世界文化遺産のある街 福岡県北九州市の「ネジチョコ」
官営八幡製鉄所関連施設と「ネジチョコ」
2015年,「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼,造船,石炭産業」がユネスコの世界文化遺産に登録され,福岡県北九州市の「官営八幡製鉄所関連施設」も構成資産の1つとなりました。
これを受け,「鉄の街,ものづくりの街をイメージできる北九州市ならではのお菓子を作りたい」という思いで商品化されたのが,今回御紹介する「ネジチョコ」です。
ネジチョコについて
(ネジチョコ パッケージ)
北九州市小倉南区にある洋菓子店「グランダジュール」で販売されている,ネジの形をしたチョコレートです。
(ネジチョコ中身)
ネジチョコは縦横それぞれ約2cmの大きさです。
六角ボルトと六角ナットの組み合わせとなっていますが,かなり精巧な仕上がりとなっています。
それもそのはず。このネジチョコの型は3Dプリンターから作られているのです。
さらに,ネジにココアパウダーをかけることによって,鉄の錆まで表現されています。
こうした情熱には頭の下がる思いがします。
ここまで精巧に作られているネジチョコを見て,ふと思いました。
「このボルトとナットを締めることができるのだろうか。」
実際に挑戦してみました。
(ボルトとナットを締めた様子)
写真のように,見事きっちりと締めることができました。
こうして十分楽しんだ後,実際にいただいてみました。
カカオ分57%で,ココアパウダーがかけられていることもあり,甘さの中に大人のほろ苦さも感じるビターチョコレートでした。
一口大の大きさなのですが,口に含んでも,なおリアルなネジを感じさせる,何とも楽しいチョコレートとなっています。
福岡県北九州市を訪問された際は,お土産にされると,相手との会話も弾み,喜ばれることと思います。
「歴食JAPANサミット」で出会った「歴女」との思い出
今回御紹介したネジチョコは,「歴食JAPANサミット・第1回大会 in 山口市」に参加されていた歴女さんが,佐賀から山口の会場へ来られる途中,北九州で買ってこられたものです。
私は,その歴女さんと一緒に長州鐔チョコレートを作ったのですが,その際に「バレンタインチョコをどうぞ」とこのネジチョコをいただきました。
私もお返しとして,お土産用に買っていたお菓子の一部を差し上げました。
心優しい歴女さんに出会え,良き思い出となっているのですが,冷静に振り返ると,いただいたネジチョコ,ネジを締める際やたらと「ギリ,ギリ」と聞こえたような,聞こえなかったような…(笑)。
(関連サイト)
グランダジュール
http://www.grandazur.jp/
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