« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »

2014年10月

2014年10月29日 (水)

ハロウィン -坊ちゃんかぼちゃのジャック・オー・ランタン-

 毎年10月31日はハロウィンです。
 最近は日本でもイベントの1つとしてすっかり定着した感があります。
 プロテスタント諸国を中心に民間行事として広まり,特にアメリカで盛んに行われています。一方,カトリックでは,翌日11月1日の「諸聖人の日(万聖節)」の方を重視しています。

 日本では,夏のイベントと年末年始のイベント(クリスマス・正月)の間を埋める格好のビジネスチャンスとばかりに,売る側がイベントとして盛り上げている向きも感じられます。

 今回,ハロウィンにちなんで,手のひらサイズのミニかぼちゃ「坊ちゃんかぼちゃ」でミニ「ジャック・オー・ランタン」を作ってみました。

(ジャック・オー・ランタン)
1


 包丁でまず頭のヘタを丸く取り除き,できた穴からスプーンを刺し込んで中の種などをえぐり出します。その後,側面から少しずつ包丁を入れ,目,鼻,口を作りました。
 カボチャを切るのは,経験のある方は御存知でしょうが,見た目よりずっと大変な作業で,私は簡易のこぎりを使うこともあるくらいです。
 その分,今回の作業も身構えていたのですが,実際に少しずつ包丁で切れ目を入れてみると,時間はかかりますが,そこまで力も必要なく切ることが出来ました。
 それどころか,ミニサイズなので,包丁で切り過ぎることもあり,出来上がったジャック・オー・ランタンも,実は右側の歯はグラグラです(笑)。

 せっかくなので,しばらく玄関に飾ってから,食べようかと思います。


<関連記事>
ハロウィン -ペポかぼちゃのジャック・オー・ランタン-

2014年10月25日 (土)

イタリア料理の特徴と主な料理1 -ピアット・ウニコ-

 足繁く通うイタリアン料理の店に,トマトソースパスタの上に一皿分の鶏のグリルが盛られたパスタがあります。お腹が空いた時など,よくこのパスタを注文するのですが,今回,店長さんから,「こうしたパスタとメインが一緒になった料理を『ピアット・ウニコ』と言うのですよ。」と教えていただきました。

(ピアット・ウニコの例「鶏グリルときのこのトマトソースパスタ」)
Photo

 「ピアット(piatto,皿)」という言葉は,コースの際のプリモ・ピアット(1番目の皿,スープ・パスタ・リゾットなど),続いて供されるセコンド・ピアット(2番目の皿,肉・魚料理などのメインディッシュ)など,イタリア料理ではよく聞く言葉ですが,「ピアット・ウニコ」という言葉は初めて聞きました。

 「ウニコ(unico)」は「1つの,唯一の,ユニークな」という意味で,「ピアット・ウニコ」と呼ばれる料理は,1つの皿にプリモ・ピアットとセコンド・ピアットを合わせた(今回の場合はパスタとメインを1皿に盛り付けた)料理という意味になります。ランチによくある「ワンプレートランチ」のイメージだと思います。

 イタリア料理は,フランス料理のコースのように煩雑な分類はなく,最初に出された料理が1番目の皿,次が2番目の皿ととても明快です。この「ピアット・ウニコ」もそういうイタリア的な自由な発想から生まれた食べ方だと思います。

 帰りに店長さんに,「『ピアット・ウニコ』のように,この店に来れば,美味しいものが食べられて,しかも楽しめる,盛りだくさんの店としてこれからも発展されたらいいですね。」とお話しして,そう話した自分に酔っていましたが,店長さんは,「前菜からドルチェまで一通りのコースを頼んでおきながら,更にパスタをピアット・ウニコにする「ウニコ(ユニーク)」な人だ。」と思われたことでしょう。

2014年10月22日 (水)

ハワイの魚の耳かき -アメリカ・ハワイ州ホノルル市-

ホノルル市内のABCストアで購入しました。
ABCストアは,飲食料品,日用品からハワイ土産まで,何でも揃うコンビニエンスストアです。お土産コーナーには,お土産用の耳かきまで売られていました。
日本の耳かきと比べて飾りが小さいのが特徴で,この魚の飾りは,縦・横・奥行きとも約1cmの大きさです。
ハワイらしく,カラフルで,部位をはっきり強調し,花飾りまであるユニークな魚となっています。
5002124

2014年10月19日 (日)

武蔵の里の耳かき -岡山県美作市-

 瀬戸大橋の本州側の玄関口,児島駅前で開催されていたイベント会場で購入しました。
 大原町は,現在の岡山県美作市にあたり,宮本武蔵の生誕地「武蔵の里 大原」として,観光に力を入れておられます。宮本武蔵駅という智頭急行の駅もあります。
 二刀流ということで,耳かきと梵天が1本づつセットになっています。ほかにも,開運と書かれたお守り(中身は綿)や,「あなたの幸運を祈っています」,「武蔵の里へようこそ!!ゆっくり楽しんでいってね」など,作り手の温かみが感じられる耳かきです。
3308123_3
(画像をクリックすると拡大します)

2014年10月14日 (火)

あずきの研究11 -今川焼きと小豆あんの呼び方-

 「今川焼き」は,小麦粉,玉子,砂糖などで作った生地にたっぷりの餡を入れて焼いた和菓子です。江戸時代,神田の今川橋付近で売られていたことから,今川焼きと名付けられました。
 とは言え,全国的に見ると,今川焼きという名前で全国統一されてはおらず,「大判焼き」や「回転焼き」など,地域によって実に様々な呼び名があるようです。

 以前,「御座候」(ござそうろう)本社(兵庫県姫路市)にある「あずきミュージアム」を訪問し,展示資料や映像,職員の方からの親切・丁寧な説明を通じて,小豆に関する様々なことを学ばせていただく機会がありました。この「あずきの研究」シリーズは,この時「あずきミュージアム」で学んだり,ヒントを得たことがきっかけの1つになっています。

 その際,知ったことの1つが,九州には御座候の店舗がないことでした。私の地元,広島では,今川焼きのことを「二重焼き」などと言いますが,「御座候」と言ってもわかるぐらい,御座候の今川焼きは定着し,人気があります。
 地元関西を中心に,北海道や関東,中部,中四国と幅広く展開されているのに,なぜ九州には店舗がないのか疑問に思い,事情を伺ったところ,九州には地元で慣れ親しまれている今川焼きがあり,他の地域からの事業展開が難しい地域であるといった趣旨のお話を伺いました。

 そこで,今回,九州で食べられている今川焼きを購入し,地元,広島で慣れ親しんでいる御座候とどういう違いがあるのか,比較してみることとしました。

 正直な話,九州でどの今川焼きがよく食べられているのか知らないのですが,デパ地下の食品売場などで売られているのではないかと,福岡・天神にて,デパートや地下街を探したところ,岩田屋で「蜂楽饅頭」という名で今川焼きが実演販売されており,お客さんの行列ができていました。広島の御座候の店舗とそっくりな光景なので,九州で慣れ親しまれている今川焼きの1つに違いないと思い,購入しました。

(小豆あんの呼び方について)
 小豆あんのことを,御座候では「赤あん」,蜂楽饅頭では「黒あん」と表現されています。(白あんは共通。)

 御座候は,小豆の「赤色」に込められた意味(お祝い,喜び,祈り,無垢,愛情,生命力など)を重視した結果だと思います。(「あずきの研究8 -お祝い事に赤色が好まれる理由-」に詳述。)

 一方の蜂楽饅頭は,九州で黒と言えば,福岡藩の黒田孝高(官兵衛)・黒田長政や熊本城の黒壁,鹿児島の黒豚や黒酢,黒焼酎,沖縄も含めた黒砂糖など「黒」に縁のあることも理由の1つかも知れませんが,一番の理由は,やはりあんこ自体が黒っぽいことにあるのではないかと思います。(もっとも,黒田孝高(官兵衛)の出身は,御座候のある姫路ですが…。)

(実演販売について)
 御座候,蜂楽饅頭いずれも,実演販売をされているようですが,御座候では,男性が作り,女性(又は男性)が売るのが基本となっているのに対し,蜂楽饅頭(天神岩田屋店)では女性が中心となって対応されていました。

(実演販売の様子(御座候))
1
左側で赤あん,右側で白あんが作られ,右奥の販売コーナーで売られています。

(風味について)
 御座候の生地や赤あんは,いずれも上品な甘さに仕上げられており,小豆本来の風味を味わってもらうことを重視されていると思います。

(御座候)
Photo


 蜂楽饅頭は,会社が戦前から養蜂業を営んでおられることもあり,甘味に国産純粋蜂蜜が使われています。生地はそれだけ食べても美味しいカステラのような味に,黒あんは小豆に深みとコクを持たせる甘さに,それぞれ仕上げられています。

(蜂楽饅頭)
Photo

 さて,先程,「赤あん」・「黒あん」と,呼び方に違いがあるというお話をしましたが,この違いは,小豆に対する砂糖や蜂蜜の含有量も関係しています。
 小豆であんこを作る際,糖度が増すほど,黒っぽくなり,あんこ特有の粘りが出るのです。このお話については,「所さんの目がテン」の「あんこの科学」で,あんこの粘りを出すためには砂糖がどうしても必要なことや,同シリーズ「カロリーオフ(秘)あんこ」で,合成甘味料を使ったカロリーオフの「シュガーレスあんこ」作りに挑戦して,保水力のないパサパサのあんこに仕上がった事例などが参考になります。

 この内容を踏まえると,蜂蜜などで甘みを重視されている蜂楽饅頭の小豆あんが黒あんと呼ばれていることは,ごく自然な話だと理解出来ます。

(まとめ)
 小豆あんを「赤あん」と呼ぶか,「黒あん」と呼ぶかについては,それを作り,販売されている店の小豆あんに対する思い入れが呼び方に反映されていると言えるのではないでしょうか。
 また,カスタードクリームやチョコレートなど,多くの種類を売られている店などでは,小豆あんだと理解しやすい「あずき」とか「つぶあん」といった呼び方が一般的だと思います。

 同じ言葉でも方言があるように,同じ食べ物でもその地方の嗜好に応じた味があります。特に,この今川焼きの場合は,とても身近な和菓子となっているだけに,共通した概念はあるものの,様々な呼び名で,その地方の嗜好に合わせて親しまれているのだと思います。
 私自身,実は今川焼きという表現には馴染みがなく,普段は「二重焼き」とか「御座候」と呼んでおり,この記事で今川焼きと表現することに,多少の違和感がありました。しかしながら「二重焼き」は,どうやら広島のローカルな呼び方のようです。

 全国から人が集まって,今川焼きに対するそれぞれの思いを話し合う場があれば,きっと盛り上がることでしょう。

2014年10月 9日 (木)

大阪城の耳かき -大阪府大阪市-

「大阪のみやげもん 耳のそうじに使うてや」とありますが,大阪人の誇りである大阪城の耳かきにしては,軽いノリだと思います。あるいは,大阪ではこれが普通なのでしょうか。
いずれにせよ,このコピーの面白さもあって,大阪のお土産に適していると思います。
2703122

2014年10月 5日 (日)

唐菓子(からくだもの) -清浄歓喜団と餢飳(ぶと)-

 「七夕の行事食」の記事で,七夕の行事食は「そうめん」であること,そして,「そうめん」は,「唐菓子(からくだもの)」の「索餅」という菓子に由来することを御紹介しました。

 奈良時代から平安時代にかけて遣唐使によって唐から伝来した唐菓子は,米粉や小麦粉を捏ねていろいろな形に作り,油で揚げたり,焼いたものを言います。
 日本の菓子の歴史は,この唐菓子に始まり,団子,そうめん,うどん,せんべい,かりんとうなど,その後の日本の粉食文化に大きな影響を与えることとなりました。

「いろいろな唐菓子」(岡田哲「食文化入門-百問百答-」から抜粋)
Photo

 今回,その唐菓子を製造・販売されている京都・祇園の京菓子店「亀屋清永」さんを訪問し,2種類の唐菓子を購入しました。

「清浄歓喜団」
Photo_2

 「歓喜団」=「団喜」=「団子(団粉)」を表します。団子はもともと,唐伝来の小麦粉を練って作られる食べ物でした。(「団」は集めるという意味があり,「粉」を集めて作られることから団粉(団子)という呼び名になりました。)

 清浄歓喜団は,米粉や小麦粉で作った生地で金袋型に包み,胡麻油で揚げたものです。こしあんには「清め」の意味を持つ7種類のお香(丁字,肉桂など)が練り込まれており,8つの結びは蓮華を表わしているそうです。

「清浄歓喜団の由来(亀屋清永)」
Photo_3

 蓮華からも推測されるとおり,この清浄歓喜団は,神社や神棚へのお供え物(「神饌」)ではなく,天台宗や真言宗など仏教(密教)のお供え物(「供物」)とされたようです。

「餢飳(ぶと)」
Photo_4

 餢飳は,米粉や小麦粉で作った生地で兜(かぶと)に似た形を作り,胡麻油で揚げたものです。清浄歓喜団と同様,中にこしあんが入っています。

 名前の由来は,兜の「ぶと」とか,うさぎの伏した形を示す「ぶと=伏菟(伏兎)」だと言われています。春日大社などで神饌とされています。

「餢飳(ぶと)の由来(亀屋清永)」
Photo_8

 餢飳と清浄歓喜団を切り分けて中を確認しました。胡麻油で20分かけてじっくりと揚げられているため,皮がとても固く,切るのに苦労しました。

「唐菓子の中身(餢飳と清浄歓喜団)」
Photo_6

 実際の風味ですが,胡麻油の胡麻と八ッ橋と胃薬を合わせたような,お香のような雅な香りがします。カリカリに揚げられた皮の固い「かりんとう饅頭」に近いと思いました。

 後日,実際にかりんとう饅頭も食べてみると,買ってきたものは米油で揚げられていたり,食べやすいよう程よい皮の固さに仕上げられているものの,見た目と言い,米粉と小麦粉で作った生地と言い,唐菓子そっくりです。そもそも,かりんとうのルーツは,冒頭にもあるとおり,唐菓子ですので,当たり前と言えば当たり前の話ですが。

「かりんとう饅頭」
Photo_7


(まとめ)
 唐菓子は,日本の神道の世界でも仏教の世界でも,お供え物とされるほど,当時の日本人にとっては,貴重な食べ物だったことが理解出来ます。

 現代においても,非常に限られた和菓子店でしか製造・販売されていないという意味で貴重なお菓子となっていますが,こうした唐菓子をいただくことで,当時の文化に思いを馳せ,日本のお菓子の原点を振り返ることが出来るのは,ありがたいことだと思います。

2014年10月 1日 (水)

読売ジャイアンツ・ジャビットの耳かき -東京都文京区-

 東京ドームのお土産です。
 読売ジャイアンツのマスコットキャラクター,ジャビット(ジャイアンツとラビットの語呂合わせ)の耳かきです。
 ジャビットには長男のジャビィ(背番号333)と次男のジャバ(背番号555)という兄弟がいるとのことですが,このジャビットの背番号は555なので,次男のジャバということになります。
1307121

13071211

« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック

2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ