ってみよう」

 切符売り場で手続きを済ませ,自動車の後を追うように自転車でシーパセオに乗船しました。
 ※乗船料+500円でフェリーに自転車を積みこむことが可能です。

(車両甲板に駐輪した自転車)
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 車両甲板で,船の乗務員さんが私の自転車をロープで固定してくださいました。

 そして私は2階の客室へ上がりました。


シーパセオ船内の様子

(リラックスシート)
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 客室内がとても豪華な作りとなっています。

(売店・軽食コーナー)
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 レモンケーキを求めて乗船したこともあり,やはり売店・軽食コーナーが気になりました。

 お土産・オリジナルグッズコーナーも併設されています。

(お土産・オリジナルグッズコーナー)
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 シーパセオのオリジナルグッズのほか,広島・愛媛のお土産品も販売されています。

(リフレッシュ・ラウンジ)
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 こちらは売店・軽食コーナーに隣接するリフレッシュ・ラウンジです。

 ここで軽食を楽しむことができるのですが,照明が明るい暖色系のライトとなっており,食事を美味しくいただける工夫がなされています。

(KOAGARI(こあがり)エリア)
Koagari

 船内には靴を脱いでリラックスして過ごせるエリアも多く設けられています。

 続いて3階へ上がってみました。

(シャインデッキ)
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 船全体が公園のような感じで,公園を散歩する感覚で楽しめました。


シーパセオの肉うどん

 朝早くから行動し,お腹が空いたので朝食に肉うどんをいただきました。

(肉うどん)
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 うどんはコシがあり,甘辛のつゆで,具の牛肉もたっぷりでした。


シーパセオ限定・廣島檸檬ケーキとレモネード

 広島港を出航してしばらくすると呉港(呉中央桟橋)へ着きました。

(呉中央桟橋・大和ミュージアム)
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 呉を出航してしばらくして,私は売店・軽食コーナーで「廣島檸檬ケーキ」と「レモネード」を注文しました。

 せっかくなので,3階のシャインデッキでいただきました。

(廣島檸檬ケーキとレモネード(しお風のガゼボ ))
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 レモンケーキもレモネードも「SEA PASEO」オリジナルマーク付きです。

(廣島檸檬ケーキとレモネード(音戸大橋・第二音戸大橋))
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 写真手前の赤いアーチ橋が「第二音戸大橋」,写真奥の赤いアーチ橋が「音戸大橋」です。

 レモネードにのせられたレモンシャーベットが暑さでどんどん溶けていったので(笑),席に着いていただくこととしました。

 「レモネード」は,レモンの酸味が効いた甘い炭酸水に,レモンシャーベットを浮かべたオリジナルドリンクでした。

 「廣島檸檬ケーキ」はケーキ生地にレモンシロップをたっぷり含ませたオリジナルケーキです。

(廣島檸檬ケーキ)
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 ケーキ生地にはレモンピールもザクザク練り込まれています。

 しっとり柔らかいケーキ生地で,甘いレモンシロップと酸味の効いたレモンピールがアクセントになった,レモン風味豊かなレモンケーキでした。

 海を眺めながらいただいたレモネード・レモンケーキは最高でした。

 再び席に戻り,海の景色を眺めたり,うたた寝したりしていると,松山港(松山観光港)に到着しました。

 私は自動車の運転手とともに車両デッキへ降り,自動車の後について自転車で下船しました。


自転車で松山観光

 ついに私の自転車は広島県を越え,愛媛県まで進出しました(笑)

 松山観光港へは何度か来た事があるので,ここから松山市街地までかなり距離がある(約10kmある)ことは理解していたのですが,実際に自転車で移動してみると,思っていたより大変でした。

 真夏の炎天下で日よけのためとは言え,平日に真っ赤なカープの帽子にマスクをしてママチャリで走るいい歳をした男というのは,怪しさ満点です(笑)

(伊予鉄道高浜線)
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 普段見慣れない電車を見ると興奮し,しばし移動の疲れを忘れさせてくれました。

 頑張って自転車をこぎ,まずは松山市中心部の商店街「大街道(おおかいどう)」へ行きました。

 大街道で食事・お土産購入を済ませた後,せっかくなので道後温泉街まで行きました。

(伊予鉄道市内電車と自転車(道後温泉駅))
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 自動車や電車では何度も来ている道後温泉ですが,普段使いの自転車で来ると一味違った達成感と面白さがありました。

(坊っちゃん列車)
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 お店でお土産を買った際,お店の方に私が広島から自転車で来たことをお話しすると,「えっ,えーっ?」とかなり驚かれたのが印象的でした(笑)

 この後,再び市街地(銀天街・松山市駅など)へ行きました。

 銀天街に「サンイート」というパン屋さんがあり,ケーキのショーケースにレモンケーキがあったので,購入しました。

(サンイート銀天街店ショーケース)
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 ショートケーキ形のレモンケーキが1個150円です。安さに驚きました。

 このレモンケーキを購入し,帰りの船内でいただくこととしました。

 夕方発のフェリー便に合わせて,再び約10km,途中迷いながら1時間以上かけて自転車で松山観光港に戻りました。


シーパセオの「ひきなみパフェ」とサンイートの「レモンケーキ」

 帰りのフェリーもシーパセオに乗船しました。

(シーパセオ(松山観光港))
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 出航してしばらくして,シーパセオのオリジナルスイーツ「ひきなみパフェ(チョコレート)」を購入しました。

(シーパセオ ひきなみパフェ(チョコレート))
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 せっかくだからと2階の野外席へ持って行って写真撮影したのですが,暑くて強い海風が容赦なくパフェに襲いかかり,みるみる間にチョコレートソフトが溶けていきました…。

(シーパセオ ひきなみパフェ(坊っちゃん団子とブラウニー))
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 パフェは,チョコレートソフトクリーム,坊っちゃん団子,コーンフレーク,チョコブラウニーで構成されていました。

 このあと,3階の「しお風のガセボ」で,銀天街「サンイート」で購入したレモンケーキをいただきました。

(レモンケーキ(サンイート))
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 しっとりしたスフレチーズケーキのようなケーキ生地で,ケーキの底にはレモンピールがたくさん入っており,レモンの酸味・風味もしっかり味わえました。


廣島檸檬ケーキ(シーパセオのお土産)

 シーパセオ乗船の記念に,お土産用の「廣島檸檬ケーキ」(3個セット)も購入しました。

(廣島檸檬ケーキ(お土産用))
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 化粧箱入りです。

 包装は濃紺に金のラインが入ったシーパセオのデザインとなっています。

(廣島檸檬ケーキ(お土産用)と瀬戸内海)
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(廣島檸檬ケーキ(お土産用中身)と瀬戸内海)
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 個包装にもシーパセオのデザインが施されているので,1個ずつお土産として配っても喜ばれると思います。


まとめ

 広島港・宇品旅客ターミナルに着き,再び自転車に乗って自宅へ帰りました。

 近所へ遊びに行く感覚で,広島から松山までママチャリで日帰り旅行をしました。

 自粛ムードが続くなか,こういうプチ旅行も楽しめることがわかりました。

 船に乗り,穏やかな瀬戸内海を眺めながら瀬戸内のレモンケーキをいただくと,ひと味違った贅沢な気分を味わえますよ。


<関連サイト>
 瀬戸内海汽船「SEA PASEO(シーパセオ)
 「レモンのお菓子」(「chibiaya日記」)
 chibiayaさんが,関東で販売されているレモンケーキを中心に,レモンケーキの情報を詳しく紹介されています。

<関連記事>
 「新幹線車内でレモンケーキを味わう -山陽新幹線・東北・北海道新幹線・さかたやのレモンケーキ-

2020年9月 5日 (土)

べっ甲の耳かき -長崎県長崎市-

 べっ甲で作られた耳かきです。

 化粧箱に入れられた高級耳かきです。

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 横浜市の食の文化を考える会「ミズホ学級」のメンバーの方からプレゼントしていただきました。

 今から20~30年以上前に,いただいた方のお母様が長崎へ旅行された際,長崎市の「江崎べっ甲店」で購入されたものだそうです。

 江崎べっ甲店は創業300年を超える長崎の老舗ですが,べっ甲細工の原料不足,職人の後継者不在などの理由で今年(2020年)6月に閉店され,国の登録有形文化財・長崎市の景観重要建造物にも指定されていた店舗も解体されたようです。

 つまりこの耳かきは,何十年,何百年と守り続けられた伝統の集大成で,いろんな人の思いが込められた耳かきなのです。

 また,べっ甲の原料も希少で,お店も閉店というお話ならば,今後同じものは二度と手に入らないでしょう。

 そんな貴重な耳かきを私がいただいてよいのかと悩みましたが,お気持ちも含めてありがたくいただき,当ブログを通じて広く皆様に知っていただくことが大事だと思いました。

 貴重な耳かきをいただき,ありがとうございました。

 大切に扱わせていただきます。


<関連サイト>
 文化遺産オンライン「江崎べっ甲店」文化庁

2020年9月 1日 (火)

希少な高級ぶどう・藤稔(ふじみのり)の魅力 -お店であまり販売されていない理由-

「ふじみのり」とは

 2020年8月に広島県福山市のフランス料理店を訪問しました。

 そのお店でデザートをいただいている時,シェフから「もう少ししたらデザートにぶどうを出そうと思います。『ふじみのり』という品種なのですが,大きくてすごく甘いんですよ。ただ房落ちが多いので,一般のお店で販売されることはほとんどないんです」という情報をいただきました。

 私は「へぇ,そんなに魅力的なぶどうがあるんですか。でも入手困難なぶどうのようですね」とお話しし,品種をメモして帰りました。

 後日,検索エンジンに「ふじみのり」と入力し,いくつかのウェブサイトを見てみると,神奈川県藤沢市の農園で開発された品種で,「藤稔」と表記されるぶどうでした。

 「世界最大級の黒ぶどう」とも呼ばれ,収穫時期が8月中旬から9月中旬にかけての限られた期間しか収穫できない品種でもあるようです。

 「食材にこだわるシェフが魅力的・美味しいとおっしゃるぐらいだから,一度味わってみたいな」と思いました。


ぶどうの産地・広島県竹原市で藤稔を発見

 その後,ドライブで広島県竹原市の「道の駅たけはら」へ行くことがありました。

 施設内の物産直販コーナーで,何気なく産直野菜や果物を見て回っていると…何とお店にはめったに出回らないと言われる「藤稔」が1房だけ売られていたのです。

(「藤稔」店頭販売の様子)
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 「これがあの藤稔か!」と思わず興奮しました。

 竹原市はぶどうの栽培が盛んな地域なので,藤稔以外にも様々な品種のぶどうが販売されていました。

(ぶどう品種一覧)
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 果物売場に掲示されていた「ぶどう品種一覧」です。

 「藤稔」は「種 なし」,「皮の食べ易さ ×」と記載されていました。

 貴重な「藤稔」1房を購入しました。

 再び車を走らせていて,竹原市の古い地図に「葡萄」と記載された地区があったことを思い出しました。

 その記憶を頼りに,車で竹原市の南部,竹原町方面へ行ってみました。

(竹原のぶどう畑)
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 予想どおり,一面にぶどう畑が広がっていました。はるか遠くに三井金属竹原精錬所の煙突も見えます。

 ぶどう畑沿いに車を走らせていると,ぶどう畑に併設されたぶどうの直販所も多く見かけました。

 藤稔への期待を膨らませつつ,広島市内の自宅へ戻りました。


藤稔の特徴・お店であまり販売されてない理由

 いよいよ藤稔との御対面です。

(藤稔)
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 かなり大粒な黒色のぶどうです。

 ずっしりとした重みもあります。

 これらは藤稔の大きなメリットなのですが,その反面,一般的なぶどうに比べてどうしても房落ちする確率が高くなってしまいます。

 また,その重みで底の部分の実が押しつぶされる現象もみられます。

 せっかくきれいに陳列していても,粒が次々と房落ちしたり,実が押しつぶされてしまうと,商品としての見栄えが悪くなるため,お店ではあまり販売されないのです。


藤稔の味と魅力について

 房落ちが多く,実もつぶれやすい藤稔ですが,それに勝る魅力があるのでしょうか。

 藤稔をいただいてみました。

(藤稔の果肉・果皮)
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 果皮は容易にむけるので,果皮を1粒ずつ手でむいて食べたり,口の中で果皮と果肉に分けて食べることもできます。

 果皮をむくと,はち切れんばかりに果汁が溢れ出てきました。

 その果肉を口に運ぶと…これが驚くほど甘かったのです。

 私が今まで食べたぶどうの中で最高ランクの甘いぶどうでした。

 とてもジューシーで甘いので,シェフがおっしゃったように,これだけで立派なデザートになります。

 まるでぶどうのゼリーをいただいているかのようでした。

 この美味しさは大きな魅力です。

 この日以降,藤稔が店頭に並んでいないか見て回りましたが,デパートの果物売場で1箱見かけた程度で,やはり旬の時期であってもあまり出回ってないようです。

 もしお店で「藤稔(ふじみのり)」というぶどうを見かけたらラッキーですよ。


<関連サイト>
 「道の駅たけはら」(広島県竹原市本町1-1-1)

<関連記事>
 「岡山が誇る果物 -清水白桃とマスカット・オブ・アレキサンドリア-

2020年8月25日 (火)

フランス料理の特徴と主な料理11 -フォアグラクッキー・アナグマのリエット・生牡蠣とウニ・和牛のロティ・アナグマの煮込み・ベッコフ-

 今回は,お気に入りのフレンチレストランで味わった,ちょっと珍しい食材・料理などを御紹介したいと思います。

フォアグラクッキー

 
ガチョウや鴨の肝臓を肥大化させた世界三大珍味の1つ「フォアグラ」。

 アミューズとして,そのフォアグラを使ったクッキーをいただきました。

(フォアグラクッキー)
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 大きな松ぼっくりに刺さっているクッキーがフォアグラクッキーです。

 クッキーにフォアグラを混ぜている程度ではなく,クッキーに使うバターの代わりにフォアグラが使われているという,とても贅沢なクッキーです。

 フォアグラの深いコクが味わえる,珍しいクッキーでした。


アナグマのリエットとマッシュルームの燻製

 前菜に,地元で捕獲したアナグマのリエットのシュー包みと,マッシュルームの燻製をいただきました。

(アナグマのリエットとマッシュルームの燻製)
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 「リエット」は,肉の塊を脂身とともに煮崩れるまで煮てペースト状にし,塩などで調味した料理です。

 パンと一緒にいただくのが一般的ですが,今回はシュー生地でいただきました。

 ジビエで想像しがちな獣特有のクセがなく,言われなければ豚肉か鶏肉かという感じの美味しいリエットでした。

 一方,マッシュルームの燻製は,桜チップで燻製されていました。

 中にクリームチーズが詰められた「ファルス」(詰め物料理)で,燻製したマッシュルームとクリームチーズの相性が抜群でした。


生牡蠣とウニ

 生牡蠣とムラサキウニです。

(生牡蠣とウニ)
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 生牡蠣は広島県福山市に近い,岡山県笠岡市北木島産のものです。

 味付けはされておらず,生の牡蠣そのままをいただいたのですが,生臭さは全くなく,海の香りが口の中一杯に広がりました。

 ウニはムラサキウニで,中には生ウニとトウモロコシのムースが入っていました。

 殻付きのウニなので,贅沢な気持ちになりました。


和牛モモ肉のロティとアナグマの煮込み

 メインとして提供された「和牛モモ肉のロティとアナグマの煮込み」です。

(和牛モモ肉のロティとアナグマの煮込み)
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 写真中央が和牛モモ肉のロティ(ロースト),右上の肉の塊がアナグマの煮込み(ラグー)です。

 和牛モモ肉のロティは,ソースとして赤ワインの代わりに福山・鞆の浦の有名な薬味酒「保命酒(ほうめいしゅ)」が使われていました。

 シェフは地元・福山の食材等を使い,その美味しさをお客様と共有することを重視されており,私も共感しています。

 そしてアナグマの煮込みです。

 アナグマの肉の塊をナイフがいらないほど柔らかく煮込まれた一品で,クセがなく,程良く脂ものっていたので,とても美味しくいただきました。

 アナグマ料理からも,食材にこだわっておられるシェフの意気込みを感じることが出来ました。


ベッコフ

 ベッコフはフランス・アルザス地方の郷土料理です。

 シェフが渡仏されていた際に出会った料理とのことでした。

(ベッコフ)
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 豚肉,玉ねぎ,人参,ジャガイモなどの食材を,白ワイン,ローリエ,タイム,塩,こしょうなどで調味し,鍋でコトコトと煮た料理で,例えるならフランス版「肉じゃが」です。

 シェフが興奮気味に「白ワインで煮るのに,仕上がりの味は醤油・酒・みりん・砂糖で作る日本の肉じゃがと同じ味になるんですよ!」とおっしゃってましたが,本当にそのとおりで,味は肉じゃがそのものでした。

 醤油やみりん・砂糖を使ってないのに,なぜ似たような味になるのかとても不思議でした。

 白ワインを煮込むことにより,醤油やみりん・砂糖を煮た時と同じような「メイラード反応(褐変反応)」が起こって,肉じゃがと同じような味になるのでしょう。


まとめ

 お店へ電話で予約する際,シェフから「お苦手なものやアレルギーはございますか?」と聞かれたので,私は冗談で「うーん,あえて言えばシェフが…」とお答えすると,シェフから「ではお席へお伺いするのを自粛します」と切り返され,お互い大笑いしました。

 そんな気軽に本格的なフランス料理を味わえる,居心地の良いレストランです。


 最後に…

(バースデープレート)
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 「Joyeux Anniversaire Kouji」と書かれたデザートプレートです。

 「Joyeux Anniversaire」は,フランス語で「ジョワイヨ アニヴェルセル」と読み,「お誕生日おめでとう」という意味です。

 「Kouji」は…ローマ字だと「コウジ」ですが,フランス語では「クジ」となります(笑)


 冗談はさておき,皆様のおかげで,本日誕生日を迎えることが出来ました。

 当ブログにお付き合いいただき,ありがとうございます。

 これからもよろしくお願い申し上げます。


<関連サイト>
 「ラルドワーズ」(広島県福山市御幸町上岩成455-3)

<参考文献>
 辻調理師専門学校監修「基礎からわかるフランス料理」柴田書店

2020年8月21日 (金)

広島のレモン菓子・レモンケーキ14 -しまなみレモンバイク・瀬戸田レモンケーキ・瀬戸田レモネード・瀬戸内レモン丼-

SHIMANAMI LEMON BIKE(しまなみレモンバイク)

 JR西日本のおでかけガイド「西Navi 2020.8月号」に,「SHIMANAMI LEMON BIKE(しまなみレモンバイク)」の特集がありました。

 「しまなみレモンバイク」はレモンをイメージした黄色い自転車で,この自転車に乗って広島県尾道市と愛媛県今治市を橋で結ぶ「しまなみ海道」をサイクリングしませんかという記事です。

 神戸松陰女子学院大学の学生メンバーによる「乗って楽しい・写真を撮りたくなる自転車を」という提案を受け,JR西日本と尾道の自転車メーカー「BETTER BICYCLES」とのコラボレーションで今年(2020年)に誕生したオリジナル自転車のようです。

 これは楽しい企画だと思った私は,夏季休暇を利用して尾道へ向かいました。

 尾道駅から徒歩で駅前桟橋へ,駅前桟橋から高速船で瀬戸田港へ行き,瀬戸田の店舗で「しまなみレモンバイク」をお借りすることにしました。

 尾道駅前桟橋に係船されていたサイクルシップ「ラズリ」です。

(サイクルシップ ラズリ(前方))
Photo_20200817192401

 「ラズリ」は自転車を積んで移動できる高速船で,土日祝限定便です。

(サイクルシップ ラズリ(後方))
Photo_20200817192501

 私が訪問した日は平日だったので,「シトラス」という高速船を利用しました。

(シトラス(前方))
Photo_20200817192502

 柑橘色の高速船で,尾道~因島~佐木島~瀬戸田を結びます。

(シトラス(後方))
Photo_20200817192503

 シトラスで,いざ,瀬戸田へGO!

 このシトラスも自転車を積むことができます。

(シトラスと自転車)
Photo_20200817193001

 この時は乗客が多かったこともあるのですが,ちょっと詰め込み過ぎのような気も…(笑)

 瀬戸田港に着き,私は桟橋の目の前にある「しまなみロマン」というお店で「しまなみレモンバイク」をお借りしました。
(電話での事前予約がおすすめです。)

(しまなみロマン)
Photo_20200817193101

 こちらのお店にはレモンの料理もたくさん用意されているようだったので,帰りに味わってみようと思いました。

 レンタサイクルの手続きを済ませ,瀬戸田(生口島)の海沿いを走って,広島県と愛媛県の県境にかかる多々羅大橋を目指しました。

 途中,多々羅大橋が見える場所で「しまなみレモンバイク」を撮影しました。

(しまなみレモンバイクと多々羅大橋全景)
Photo_20200817193301
 ※画像をクリックすると拡大します。

 これが「しまなみレモンバイク」です。

 全体がレモン色のかわいい自転車です。

 タイヤはレモンの中ワタをイメージしたオフホワイトに仕上げてあります。

 7段ギアが付いているので,橋の上り下りなども楽々でした。

 多々羅大橋近くの「レモン谷」で瀬戸田の「エコレモン」の案内板を見つけました。

(レモンアイランド案内板)
Photo_20200817193501

 瀬戸田は国産レモン発祥の地で,「レモンアイランド」と呼ばれているそうです。

 レモンの実がついたレモンの木も見かけました。

(レモンの木)
Photo_20200817193601

 さらに走ると,国産レモン発祥の地の石碑とレモンのベンチが設置されたスポットがありました。

(しまなみレモンバイクと国産レモン発祥の地の石碑)
Photo_20200817193701

 多々羅大橋をバックにしたこのスポットは,有名な記念撮影スポットでもあります。

 行く先々で,私が乗る「しまなみレモンバイク」は他のサイクリストから注目の的でした。

 多々羅大橋に着き,記念撮影をしました。

(多々羅大橋としまなみレモンバイク)
Photo_20200817193801

 自動車では何度も多々羅大橋を渡ったことがありますが,自転車は今回が初めてでした。


Blue Greenのレモンケーキとレモネード

 多々羅大橋を折り返し地点に,再び瀬戸田港へ向かって自転車を走らせました。

 途中,「瀬戸田サンセットビーチ」・垂水港の近くで気になるのぼり旗を見つけました。

(瀬戸田レモン ドリンク&ケーキのぼり旗(Blue Green))
Photo_20200817194101

 「瀬戸田レモン ドリンク&ケーキ」
 しまなみレモンバイクに乗った私は吸い込まれるようにこのカフェへ寄りました。

 軽食(予約制)とドリンク・スイーツのお店で,レモンのドリンク・スイーツは,レモネード・レモンスカッシュ・レモンケーキがありました。

 私はアイスレモネードとレモンケーキのセットをお願いしました。

(アイスレモネードとレモンケーキ)
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 アイスレモネードもレモンケーキも,地元瀬戸田のレモンが使われています。

 アイスレモネードは,そのままだとレモン果汁のみで酸っぱいので,甘いシロップを注いで甘さを調整しました。

 サイクリングで汗だくになった体を,冷たくさわやかなレモネードが癒してくれました。

(レモンケーキ)
Photo_20200817194202

 レモンケーキはパウンドケーキのような四角いケーキで,表面には細長く刻まれたレモンピールが,ケーキ生地の中には大きめの角に刻まれたレモンピールがたくさんありました。

 しっとりとした食感で,手作りレモンピールがふんだんに使われたレモン風味豊かなレモンケーキでした。

 「瀬戸田レモン」と「瀬戸内レモン」の違いについてお店の方にお話を伺うと,「瀬戸田が国産レモン発祥の地で,のちにレモン栽培が瀬戸内地方全般に広まっていき,『瀬戸内レモン』と呼ばれるようになったのでは」とのことでした。

 瀬戸田の人々はプライドを持って「瀬戸田レモン」と呼んでおられるのだろうなと思いました。

 リフレッシュできたところで,自転車で「しまなみロマン」まで戻りました。


瀬戸内レモン丼

 「しまなみロマン」で自転車をお返しした後,期待していたレモン料理をいただきました。

 「塩レモン唐揚丼」,「レモンポーク丼」,そしてその両方を味わえる「瀬戸内レモン丼」とあったので,私は「瀬戸内レモン丼」を注文しました。

(瀬戸内レモン丼)
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 瀬戸内レモン丼とお吸い物,漬物のセットです。

 写真右上の黄色いコースターもレモンの輪切りをイメージしたもので,冷水もレモンを入れたレモン水でした。

(瀬戸内レモン丼(拡大))
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 瀬戸内レモン丼は,具の半分が塩レモン唐揚(写真の丼の上半分),残り半分がレモンポークの焼肉(写真の丼の下半分)で,中心に輪切りのレモンがのせられています。

 輪切りのレモンが「しまなみレモンバイク」の車輪のようです(笑)

 塩レモンの下味を付けた鶏の唐揚げは,レモンの酸味が効いて,唐揚げをさっぱりさわやかにいただくことができました。

 塩レモンと唐揚げの相性は抜群でした。

 一方,愛媛・岩城島のレモンを食べて育ったブランド豚「レモンポーク」を焼いたレモンポークの焼肉も絶品でした。

 レモンポークは柔らかくてジューシーな肉とコク・甘味のある脂身が特長です。

 今回の焼肉は,厚めにスライスした肉を,塩・こしょう,レモン汁というシンプルな味付けで調理したものでしたが,これが一番美味しくいただける調理法だと思いました。


まとめ

 私はこれまで「しまなみ海道」沿いの観光地を訪問する際は,自動車しか利用したことがありませんでした。

 今回初めて,尾道駅から高速船やレンタサイクルを利用してしまなみ海道の一部を周遊したわけですが,徒歩や自転車で周遊すると,自動車では見過ごしてしまうような風景や施設・お店が発見出来たり,気になるスポットにちょっと立ち寄ってみることが出来たり,サイクリスト・観光客同士の出会いがあったりと,自動車とは異なった大きな魅力があることがわかりました。

 実際,今回御紹介したレモンケーキ・レモネード,瀬戸内レモン丼などは訪問先で初めて知ったものばかりです。

 皆様も御興味があれば,しまなみ海道でサイクリングをお楽しみください。

 きっと新たな発見・出会いがあり,思い出深い旅になることでしょう。


<関連サイト>
 せとうちパレットプロジェクト「SHIMANAMI LEMON BIKE」(「JRおでかけネット」JR西日本)
 「Blue Green(ブルーグリーン)」(広島県尾道市瀬戸田町垂水1720-1)
 「しまなみロマン」(広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田214-1)
 「レモンのお菓子」(「chibiaya日記」)
  chibiayaさんが,関東で販売されているレモンケーキを中心に,レモンケーキの情報を詳しく紹介されています。

<参考文献>
 JR西日本「西Navi」(2020.8月号)

<レモンケーキ関連記事>
 「食文化関連記事一覧表・索引」の「食文化事例研究」にある「レモンケーキ・レモン菓子」を御参照ください。

2020年8月18日 (火)

みみかき鎌倉大仏の耳かき -神奈川県鎌倉市-

鎌倉大仏が耳かきをしている様子を表現した耳かきです。

鎌倉・小町通り商店街のお土産店で購入しました。

1413271

お店でこの耳かきを見た瞬間,思わず笑ってしまいました。

自ら耳かきをされている鎌倉大仏を表現した耳かきなんて,しゃれてますよね(笑)

小町通り商店街は,たくさんのお土産店や飲食店,雑貨店などが並び,老舗も新店舗もあるので,みんなで楽しめるスポットです。

皆さんも鎌倉・小町通りで楽しいお土産を探してみてください。

2020年8月14日 (金)

日本各地のレモン菓子・レモンケーキ5 -五感の檸檬燦とサロンドロワイヤル京都のシトロンドーム-

 日本各地で売られているレモン菓子・レモンケーキを御紹介します。

 今回は関西編。大阪と京都のレモンケーキを御紹介したいと思います。


五感(GOKAN)「檸檬燦」

 大阪市北浜に本店がある洋菓子店「五感(GOKAN)」の「檸檬燦(れもんさん)」です。

(五感「檸檬燦」(包装))
Photo_20200814104501

 和のレモンケーキを感じさせるデザインの包装です。

(五感「檸檬燦」)
Photo_20200814104502

 サイズは横約8cm,幅約5cm,高さ約3.5cmで,やや大きめです。

 瀬戸内海・岩木島(愛媛県越智郡上島町)産のレモン「いわぎレモン」と大阪府千早赤阪村のハチミツが使用されているのが特長です。

 かなり厚みのあるレモンチョコが表面にコーティングされています。

(五感「檸檬燦」(中身))
Photo_20200814104503

 ケーキ生地はやわらかいマドレーヌのような仕上がりとなっています。

 細かいレモンピールも練り込まれています。

 分厚くコーティングされたレモンチョコに強いレモンの酸味・風味を感じるレモンケーキでした。


 「五感(GOKAN)」(大阪・北浜本館,梅田阪急店ほか)


サロンドロワイヤル京都(Salon de Royal Kyoto)「シトロンドーム」

 京都市中京区,御池通りを少し上がった木屋町通りにあるチョコレート・洋菓子店「サロンドロワイヤル京都(Salon de Royal Kyoto)」のレモンケーキ「シトロンドーム」です。

 カフェが併設されたチョコレートのお店ということで,私はカフェ利用で訪問したのですが,店内でレモンケーキも販売されていたので,喜んで購入しました。

(サロンドロワイヤル京都「シトロンドーム」(包装))
Photo_20200814105301

 シンプルに「Salon de Royal Kyoto」と書かれた包装です。

 「シトロンドーム」というおしゃれなネーミングのレモンケーキは初めてです。

(サロンドロワイヤル京都「シトロンドーム」)
Photo_20200814105302

サイズは横約6.5cm,幅約5cm,高さ約3cmです。

白いレモンチョコが,底を含めてケーキ生地全体にコーティングされています。

(サロンドロワイヤル京都「シトロンドーム」(中身))
Photo_20200814105303

 チョコレートが売りのお店だからか,レモンチョコが厚めにコーティングされています。

 みっしり,しっかりと詰まったケーキ生地です。

 大きめのレモンピールもたくさん練り込まれており,レモンの風味・酸味をよく感じられるレモンケーキでした。

 こちらのお店は鴨川沿いにあり,夏は鴨川を間近に眺めながら飲食を楽しめる「納涼床(川床)」もあります。

 私は夏の暑い日に納涼床で熱々の「ショコラショー」(ホットチョコレート)をいただくという面白い経験をしましたが(笑),気軽に納涼床を楽しめるお店として利用されるのも良いかと思います。

 レモンケーキと一緒にお土産として購入したピーカンナッツチョコレートも,皆さんにとても好評でした。


 「サロンドロワイヤル京都」(京都市中京区木屋町通り御池上ル上樵木町502)


 以上,レモン菓子・レモンケーキを購入される際の参考になれば幸いです。


<関連リンク>
 「レモンのお菓子」(「chibiaya日記」)
 chibiayaさんが,関東で販売されているレモンケーキを中心に,レモンケーキの情報を詳しく紹介されています。

<レモンケーキ関連記事>
 「食文化関連記事一覧表・索引」の「食文化事例研究」にある「レモンケーキ・レモン菓子」を御参照ください。

2020年8月 9日 (日)

中国料理の特徴と主な料理4 -上海料理(紅焼肉・上海粗炒面)と上海リニアモーターカー-

 広島からカンボジア・シェムリアップへ向かう途中,中国・上海で飛行機を乗り継ぎました。

 乗継ぎにまとまった時間があったので,上海浦東国際空港を出て上海中心街を散策しました。

 今回は上海の街で味わった料理や上海の街,そして上海リニアモーターカーなどを御紹介したいと思います。


上海リニアモーターカー乗車

 上海浦東国際空港から上海中心街への公共交通機関は,地下鉄,リニアモーターカー,エアポートバス,タクシーなどがあります。

 リニアモーターカーが一番速く着きそうですが,実はこのリニアモーターカー,上海中心部までつながっておらず,空港から上海中心部までの半分ぐらいの距離で終わってしまいます。

 そこから先は,結局同じ空港から出発する地下鉄二号線の地下鉄に乗り換えなければならないので,空港から地下鉄1本で向かう方が,少し時間はかかりますが,安くて楽です。

 それでも,鉄道好きの私は「世界最速の商業列車」と呼ばれる上海リニアモーターカーに乗ってみたかったので,空港から乗車しました。

(上海リニアモーターカー外観)
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 上海リニアモーターカーの運賃は,地下鉄の何倍もするので,乗客のほとんどは外国人観光客で,車内もガラガラに空いていました。

(上海リニアモーターカー車内)
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 いざ出発!リニアモーターカーはぐんぐん速度を上げていきます。

(上海リニアモーターカー車窓)
Photo_20200725223502

 磁力で車体が浮いているので音は静かです。

(上海リニアモーターカー速度表示 時速301km)
301km 

 このリニアモーターカーは時速301kmが最高でした。

 この速度は日本の新幹線とほぼ変わらないのですが,リニアモーターカーに乗車したという感動を味わえました。

 終点の龍陽路駅で地下鉄二号線に乗り換え,中心街を目指しました。

(上海リニアモーターカーと上海地下鉄の切符)
Photo_20200725223801

 写真上側が上海リニアモーターカー(上海磁浮列車),下側が地下鉄の切符です。

 切符は紙ではなくプラスチックのカード式で,出場の際に自動改札機で回収されます。


浦東地区・外灘・洋館

 上海随一の繁華街のある南京東路駅で下車し,上海の2大人気エリア「浦東(プウドン)」と「外灘(ワイタン)」地区を見学しました。

(上海・浦東地区)
Photo_20200725224001

 浦東地区の超高層ビル群と東方明珠塔(テレビ塔)です。

 職場旅行以来,十数年ぶりに上海に来ました。

 上海初訪問の際は,見るものすべてが新鮮で,日本とはまるで別世界だった印象がありますが,今回は旅慣れてきたからか,2回目の訪問だったからか,普通に日本国内を観光しているような感覚でした。

(上海・外灘・洋館)
Photo_20200725224002

 外灘の洋館が建ち並んだ様子です。

 それぞれの洋館の上に中国の赤い国旗が掲げられているのが印象的でした。


上海料理店で食事

 周囲を散策した後,福州路と四川中路の交差点にある上海料理店「上海姥姥(シャンハイラオラオ)」というお店を訪問しました。

(上海姥姥)
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 メニュー表を見て,上海ならではの料理が食べたいと思い,豚肉の甘辛煮「紅焼肉(ホンシャオロウ)」と上海焼きそば「上海粗炒面(シャンハイツーチャオミエン)」を注文しました。

 この2種類で十分なのに,女性店員から「白ご飯もないと」,「お茶もつけますね」という意味のことを言われ,「多いんだけどな…」と思いつつ,言われるがままに従いました。

(紅焼肉・上海粗炒面・白飯小碗・大麦茶)
Photo_20200728185701

 「想像以上に多い…」。つい日本の中華料理店の感覚で注文した私が間違っていました。


紅焼肉

(紅焼肉)
Photo_20200728185801

 上海を代表する料理「紅焼肉」です。

 豚バラ肉の角切りを醤油,砂糖,酒で煮込んだ豚の甘辛煮です。

 1つの大きさが4~5cm角もあり,しかも約3分の1は脂身,これが十数個山積みされていたので,とてもボリュームがありました。

 ゆで卵も2個分添えられていました。

 飴煮のような甘辛い角煮は,それだけでいただいても,白ご飯と一緒にいただいても美味しかったです。

 私は食べ残すのが嫌で,頑張って食べたのですが,量が半端なく,甘くて濃い味付けで,脂身も多かったので,食べ切ることができませんでした。
 (複数で来られていたほかのお客さんもよく残していましたが,これが中国の料理店では当たり前なのかも知れません。)


上海粗炒面

 続いて上海焼きそば「上海粗炒面」を御紹介します。

(上海粗炒面)
Photo_20200728190701

 もっちりした太麺をチンゲンサイや細切り肉と一緒に炒め,醤油や砂糖,オイスターソースなどで味付けた焼きそばです。

 油が大量に使われていて,かなりこってりしていました。
 (上海で麺を注文すると,「油そば」とも言えるような,油たっぷりの麺料理が出されることも多いです。)

 甘めの醤油焼きそばで,日本のソース焼きそばとは異なる趣きがあり,美味しかったです。

 油が少なければもっと食べやすいのですが…。


 1人で,しかも少食な私が,この2つの大皿料理と白ご飯という組合せは量的に少し無茶でしたが,濃い味付けでこってりした料理ばかりだったので,白ご飯と一緒に食べたのは正解でした。

 「紅焼肉」にも「上海粗炒面」にも当てはまることですが,一般的に上海・江南料理は醤油,砂糖,酒,黒酢などを利用したこってり甘辛な味付け,甘酸っぱい味付けが特徴です。

 食事後,支払いをすると,紅焼肉が75元,上海粗炒面が26元,白ご飯が2元,お茶が1元で合計104元(1元=約17円で計算すると日本円で約1,768円)でした。

(レシート)
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 レシートにも「上海粗炒面」とありますが,上海の街を歩くと,日本で言う「麺」のことを「面」と表現されていたことも興味深かったです。

 あと,中国人民元の通貨記号が日本円と同じ「¥」だったことも面白かったです。
 (今思えば,中国東方航空の機内販売のパンフレットを見て「妙に安いな」と思った自分が恥ずかしいです…。)

 お店を出て,食べ過ぎたので,再び上海の街を散策しました。


再び上海リニアモーターカー乗車

 夕方,夜出発の上海発カンボジア・シェムリアップ行の飛行機に乗るため,上海浦東国際空港へ戻りました。

 戻りも龍陽路駅から空港までは上海リニアモーターカーを利用しました。

(上海リニアモーターカー改札(龍陽路駅))
Photo_20200728194201

 日本では手荷物(X線)検査と言えば,飛行機に乗る時ぐらいですが,上海では列車に乗る際もその手荷物検査があります。
 (ちょっと地下鉄を利用する際でも検査を受ける必要があります。)

 車内はやはり空いていました。

 往路では新幹線並みのスピードしか感じなかったので,復路もあまり期待してなかったのですが,復路はグングンスピードを上げていくのがわかりました。

 「これはスピードが違う」と思い,電光掲示板を見ると…

(上海リニアモーターカー速度表示 時速430km)
430km

 時速430km!思わず「いいぞ!」と心の中で叫びました。

 このスピードだと確かに速いと感じ,興奮しました。

 これが上海リニアモーターカーの最高速度なのですが,このスピードを出せるのは,午前は9:00~10:45,午後は15:00~15:45の間しかないようで,私は偶然,最高速度が出せる時間帯の列車に乗車できたようです。

 時速300kmにせよ,430kmにせよ,距離が短いのであっという間に目的地へ着いてしまいますが,少なくとも日本のリニアモーターカーが開業されるまでは,上海のリニアモーターカーに乗ったことを自慢し続けようと思います(笑)


 上海浦東国際空港で約8時間の空き時間を利用しての上海観光。

 久しぶりの海外でしたが有意義なひとときを過ごすことができ,最終目的地カンボジア・シェムリアップを目指しました。

«出雲の勾玉の耳かき -島根県松江市-

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