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2017年3月

2017年3月28日 (火)

フランス料理の特徴と主な料理8 -パンデピス-

 パンデピスは中国からアラブ世界を経由して,ヨーロッパに伝わったとされるパンの一種です。

 フランスでは,ブルゴーニュ地域,シャンパーニュ地域,そしてフランドル地域のものが有名です。

 フランス語でパンデピスは「Pain d'épices」と表記され,これを直訳すると「香辛料入りのパン」となります。また,ジンジャーブレッドと訳されることもあります。

 中世のフランスをはじめとするヨーロッパでは,香辛料や砂糖,果物などは,東洋の異国情緒漂う憧れの食材でした。

 ヨーロッパの人々にこうした食材が知られるようになったのは,十字軍(聖地エルサレムをイスラーム教徒から奪還するために結成されたキリスト教の騎士による遠征軍)によるアラブ世界との交流によるところが大きかったと言えます。

 十字軍によってもたらされた貴重な香辛料(シナモン,ナツメグ,クローブ,アニスなど)と,砂糖など甘味料が希少だった時代に蜂蜜をたっぷり使って作られたのがパンデピスで,当時としてはとても贅沢なパンでした。

 このパンデピスを味わってみることができないものかと,地元広島のパン屋さんを探してみると,何軒かで販売されていることがわかりました。

 今回,そのうちの1軒でパンデピスを購入してみました。

(パンデピス)
Photo

 広島のハード系のパンで有名な「ドリアン」のパンデピスです。

 小麦とライ麦で作られたパンです。
 卵,牛乳,バター,ベーキングパウダーは使用しておらず,甘味は蜂蜜と黒糖のみ,ブルターニュ地域(ロワール地方)・ナントのパンデピスを再現しているとのことです。

 パウンドケーキ型に焼かれたコンパクトなパンですが,ホールで2,200円,ハーフで1,100円と結構いい値段がします。

 しかしながら,この価格設定はこの店に限った話ではなく,ほかの店でもだいたい同じ価格帯となっています。

 大きさの割に高価になる理由は,香辛料と,たっぷり贅沢に使われている蜂蜜にあるのでしょう。

 実際にいただいてみました。

 材料にライ麦が使われていることもあり,ロシアの黒パン(ライ麦パン)と同様,しっとりと固く詰まったパン生地に仕上げられています。

 そして,蜂蜜と黒糖による甘味を強く感じました。

 私は,普通にパンを食べる感覚で,約1cmの厚みに切っていただいたのですが,甘味が強いので,これでは少し厚みがあり過ぎるようにも感じました。

 香辛料は明記されていませんでしたが,シナモンなどのスパイスが,強く主張し過ぎない程度に入れられているように思いました。

 食事と一緒に食べるパンではなく,菓子パンかケーキに近いパンと言えるでしょう。


<参考文献>
池上俊一『お菓子でたどるフランス史』岩波ジュニア新書
日仏料理協会『仏和・和仏料理フランス語辞典』白水社

2017年3月25日 (土)

あずきの研究12 -なぜ冬に水ようかんを食べる地方があるのか-

福島県会津若松市の水ようかんと湯の花羊羹

 石川県輪島市の水ようかん(「石川の冬・正月を代表するお菓子 -水ようかん・福梅-」を参照)をお読みいただいた読者の方から,「地元(福島)にも大きな水ようかんがある」との情報をいただき,興味を持って取り寄せてみました。

 私はこれまで,福井や石川など北陸地方の水ようかんや,三重県伊賀上野市の「丁稚ようかん」と呼ばれる水ようかんをいただいたことがあるのですが,福島で水ようかんが食べられているという話は初耳で,京都や金沢など和菓子で有名な都市からも離れた場所にあるということにも興味を持ちました。

 今回取り寄せたのは,福島県会津若松市の東山温泉にある「松本家」の「水ようかん」と「湯の花羊羹」です。

【「松本家」の「水ようかん」】

 注文の品が届けられたので,早速「水ようかん」から箱を開けてみました。

(松本家「水ようかん」(箱))
Photo

 やはり1本1本が大きいです。

 輪島の水ようかんよりも大きいように感じました。

 写真の水ようかんは,5本入のものですが,このほかにも7本入,10本入が販売されているので,さらに大きな水ようかんが売られていることとなります。

(松本家「水ようかん」(1本))
Photo_2

 1本の水ようかんの形です。

 大きさを測ってみると,長さ約15.5cm,幅と高さはいずれも約2.5cmありました。

(松本家「水ようかん」(計測))
Photo_4
 
 輪島の水ようかん1本の長さが約13cmですから,やはり一回り大きいものとなっています。

 水ようかんはさらりとした食感を味わえるこしあんのものが多いのですが,この水ようかんは,こしあんをベースに,粒あんも入っています。

 したがって,こしあんのさらりとした食感と粒あんの持つ小豆本来の味・食感の両方を味わうことができます。

【「松本家」の「湯の花羊羹」】

 続いて,水ようかんと一緒に取り寄せた「湯の花羊羹」です。

 地元では丸ようかんとも呼ばれているようで,電話でお店の方に「『丸ようかん』と言うようかんはありますか。」と尋ねると,「ああ,『湯の花羊羹』ですね。」と教えてくださいました。

(松本家「湯の花羊羹」(箱))
Photo_5

 練りようかんが竹の皮で筒状に包装されています。

 「東山名物」,「少年白虎」などと記されており,昔から会津地方,東山温泉の名物だったことが読み取れます。

(松本家「湯の花羊羹」(1本))
Photo_6

 水ようかんと比べると小さいように感じますが,長さは約12cmあります。

 こちらは小豆粒がない本煉ようかんで,しっかりとした甘味とコクがあります。

 ようかんの煉り具合や甘さが絶妙で,ファンが多いのも納得の一品でした。


水ようかんが田舎羊羹や丁稚ようかんと呼ばれる理由

 水ようかんは,別名「田舎ようかん」とか「丁稚(でっち)ようかん」とも呼ばれています。

 「田舎ようかん」と呼ばれる理由については,

 (1)寒天を使い,本練ようかんに比べてかさを増して作られていること
 (2)粒あん(小豆粒)で作られ,素朴な味わいが残されていること

 などが挙げられます。

 また,「丁稚ようかん」と呼ばれる理由については,

 (1)甘さが控えめ(贅沢な砂糖の使用量が控えめ)なこと
 (2)京や大坂の商家に住み込みの丁稚が盆や正月の里帰りの際のお土産として買える値段のようかんだったこと
 (3)煉りようかんを作った後に残ったようかんを水に混ぜて作ったこと
 (4)丁稚でも簡単に作れるようかんだったこと

 など諸説あるようです。


冬に水ようかんを食べる地方がある理由

 では,なぜ冬に水ようかんを食べる地方があるのでしょうか。
 私なりに考察してみました。


1 本煉ようかんは贈答用,水ようかんは自家用

 水ようかんは,本煉ようかんに比べて,同じ小豆あんの量だと,より多くの量を作ることができます。

 ということは,その分,菓子店は多くの量のようかんを安価に提供することが可能ですし,消費者も自家用として購入しやすいのです。

 また,本煉ようかんとは異なり,水ようかんは家庭でも比較的容易に作ることができるので,自家用に適した菓子だとも言えるでしょう。


2 水ようかんは和菓子文化が栄えた都市周辺に多い

 古くから宮廷文化や武家文化とともにお茶や和菓子文化が栄えた都市(京都,金沢,松江など)では,茶道のお茶菓子や贈答用として本煉ようかんが使われたことでしょう。

 一方で,お茶や和菓子文化が栄えた都市周辺では,人々の交流によって本煉ようかんの存在や技法は知られていたとしても,それは高嶺の花だったに違いありません。

 そこで,本煉ようかんに近く,より気軽に食べられるようかんとして水ようかんが好まれるようになったのではないでしょうか。

 今回御紹介した会津若松の水ようかんも,京都や金沢から伝えられたものと思います。


3 水ようかんは夏場に日持ちしない

 水ようかんと呼ばれるぐらいなので,本煉ようかんと比べ,水ようかんの方が水分を多く含んでいる訳ですが,水分を多く含むということは,それだけ日持ちしないことも意味します。

 これが夏場であれば,なおさらです。

 お茶や和菓子文化が栄えた都市なら,夏場に涼を呼ぶ菓子として,菓子職人がその日に作った水ようかんを客に提供できる菓子店は多く存在したことでしょう。

 しかし,冷蔵庫もない時代に,このような提供は一般的な話ではないのです。

 水ようかんの保存まで考えると,暑い夏よりは寒い冬に用意し,食べる方が理に適っているのです。


 以上のような理由から,お茶や和菓子文化が栄えた都市周辺の地方で,年末年始など家族が集まった時に,赤い小豆を用いためでたい水ようかんをみんなで食べることが定着し,今日に至っていると考えられます。

2017年3月23日 (木)

ぶたまん船長の耳かき -兵庫県神戸市-

 神戸の中華街「南京町」で購入しました。

 南京町の名物「豚まん」と港町神戸を象徴する船長を,神戸つながりで一緒にしたキャラクターとなっています。神戸限定なのは当然です(笑)。

 関西では肉と言えば牛肉を指すことから,豚肉で作られる肉まんは「豚まん」と呼ばれるようです。

 ならば,新名物として,贅沢に神戸牛を使った「特選神戸牛の肉まん」というのはいかがでしょうか。

 ただし,この肉まんが売れなくても「憎まん」でください(笑)。

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2017年3月18日 (土)

新幹線車内でレモンケーキを味わう -山陽新幹線・東北・北海道新幹線・さかたやのレモンケーキ-

 レモンケーキに興味を持ち,これまでいろんなレモンケーキを味わってきましたが,近くで販売されていながら,なかなか味わうことのできなかったレモンケーキがあります。

 山陽新幹線(新大阪-博多間)の車内販売限定のレモンケーキです。

 広島市内に住んでいるので,新幹線が行き来する姿はいつでも見ることができますが,その車内でしか売られていないレモンケーキを買うためには,実際に新幹線に乗車する必要があるのです。

 この度,新幹線に乗る機会があり,そのレモンケーキなどを購入して車内で味わうことができたので,御紹介します。


山陽新幹線車内販売限定「瀬戸内レモレーヌ」

 朝,広島から東京に向かう東海道・山陽新幹線「のぞみ」の車内。

 私はワゴンサービスが来るのを楽しみにしていました。

 実は,以前にもこのレモンケーキを買うべく,車内販売で注文したのですが,夜遅かったため売り切れていました。

 こうした経験があったので,朝の車内販売なら期待大だと思ったのです。

 広島を出て程なく,ワゴンサービスが来られ,今回は無事購入出来ました。

 早速,新幹線の席の後方にある机を出して写真撮影です。

(山陽新幹線「瀬戸内レモレーヌ」(包装))
Photo

 これが「瀬戸内レモレーヌ」です。

 「株式会社ジェイアール西日本フードサービスネット」が販売している山陽新幹線車内販売限定のスイーツです。

 製造は,「アンデルセン」グループのパン製造メーカー「タカキベーカリー」です。

 ちなみに「レモレーヌ」は,「レモンケーキ」と「マドレーヌ」を掛け合わせたオリジナルネームとなっています。

 オリジナルのビニール袋や車内販売メニューのパンフレットもいただきました。

(オリジナル袋・車内販売パンフレット)
Photo_2

 新幹線の車内から沿線各地のものづくりの魅力を発信する「走る日本市」プロジェクトによる車内限定商品も多数用意されていました。

 お菓子・おつまみでも,この「瀬戸内レモレーヌ」をはじめ,「チップスター(海の精)」や「柿の種と黒大豆」など,山陽新幹線オリジナル商品が用意されていました。

(山陽新幹線車内販売メニュー)
Photo_2

 普段,あまりワゴンサービスを利用しない人でも,このような車内限定商品であれば買ってみようと思う人も増えることは間違いなく,いろいろと工夫されておられるなと思いました。

(山陽新幹線「瀬戸内レモレーヌ」(中身))
Photo_3

 ナイフがないので,手でレモンケーキを半分に分けました。

 車内でも食べやすいように,プラスチックの中皿と厚紙が入っています。

 実際にいただいてみました。

 ケーキ生地がレモン風味豊かで,しっとりしています。

 原料のレモンは,広島県呉市豊町の「大長(おおちょう)レモン」が使われています。

 バター風味は控え目で,レモンの酸味やさわやかさを前面に出したケーキ生地となっています。そして,中にはレモンピールも入っています。

 このレモンピールは,レモンマーマレードによるもので,これが特長だと言えるでしょう。

 レモンチョコはかかっていませんが,ケーキ生地のレモン風味がとても豊かで,レモンマーマレードも入っているので,これならレモンチョコは不要だと思いました。

 山陽新幹線に乗車されたら,ぜひとも味わっていただきたいと思います。

 ちなみに,車内販売限定となってはいますが,株式会社ジェイアール西日本フードサービスネットのサイトで通信販売もされているようなので,御興味を持たれた方はどうぞ。


東北・北海道新幹線「米粉レモンケーキ」

 続いて,朝,東京から盛岡に向かう東北新幹線「やまびこ」の車内でいただいたレモンケーキを御紹介します。

 東北新幹線「やまびこ」です。

(東北新幹線「やまびこ」E2系)
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仙台駅のホームで撮影

 上野を出発したあたりで,何気なく座席の網ポケットに用意されていた「東北・北海道新幹線車内販売メニュー」を手に取ると,東北・北海道新幹線でもレモンケーキが車内販売されていたので驚きました。

 ワゴンサービスが来られた直後に判明しただけに,「しまった」と思いつつ,少し不安になりながら次のワゴンサービスを待ちました。

 ワゴンサービスは,郡山の手前で再び来られました。
 私はホッと胸をなでおろし,このレモンケーキを購入しました。

(東北・北海道新幹線「米粉レモンケーキ」(包装)とメニュー)
Photo_5

 「株式会社日本レストランエンタプライズ」の東北・北海道新幹線車内販売スイーツです。

 新潟県十日町市にある同社の食品工場「十日町すこやかファクトリー」で製造されています。

 瀬戸内産レモンのマーマレードと魚沼産コシヒカリの米粉が使用されていることが売りです。

 コーヒーとのお得なセットが用意されているところも山陽新幹線と同じです。

(東北・北海道新幹線「米粉レモンケーキ」(中身))
Photo_6

 米粉レモンケーキの中身です。

 トンネルを出たり入ったりする度に窓からの光量が変わり,多少の揺れもあるので,アップでの写真は撮りづらかったです(笑)。

 実際にいただいてみると,しっかりと焼き上げられた米粉の香ばしさとバターケーキのコクが感じられました。

 「瀬戸内レモレーヌ」と同様,レモンのマーマレードが入っており,レモンピールの食感も楽しめました。


「のもの上野店」のさかたや「レモンケーキ」

 JR上野駅構内の「のもの上野店」へ行きました。

 「のもの」は,東日本各地域の食品などの地産品を紹介・販売している地産品ショップです。

 そこで売られていたのが新潟県長岡市の「さかたや」のレモンケーキです。

 レモンケーキにお詳しい埼玉在住のchibiayaさんの記事で知りました。
 chibiaya日記「さかたやのレモンケーキ

 広島の人間から見ると,新潟でレモンケーキを製造されるのは珍しいなと思いますが,よく考えれば,前述の「十日町すこやかファクトリー」の「米粉レモンケーキ」も新潟で作られたレモンケーキです。

 新潟もレモンケーキが人気なのではと思いながら,帰りの新幹線の中でいただくこととしました。

 東京から東海道・山陽新幹線「のぞみ」博多行きに乗車し,姫路付近でレモンケーキを開封していただきました。

 私は3列シートの窓側の席だったのですが,前後,隣とも席が埋まり,トイレに行くことすらためらいを感じる状況でした。

 このように身動きの取れない状況の中,私はおもむろに机を引き出し,レモンケーキを写真撮影しました。

(さかたや「レモンケーキ」(包装))
Photo

 新幹線車内でレモンケーキ3個目ともなると,さすがに周りの目を気にせず,余裕すら感じられる振る舞いができるようになります(笑)。

(さかたや「レモンケーキ」(中身))
Photo_8

 東京のホテルでいただいたプラスチックのナイフとフォークを使い,レモンケーキを優雅に切っていただきました。

 このレモンケーキは,レモンチョコがコーティングされています。(新幹線車内の人の熱気でレモンチョコが溶けており,レモンケーキを取り出すのが大変でした(笑))

 ケーキ生地は,ふわふわで軽めです。
 レモンピールはありませんが,レモンの風味を感じるレモンケーキでした。

 食べ終えたあと,ウェットティッシュで机を拭いて元の位置に納め,何事もなかったかのように再び旅を楽しみました。


 このように,新幹線「のぞみ」に乗車するからには,車内での食事もスマートで紳士的な態度で「のぞみ」たいものです。

2017年3月12日 (日)

東京都文京区「舞い鶴」のぶどうパン

 ぶどうパンと言えば,一般的に甘めのパン生地の中に干しぶどう(レーズン)を混ぜ込み,ロールパンやコッペパンの形に焼き上げられたパンを想像されると思います。

 学校給食のパンとしてお馴染みだった方もおられるでしょう。

 今回,東京に珍しいぶどうパンがあるとの情報を入手したので,東京都文京区湯島にある,ぶどうパンとコーヒーの店「舞い鶴」を訪問してみました。

 お店には菓子パンや惣菜パンなど,様々な種類のパンが用意されていました。

 その中でぶどうパンは,「ぶどうパン(大)」,「ぶどうパン(小)」,「巨峰ぶどうパン」の3種類があり,私が訪問した当日は,ぶどうパンの大と小が売られていました。

 私は自宅用と職場へのお土産用にぶどうパン(小)を2つ購入しました。

 東京土産にぶどうパン,なかなか洒落ています(笑)。

(ぶどうパン)
Photo

 全体の形は,山型食パンのような,ふんわり焼き上げられた長方形のパンです。

 中身がどうなっているのか,ワクワクしながら,包丁で切ってみました。

(ぶどうパン(中身))
Photo_2

 おっ,これはスゴイ!

 中に入れられた干しぶどうの量が半端ではありません。

 パン生地に干しぶどうが混ぜ込んであるというよりは,干しぶどうそのままがまとめて詰め込まれたような感じです。

 スライスしていただいてみました。

 パン生地自体は甘味がほとんどなく,しっかりした固さの食パンといった感じです。

 そして中の干しぶどうは,そのままの状態で入っているため,ジューシーな干しぶどうそのものの味を楽しむことができます。

 例えるなら,しっかりした固さの食パンの上に,干しぶどうをたっぷりのせて食べている感じです。

 干しぶどうが贅沢に使われた,珍しく,どこか懐かしさも感じさせてくれるぶどうパンでした。

 「舞い鶴」のウェブサイトによると,「総重量の92パーセントがぶどう」,「オーナーが,子供の頃ぶどうパンのぶどうが少ないと感じて,それなら目一杯ぶどうを入れてやろうとして入れたのが始まり」と説明されています。

 「舞い鶴」の店舗は土日祝が定休日なので,関東以外にお住まいの方は店舗での購入は難しいかも知れませんが,全国発送もされているようです。

 このぶどうパンに興味を持たれた方は,ぜひ店舗や通販で味わってみてください。


<関連サイト>
 「舞い鶴」http://www.maizuru.tokyo/index.html

2017年3月 6日 (月)

東京スカイツリー・ソラカラちゃん立体耳かき -東京都墨田区-

 ソラカラちゃんが東京スカイツリーによじ登っている立体型耳かきです。

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 東京スカイツリーへ2回出掛けてやっと入手できました。

 初めての訪問では,東京スカイツリー1階のオフィシャルショップや東京ソラマチの観光土産店で東京スカイツリーオリジナルの耳かきを探しましたが,見つかりませんでした。

 その約1年後に2回目の訪問。

 天望デッキなら耳かきが売られているのではないかと,耳かきを買うだけのために,事前予約をして天望デッキに入場し,オフィシャルショップで耳かきを探したのですが,こちらにもありませんでした。

 眼下に広がる景色もあまり眺めることなく,少し落ち込みながらエレベーターで降りたのですが,その降り立った5階出口フロアのオフィシャルショップで,ついに見つけました。

 5階は出口専用フロアなので,天望デッキまで見学した帰りの人じゃないとなかなか行くことはないと思いますが,このショップの利用だけの場合は,天望デッキまでの入場券は必要ないようです。

 「このことを知ってれば」とも思いましたが,欲しかった東京スカイツリーの耳かきを入手できたことの喜びの方が大きかったです。

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