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2014年2月 1日 (土)

イギリス料理の特徴と主な料理1 -キットカット-

 「チョコレートの世界史(中公新書)武田尚子著」を読みました。

 

 食文化の本を読むたびに思うのですが,食文化を知るためには,その背景にある歴史や宗教の知識が多かれ少なかれ必要になってきます。この本は,そういった背景もわかりやすく説明してくれています。

 

 今回,勉強になったことを列記しておきます。

○カカオ豆には,希少品種で抜群の味のクリオロ種,世界の生産量の大半を占めるフォラステロ種,クリオロ種とフォラステロ種両方の特徴を生かしたトリニタリオ種の3種があること。
○最初からチョコレートが生まれた訳ではなく,まずはカカオマスから脂肪分(カカオバター)を抜いてパウダー状にしたココアが主流だったこと。
○脂肪分を抜くことを主眼に置き,ココアを完成させたのがオランダのコンラート・ヴァン・ホーテンであること。
○その後,イギリスでは,奴隷貿易,保護貿易から自由貿易という流れの中,プロテスタントの一派クエーカー教徒の中から,フライ家,キャドバリー家,ロウントリー家というココア・チョコレートの御三家ができたこと。
○フライ家では,ココアの製造法とは逆に,カカオマスに脂肪分(カカオバターやミルク)を更に加えることによって固形のチョコレートを作りあげたこと。
○こうした流れを経て,ロウントリー家でウエハースにチョコレートをかけたキットカットが誕生したこと。
○ロウントリー社は労働者福祉,企業経営の先駆者でもあったこと。
○ロウントリー社はその後,マッキントッシュ社を吸収合併し,日本での販売は不二家が手掛けた。その後,ネスレ社の傘下に入り,現在に至ること。

 

 などです。勉強になったと同時に,チョコレート,中でもキットカットに改めて興味を持ちました。キットカットを食べ,紅茶で流し込むティーブレイクもイギリスの本場っぽくていいですね。

 この本を読めば,キットカットの話で,「きっと」盛り上がること間違いありません。

 

 「目と目が合ったら 君とブレイク 明るい深呼吸 運んできた!」
 「今風が吹く ブレイクしそう 一緒に飛ぼうよ!」

 

 というテレビCMの曲の印象が強いのですが,1990年代中頃の曲で,ネットで検索してもなかなか見当たりません。これらの曲は,恐らく本国イギリスの曲を日本語訳したものでしょう。実際,「運んできた!」の部分は「Have a break kitkat!」と同じフレーズですし,発音もよく似ています。また,私の聴き間違いかも知れませんが,日本語の歌詞が多少不自然なところ(失礼)も,そう感じさせます。

 キットカットはロングセラーなので,世代によって,様々な思い出やイメージソングがあるのでしょう。

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