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2015年11月

2015年11月29日 (日)

土佐犬(ペア)の耳かき -高知県高知市-

高知・桂浜にある「土佐闘犬センター」(現在の名称は「とさいぬパーク」)のお土産コーナーで購入しました。
同じものを2本1セットで販売されている珍しい耳かきです。
土佐犬のぬいぐるみですが,黒っぽい顔や目が闘犬らしい,リアルな作りになっています。
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2015年11月22日 (日)

トルコ料理の特徴と主な料理2 -神戸・「ケナン」のトルコ料理(前編)-

 トルコ料理について知識のなかった私が最初に読んだ本(漫画)が,『トルコで私も考えた トルコ料理屋編』(高橋由佳利)でした。

 神戸でトルコ料理店を開店するまでの道のりや,開店後の様子が一連のストーリーで描かれており,随所にいろいろなトルコ料理が登場します。

 ここ最近,私の住む広島にもトルコ料理店ができ,何度か訪問しました。それだけでも十分なのですが,いつかこの漫画の舞台となっている神戸のトルコ料理店「ケナン」に行ってみたいという願望がありました。

 今回,少しだけ時間ができたので,神戸市中央区のお店「ケナン」を訪問することとしました。

 三宮から北野坂をのぼり,少し西に入ったところにお店がありました。

(ケナン)
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 店に入ると,少し緊張気味の私をシェフのタイフンさんが温かく迎えてくださいました。

 店内には,トルコ雑貨と共に,高橋由佳利さんの『トルコで私も考えた』シリーズの本もたくさんありました。

(店内のトルコ雑貨・本コーナー)
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 これは期待が高まります。
 ディナーコースは3種類ありますが,この店の料理を食べることが一番の目的だったこともあり,シェフのおまかせコースを注文しました。


メルジメッキ・チョルパス

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 レンズ豆のスープです。赤レンズ豆で作られています。
 スープの仕上げにふりかけられているのは,バジルとスマックです。
 お好みで,粗挽き唐辛子も用意されています。

 豆や野菜のコク,レモンやスマックの酸味,爽快なバジルの風味などがうまく調和し,これからはじまるコース料理に備え,食欲を増進させる味となっていました。


メゼ(前菜)3種盛合せ
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 まるで顔のような盛り付けの前菜(メゼ)盛合せです。
 皿の左上が「ヒヨコ豆のフムス」,右上が「パトゥルジャン・サラタス」(ナスのヨーグルト和えサラダ),手前が「オクラ(バムヤ)のトマト煮込み」です。

 ヒヨコ豆のフムスは,ゴマのペーストが練り込まれており,パンとの相性も良さそうです。

 パトゥルジャン・サラタスは焼きナスにヨーグルトを和えたサラダで,ヨーグルトの酸味が,刻んだ焼きナスによく合います。

 オクラのトマト煮込みは,オクラをトマトや玉ねぎと共にオリーブ油で煮込み,バジルやレモンで仕上げた料理です。

 いずれの前菜も,トルコでは定番料理となっています。


ピタ(パン)
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 中東でよく食べられているパンです。
 簡単に2枚にはがれるので,そのまま食べるだけでなく,中に料理をはさんで食べるのも美味しい食べ方です。


シガラボレーイ・ヘリムチーズ焼
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 「シガラボレーイ(白チーズの春巻)」と「ヘリムチーズ焼」,それにサラダです。
 サラダの上にふりかけられているのは,スマックです。

 シガラボレーイは,白チーズをパイで巻いて揚げた形が,タバコの形に似ていることから名付けられた料理です。 
 白チーズ(ベヤズ・ペイニール)はあっさりしてくせがない,食べやすいチーズです。そのため,揚げ春巻にしても,重厚になり過ぎず,スナック菓子感覚で食べられる料理です。
 漫画(『トルコで私も考えた トルコ入門編』)でも,このシガラボレーイについて,高橋由佳利さんが大好物な料理として紹介されています。

 ヘリムチーズもあっさりしたチーズなのですが,塩分がかなり強めで,鶏のささみのような独特の歯ごたえがあるので,シンプルに焼くだけで,立派な一品になります。
 また,乳臭さが少ないので,チーズが苦手な方でも比較的食べやすいと思います。
 トルコでよく食べられますが,もともとはトルコの南に位置するキプロス発祥のチーズだとタイフンさんから教えていただきました。
 ヘリムチーズは「ケナン」の近所のハラルフード食材店でも売られているのを見かけました。

(メモ)
スマック
 スープやサラダなど,様々なトルコ料理に使われる果実を乾燥させて作ったスパイス。タイフンさんからシソに近い風味だと教えていただく。赤シソの「ゆかり」のような酸味が料理にアクセントをもたらす。

2015年11月15日 (日)

ジンベエザメの耳かき -沖縄県本部町-

「沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館」にある「黒潮の海」と呼ばれる大水槽で暮らしているジンベエザメの耳かきです。
沖縄美ら海水族館は,困難とされるジンベエザメの飼育に取り組んでおり,巨大なジンベエザメが泳いでいる姿を間近に見られることで有名です。
餌やりの様子を見学できますが,同じ水槽に暮らす小さな魚達を食べることなく,与えられた餌だけを食べるようしつけられていることが不思議で,感心させられます。
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2015年11月10日 (火)

紅茶の研究4 -ラプサンスーチョン(正山小種)と茶葉のグレード(等級)-

ラプサンスーチョンとの出会い

 広島市内の紅茶専門店で,何か珍しい紅茶がないか尋ねたところ,「ラプサンスーチョンという中国の紅茶はいかがでしょう。独特の香りがあることから,好きな人とそうでない人に分かれますが…」とのお話がありました。

 店の方がここまで正直におっしゃるのなら,かなり個性の強い,どちらかと言えば「そうでない人」の方が圧倒的に多いだろうことは推測できますが,そう言われると勉強のためにも,余計に飲んでみたくなり,ラプサンスーチョンを注文しました。


ラプサンスーチョンの特徴

 お店の方が,ラプサンスーチョンの茶葉を見せてくださいました。
 黒い茶葉で,香りは中国の漢方薬か,正露丸のようにも感じました。
 普通にイメージする紅茶とは少しかけ離れていることから,好き嫌いが分かれるというお話も理解できるような気がしました。

 紅茶を持ってきていただいた際,お店の方から,「3分待ってからお飲みください。」と説明を受けたあとで,「この紅茶,正露丸の香りがしませんか」と聞かれ,人間,感じることは一緒なのだと改めて思いました(笑)。

 ポットの中の茶葉の様子です。

(ポットの中の茶葉の様子)
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 葉が厚く,短く,きつくよじられている様子がわかります。芽が含まれていないのも特徴です。

 十分に茶葉から抽出されるのを待って,ティーカップに注ぎました。

(ラプサンスーチョン)
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 キームン紅茶と同様,中国の紅茶らしい,濃い赤褐色をしています。
 漢方薬か正露丸のような,独特の薫香があります。
 この独特の香りは,茶葉を松葉でスモークされていることにも由来しているそうです。
 中国の紅茶らしく,烏龍茶にも似た奥深い味わいがあります。

 試しに,ミルクも入れて飲んでみましたが,いろんな風味が混ざって複雑な風味になるので,まずはストレートか砂糖だけで飲まれることをおすすめします。


茶葉のグレード(等級)と「スーチョン」

 ラプサンスーチョンの茶葉は,厚く,短く,きつくよじられています。
 中国の紅茶に多くみられるこのような茶葉は,「スーチョン」と呼ばれますが,このスーチョンは,ラプサンスーチョンの名前から付けられたものです。

 茶葉のグレード(等級)を一覧にまとめてみました。

(茶葉のグレード(等級))

「FOP(フラワリー・オレンジペコ)」
 芯芽(フラワリー)を多く含む茶葉の先端部分の茶葉

「OP(オレンジペコ)」
 やわらかな若い葉(1~2番目の葉)と芯芽が中心の茶葉

「P(ペコ)」
 2~3番目の茶葉を含み,オレンジペコより固く,短く太めによられている茶葉

「PS(ペコスーチョン)」
 3~4番目の茶葉を含み,ペコよりもさらに固く,太く短い茶葉

「S(スーチョン)」
 4~5番目の茶葉を含み,ペコスーチョンよりも丸みがあり,大きく固い茶葉

「B(ブロークン)」
 カットし,ふるいにかけた茶葉

「F(ファニングス)」
 ブロークンをふるい分けした時に落ちる小さな茶葉

「D(ダスト)」
 ファニングスよりも細かい,一番最後に残る茶葉

 以上のような分類となっていますが,その中にスーチョンも含まれていることがわかります。

 ちなみに,かつてのイギリスでは,輸入された中国紅茶の等級を,高級な順に「ペコ(白毫)」,「スーチョン(小種)」,「コングー(工夫)」,「ボヘア」と分類していましたが,ここでもスーチョンが登場しています。


武夷岩茶と正山小種

 ラプサンスーチョンはヨーロッパでの呼び名で,産地の中国では,「正山小種」(日本語読みで「せいざんしょうしゅ」)と呼ばれています。
 その正山小種は中国・福建省の「武夷岩茶」(日本語読みで「ぶいがんちゃ」)の茶葉で作られています。
 武夷岩茶からは,主に半発酵茶(烏龍茶,「青茶」(せいちゃ)に分類される)が作られますが,その発酵を進めると発酵茶(紅茶)となり,正山小種として流通することとなるのです。

 この話を踏まえると,ラプサンスーチョンが烏龍茶の風味に似ていることも理解できます。


「スーチョン」のグレードの茶葉が使われる理由

 ラプサンスーチョン(正山小種)の茶葉は,なぜ「スーチョン」の部分の茶葉しか使われないのでしょうか。
 これは標高が高く,低温な環境でも育つ「武夷岩茶」の茶葉の特性上,他の茶葉に比べて,新芽が出るのが遅く,スーチョンの部分が先に成長して,摘むのに適した状態になるためというのが理由のようです。

 紅茶について理解を深めようと思ったら,そのルーツである中国茶についても勉強する必要があるように思います。

2015年11月 6日 (金)

けつねうどんちゃんの耳かき -大阪府大阪市-

大阪名物「けつねうどんちゃん」の耳かきです。
地元大阪の人でも「きつね」を「けつね」と言う人は少ないようなので,「けつね」は,お土産として受け狙いの意味が強いネーミングなのでしょう。
実は足で歩いてたり,後ろにかわいいきつねがいたりといろいろな細工が施されており,楽しませてくれます。
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2015年11月 1日 (日)

陸上自衛隊第13旅団のお土産 -海田市駐屯地ビーフカレー-

 私が生まれ育った広島県安芸郡海田町には,陸上自衛隊第13旅団司令部があります。


陸上自衛隊第13旅団記念行事

 
毎年開催される記念行事では,海田市駐屯地が一般開放され,観閲式,戦闘訓練,装備品展示,第13音楽隊による野外コンサートなどが盛大に行われます。

(74式戦車)
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 観閲式のため,岡山・日本原駐屯地からやってきた74(ななよん)式戦車です。
 「74」が制式化された年の西暦下2桁と考えると,1974年からの戦車であり,その後,90(きゅうまる)式,10(ひとまる)式と登場していることを踏まえても,相当長年頑張っている戦車だと思います。

 この記念行事には,もう幾度となく訪問し,楽しませてもらっていますが,今回は,自衛隊ならではの食べ物を探すことを中心に,会場を回ってみました。


海田市駐屯地ビーフカレー

 福利・厚生棟にあるセブンイレブンのお土産コーナーに,「海田市駐屯地ビーフカレー」(540円)が販売されていました。

 海田市駐屯地オリジナルの食品土産はこれだけだったので,レトルトカレーとしては少し高い気もしましたが,迷うことなく購入しました。

(海田市駐屯地ビーフカレーのパッケージ)
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 レトルトパウチを開けてみると,ルーとともに牛すじ肉のかたまりがゴロゴロと出てきました。具材としては,ほかに玉ねぎや人参なども使われていますが,これらはルーに溶け込んでいます。

(海田市駐屯地ビーフカレー)
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 黒にんにくが入っていることもあり,一般的なカレーの色に比べて,かなり黒っぽく,大人向けの仕上がりになっています。

 食べると,高知県産の黒にんにくとおろし生姜がよく効いており,唐辛子の程よい辛さとともに心地よく舌を刺激します。

 牛すじ肉や溶け込んだ野菜などから出る深いコクと,黒にんにくや生姜によるすっきりした和風テイストが特徴で,他に市販されているカレーでは見かけない,オリジナルカレーとなっています。

 牛すじ肉のかたまりのみで,黒にんにくと生姜でパワーを持たせ,程よい辛さの刺激もあるなど,シンプルですが,特徴をはっきり出した,その潔さに魅了されました。

 レトルトですし,お土産や話題づくりとしての要素が強いだけのカレーかと思っていましたが,完成度の高い味に仕上がっています。

 自衛隊の看板料理,カレーを売るだけあって,自衛隊のプライドにかけた商品の1つになっているのでしょう。


百万一心の教えの伝承

 第13旅団は,戦国時代の武将,毛利元就の「百万一心」の教えが伝承されています。

 海田市駐屯地ビーフカレーのパッケージには,この「百万一心」についての説明書きもあります。

(「百万一心」の説明書き)
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 「百万一心」は,「百」が「一日」,「万」が「一力」とも読めることから,『一日一日を,一人一人が力を合わせて,心を一つに協同一致して事を行う』という意味があると説明されています。

 観閲式では,「ひゃくまーん」との掛け声に,「いっしーん」と隊員が一心に声をそろえて応じる様子が印象的でした。

 こうした話題にも触れながら,このカレーをいただくと,より深く味わえるのではないかと思います。

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