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2017年6月

2017年6月29日 (木)

全国チェーン店のレモン菓子 -レモンドーナツ・レモン大福-

 最近,店頭でレモンを売りにした菓子・飲料・食品をよく見かけるようになりました。

 私が地元広島の店を中心に見て回っているからかとも思いましたが,レモン関連食品の増加はどうやら全国的な傾向のようです。

 今回は全国的に販売されているレモン菓子のうち,レモンドーナツとレモン大福をいくつか御紹介したいと思います。


セブンイレブン「レモンオールドファッション」

 セブンイレブンのセブンカフェドーナツで販売されている「レモンオールドファッション」です。

(セブンイレブン「レモンオールドファッション」)
Photo

 カリカリに揚げられたベーシックなドーナツ,オールドファッションの上に縞模様に黄色いレモンチョコがかけられています。

 ドーナツ自体は普通のオールドファッションですが,上にかけられているレモンチョコにレモンの強い風味や酸味があり,ドーナツにアクセントを与えています。

 レモンケーキにかけられているレモンチョコと同じものが,そのままドーナツにかけられている感じです。

 ドーナツ全体にレモンチョコがかけられているので,レモンの味・風味をまんべんなく楽しむことができます。


ローソン「オールドファッション レモン」

 ローソンのマチカフェで販売されている「オールドファッション レモン」です。

(ローソン「オールドファッション レモン」(包装))
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 包装が七夕衣装のミッキーマウスとミニーマウスとなっています。

 中のドーナツにかかった黄色いクランチは,包装袋の七夕のデザインを通して見ると,天の川に光り輝く星がイメージされているようにも見えます。

(ローソン「オールドファッション レモン」)
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 オールドファッションに白いレモングレーズと黄色いレモンクランチがトッピングされています。

 レモンの風味・酸味はサクサクの黄色いレモンクランチの方がより強く感じました。

 レモングレーズとレモンクランチにより,レモンの風味や酸味が重層的に味わえる仕上がりとなっています。


タリーズコーヒー「ウィークエンドシトロンドーナツ」

 最近,広島でも取り扱う店が増えてきたフランスの伝統焼菓子「ウィークエンドシトロン」。

 「ウィークエンドシトロン」とは,週末(ウィークエンド)に大切な人と一緒に食べるレモン(フランス語ではシトロン)ケーキという意味で,要するにレモン風味の糖衣がけ(アイシング)パウンドケーキのことです。

 タリーズコーヒーに立ち寄った際,「ウィークエンドシトロンドーナツ」と名付けられたドーナツが販売されていたので,興味を持ち,コーヒーとセットで購入してみました。

(タリーズコーヒー「ウィークエンドシトロンドーナツ」)
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 ドーナツはオールドファッションで,糖衣がけされています。

 一部に刻まれたレモンピールがのせられており,少量でも強くさわやかなレモンの酸味を感じました。

 糖衣がけなので甘味も強いのですが,これをタリーズのコーヒーと一緒にいただくと,相性(フードペアリング)が抜群でした。


はらドーナッツ「塩レモン」

 はらドーナッツに「塩レモン」というドーナッツが販売されていました。

(はらドーナッツ「塩レモン」)
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 基本のはらドーナッツに糖衣がけ(アイシング)され,その上にレモンピールの塊が均等にトッピングされた季節限定ドーナッツです。

 ドーナッツ生地にはおからと豆乳が使用されているため,さっくりとした素朴な味わいのドーナッツに仕上がっています。

 トッピングの角切りレモンピールによる酸味,アイシングの甘味,そしてほのかな塩味がうまく調和し,暑い季節にぴったりのドーナッツだと思いました。


柿安 口福堂「レモン大福」

 柿安 口福堂に「レモン大福」なる和菓子が販売されていたので,購入してみました。

(柿安 口福堂「レモン大福」)
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 見た目が黄色いレモンそっくりです。

 レモン大福と言われてもピンとこなかったのですが,購入時にお店の方から「必ず冷やしてから召し上がってください。」と念を押され,理由がよくわからないまま,自宅の冷蔵庫で冷やし,頃合いを見計らっていただきました。

(柿安 口福堂「レモン大福」(中身))
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 レモン大福を少し斜めに切って断面を見ると,白あんの中にレモンのゼリーが入っていたので驚きました。

 外側から,レモンをイメージした黄色いもち,レモン果汁入りの酸味を感じる白あん,そしてレモンピール入りのレモンゼリーという3層構造になっています。

 レモンゼリーには角切りのレモンピールがたっぷり含まれており,レモンの酸味も強く感じました。

 お店の方がおっしゃった「冷やして食べる方がよい」というお話も,中にレモンゼリーが入っていることで理解できました。

 レモンをイメージさせる黄色いもち,レモン入り白あん,レモンゼリー,レモンピールと,様々な食感・風味のレモン菓子を一度に味わい,楽しむことができます。

 レモンを使った創作和菓子としてよく考えられており,おすすめのレモン菓子です。

2017年6月25日 (日)

広島の名物・郷土料理2 -ホルモン天ぷら(ビチ・チギモ),スマートな注文方法-

 地元の人間でも知る人ぞ知る広島の隠れた名物「ホルモン天ぷら」。

 前回の記事に続き,改めて別の日にホルモン天ぷら店を訪問し,いただいたホルモン天ぷらを御紹介します。


ホルモン天ぷら(ビチ,チギモ)

(ホルモン天ぷら(ビチ,チギモ))
Photo

 皿の左側がビチ,右側がチギモの天ぷらです。

 それぞれの天ぷらの特徴などを簡単に御紹介します。

 なお,広島での呼び名を尊重して名称を記載していますので,御留意ください。


○ビチ(ギアラ)

 前回の記事でも御紹介しましたように,ビチは牛の第四胃袋です。

 今回のビチは大きな塊を天ぷらにしているため,豚足を食べているような食感でした。

 内側の脂肪やゼラチン質の多い白い肉と,外側の皮のような褐色の肉の層とから構成され,2種類の異なる食感や味を同時に楽しむことができます。


○チギモ(チレ,タチギモ)

 チギモは牛の脾臓(ひぞう)です。

 平べったく,周囲が薄い皮で覆われているのが特徴です。

 食感は辛子明太子のような感じで,外側の弾力のある薄皮と,レバーのようなやわらかく食べやすい食感を持つ肉とで構成されています。

 クセの少ないレバーに近い味・風味を楽しむことができます。


ホルモン天ぷらをスマートに注文する方法


 この記事を書くようになって何度か広島のホルモン天ぷら店に通いましたが,やはり場数を踏むことでホルモンの部位が少しずつわかってきて,お店の人ともより深い話ができるようになる気がします。

 また,店によって当日提供可能なホルモンの種類も若干変動します。

 ですので,慣れておられない方や,広島に旅行や出張でお越しになってホルモン天ぷらを食べてみたいと思われる方は,お店の人に必要な個数を言っておまかせで出してもらうとか,今日はどんな天ぷらがあるのかお店の人に尋ねた上で,好みの(または好みと思われる)天ぷらを注文されるのがよいかと思います。

 でも,決して敷居が高い訳ではなく,アットホームな雰囲気で食事ができますので,興味を持たれた方はぜひ広島で味わってみてください。


<関連記事>
 「広島の名物・郷土料理1 -ホルモン天ぷら,ホルモン天ぷらの種類と特徴-

2017年6月23日 (金)

阿波踊り(竹細工)の耳かき -徳島県鳴門市-

鳴門公園のお土産屋さんで見つけた阿波踊りの耳かきです。

立派な化粧箱入りで店内にずらりと展示・販売されていました。

男踊りと女踊りの2種類の竹細工があったのですが,私はよりリアルに感じられた女踊りの耳かきを購入しました。

竹とその枝の特徴を生かし,着物やしなやかに踊る女性の姿,鳥追い笠をかぶった頭,手や足の動きなどが細かいところまでうまく表現されています。

この耳かきを見つけた時,思わず店の外で「エライヤッチャ,エライヤッチャ」と小おどりしました(笑)

それぐらい見つけて嬉しかった耳かきです。

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(拡大写真)
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2017年6月17日 (土)

広島の酒菓子 -東広島市・西条の日本酒ケーキと大吟醸バターケーキ-

 広島県東広島市の西条は,兵庫の灘や京都の伏見と肩を並べる酒どころとして有名です。

 そのため,同市内には酒類に関する研究機関「独立行政法人酒類総合研究所」が設置されています。

 2005年には,同研究所もメンバーとして参画した「麹(こうじ)菌ゲノム解析コンソーシアム」が麹菌の全ゲノム(全遺伝情報)の解読に成功し,話題となりました。

 こうした日本の酒の拠点となっている西条では,様々な銘柄の日本酒が製造・販売されていますが,その数に負けないぐらい酒菓子(酒スイーツ)も多いことに気付きました。

 広島では,この西条のほかにも呉や三原など県内各地で日本酒が作られ,酒菓子が販売されています。

 元来私はお酒が飲めない体質なので酒菓子はあまり買うことがなく,言わば未開拓の分野だったのですが,お土産屋さんなどに行くと改めて広島の酒菓子の多さに気付き,新鮮な興味を持ちました。

 そして広島の酒菓子の魅力について,少しでも皆様にお伝えできたらと思うようになりました。

 このようないきさつから,今回は「酒都」西条で販売されている酒菓子を2種類御紹介したいと思います。


シュクレラボ・ガーベラ「日本酒ケーキ」

 東広島市西条町御園宇にある洋菓子店「シュクレラボ・ガーベラ」の「日本酒ケーキ」です。

(シュクレラボ・ガーベラ「日本酒ケーキ」(包装))
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 平たい菊形の焼菓子です。

(シュクレラボ・ガーベラ「日本酒ケーキ」)
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 生地の上に黒豆がのせられており,日本酒の原材料と合わせて,和の要素も取り入れた洋菓子に仕上げられています。

(シュクレラボ・ガーベラ「日本酒ケーキ」(中身))
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 袋を開封した時から,さわやかな日本酒の香りを感じました。

 西条の日本酒「西條鶴」が使用されています。

 断面を見ると,生地の中身が真っ白なことに驚きました。

 実際にいただいてみると,生地が見た目よりかなり柔らかく,ふわふわでした。

 そして口の中一杯に日本酒の良い香りが広がりました。

 こうした生地の特徴は,原材料に日本酒や太白胡麻油,生クリームなどが使われているからだと思います。

 しおりに「冷蔵庫で冷やすとさらに美味しくお召し上がりいただけます。」とあったのですが,このふわふわなケーキなら納得です。

 日本酒はあまり飲めなくても,やはり日本酒の香りがよくきいたお菓子の方が美味しいのだと実感できた洋菓子です。


 「シュクレラボ・ガーベラ」東広島市西条町御園宇6225-1


レヴェイユ・ドゥ・ラムール「大吟醸バターケーキ」

 続いては,東広島市西条中央6丁目にある洋菓子店「レヴェイユ・ドゥ・ラムール」の「大吟醸バターケーキ」を御紹介します。

(レヴェイユ・ドゥ・ラムール「大吟醸バターケーキ」(包装))
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 包装には,東広島市の観光マスコット「のん太くん」が描かれています。

 ちなみにこの「のん太くん」,酒の入った徳利を持ち歩いており,飲んだらほっぺたが赤くなります(笑)。

(レヴェイユ・ドゥ・ラムール「大吟醸バターケーキ」)
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 ケーキの形は,厚みのあるフィナンシェという表現が合うと思います。

 袋を開封した瞬間,深みのある日本酒の良い香りがしました。

 これは西条にある酒蔵の大吟醸酒かすが使用されているからです。

(レヴェイユ・ドゥ・ラムール「大吟醸バターケーキ」(中身))
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 また,生地には小麦粉ではなく東広島産の米粉が使用されているので,コクのあるバターケーキに仕上がっています。
 さらにそのバターケーキの中には,小豆あん(つぶあん)が詰められています。

 小豆あんとバターの相性が良いことは,名古屋の小倉トーストでも実証されていますが,それに日本酒が加わることによって,さらに深みとコクそして高級感が増し,和と洋のテイストがうまく調和しているように思いました。

レヴェイユ・ドゥ・ラムール」東広島市西条中央6-6-8


 今回御紹介した酒菓子は,いずれも洋菓子に和の食材である日本酒,酒かす,黒豆,太白胡麻油,米粉,小豆あんなどを組み合わせたもので,基本は洋菓子でありながら和の味わいもあるお菓子となっていることが印象的でした。

 私はお酒が飲めないこともあり,今まで酒菓子にはあまり興味を持たなかったのですが,今回酒菓子をいただいたことで酒菓子の魅力が理解でき,食の世界が広がったようで,とても得した気分になりました。

 コウジ菌と名乗っておきながら,なぜお酒に弱いのか,また,どうやったらお酒に強くなれるのか,独立行政法人酒類総合研究所で私のゲノムを解読し,教えていただけると助かるのですが…(笑)

2017年6月11日 (日)

マツダ OPEN DAY 2017 -TSUNAGARI Cafeのオムバーグ・カルビー「ポテりこ」-

 昨年に続き,2017年6月3日,4日の2日間にわたって「マツダ OPEN DAY 2017」が開催されました。

 幸いにして,今年も招待状を入手できたので,興味津々で参加させていただきました。

 本社会場を中心に,いくつかイベント会場を見学し,社員食堂で食事もさせていただきました。

(マツダ本社)
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This is Mazda Design

 マツダ本社会場「デザインセンター」で,クレイモデル(粘土で作った車のモデル)の造形の様子を見学しました。

 また,Mazda「RX-Vision」と呼ばれる,東京モーターショー出展車も間近に見ることが出来ました。

(Mazda「RX-Vision」)
Mazdarxvision

 マツダが誇るロータリーエンジンが搭載されています。

 流れるような美しいボディと光沢のある赤い塗装「ソウルレッド」が印象的でした。


人馬一体試乗会

 マツダ車に試乗し,工場内を運転できるイベント「人馬一体試乗会」に参加しました。

 「人馬一体」は人が馬を意のままに操れるように,人間に負担が少なく,快適で安全・安心な車両の開発を目指したプロジェクトだと教えていただきました。

 具体的には,人間工学に基づき,人間が運転する時に無意識に起こる様々な反応に車が対応できたり,エンジンとシャーシを一体制御することで身体への負担を軽減し,疲れない運転=快適で楽しめる運転に近づけることなどを目的とした車両開発(「G-ベクタリング コントロールシステム」)です。

 「人馬一体」のコンセプトについて,ひととおり学んだ後,いよいよ試乗体験となりました。

 私はクリーンディーゼルエンジン搭載のマツダを代表する車「CX-5」(シーエックスファイブ)に試乗させていただきました。

(Mazda「CX-5」)
Mazdacx5

 これが試乗させていただいた「CX-5」です。大きな車です。

 個人的には,マツダ車や広島カープはやはり濃い赤が似合うと思っているので,ますますテンションが上がりました。

 マツダ本社地区からマツダ専用の「東洋大橋」を渡り,宇品地区にあるテストコースも走らせていただきました。

 普段は車は走ればいいと思っている私が「走る歓び」を感じ,「Be a driver.」になれたと実感できたひとときでした。


東洋大橋のイルミネーション

 東洋大橋は本社地区と宇品地区をつなぐ,全長約560m,高低差約25mの橋で,名前はマツダの昔の社名「東洋工業」に由来しています。

 一企業が所有する橋としては世界最大規模の橋です。

 私はほぼ毎日この橋の前を行き来しているのですが,最近橋のランプがカラフルになったような気がしていました。

 マツダの展示コーナーを見て回った際,この橋のイルミネーションについて紹介されていました。

 ライトの上に色フィルムを貼ったアクリル板をはめ込んだイルミネーションで,お金をかけず,地域住民やマツダ社員に楽しんでもらえる空間を演出することを目的としたマツダの取組みの一環なのだそうです。

(東洋大橋イルミネーション)
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 写真は,当ブログ「広島市南区の黄金山と「黄金山まんじゅう」」にも掲載した,黄金山から眺めた海田大橋・広島大橋方面の夜景です。

 写真中心部の白いライトで左右一直線に走る橋が東洋大橋です。

 このライトを,日によってブルー,オレンジ,ピンク,グリーンなどに変化させておられるのです。

 私がマツダの担当の方に,「地域住民としてライトの色の変化を楽しませていただいてます」とお話しすると,とても喜んでいただけました。


マツダ社員食堂「TSUNAGARI Cafe」の「オムバーグ」

 本題の料理の御紹介です。

 マツダの社員食堂「TSUNAGARI Cafe」でランチをいただきました。

 昨年は「ダブルカレーライス」をいただいたので,今年は「オムバーグ」をいただくことにしました。

(オムバーグ)
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 オムバーグはオムライス,ハンバーグ,サラダ,スープがセットになったランチです。

 オムライスは,ターメリックライスの上に半熟玉子とデミグラスソースがかけられ,グリーンピースがのせられています。

 このデミグラスソースは,ハンバーグにもかけられており,サラダも含めて,一皿でいろいろな料理が味わえるよう工夫されていました。

 このデミグラスソースを,先述のマツダの「ソウルレッド」をイメージさせる濃い光沢のある赤色のトマトソースにするのもよいかもしれません。

 オムライスやハンバーグのボディーの仕上げに,深みと艶のある赤いトマトソースをかける…緊張の一瞬です(笑)。

 オムライスやハンバーグのフォルムの美しさを一層引き立て,「魂動(こどう)」まで感じられるようなマツダオリジナルのオムライスがあったら楽しいだろうなと勝手に想像してみました。

 今回もマツダで「食べる歓び」を体験できました。


カルビー「ポテりこサラダ味」


 軽食・スナック販売コーナーにカルビーの「じゃがりこ」を連想させる「ポテりこサラダ味」が販売されていました。

(カルビー「ポテりこサラダ味」)
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 「じゃがりこサラダ」の味・食感の特徴を生かしたフライドポテトです。

 揚げたてということもあり,外はサクッと,中はホクッとした食感となっていました。

 「じゃがりこサラダ」そのもののフライドポテト版なので,「じゃがりこ」がお好きな方はハマる味だと思います。

 「ポテりこ」は,全国の「Calbee+(カルビープラス)」で販売されています。

 カルビー創業の地である広島では,ゆめタウン廿日市にある「スナックキッチン my Calbee」で販売されており,今回のように各種イベント会場などでも臨時販売をされているようです。

 また,2017年6月23日には中国・四国地方発の「カルビープラス広島駅店」もオープンし,この「ポテりこ」も販売されるとの朗報もあります。

 機会があればお試しください。


まとめ

 私は2017年6月4日に参加しましたが,この日は約2,400人が参加されたようです。

 マツダやその関連企業,マツダユーザー,地域住民の方々を主な対象としたイベントで,マツダ創業100周年を迎える2020年に向け,今後も開催が予定されています。

 このイベントを周知する対象をさらに広げ,県内外の住民やマツダユーザー以外の方にも気軽に楽しんでもらえるよう工夫されたら,それだけマツダに魅力を感じる人やマツダファンも増え,より効果的なイベントとなるのではないかと思いました。


<関連記事>
 「マツダ OPEN DAY 2016 -TSUNAGARI Cafeのダブルカレーライス-

<関連サイト>
 「マツダ株式会社

<参考文献>
 『Zoom Zoom 2016 VOL.3』マツダ株式会社
 『Zoom Zoom 2016 VOL.4』マツダ株式会社

2017年6月 7日 (水)

アーミッシュの特徴と食文化6 -ステラおばさんのクッキー-

アーミッシュ・カントリーのクッキースタンド

 ANAグループ機内誌「翼の王国」2017年3月号に「アメリカン・ビューティー アーミッシュ・カントリーで見た美しいアメリカ」という題名で,アーミッシュの特集記事が掲載されていました。

 その記事の中で,ペンシルべニア州ランカスターにあるアーミッシュ・カントリーのクッキースタンドが紹介されていました。

 アーミッシュの女の子が自分でクッキーを焼き,家の軒先で手書きの看板を用意してクッキーを販売し,周りの住民もそれを楽しみにしている様子が描かれていました。

 クッキーのほかにも,瓶詰のジャムやピクルス,大小のパイ,パン,ケーキそして手作りパスタなど様々な商品が並べられた販売スタンドが用意され,住民同士でやりとりされているようです。

 こうしたやりとりからは,単なる利益最優先の商売にはない,あたたかい心の交流を重視し,大切にしておられるアーミッシュの方々の価値観が伺えます。


アーミッシュを象徴する女性「ステラおばさん」

 こうしたお話は日本から遠く離れたアーミッシュ・カントリーだけの話ではなく,実は日本でも,クッキーなど焼菓子を中心に食を通じてアーミッシュの伝統や精神を伝えておられる有名な会社があります。

 「ステラおばさんのクッキー」(株式会社アントステラ)です。

 アーミッシュはあまり聞き慣れない言葉でも,「ステラおばさんのクッキー」は御存知の方も多いと思います。

 実はそのステラおばさんこそ,ペンシルベニア・ダッチカントリーに実在したアーミッシュの女性なのです。

(ステラおばさんとダッチカントリー)
Photo
(ステラおばさんのクッキー『クッキーガイド』株式会社アントステラから引用)

 ステラおばさんのクッキーのロゴとアーミッシュの暮らすアメリカ・ペンシルベニアのダッチカントリーの風景が描かれたアントステラのクッキーガイドです。

 このクッキーガイドやアントステラのウェブページによると,ステラおばさんは1908年生まれで,本名がステラ・ダンクル。ペンシルベニア・ダッチカントリーで幼稚園の先生をされていたと紹介されています。

(ステラおばさんの紹介)
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(ステラおばさんのクッキー『クッキーガイド』株式会社アントステラから引用)

 この紹介の中で,私が面白いなと思ったのは,

 「ステラおばさんは,ときどき子どもたちのお尻を叩きながら,でも叩いた回数と同じだけ,子どもたちのためにクッキーやケーキを焼く,そんな先生でした。」

 という話です。

 ステラおばさんがクッキーやケーキを沢山作った日は,その分だけ子供達のお尻を叩いたということで,さらにそのあと小麦粉の生地までバンバン叩いて…(笑)。
 いえいえ,子供達への思いやりがあればこその行動と理解すべきですね。

 私はアーミッシュについて勉強していく中で,ステラおばさんとのつながりを知ったのですが,そのつながりを知ってから,俄然,ステラおばさんのクッキーに興味を持つようになりました。

 興味を持つとやはりステラおばさんのクッキーが食べたくなり,広島市内の「ステラカフェ」を訪問しました。


ステラカフェ

 ステラカフェ店頭の販売コーナーの様子です。

(ステラカフェ店頭)
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 ショーケースの中だけでも16種類のクッキーが用意され,量り売りも可能となっています。

 前述のアーミッシュ・カントリーのクッキースタンドの光景が目に浮かぶようです。

 店内のカフェに入ると,女性店員さんの制服もステラおばさんの服装,すなわちアーミッシュの女性の服装とよく似たかわいいデザインに工夫されていることがわかります。

 席に案内され,メニュー表をいただきました。

 メニュー表に「コーヒーマシュマロ」という飲み物があったので,マシュマロに興味を持ち,このコーヒーを注文しました。

(コーヒーマシュマロとクッキー)
Photo_4

 「コーヒーマシュマロ」は,コーヒーの上に細かいマシュマロがのせられた飲み物です。

 このマシュマロが熱いコーヒーに溶けてミルクと砂糖の役割を果たし,甘くクリーミーなコーヒーへと変化します。

 私は普段コーヒーはブラックしか飲まないのですが,マシュマロを浮かべて飲むコーヒーも格別で,こんな美味しい飲み方もあったのかと驚きました。

 アーミッシュの有名なお菓子「ウーピーパイ」にもマシュマロがはさまれていますが,アメリカでは甘い生クリームの感覚でマシュマロがよく用いられています。

 クッキーはキャラメルカスタードとぐるぐるメロンです。

 私はオーブンでクッキーを作ったこともあるのですが,あの手作りクッキーを食べた時と同じような感動がありました。

 帰りに量り売りのクッキーも買いました。

(各種クッキー(ステラおばさん))
Photo_5

 手前からキャラメルカスタード,コーンフレーク,バタースカッチ,オールドファッションシュガー,ダブルチョコナッツ,チョコレートチップです。

 目の前にたくさんのクッキーがあるだけで幸せな気分になります。


アーミッシュの人々の生活から学ぶ

 ステラおばさんの故郷ペンシルベニア・ダッチカントリーでは,今日もクッキーが焼かれ,家の軒先のクッキースタンドに並べられて,心の通った人々の交流が行われていることでしょう。

 現代日本と比べると,生活様式から時間の流れに至るまで,かなりのギャップがあることは確かです。

 人間,一度便利さや楽を覚えたら,それ以前の不便な生活に戻りたいとは思わなくなるのが常ですので,日本人がアーミッシュの生活から学ぶことはたくさんあっても,その生活そのものに回帰しようとまでは思わないでしょう。

 それに,アーミッシュの人びとが現代においてもなお,昔からの生活をかたくなに守っておられるのは,宗教的教義に支えられている部分が大きいからでもあります。

 そうした前提を踏まえた上で,私たちはアーミッシュの人々から何を学び,生活に生かすことがでしょうか。

 私は,1つには,「常日頃からの人と人とのつながり・コミュニケーションを大切にされていること」が挙げられると思います。

 産業革命にはじまる科学技術の発展により,人間はより楽な,より快適な,よりスピーディーな生活を求め,それを可能にしてきました。

 しかし,そんな生活ばかり追い求めるあまり,人間同士のつながりやコミュニケーションといった,より人間らしい生活を送る上で欠かせないことを後回しにし,犠牲にし,過去に置き忘れてはいないでしょうか。

 アーミッシュの人々の生活を理解することは,私達自身の生活の現状を理解することでもあるのです。

 皆様も今後「ステラおばさんのクッキー」などを召し上がる機会があれば,これまで御紹介してきたようなアーミッシュのお話を思い出し,何かを感じ取っていただければ幸いです。


<関連リンク>
 「ステラおばさんのクッキー」(株式会社アントステラ)
 当ブログで御紹介したようなアーミッシュのお話もたくさん掲載されています。

<関連記事>
 「アーミッシュの特徴と食文化1 -アーミッシュについて理解を深める-

 「アーミッシュの特徴と食文化2 -アーミッシュの食文化-

 「アーミッシュの特徴と食文化3 -アーミッシュとクエーカー(前編)-

 「アーミッシュの特徴と食文化4 -アーミッシュとクエーカー(後編)-

 「アーミッシュの特徴と食文化5 -広島にある「アーミッシュ」,流通の原点「顔の見える生産・販売・消費」-

 「アメリカ料理の特徴と主な料理 -ウーピーパイ-

<参考文献>
 『翼の王国 573(2017年3月1日)』ANA「翼の王国」編集部

2017年6月 5日 (月)

SLやまぐち号の耳かき -島根県津和野町-

SLやまぐち号は,新山口駅と津和野駅間を結ぶ蒸気機関車です。

客車は,展望車風(1号車),欧風(2号車),昭和風(3号車),明治風(4号車),大正風(5号車)といろんな種類のレトロ客車が連結されています。

このSLやまぐち号の耳かきは,よく見ると底に金文字で「C57 1」と記載されていますが,これは「C57形1号機」という意味で,そのバランスのとれた美しい姿から「貴婦人」という愛称で呼ばれています。

数ある鉄道の中で,煙を吐いて力強く走るSLほど勇ましく,感動を与えてくれる鉄道はないと思います。

私はもちろん,このSLやまぐち号の耳かきにも感動しています(笑)
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2017年6月 2日 (金)

広島のレモン菓子・レモンケーキ5 -レモンブラン-

レモンブラン

 レモンケーキにお詳しい読者の方から,レモンブランというお菓子があることを教えていただきました。

 教えていただいた当初,私はレモンブランは「レモン」と「ブランマンジェ」(blanc manger:白いプリンのような菓子)の「ブラン」を合わせた言葉で,つまりはレモン風味の白いプリンのことではないかと想像しました。

 そこでレモンブランをインターネットで確認したところ,あのモンブラン独特の形をした画像が多く,レモンとモンブランを合わせた造語であることを理解しました。

 モンブラン好きの私は,広島で有名なレモンブランを購入し,味わってみることとしました。


洋菓子店「サバラン」の「レ・モンブラン」

 広島市中区本通にある洋菓子店「サバラン」を訪問しました。

 このお店は,店名にもあるように,サバラン(ブリオッシュ生地に洋酒をたっぷり含ませたフランス生まれのお菓子)が自慢のお店です。

 このお店で独自に開発された「レ・モンブラン」。

 シェフにこの「レ・モンブラン」についてお話を伺うと,約8年前から販売されている人気のオリジナル商品で,広島のレモンをふんだんに使っているのが特徴だと教えていただきました。

 「レ・モンブラン」を購入し,自宅まで約5kmの道のりを自転車で慎重に持って帰りました。

(レ・モンブラン)
Photo

 箱を開け,形が崩れてなかったのでホッとしました。

 日本のモンブランでよく見かけるひも状(渦巻き状)のクリームではなく,白いクリームを盛ることで山の形が表現されています。

 形は,一般的なモンブランにみられる丸い形ではなく,レモンケーキと同じようなレモンの形をしています。

 まさに,レモンの形の白い山「モンブラン(mont blanc)」,いわゆるレモンブランになっています。

 周りはローストしたスライスアーモンドがまぶされています。

 イタリア版のモンブラン「モンテ・ビアンコ(monte bianco)」ともよく似ています。

(レ・モンブラン(中身))
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 半分に切ってみると,白いクリームが高く盛られている様子がよくわかります。

 この「レ・モンブラン」を実際にいただきながら,ケーキの味や構造などを確認しました。

(レ・モンブラン(断面))
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 このように斜めに切ってみるとより明確になるのですが,ケーキは上から順番に,

 ○ピスタチオ 
 ○レモン風味のクリームチーズ
 ○生クリーム
 ○スポンジケーキ
 ○カスタードクリーム
 ○レモンピール
 ○アーモンド風味の薄焼きクッキー(土台)

 という材料で構成されています。

 どちらも白いので見分けにくいですが,白い部分は表面のクリームチーズと中の生クリームという2層構造になっており,クリームチーズにレモン果汁がたっぷり入っているので,強い酸味を感じました。

 そして固くて薄いクッキーの上にのせられたレモンピールの酸味や甘み,周りのローストされた香ばしいスライスアーモンドが,味にアクセントを与えてくれました。

 さらに,中のしっとりしたスポンジケーキやカスタードクリームも,クリームチーズや生クリームと調和し,全体的にうまくまとまったモンブランとなっていました。

 広島の洋菓子店「サバラン」の「レ・モンブラン」は,レモンの強い酸味をアクセントにし,様々な風味・食感を一度に味わえる贅沢なケーキでした。


 「サバラン」(広島市中区本通6-2)

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