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2021年12月

2021年12月31日 (金)

紙屋町シャレオ・ふれ愛プラザの「おやつBOX」

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける障がい者福祉事業所

 昨年に続き,今年も新型コロナウイルス感染症に大きな影響を受けた1年となりました。

 そんな中,職場で1つの回覧文書が私のところに回ってきました。

 広島県就労振興センターからの『ふれ愛プラザ「おやつBOX」の販売協力について』という文書です。

 「ふれ愛プラザ」は,広島県内の障がい者福祉事業所で生産・製造されたお菓子・パンなどの食品,布製品,工芸品,雑貨など,「セルプ製品」を販売されているお店です。
 ※「セルプ」…障がい者が働く仕事・事業所の総称。英語の「セルフ・ヘルプ(自助自立)」から作られた言葉。

 「ふれ愛プラザ」の売り上げは,障がい者の経済的自立と社会参画を支える原資となっています。

 その「ふれ愛プラザ」で販売されている「おやつBOX」の注文販売のお知らせでした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響によるイベントの中止や対面販売の自粛などにより,障がい者福祉事業所で作られた製品の販売機会が大きく減少していることによる協力依頼です。

 「おやつBOX」は1箱1,000円(税込)で,県内各事業所で作られた約75種類のお菓子のうち,7~8種類のお菓子が詰め合わせられているとのことでした。

 職場に居ながらにしてお菓子の詰め合わせが届けられ,それで少しでもお役に立てるならと思った私は,早速注文しました。


「おやつBOX」の紹介

 注文して約半月後,職場にいる私の元に「おやつBOX」が届けられました。

 自宅に持ち帰り,「おやつBOX」を取り出しました。

(「おやつBOX」と「ふれ愛プラザ」のパッケージ)
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 「おやつBOX」のパッケージデザインは,障がい者の方がデザインされたもので,おしゃれな仕上がりとなっています。

 箱を開けてみましょう。

(「おやつBOX」(箱の中の様子))
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 続いて,今回の「おやつBOX」に詰められていたお菓子がこちらです。

(「おやつBOX」のお菓子(その1))
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 7種類の美味しそうなお菓子が詰められていました。

 これで1,000円ならとてもお得です。

 私と一緒に職場で「おやつBOX」を注文された方からいただいたお菓子も御紹介します。

(「おやつBOX」のお菓子(その2))
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 「おやつBOX」には,いろんな種類・作業所のお菓子が詰められていました。

 それでは個別に御紹介します。


「おやつBOX」のお菓子

【チョコチップクッキー(ゼノ少年牧場・ベーカリーPakuPaku)】

(チョコチップクッキー(ゼノ少年牧場・ベーカリーPakuPaku))
Pakupaku

 福山市神辺町「ゼノ少年牧場・ベーカリーPakuPaku」の「チョコチップクッキー」です。

 クッキー生地にチョコチップとオレンジリキュールが入っています。


【クランベリークッキー(広島聴覚障害者福祉会・アイラブ作業所)】

(クランベリークッキー(広島聴覚障害者福祉会・アイラブ作業所))
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 広島市中区吉島西「広島聴覚障害者福祉会・アイラブ作業所」の「クランベリークッキー」です。

 甘酸っぱいクランベリーが入ったクッキーです。


【アーモンドクッキー(交響・きつつき共同作業所)】

(アーモンドクッキー(交響・きつつき共同作業所))
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 広島市東区戸坂南の「交響・きつつき共同作業所」の「アーモンドクッキー」です。

 クッキー生地に粗目のアーモンドがザクザク入っています。


【かべかりんとう】

(かべかりんとう(ウイングかべ))
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 広島市安佐北区亀山「ウイングかべ」の「かべかりんとう」です。

 紅こうじおから入りの板状のかりんとうです。


【コッコさんの紅茶クッキー(尾道さつき会・すだちの家)】

(コッコさんの紅茶クッキー(尾道さつき会・すだちの家))
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 尾道市御調町(みつぎちょう)「尾道さつき会・すだちの家」の「コッコさんの紅茶クッキー」です。

 クッキー生地に紅茶の茶葉が練り込まれ,紅茶の香りが楽しめるクッキーです。


【野菜入りクッキー(東城有栖会)】

(野菜入りクッキー(東城有栖会))
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 神石郡神石高原町「東城有栖会」の「野菜入りクッキー」です。

 クッキー生地に7種類の野菜(ごま,モロヘイヤ,よもぎ,カボチャ,ホウレンソウ,ココア,大根の葉)を練り込んで焼き上げたクッキーです。


【パンダクッキー(もみじ福祉会・第3もみじ作業所)】

(パンダクッキー(もみじ福祉会・第3もみじ作業所))
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 広島市西区観音新町「もみじ福祉会・第3もみじ作業所」の「パンダクッキー」です。

 かわいいパンダとハートがデザインされています。黒色はココアパウダーで作られています。


【抹茶クッキー(もみじ福祉会・第3もみじ作業所)】

 同じ「もみじ福祉会・第3もみじ作業所」の「抹茶クッキー」です。

(抹茶クッキー(もみじ福祉会・第3もみじ作業所)包装)
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 クッキー生地に抹茶が練り込まれた抹茶風味のクッキーです。

(抹茶クッキー(もみじ福祉会・第3もみじ作業所))
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 抹茶のほろ苦さと香りを楽しめるクッキーです。


【マーブルクッキー(おりづる作業所・食工房さくさく)】

 広島市西区観音新町「おりづる作業所・食工房さくさく」の「マーブルクッキー」です。

(マーブルクッキー(おりづる作業所・食工房さくさく))
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 包装がクリスマス仕様になっています。

 ココアやアーモンドプードルでマーブル模様に仕上げられたクッキーです。


【キュートないちご(つくし工房可部・おかし工房つくし)】

 広島市安佐北区亀山「つくし工房可部・おかし工房つくし」の「キュートないちご」です。

(キュートないちご(つくし工房可部・おかし工房つくし))
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 いちごパウダー入りで,いちごの風味が楽しめる一口サイズのクッキーです。


【かぼちゃばたけ(若竹会)】

 竹原市田ノ浦「若竹会」の「かぼちゃばたけ」です。

(かぼちゃばたけ(若竹会))
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 甘い薄焼きせんべいに,香ばしく煎ったかぼちゃの種(パンプキンシード)がすき間なくのせられています。

 サクサクと香ばしい洋風せんべいです。


まとめ

 各事業所でお菓子作りに携わっておられる皆さんは,ホテルや洋菓子店のパティシエに習うなど,日頃から研さんを重ねておられるようです。

 いろんなお菓子をいただきましたが,どれも有名店に引けを取らない美味しさで,本当にこの値段でいいのかと思うお菓子ばかりでした。

 1つひとつのお菓子が心を込めて作られていることもよく伝わりました。

 みんなで支え合いながら,みんなが幸せになれる世の中がいいですね。


<関連サイト>
 「ふれ愛プラザ」(広島市中区紙屋町二丁目地下街219号・紙屋町「シャレオ」南通り)
 「広島県就労支援センター」(広島県広島市南区比治山本町12-2)

<関連記事>
 「広島のレモン菓子・レモンケーキ8
 (「あじば農園の自然派レモンケーキ」:尾道市瀬戸田町の「あじば農園」と広島県府中町の「なないろ作業所」のコラボにより誕生したレモンケーキの紹介)

<参考文献>
 中国新聞朝刊(2020年5月12日・2021年6月16日・2021年10月12日)
 朝日新聞朝刊(2020年5月18日・2021年6月13日)
 毎日新聞朝刊(2020年5月26日)
 読売新聞朝刊(2020年5月28日・2021年6月10日)
 NHK「広島 NEWS WEB」(2020年5月11日・2021年6月10日)

2021年12月26日 (日)

ひろしまMaaS「グルっとライドチケット」で広島県内周遊(後編)-元祖広島へそ丼・水兵あられ-

 2021年11月23日,ひろしまMaaS「グルっとライドチケット」(1日券:大人2,500円)を利用して,広島県内の公共交通機関の旅を楽しみました。

(「グルっとライドチケット」利用可能エリアマップ)
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 (ひろしまMaaS「グルっとライドチケット」チラシの一部を引用)
 ※画面をクリックすると拡大します。

 「グルっとライドチケット」は,広島県内全域のバス・広電電車・船・ロープウェーが自由に利用できる定額デジタルチケットで,全国初の試み(実証実験)です。

 今回は,この「グルっとライドチケット」を使った広島県内の旅の後編を御紹介したいと思います。


エアポートリムジンで三原駅から広島空港へ

 広島市南区の自宅を出発し,広島バスセンター(広島市中区)から高速バス「ローズライナー」で福山へ,福山から路線バスを乗り継ぎ尾道,そして三原へやってました。

 ここまでが前編のお話です。

 そのあと,三原駅前から「エアポートリムジン」に乗車し,広島空港(広島県三原市本郷町)を目指しました。

 13時50分
 「三原駅前バスのりば」から中国バス「エアポートリムジン(三原リムジンバス)」広島空港行き乗車

(三原駅前バスのりば・中国バス・エアポートリムジン・広島空港行き)
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 広島県内各地と広島空港を結ぶエアポートリムジン(バス)は高速道路を利用するイメージがあるのですが,今回の三原リムジンバスは三原市内の連絡バスということで,国道2号などの一般道を利用して広島空港へ向かいました。

 乗車から約40分後,エアポートリムジンは広島空港に到着しました。

 14時28分
 広島空港(三原市)到着

(中国バス・エアポートリムジン・広島空港着)
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 運転手さんから提示されたバスのQRコードを私のスマートフォンのカメラで読み取り,「グルっとライドチケット」の乗車履歴を記録して下車しました。
 (実証実験のため,公共交通機関利用の都度,この対応が求められました。)

 旅行目的ではなく,レジャースポットとして広島空港を利用することに新鮮味がありました。


広島空港の「元祖広島へそ丼」

 次のバスの出発まで少し時間があったので,広島空港施設内を散策しました。

(広島空港とANA旅客機)
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 3階のレストラン・展望デッキフロアの「HIROSHIMA SORA丼」というお店に,「元祖広島へそ丼」の案内がありました。

(「HIROSHIMA SORA丼」の「元祖広島へそ丼」案内)
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 東広島市豊栄町は,広島県の真ん中(へそ)に位置することから,「へそのまち」としてPRされています。

 その「へそのまち」のご当地どんぶりとなっているのが「へそ丼」です。

 「へそ丼」の一番の特徴は,どんぶりの中心におへそに見立てた卵黄がのせられていることで,このほか「食べるラー油」(豊栄町産シイタケや隣の福富町産のエゴマ入り)も添えられます。

 広島エアポートホテルがプロデュースされている「HIROSHIMA SORA丼」のへそ丼シリーズは,豊栄町のへそ丼の発想をもとに,「広島空港が世界に直結する強力な経済力を有する中四国・瀬戸内・山陰エリアの中心『へそ』となる」ことを願って作られたオリジナルメニューです。

 興味を持ち,「元祖広島へそ丼」をいただきました。

(「元祖広島へそ丼」のセット)
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 「元祖広島へそ丼」は,具だくさんの豚汁と漬物がセットになっていました。

 どんぶりの中心部の生卵(卵黄)をくずし,醤油をかけて味を調えます。

(「元祖広島へそ丼」)
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 どんぶりの具は,卵黄(写真中央)と「食べるラー油」(写真手前)が基本となっており,それに牛しぐれ煮(写真右上)が盛られています。

 食べるラー油も牛しぐれ煮も濃い味付けなので,私は醤油をかけず,卵黄をまぶしてそのままご飯と一緒にいただきました。

 卵黄をまぶした「食べるラー油」や牛しぐれ煮でご飯が進み,ご飯大盛りで注文すればよかったと思いました。

 これからも,美味しくてお腹いっぱい食べられ,思わずお腹のおへそが出てしまうような魅力的などんぶりとして全国に広まってほしいです。


広島空港から呉市へ

 広島空港でしばらく楽しんだ後,「エアポートリムジン」に乗車し,呉市へ向かいました。

(広島空港バスのりば・広電バス・エアポートリムジン・呉駅前行き)
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(エアポートリムジン行先表示「呉駅前」)
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 15時25分
 「広島空港バスのりば」から広電バス「エアポートリムジン(呉リムジンバス)」呉駅前行き乗車

 広島空港を出発し,山陽自動車道河内ICから高速道路を利用して高屋JCT・ICへ,高屋JCT・ICからは東広島・呉自動車道を利用して阿賀ICへ,阿賀ICからは国道185号など一般道で呉駅前へ向かいました。

 そして約1時間後,バスは呉駅前に到着しました。

(呉駅前)
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 16時23分
 呉駅前バスのりば(呉市)着


てつのくじら館・大和ミュージアムそして呉中央桟橋へ

 呉駅前からは徒歩で呉中央桟橋(呉港)へ向かいました。

 途中,「てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)」と「大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)」が見えました。

(てつのくじら館と大和ミュージアム)
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 海上自衛隊が所有する実物の陸揚げされた潜水艦が展示されていたり,戦艦「陸奥」の主砲,いかり,スクリューが展示されていたりと,かつての軍港都市で,海上自衛隊を有する呉ならではの光景を見ることができます。

 呉中央桟橋(呉港)からは,広島-呉-松山(愛媛)間を結ぶ高速船「スーパージェット」に乗船して広島港(宇品)を目指します。

 呉中央桟橋の窓口で「グルっとライドチケット」を提示すると,申込書に氏名・連絡先などの記入を求められた後,整理券と乗船・上陸券を交付していただきました。

(スーパージェット整理券と乗船・上陸券)
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 その後,松山からのスーパージェットが到着する旨の案内があったので,桟橋で待ちました。


高速船「スーパージェット」で広島港(宇品)へ

 やがて,夕暮れを迎えた呉港の沖から,スーパージェットが登場しました。

(スーパージェット・石崎汽船「瑞光」)
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(スーパージェット・石崎汽船「瑞光」乗船口)
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 広島-松山間を1時間ちょっとで結ぶ「海の新幹線」です。

 17時05分(約10分遅れ)
 呉中央桟橋(呉港)から高速船「スーパージェット」広島港(宇品)行き乗船

 スーパージェットは海面近くを高速で走り,広島港(宇品)を目指しました。

 スーパージェット船内に電源コンセントが設置されていました。

 スマートフォンが「チケット」なので,バッテリー切れで「チケット」が見えなくなるのではと心配していましたが,ようやく充電が可能となり,安心しました。

(スマートフォン「グルっとライドチケット」と船内電源コンセント)
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 今後,今回のような電子チケットを普及させていくならば,合わせて車内・船内・待合室等での電源・充電設備の確保・充実にも努めていただけるとありがたいです。


呉あられ本舗・金子製菓の「水兵あられ」

 呉中央桟橋ターミナル売店で,呉ならではのお菓子を購入しました。

 呉あられ本舗・金子製菓の「水兵あられ」です。

(呉あられ本舗・金子製菓「水兵あられ」(包装))
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 当ブログでも御紹介した「アッタラシイ呉菓子大博覧会」シリーズのお菓子です。

 「アラレクレー」

 「(~を)くれ」と「呉」をかけている包装も変わっていません。

 あられの中身を御紹介します。

(呉あられ本舗・金子製菓「水兵あられ」)
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 一口あられだけでなく,丸い海老せんや長細い揚巻(揚げせんべい),そしてイワシのせんべいまで入っています。

 こうしたお菓子を,昔の呉の水兵さんも召し上がったのかも知れませんね。

 カリカリ,ポリポリ止まらない美味しさでした。

 呉のちょっとしたお土産としても喜ばれそうです。


広島港(宇品)から広島市街地経由で帰宅

 17時27分(約10分遅れ)
 広島港(宇品・広島市)着

 呉市から広島市内へ戻ってきました。

 広島港からは広島電鉄の市内電車を利用して,広島市中心部へ向かいました。

(広島電鉄市内電車・1号線)
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 17時36分
 広島港(宇品)から広電市内電車1号線・広島駅行き乗車

 18時10分
 八丁堀電停(広島市中区)着

 八丁堀周辺で買い物をし,広島電鉄の路線バスで帰宅しました。

 19時30分
 帰宅(広島市南区)

 様々な公共交通機関を利用して広島から福山まで1日で往復しました。

 疲れましたが,それ以上の大きな達成感を得ることができ,充実した県内旅行となりました。


交通費の精算

 今回の旅行で,実際にはどのくらい交通費が必要となるのか,その結果どれだけ得をしたか,まとめてみます。

 <交通費>
 ・自宅→紙屋町(路線バス):250円
 ・広島バスセンター→福山駅前(高速バス):2,400円
 ・福山駅前→長江口(尾道)(路線バス):710円
 ・尾道ロープウェイ(往復):500円
 ・渡場通り(尾道)→尾道駅前(路線バス):150円
 ・尾道駅前→鳴滝登山口(尾道)(路線バス):220円
 ・鳴滝登山口(尾道)→三原駅前(路線バス):410円
 ・三原駅前→広島空港(リムジンバス):840円
 ・広島空港→呉駅前(リムジンバス):1,370円
 ・呉港→広島港(高速船スーパージェット):2,300円
 ・広島港(宇品)→八丁堀(広電市内電車):190円
 ・八丁堀→自宅(路線バス):240円

  合計:9,580円

 ひろしまMaaS「グルっとライドチケット」の1日券は大人2,500円ですので,7,080円もお得に利用したこととなります。

 使い過ぎてすみません(笑)


まとめ

 広島県内をバスで周遊する場合,広島バスセンター・広島駅(広島市)と各都市を結ぶバスを利用するか,広島県のほぼ真ん中に位置する広島空港と県内各都市を結ぶ空港リムジンバスを利用するか,この2つのルートが基本となります。

 逆に,広島バスセンター・広島駅,広島空港を拠点にせず,各都市間をバスで移動するのは,運行路線・バスの便数の少なさから,とても難しくなります。

 広島空港1階到着ロビーに,ひろしまMaaS「グルっとライドチケット」の案内があったのも,県外からの観光客を対象とし,広島空港を拠点に県内各地へ移動してもらうことを想定されていたからでしょう。

(広島空港・ひろしまMaaS「グルっとライドチケット」案内)
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 広島県は東西南北に広く,他県からの観光客が県内の様々な観光地などを訪問しようと思っても,既存の公共交通機関だけではそれに十分対応できなかったり,運行情報が乏しいケースも見られます。

 また都市部や有名な観光地以外では,人口減少や新型コロナウイルス感染症の影響もあり,地元の経済がうまく回らなくなっている地域もあります。

 今回のように,観光客にひろしまMaaS「グルっとライドチケット」のような県内乗り放題チケットを提供し,公共交通機関の運行情報も一元化してわかりやすいものにすることも,こうした問題を解決する手段になるのではと思いました。

 実際に県内在住の私も,県内の様々な場所を訪問し,その先々で買い物・食事を楽しむことが出来ましたので。


<関連サイト>
 「MOBIRY(モビリー)」(広島電鉄)
 「広島空港」(広島県三原市本郷町善入寺64-31)
 「広島エアポートホテル」(広島県三原市本郷町善入寺64-25)
 「広島へそ丼(高光養鶏場ウェブサイト)」(高光養鶏場:広島県東広島市豊栄町吉原3104)
 「てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)」(広島県呉市宝町5-32)
 「大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)」(広島県呉市宝町5-20)
 「呉あられ本舗・金子製菓」(広島県呉市伏原1-5-8)

<関連記事>
 「アッタラシイ呉菓子大博覧会 -間宮最中,ドーナツケーキ,伊太利コロッケ,呉海軍工廠工員弁当-

2021年12月19日 (日)

ひろしまMaaS「グルっとライドチケット」で広島県内周遊(前編)-クロッフル・尾道あんぱん・こだまのおはぎ-

ひろしまMaaS「グルっとライドチケット」

 2021年11月23日,ひろしまMaaS「グルっとライドチケット」を利用して,広島県内の公共交通機関の旅を楽しみました。

 「MaaS(マース)」は,「Mobility as a Service」の略で,あらゆる交通手段の検索から予約,支払いまでを1つのサービスとして利用者に提供できる移動サービスのことです。

 その広島県版「ひろしまMaaS」の1つとして,「グルっとライドチケット」が期間限定(2021年10月16日~12月12日)で発売されました。

(「グルっとライドチケット」利用可能エリアマップ)
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(ひろしまMaaS「グルっとライドチケット」チラシの一部を引用)
 ※画面をクリックすると拡大します。

 「グルっとライドチケット」は,広島県内全域のバス・広電電車・船・ロープウェーが自由に利用できる定額デジタルチケットで,全国初の試み(実証実験)です。

 土日・祝日限定利用で,1日券が大人2,500円(小児1,250円),2日券が大人3,900円(小児1,950円)で販売(枚数限定)されました。

 この情報を入手した私は,これはチャンスと思い,インターネットのデジタルチケットサービス「MOBIRY」に登録して,「グルっとライドチケット」(1日券)を購入しました。

 今回は,この「グルっとライドチケット」を使った広島県内の旅を御紹介したいと思います。


ローズライナーで広島市から福山市へ

 2021年11月23日早朝,自宅近くのバス停から「グルっとライドチケット」の旅が始まりました。

 6時40分
 広島市南区の自宅を出発。自宅近くのバス停から広電バス(路線バス)で広島市中区の「広島バスセンター」へ

 7時25分
 「広島バスセンター」(広島市)着

 7時40分
 広島市と福山市を結ぶ高速バス「ローズライナー」に乗車

 9時26分
 高速バス「ローズライナー」福山駅前(福山市)着


「ふくやま美術館」と「あさひ喫茶」のクロッフル

 9時30分~10時30分
 福山駅から徒歩で「ふくやま美術館」訪問

(「ふくやま美術館」)
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 「ふくやま美術館」では,秋季所蔵品展『食と美術 -「いただきます」から「ごちそうさま」まで』(2021年9月16日~12月5日)を中心に鑑賞しました。

 その後,館内の喫茶ルーム「あさひ喫茶」で「クロッフル(チョコレートソース)」とコーヒーをいただきました。

(クロッフル(チョコレートソース))
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 「クロッフル」は,クロワッサンをワッフルメーカーで焼いたお菓子です。

 クロッフルの上にバニラアイスがのせられ,その上からチョコレートソースがたっぷりとかけられています。

 福山城公園を眺めながら,わずかな時間でしたがカフェタイムを楽しみました。


トモテツバスで福山市から尾道市へ

 次に尾道市を目指しました。

 「福山駅前バスのりば」からトモテツバスの路線バス「尾道線」に乗車しました。

 10時45分
 「福山駅前バスのりば」からトモテツバス「尾道線」尾道駅前(尾道市)行き乗車

(福山駅前バスのりば・トモテツバス・尾道線・尾道駅前行き)
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 福山へは車で行くことが多いので,車でいつも走る道を路線バスで走るというだけで楽しめました。

(トモテツバス車内の様子・福山市神村町付近)
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 県内は乗り放題なので,運賃も気になりません。

 その代わりにスマートフォンの画面を提示する必要があるので,スマートフォンのバッテリーや移動中の電源の方が気になりました。

 乗車から約45分後,尾道駅の手前の「長江口」(尾道市)で下車しました。

 11時30分
 「長江口」バス停(尾道市)着

 長江口バス停から徒歩でロープウェイの駅へ向かい,ロープウェイに乗りました。

 11時40分~12時00分
 「尾道千光寺山ロープウェイ」往復利用

 この日は大勢の観光客がロープウェイを利用されていたので,15分おきの運行ではなく,ピストン輸送で運行されていました。

(尾道千光寺山ロープウェイ・山麓駅)
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 ロープウェイに乗って山頂を目指していると,千光寺が見えました。

(千光寺)
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 山頂に着き,尾道市立美術館のカフェへ寄ろうと思いましたが,新型コロナウイルス感染症対策でカフェのみの利用はできなかったので,またの機会に譲り,再び山頂駅に戻りました。

(尾道市立美術館)
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(尾道千光寺山ロープウェイ・山頂駅)
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(尾道千光寺山ロープウェイから眺めた尾道市街・尾道水道)
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 尾道千光寺山ロープウェイから眺めた尾道市街・尾道水道です。

 こうした景色を眺められるだけでも,ロープウェイに乗る価値はあると思いました。

 麓のバス停からバスに乗車し,尾道駅を目指しました。

 12時10分
 バス停「渡場通り」(尾道市)からおのみちバス「東西本線」乗車

 12時15分
 尾道駅前バス停(尾道市)到着


リトルマーメイド尾道駅店の「尾道あんぱん」

 尾道駅に隣接する「リトルマーメイド尾道駅店」のイートインコーナーで,休憩も兼ねてパンとコーヒーをいただきました。

(「尾道あんぱん」とコーヒー)
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(「尾道あんぱん」)
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 「尾道あんぱん」は,中に粒あんとホイップクリームが入ったご当地あんパンで,表面に「尾道」の焼き印が押されています。

 お土産にしても喜ばれると思います。


おのみちバス・トモテツバスで尾道市から三原市へ

 続いて尾道駅前バス乗り場から,おのみちバスの路線バス「東西本線」に乗って,三原市を目指しました。

 12時39分
 尾道駅前バス停(尾道市)からおのみちバス「東西本線」鳴滝登山口行き乗車

(尾道駅前・おのみちバス・東西本線・鳴滝登山口行き)
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 尾道駅前から三原駅前までの直通バスがないため,途中の「鳴滝登山口」(尾道市)というバス停で乗り換えをする必要があります。

 バス停「鳴滝登山口」でバスをうまく乗り換えられるか,少し不安を感じながらバスに乗車しました。

 12時52分
 バス停「鳴滝登山口」(尾道市)到着

(バス停「鳴滝登山口」に到着したおのみちバス)
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 尾道市と三原市の市境に近いバス停「鳴滝登山口」に到着しました。

 国道2号の途中にあるバス停なので,きちんと乗り継ぎができるか少し不安でしたが,まもなく三原駅前行きのバスがやってきて,ホッと安心しました。

(鳴滝登山口・おのみちバスとトモテツバス)
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 尾道駅前から鳴滝登山口まで乗車したおのみちバス(写真右側)と,これから鳴滝登山口から三原駅前へ向かうトモテツバス(写真左側)です。

(鳴滝登山口・トモテツバス・三原駅前行き)
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 このバスは三原駅前行きのトモテツバスです。

 鉄道(JR)を使えば尾道駅から三原駅まで簡単に行くことができますが,あえて路線バスを乗り継いで行くところに今回の旅の美学があるのです。

 13時04分
 トモテツバス「福地線」乗車。バス停「鳴滝登山口」(尾道市)出発

 三原駅前へ向け,出発進行!

 バスは三原市に入りました。

 途中,バスの車窓からしまなみ海道の因島大橋が見えました。

(トモテツバスからの車窓・因島大橋・三原市木原町付近)
Photo_20211219151401

 瀬戸内海の眺めを楽しんでいると,やがて市街地に入り,三原駅前に到着しました。

 13時27分
 三原駅前(三原市)着

(三原駅前)
Photo_20211219151601

 三原駅前の様子です。やっさ踊りの像があります。

三原駅前「おはぎの店 こだま」

 三原駅前・マリンロード沿いにある「おはぎの店 こだま」を訪問しました。

(おはぎの店 こだま)
Photo_20211219151901

 このお店は,おはぎのほかに,タコ飯やとても大きなタコ天が有名です。

 おはぎや各種天ぷら・お弁当が販売されている,地元で知る人ぞ知るお店です。

 タコ天は食べ歩きには大きすぎるので,お店の前のテーブルでおはぎをいただきました。

(こだまのおはぎ)
Photo_20211219152001

 小豆の風味が感じられる,やさしい甘さのおはぎです。

 おはぎで小腹を満たした後,三原駅周辺を散策しました。


 この後もバスなどの公共交通機関を乗り継ぎ,広島市へ向かいました。

 どうやって広島市までたどり着いたか,その答えは後編でお話ししたいと思います。

 後編もお楽しみに。


<関連サイト>
 「MOBIRY(モビリー)」(広島電鉄)
 「ふくやま美術館」(広島県福山市西町二丁目4-3)
 「尾道千光寺山ロープウェイ」(山麓駅:広島県尾道市長江1-3-3)
 「千光寺」(広島県尾道市東土堂町15-1)
 「尾道市立美術館」(広島県尾道市西土堂町17-19)
 「リトルマーメイド」(「尾道駅店」広島県尾道市東御所町1-1ほか)
 「おはぎの店 こだま」(広島県三原市城町1-6-1)

<関連記事>
 「美術館とカフェの魅力2 -福岡市美術館の「Wind大濠」・ふくやま美術館の所蔵品展「食と美術」とクロッフル・食と美術の考察-

2021年12月12日 (日)

チョコレートの街・神戸 -フェリシモチョコレートミュージアムとモロゾフ神戸本店-

神戸に新たなチョコレートミュージアム誕生

 2021年10月22日,神戸に新たなチョコレートミュージアムが誕生しました。

 「フェリシモチョコレートミュージアム(felissimo chocolate museum)」です。

 通信販売を中心に事業展開されているフェリシモ(FELISSIMO)が,チョコレートを愛する人たちと一緒に創るミュージアムを目指してオープンされた施設です。

 チョコレートをテーマにしたミュージアムに興味を持ち,2021年11月中旬に訪問しました。


felissimo chocolate museum

 このミュージアムに入場するためには,原則,事前にチケットの予約・購入をしておく必要があります。
(当日空きがあれば,来館時に受付で購入することも出来るようです。)

 予約サイト「アソビュー」で日時を予約し,チケットを購入します。

 私は予約時間に合わせ,阪神神戸三宮駅から徒歩でミュージアムを目指しました。

(フェリシモ本社)
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 神戸市中央区新港町にあるフェリシモ本社です。

 この建物の2階にチョコレートミュージアムがあります。

(フェリシモ玄関)
Photo_20211212150202

 フェリシモ本社の玄関です。
 フェリシモチョコレートミュージアムの案内板も設置されています。

 洗練されたおしゃれな建物で,建物内で社員の方が商品の撮影をされている姿もよく見かけました。

(felissimo chocolate museum入口)
Felissimo-chocolate-museum

 フェリシモチョコレートミュージアムの入口です。

 ミュージアムなので,写真撮影はここまでだろうと思ったのですが,館内の写真撮影も可能でした。

 エントランスには,受付とミュージアムショップがありました。

 受付で事前に交付されたチケットをスマートフォンの画面で提示し,資料をいただいて入場しました。


カカオ豆のお出迎えと「小山進クリエイションの軌跡」

 入場すると,たちまち甘いチョコレートの香りが漂ってきました。

(カカオ豆の展示)
Photo_20211212150901

 照明を落とした小さな部屋にカカオ豆(カカオニブ)が敷き詰められていて,甘いチョコレートの香りが楽しめるコーナーでした。

 さらに進んでいくと,「パティシエ エス コヤマ」のオーナーシェフ小山進さんのチョコレートパッケージが展示されていました。

(「小山進クリエイションの軌跡」)
Photo_20211212151201

 チョコレートだけでなく,そのパッケージにもこだわり,全体として1つの芸術作品に仕上げられている様子が伺えました。


世界のチョコレートパッケージ展示

 続いて,世界のチョコレートパッケージの展示を見学しました。

(チョコレートパッケージコレクション展示)
Photo_20211212151301

 ロの字形に上から下まで,世界中の様々なチョコレートメーカーの商品パッケージが展示されていました。

(チョコレートのパッケージ(カファレル))
Photo_20211212151501

 こちらはイタリアのチョコレートメーカー「カファレル」の展示です。

 チョコレートにヘーゼルナッツを練り込んだ「ジャンドゥーヤ」で有名ですが,かわいいパッケージが揃えられていることでも人気のメーカーです。

 日本では,神戸を拠点として展開されています。

(チョコレートのパッケージ(モロゾフ・バレンタイン))
Photo_20211212151601

 こちらは神戸に本社を置く「モロゾフ」のバレンタインパッケージです。

 日本でバレンタインデーにチョコレートを贈るスタイルは,モロゾフが大きく関わっているのですが,そのモロゾフのバレンタインパッケージです。

 写真左の箱には,モロゾフ創業当初のロシア・クレムリン宮殿の世界一大きな鐘をモチーフにしたマークが入っており,かなり昔の貴重なパッケージであることがわかります。

 このほかにも,「ゴディバ」(ベルギー),「ドロステ」(オランダ),「デメル」(オーストリア),「ハーシー」(アメリカ)など,世界の様々なチョコレートメーカーのパッケージがずらりと展示されていました。


チョコレートのアルミ箔を使った絵画

 続いて,イタリア出身の現代美術家・ヴァレリオ・ベッルーティさんの新作展を鑑賞しました。

(「AMAI」Valerio Berruti の世界)
Valerio-berruti

 誰もが経験する「子ども時代」をテーマにした芸術作品の展示です。

 写真中央は,カカオ豆を輸送する際に利用される袋の素材「ジュート」をキャンバスに描かれた作品です。

(アルミニウムペーパーの絵画)
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 こちらは,チョコレートを包むアルミニウムペーパー(薄いアルミ箔)に描いた絵画です。

 アルミニウムペーパーにチョコレートを包んだ後の折り目まで残っているのが,リアリティがあって良いです。

 私だったら,描く途中でビリッと破いてしまいそうです(笑)

 純粋無垢な子供の表情に,心が癒されました。


チョコレート関連書籍・模型展示とメッセージコーナー

 様々なチョコレートの本を集めたコーナーもありました。

(チョコレート関連書籍展示)
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 その隣には,フェリシモオリジナルのチョコレートの模型が展示されていました。

(チョコレートの模型(全体))
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 ここは撮影スポットとなっており,このチョコレートをバックに記念撮影される人も多く見受けられました。

 私もフェリシモ社員の方に記念撮影していただきました。

 そしてその社員さんから,「このチョコレートは壁にマグネットで貼り付けられているので,取り外すことが出来ますよ」と教えていただいたので,試してみました。

(チョコレートの模型(パーツ))
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 なるほど。このチョコレートを手に写真撮影するのも楽しそうです。

 最後に,チョコレートに寄せられたメッセージ・名言を読ませていただきました。

(チョコレートに寄せられたメッセージ・名言)
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 その中で,私がなるほどと思ったのが次に御紹介するフランスの格言です。

 「La vie est le chocolat, c'est l'amer qui fait apprécier le sucre」
 (人生はチョコレート,苦みが甘みを引き立てる)

 つらい時や苦しい時があるからこそ,より一層楽しみや幸せを感じることが出来るという考えに共感しました。

 最後にミュージアムショップへも行き,チョコレートの世界をたっぷりと楽しむことが出来ました。


モロゾフ神戸本店

 フェリシモチョコレートミュージアムから阪急神戸三宮駅へ向かう途中,三宮センター街のモロゾフ神戸本店に寄りました。

(モロゾフ神戸本店)
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 私が学生の頃,この神戸本店を訪問し,好物のプリンをいただいた時の感動は忘れられません。

(チョコレートの滝(モロゾフ神戸本店))
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 神戸本店は2019年11月にグランドオープンし,その際に「チョコレートの滝」も設置されたようです。

 チョコレートはモロゾフの原点であり,それを象徴する設備となっています。

 こうしたチョコレートの滝を見ると,思わず指を突っ込んで味見してみたくなるのは私だけでしょうか(笑)

 店舗奥のカフェスペースで休憩を兼ねてカフェタイムを楽しむこととしました。

 メニューを見て,トーストサンドとプリン,デンマークチーズケーキがワンプレートで味わえる「トーストサンドプレート」を注文しました。

 カフェモロゾフは,チョコレートよりもプリンやチーズケーキを中心としたメニューが多いのですが,実際にプリンやチーズケーキの人気が高いからなのでしょう。

(トーストサンドプレート(モロゾフ))
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 トーストサンド(ホットプレスサンド)にミニサイズのプリンとデンマークチーズケーキがセットになったお得なメニューです。

 トーストサンドは,薄切り食パンにバターとマヨネーズを塗り,ハム,チーズ,スライストマト,細かく刻んだきゅうり,玉ねぎ,ピクルスをはさんでプレスサンドにしたものです。

 食パンと具材がすべて同じ厚みに統一されていて,端正でとても美しいサンドイッチでした。

 パンはカリッと香ばしくトーストされ,中の具はジュワッとみずみずしく,全体的に上品で整った味に仕上げられていました。

 そしてお楽しみのプリンとデンマークチーズケーキです。

 卵黄の味がしっかりと感じられるプリン,ほろ苦さと甘さを兼ね備えたカラメル,しっとりとした生地のデンマークチーズケーキ,軽めの生クリームと,期待どおりの味を楽しむことが出来ました。

 その後コーヒーをいただきながら,カフェでゆったりとした時間を過ごしました。


 神戸でチョコレートについて学び,様々なチョコレート店を巡ってみるのもおすすめです。

<関連サイト>
 「felissimo chocolate museum」(神戸市中央区新港町7-1)
 「パティシエ エス コヤマ」(兵庫県三田市ゆりのき台5-32-1)
 「カファレル」(「神戸北野本店」神戸市中央区山本通3-7-29ほか)
 「モロゾフ」(「神戸本店」神戸市中央区三宮町1-8-1ほか)

<関連記事>
 「ロシア革命と日本のバレンタインチョコレート -神戸・御影のバレンタイン広場訪問-
 「イタリア料理の特徴と主な料理6 -カファレルのジャンドゥーヤとペルジーナのバッチチョコレート-

2021年12月 5日 (日)

アルバニア料理の特徴と主な料理 -ペシュク・ネ・フーレ,トゥルリ・ペリメシュ,ミシュ・メ・ラク,ラバーニ-

アルバニアについて

 アルバニアはバルカン半島南西部に位置する国です。

 西はアドリア海に面し,陸域ではモンテネグロ,コソボ,北マケドニア,ギリシャと接しています。

 面積は約28,700平方キロメートルで四国の約1.5倍,人口は約284万人(2021年)です。

 今回私は「JICA関西食堂」でアルバニア料理を味わいました。

 その料理の紹介を通じて,アルバニアについての理解を深めたいと思います。


JICA関西

 日本の政府開発援助(ODA)を通じて開発途上国への国際協力を行っておられる国際協力機構(JICA・ジャイカ)。

 私も過去に国際協力の業務を担当したことがあり,海外からの研修員受け入れや,インドネシア出張など,JICA職員の方と一緒に楽しくお仕事をさせていただきました。

 そのJICAの関西の拠点が「JICA関西」で,神戸市中央区にあります。

 この度,JICA関西の食堂で,月替わりで世界各国の料理が提供されていることを知り,興味を持って訪問しました。

 大阪・梅田から阪神電車を利用して阪神岩屋駅で下車し,駅から徒歩でJICA関西を訪問しました。

(JICA関西・全景)
Photo_20211205140101

 建物の海(南)側から撮影したJICA関西です。

 海外からの研修員の宿泊施設もある大きくて立派な建物です。

(JICA関西・玄関)
Photo_20211205140102

 こちらは,大通りに面した山(北)側から撮影したJICA関西の玄関です。

 JICA関西食堂の案内板もありました。

(JICA関西食堂・案内板)
Photo_20211205140201

 「食べることからはじまる国際協力」

 確かに各国の料理を食べることで,その国の認識が深まり,国際協力に取り組むきっかけにもなると思います。

 食堂は,年末年始を除いて年中無休で営業されていますが,これは宿泊している研修員の食事を提供する役割もあるためです。

 食べることからはじめるため,一直線にJICA関西食堂へ向かいました。


JICA関西食堂のアルバニア料理

 JICA関西食堂は,施設の1階にあり,誰でも利用することが出来ます。

(JICA関西食堂)
Photo_20211205141101

 入口に「月替わりエスニック料理」の案内板がありました。

(月替わりエスニック料理案内(アルバニア料理))
Photo_20211205141102

 11月(2021年11月16日~12月11日)の月替わりエスニック料理はアルバニア料理です。

 アルバニアの独立記念日が11月28日(1912年11月28日)であることにちなんで提供されています。

 この料理をいただくことにし,レジで食券を購入しました。

 厨房で食券をお渡しし,アルバニア料理を御用意いただきました。

 私は見晴らしの良い窓側の席で食事させていただきました。

 食堂にはオープンテラス席もあり,そちらでお食事されている方もいらっしゃいました。

(JICA関西食堂・アルバニア料理)
Photo_20211205141401

 こちらがアルバニア料理のセットです。

 写真右側のメインプレートには,魚のマリネ,野菜蒸し煮,ライスが盛り付けられています。

 写真左下の赤いスープは,キャベツのスープです。

 そして写真左上のお菓子は,ヨーグルトのケーキです。

 メインプレートは日本の家庭料理のような印象を受けました。

 それぞれの料理を簡単に御紹介します。

【魚のマリネ(ペシュク・ネ・フーレ / Peshk ne Furre)】
 白身魚を香草とオリーブオイルでマリネし,蒸し焼きにした料理です。
 魚は鰆(サワラ)でした。
 ほどよく塩味がきき,ハーブがほんのりと香る,日本人にも馴染みやすい魚料理でした。

【野菜蒸し煮(トゥルリ・ペリメシュ / Turli Perimesh)】
 カボチャ,ジャガイモ,人参,玉ねぎ,パプリカなどの野菜を蒸し煮にした料理です。
 見た目は日本のカボチャの煮物のようです。
 ライスとの相性も抜群でした。

【キャベツスープ(ミシュ・メ・ラク / Mish me Lakra)】
 キャベツ,鶏肉,人参,パプリカなどの具で煮込まれたスープです。
 チリペッパー(赤唐辛子)やパプリカパウダー(粉末)が入っており,スープが赤色になっています。
 辛味の効いたキャベツスープでした。

 食後にヨーグルトのケーキとコーヒーをいただきました。

 ドリンクはセルフサービスで,水・お茶・紅茶・コーヒーが御用意されていました。

(ラバーニとコーヒー)
Photo_20211205152301

【ヨーグルトのケーキ(ラバーニ / Revani)】
 見た目も味もベイクドチーズケーキのようなケーキです。
 しっかりとした甘味があり,コーヒーや紅茶によく合うお菓子です。

 食事後,コーヒーをおかわりし,窓越しに庭を眺めながら,ゆったりとした午後のひとときを楽しみました。


JICAプラザ関西

 JICA関西食堂で食事を済ませ,1階のロビー展示コーナーや広報展示室を見学させていただきました。

 ロビー展示コーナーには,各国ゆかりの物が展示品されていました。

(ロビー展示品(アゼルバイジャン))
Photo_20211205143001

 続いて広報展示室へ行くと,世界の食べもの紹介のコーナーがありました。

(世界の食べもの紹介(モロッコのクスクス・マラウイのシマ))
Photo_20211205143101

 「クスクス」はデュラム小麦をもろもろの粒状にした食べ物で,モロッコが発祥とされています。

 一方,「シマ」はトウモロコシ粉をのり状にしたマッシュポテトのような食べ物で,マラウイ人の主食となっています。

 このような感じで世界各国の食べものが紹介されており,とても興味深く見学させていただきました。


まとめ

 JICAの拠点施設では,国際協力を中心とした世界各国の情報を得ることが出来ます。

 また,JICA関西やJICA中国(広島県東広島市)のように,世界の料理を用意され,広く一般の方も利用できる食堂が併設されている施設もあります。

 こうした施設を利用すれば,国内にいながら,気軽に世界旅行気分を味わうことが出来ますよ。


<関連サイト>
 国際協力機構「JICA関西」(神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2)

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