写真部

2018年5月 4日 (金)

宍道湖の夕景 -夕景撮影と夜景撮影のポイント・比較-

 宍道湖の夕日を撮影したいと思い,広島市内から自動車で島根県松江市を訪問しました。

 尾道松江線(中国やまなみ街道)が開通したおかげで,以前と比べてずいぶんアクセスが良くなり,所要時間も短くなりました。


宍道湖夕日スポット

 夕方になり,国道9号沿いの宍道湖に面した「宍道湖夕日スポット」へ行きました。

 日没時刻の約1時間半前に着きましたが,すでにちらほら人が集まっていました。

 三脚にカメラをセットし,夕日スポットテラスに座ってベストタイムを待つこととしました。

 自然と隣の方と会話するようになり,お話を伺ったところ,その方は京都から夕日の撮影のために松江まで来られたとのことでした。

 オリンパスの機械式一眼レフカメラやフィルムを見せていただきましたが,お互いカメラ好きなので初対面でもすぐに話が合いました(笑)。

 日没時刻が近づくにつれ,徐々に人が増えてきました。

 そのうち,私と隣の方の間に割り込んでくるようにキャノンの立派な望遠レンズを付けたカメラを持った方が来られ,人が混んできたのかなと後ろを振り返ると,テラス一面に人だかりができていました。

 車だけでなく,バスやタクシーで見学に来られた方も大勢おられました。

 私のようにカメラや三脚を持ってきて,気合いを入れて写真撮影されている方も多く,記者会見の会場を思わせるような状況でした。

 私もカメラマンになりきり,夢中でシャッターを切りました。


宍道湖の夕日写真

 次の写真は,いずれも宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島と夕日を撮影したものです。

(宍道湖夕景A)
Photo
※写真をクリックすると拡大します。
ニコンD7100・AF-S DX NIKKOR 18-105mm f3.5-5.6/80mm・マニュアルモード・f6.7・1/1500秒・ISOオート/900・AWB

宍道湖夕景Aは,全体的にバランスがよいと思い選びました。


(宍道湖夕景B)
Photo_2
※写真をクリックすると拡大します。
ニコンD7100・AF-S DX NIKKOR 18-105mm f3.5-5.6/58mm・マニュアルモード・f8・1/1000秒・ISOオート/500・AWB

 宍道湖夕景Bは,夕日の色合いが出ていると思い,選びました。
 観光遊覧船も見えます。


(宍道湖夕景C)
Photo_3
※写真をクリックすると拡大します。
ニコンD7100・AF-S DX NIKKOR 18-105mm f3.5-5.6/66mm・マニュアルモード・f8・1/500秒・ISOオート/720・AWB

 宍道湖夕景Cは,夕日に少し雲がかかっていますが,嫁ヶ島の上に鳥が群れ,観光遊覧船も写っているので,選びました。

 皆さんはどれが1番良いと思われましたでしょうか。

 「どれもいまいち」かも知れませんが…(笑)。


夕景撮影のポイント

 今回撮影してみてわかった夕景撮影のポイントをまとめてみました。

(1)プログラムオート撮影を除き,太陽が沈むにつれ,明るさも刻々と変化してくるため,その都度シャッタースピードや露出などを調整する必要がある。
(今回の写真は,マニュアルモード(シャッタースピードと絞りを自分で決める)で撮影しました。)

(2)太陽の光が強いため,ISO感度は低めで対応できる。
(ISO感度を高めに設定する夜景写真とは対照的です。)

(3)露出はマイナス補正すると夕日の色がより強調される。
(今回の写真はあえて補正せず,青系も含めたやわらかい感じの写真にしてみました。)

(4)絞りを絞る(f値を大きくする)と,夕日の輪郭がはっきり映るが,「ゴースト」(レンズの影響を受けた光の輪郭が起きる現象)や「フレア」(写真が白っぽくなる現象)も起きやすくなる。

(5)単調な風景の場合は,望遠モードや望遠レンズで夕日をクローズアップさせるとよい。
(今回の写真は嫁ヶ島や観光遊覧船を入れました。)

(6)構図は,水面(地上)に輝く夕日と夕焼け空のどちらを強調させたいかによって,強調させたい方の割合を多くするように水平線(地平線)の位置を決めるとよい。
(今回の写真は夕焼け空のグラデーションを強調させたいため,空の割合を多くしました。)

(7)夕日が沈む直前に雲があるかどうかが写真の出来に左右する。
(これはもう運です。何度か通うのがいいのでしょうが,撮影場所が遠いとなかなか難しいですよね…。)


 1つ参考例を御紹介します。

 (3)について,「宍道湖夕景B」の写真(RAWデータ)を,レタッチソフトを使って露出を-1.0補正してみます。

(宍道湖夕景B’)
Photo_5
※写真をクリックすると拡大します。
ニコンD7100・AF-S DX NIKKOR 18-105mm f3.5-5.6/58mm・マニュアルモード・f8・1/1000秒・-1.0補正・ISOオート/500・AWB

 「宍道湖夕景B」と比較してみてください。夕日の色が強調されてますよね。

 その分,コントラストも強くなり,嫁ヶ島や観光遊覧船が黒くつぶれてしまうのですが,夕景写真では,そのコントラストも大切な要素となります。


夕景撮影と夜景撮影の比較・共通点

 以前,私は夜景を撮影したことがありますが,夕景撮影は夜景撮影より難しいと思いました。

 前述の「夕景撮影のポイント」と照らし合わせると,夜景撮影の場合は,

(1)シャッタースピードや露出を固定できる。
(シャッタースピードが遅くなるので三脚があった方がよい。)

(2)ISO感度が固定できる。
(夕景に比べ,感度を高めに設定する。)

(3)露出を大きく補正する必要がない。

(4)「ゴースト」や「フレア」の心配が少ない。

(5)夜景は明かりや色の分散・広がりがある場所が好まれるため,単調な写真とはなりにくい。

(6)真っ暗(夜の山や海など)か被写体(明かり)があるかの世界なので,自然と強調させたいもの(構図)が決まる。

(7)天候に左右されるが,雲の有無まで気を遣う夕景ほどではない。

といった点で,夕景撮影と比べて撮影しやすいのです。


 夕景撮影と夜景撮影で共通点もあります。

 「勝負の時間が限られている」ということです。

 夕景撮影は日没前から日没後のトワイライト(黄昏時)まで,夜景撮影はトワイライトから数時間後までと,勝負時間が決まっているのです。

 「夜景撮影は夜中でもいいのでは」と思われるかも知れませんが,薄明りのあるトワイライトの時が夜空にもグラデーションが出ますし,夜遅くなるにつれ,街の明かりもだんだん少なくなり,さみしい写真になってきます。


 こうした内容を理解し,夕景・夜景撮影をされるとよいかと思います。
 

<関連リンク>
 「松江 宍道湖夕日情報」(「水の都 松江」(一社)松江観光協会)

<関連記事>
 「広島市南区の黄金山と「黄金山まんじゅう」」(黄金山の夜景)
 「夜景写真 -皿倉山(福岡県北九州市)・火の山公園(山口県下関市)-

2017年10月12日 (木)

夜景写真 -皿倉山(福岡県北九州市)・火の山公園(山口県下関市)-

 私は普段,料理やご当地耳かきの写真撮影が中心なので,もっぱらコンパクトデジタルカメラを使用しています。

 コンパクトデジタルカメラは,持ち運びに優れ,いつでもどこでも気軽に撮影できるので,私にとってはこれが一番使い勝手が良いのです。

 とは言え,せっかくの一眼レフを使わずに放っておくのはもったいないですし,いざ集合写真などを撮ろうとした時に,カメラに慣れておかないとうまく撮れないので,できる限り使った方がいいことは確かです。

 そこで今回,夜景を撮影すべく,マイカーに一眼レフカメラ一式と三脚を積み込み,福岡県北九州市と山口県下関市へ出かけました。


皿倉山から眺めた北九州市・下関市の夜景


 最初に訪れたのは福岡県北九州市八幡東区にある皿倉山(さらくらやま)です。

 北九州市内には夕方着きました。

 皿倉山のふもとにある駐車場に車を止め,ケーブルカーとスロープカーに乗って山頂を目指しました。

 ケーブルカー内でカメラを持っている方はたくさんみかけましたが,大きな三脚まで持って気合い入れまくりの人間は私だけでした(笑)。

 ケーブルカーやスロープカーで山頂に近づくにつれ,眼下に宝石を散りばめたような光景が広がりました。

 ベストポジションを探し,カメラを三脚で固定してセルフタイマーで撮影しました。

(皿倉山から眺めた北九州市・下関市の夜景)
Photo
※写真をクリックすると拡大します。
ニコンD7100・AF-S DX NIKKOR 18-105mm f3.5-5.6/18mm・マニュアルモード・f11・4秒・-0.5補正・ISOオート/1800・AWB

 山頂から西側,洞海湾(どうかいわん),八幡製鉄所,スペースワールド,若戸大橋,遠く関門海峡方面を眺めた様子です。

 写真中心部の明るい箇所はスペースワールドや大型ショッピングセンターなどで,右端にはとても小さいですが関門海峡や下関の「海峡ゆめタワー」も確認できます。

 手前のオレンジ色のラインは北九州都市高速道路です。

 頂上からは,東西に渡って北九州市を一望することができ,その絶景に時が経つのを忘れてシャッターを押し続けました。

 皿倉山は「新日本三大夜景」の1つとされていて,今回御紹介した夜景はその一部だけですので,機会があればぜひ直接御覧いただき,感動を味わっていただきたいです。


火の山公園から眺めた関門橋・関門海峡

 続いて,門司側から車で関門トンネルを渡り,山口県下関市にある「火の山公園」を訪問しました。

 「火の山公園」の山頂からは,間近に関門橋や関門海峡を観賞することが出来ます。

 火の山公園の山頂の展望スポットは複数あるので,初めて訪問した私は,重いカメラや三脚を担いで,山を登ったり下りたり,納得できる撮影ポイントを見つけるまでが大変でした。

 結局撮影ポイントは火の山ロープウェイ乗り場付近に落ち着き,三脚を設置し,本腰を入れて撮影しました。

 様々なアングルから関門橋を撮影したのですが,やはり全体が写った写真が安定しているように思い,次の写真を選びました。

(火の山公園から眺めた関門橋・関門海峡)
Photo_2
※写真をクリックすると拡大します。
ニコンD7100・AF-S DX NIKKOR 18-105mm f3.5-5.6/28mm・マニュアルモード・f11・2秒・ISOオート/4000・AWB

 火の山公園から眺めた夜の関門橋・関門海峡の様子です。

 写真の手前右側が本州(山口県下関市),関門橋をはさんで左側が九州(福岡県北九州市),写真奥側中央には北九州市門司区にある門司港レトロ地区が広がっています。

 関門海峡(関門橋)の中心あたりが山口県と福岡県の県境であり,本州と九州の分かれ目となるのですが,自動車,バス,電車,徒歩(「関門トンネル人道」と呼ばれる徒歩で渡れる海底トンネルがあります。)…いずれの交通手段でもこの関門橋や関門トンネルを通過する瞬間は別世界に入ったような特別で新鮮な気持ちになります。

 そうした特別な感情も抱くからでしょうか。
 関門橋は,壇ノ浦パーキングエリア・火の山公園・唐戸市場など下関側から眺めても,めかりパーキングエリア・和布刈(めかり)公園・門司港レトロなど門司側から眺めても,また日中でも夜でも,絵になるような気がします。

 そんな魅力いっぱいの関門橋,関門海峡にぜひお越しください。


<関連リンク>
 「皿倉登山鉄道株式会社(皿倉山ケーブルカー)
 「楽しも!(火の山公園・展望台・火の山ロープウェイ)」(下関市公式観光サイト)

<関連記事>
 「広島市南区の黄金山と「黄金山まんじゅう」」(黄金山の夜景)
 「鯨の食文化3 -捕鯨問題を文化人類学的視点から考える-」(関門橋の様子)

2017年4月17日 (月)

桜と公園 -広島県豊田郡大崎上島町 沖浦漁港公園-

 2017年4月12日にフェリーに乗って広島県豊田郡大崎上島町に出張しました。

 目の前に見える向かいの島は愛媛県。大崎上島は広島県でも南に位置する瀬戸内海の島です。

 私の住んでいる広島市南区の桜は,すでに満開を越して葉桜になりかけていたので,広島市よりもっと南に位置する大崎上島町も同じか,もっと早くに葉桜になっているだろうと思っていたのですが,実際に車で島を回ってみると,満開の桜をあちこちで見ることが出来ました。

 せっかくなので,職場のコンパクトデジタルカメラで桜を撮ってみました。

(大崎上島町沖浦の桜)
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※写真をクリックすると拡大します。
ニコンCOOLPIX S6600 オート・f6.6・1/500・ISO125


 撮影地は大崎上島町沖浦の「沖浦港おさかな公園」近く,沖浦漁港公園という小さな公園です。

 手前の桜にピントを合わせたのですが,不思議と奥の公園がメルヘンチックでソフトなボケに仕上がりました。

 コンパクトデジタルカメラならではの持ち味だと思います。

 3人で訪問したので,ほんの一瞬,たった1枚しか撮る時間はありませんでしたが,思い出の1枚となりました。

2017年2月19日 (日)

広島市南区の黄金山と「黄金山まんじゅう」

広島市南区について

 現在私が住んでいる広島市南区は,陸の玄関口「広島駅」と海の玄関口「広島港」,広島カープの本拠地「マツダスタジアム(広島市民球場)」を有する街です。

 また瀬戸内海に浮かぶ似島(にのしま)は,バウムクーヘンで有名な「ユーハイム」の創業者,カール・ユーハイムにより,日本で初めてバウムクーヘンが焼かれた島として有名です。(「ドイツ・ウィーン菓子の特徴と主な菓子 -シュトロイゼルクーヘン・レープクーヘン・バウムクーヘン-」参照)

 その広島市南区でシンボルの山と言えば,黄金山(おうごんざん)と比治山(ひじやま)です。桜の咲く季節になると,大勢の花見客でにぎわいます。

 今回は黄金山と黄金山にまつわるお菓子「黄金山まんじゅう」を御紹介したいと思います。


黄金山

 黄金山は広島市の南東に位置する標高221.7mの小高い山です。

(黄金山全景と自動車運搬船)
Photo

 写真は,広島港に近い元宇品(南西方向)から眺めた黄金山(写真左)とマツダ宇品工場で自動車を積む自動車運搬船(写真右)です。

 アーチ状の橋がかかった広島高速3号線も見えます。


黄金山まんじゅう

 「黄金山まんじゅう」は,広島市南区宇品海岸のカフェ・洋菓子店「ルードゥメール」で販売されている洋風まんじゅうです。

 店名の「ルードゥメール(RUE DE MER)」(フランス語)を日本語に訳すと「海岸通り」となり,店の所在地の地名がそのまま店名になっていることがわかります。

(黄金山まんじゅう(包装))
Photo_2

 黄金山まんじゅうは,現在「小豆あん」と「スイートポテト」の2種類が用意されており,小豆あんは饅頭の上に黒胡麻が,スイートポテトは饅頭の上にアーモンドスライスが乗せられています。

 ずんぐりとした形が黄金山をイメージさせます。

(黄金山まんじゅう(小豆あん))
Photo_3

 黄金山まんじゅうの小豆あんです。

 中は程よい甘さの粒あんです。

 皮は洋菓子のような,しっとりしたバター風味の生地となっています。

 バターの風味と小豆あんの程よい甘さがうまく調和した,まさに「洋風まんじゅう」という名にふさわしいお菓子に仕上げられています。

(黄金山まんじゅう(スイートポテト))
Photo_4

 黄金山まんじゅうのスイートポテトです。

 こちらは中にスイートポテトあんが入っています。

 以前は小豆あんと白あんの組み合わせだったと記憶していますので,スイートポテトはさらに洋風に仕上げられています。

 甘いサツマイモのあんが,バター風味の生地とよく合います。

 地元の手土産として,私もよく利用させていただいています。


広島市随一の夜景スポット黄金山

 私は,職場で使うこともあって,最近一眼レフカメラを買ったのですが,普段あまり使わない(高価なので気軽に使えない)状況になっています。

 そんななか,カメラ片手に散歩しながら写真撮影されているブログ記事を拝読し,「自分もこんな風に近所を散歩し,記事が書けたらいいな」と思いました。

 そこで,カメラと三脚を用意し,近所の黄金山に登って(歩きではなく自動車で行ったのが情けないですが…),写真撮影に挑戦してみました。

 黄金山は,広島市随一の夜景スポットとしても有名なのです。

 寒空の中,「ハイ,ごめんよ」とカップルをさえぎりながら(笑)撮った写真がこちらです。

(黄金山夜景(海田大橋・広島大橋))
Photo_8
※写真をクリックすると拡大します。
ニコンD7100・AF-S DX NIKKOR 18-105mm f3.5-5.6・マニュアルモード・f9.5・4秒・ISOオート/1250・AWB

 黄金山の山頂から南東方向を眺めた様子です。

 写真右上が広島市と坂町・呉市を結ぶ広島大橋,左上が広島市と私の故郷・海田町を結ぶ海田大橋,これらの橋に広島高速2号,3号が海上で連結している様子です。

 手前の白いライトの橋は,マツダの会社専用の東洋大橋です。

(黄金山夜景(広島市街))
Photo_9
※写真をクリックすると拡大します。
ニコンD7100・AF-S DX NIKKOR 18-105mm f3.5-5.6・マニュアルモード・f13・2秒・ISOオート/1600・AWB

 続いて,今度は黄金山の山頂から北北西方向を眺めた様子です。

 広島駅周辺,広島市中心部の様子です。
 写真左の横長に黒っぽく写っているのが比治山です。

 広島にお越しになったら,黄金山に登り,広島市内や瀬戸内海の様子を御覧いただくのもおすすめです。

2017年1月 4日 (水)

私が使っているカメラについて -年始の集合写真撮影-

 私がこのブログを始めた際に使用していたカメラは,「カシオEX-Z40」というコンパクトデジタルカメラでした。

(カシオEX-Z40)
Exz40

 そして,現在愛用しているカメラは,「ニコンP340」です。

(ニコンP340)
Photo

 「ニコンP340」はコンパクトデジタルカメラですが,手軽でレンズの開放F値が1.8と明るく,被写体にかなり接近して撮ることができるので,料理をはじめとしたテーブルフォト中心の私には,これ以上もこれ以下もないカメラだと思っています。

 そんな中,昨年12月中旬に,総務の人達が私の机に来られ,「年始に集合写真を撮ってほしい」とお願いされました。

 各部署別に10~50人単位で,総計200人前後撮影することになります。

 今持っているカメラでも,撮れない訳ではなく,撮った写真を補正すれば,それなりの写真に仕上がると思います。

 しかし…,実際の撮影時に「あんな小さなカメラで大丈夫?」と思われる人は多いことでしょう。

 かつ失敗は許されない世界なのです。

 一晩悩んだ挙句,デジタル一眼レフカメラを買うこととし,翌日に買いました。
 
 私の性格上,普通ならこんなに早く決断することはないのですが,デジタル一眼レフカメラを持ったことがない私は,カメラに慣れる期間も必要だと思い,即決しました。
(フィルムカメラでは,高校写真部の顧問の先生から安く売って譲っていただいたニコンF301という一眼レフを使っていました。)

 今回買ったカメラです。

(ニコンD7100(正面))
Photo_2

 現在はニコンD7200が販売されていますので,1つ前の型となりますが,前から,デジタル一眼レフ買うなら,このシリーズのカメラがほしいなと思っていました。

 レンズは,「AF-S DX NIKKOR 18-105mm f3.5-5.6」の標準ズームです。

 さらに研究していくと,内臓ストロボだけでは不安になってきたので,外付けストロボも購入しました。
 「ニコン スピードライトSB700」というストロボです。

(ニコンD7100(背面))
Photo_3

 これで何とかそれっぽくなってきました。
 (個人的にはカメラ機器の問題ではないと思います。機能があっても知らない人や使いこなせてない人が大半ですし…。)

 これで済むかと思えば,さにあらず。

 ストロボを含めると,重さが1.5kg程度にもなるので,今度はそれに耐え得るしっかりとした三脚が必要となるのです。

 職場にも割合しっかりとした三脚があるのですが,三脚はぐらつきがないことが一番の目的であるため,3kgまで耐え得る三脚を購入しました。

 重いので,予め職場に置いていますが,スリックの「アル・ティム330E」と呼ばれる一眼レフ用スタンダードモデルです。

 そのほかにも,カメラバッグ,レンズフィルター,レンズクリーニングキット,SDメモリ,ガイドブック…など小物類も合わせたらキリがありませんが,とりあえずこれで集合写真撮影に臨みます。

 各部署への通知文には,「専門業者と違い,技術,機材,明るさなど不十分なことも多いので,予めご了承ください。」と御丁寧に書かれているので,安心と言えば安心なのですが。


 今日がその集合写真撮影の日です。

 うまくいけばいいのですが…。

2014年3月14日 (金)

露出補正とホワイトバランス

 私が持っているカメラは,コンパクトデジカメに過ぎませんが,それでも,露出補正やホワイトバランスの調整はある程度できます。見たとおりの写真にできればいいのですが,ある程度はオート(自動)で写せるものの,見たままの色や,変化を加えたい時などは,カメラの機能である露出補正やホワイトバランスなどを行う必要があります。

<露出補正>
 カメラに内蔵された露出計は,基本的に,グレー(反射率18%)の色を見た目どおりの明るさで再現できるように設定されています。そして,この色より明るい場合は,暗くし,逆に暗い場合は,明るくしようとします。そのため,そのまま撮ると,見た目に比べて,白色は暗めの白に,黒色は明るめの黒になりがちです。

 そこで,白が多い時は,露出値(EV)をプラスにして暗めになるのを防ぎ,黒が多い時はマイナスにして明るめになるのを防ぐと見た目に近い写真となります。

 耳かきの写真を撮る時は,マクロモードで,背景を白や黄色系にすることが多いので,露出値(EV)を+0.7~+1ぐらいにプラス補正して撮っています。これで何とか写真として見られる程度になっていたのですが,今回,小豆を茹でて,黒っぽくなった餡を撮ろうとした時,困りました。
 黒色を引き出そうと,露出を-0.3~-0.7程度マイナス補正して撮影するのですが,今度は背景のテーブルの茶色まで暗めに写ってしまい,かと言ってオートで撮ると,餡の色が紫色っぽくなり,きれいな写真にならないのです。

45


<ホワイトバランス(WB)>
 そこで,室内で撮影していることを考慮し,ホワイトバランスを調整してみることにしました。

 ホワイトバランスは,光の色を補正する機能で,通常は「晴天(太陽光)」の約5200Kに設定されています。Kはケルビンと読み,色温度の単位で,赤系の光は色温度が低く,逆に青系の光は色温度が高くなります。
 

 カメラは晴天(太陽光)で光を読み取ろうとしている時に,色温度が低い光の条件(電球や白色蛍光灯など)で撮影すると,写真は全体的に赤っぽく,逆に色温度が高い光の条件(青空,日蔭,曇天(くもり)など)で撮影すると,写真は全体的に青っぽく写ってしまうのです。この色の偏りをなくし,本来の色に調節する機能がホワイトバランスです。

(WB「オート」で撮影:全体が青白っぽくなる→室内の色温度がやや高いと判明)
Ev07wb

(WB「曇天」で撮影:「曇天」でやや赤みをプラスする→見た目に近い色となった)
Ev07wb_2

参考
(WB「電球」で撮影:「電球」で青みをさらにプラスする→全体が青くなる)
07wb
       ※いずれの画像も露出を+0.7補正

 通常はホワイトバランスを「オート」にしておけばよいのですが,自分の出したい色がある場合は,設定を変えて,意図的に赤系統の色(アンバー(セピア)やマゼンダ)や青系統の色(ブルーやグリーン)を調整するとよりよい仕上がりになります。今は液晶画面で撮影した画像をその都度確認できるので,便利です。

 今回の小豆あんについては,天井の昼光色の蛍光灯で青系統の色が強いので,「曇天」モードにして赤系統の色を出すように調整してみました。

(小豆あん)
Photo

 料理は見た目が大事な分,写真を撮るのも難しいように思います。
 人間が見たままの色をカメラに認識させるのがいかに難しいか,改めて理解しました。

2014年2月 2日 (日)

ブツ撮りの難しさ

 以前の記事で,紙貼りパネルで簡易レフ板を作ったお話をしましたが,今回はもう一歩進めて,上からの光をソフトにするため,上部にクッキングペーパーを被せてみました。

Photo

 本当はトレーシングペーパーを被せるのでしょうが,半透明ならクッキングペーパーも同じだと思い,試みました。

 写真撮影,特にブツ撮りと言われる静物撮影は,光をどうコントロールするかがポイントになります。明るければはっきりした写真は撮れますが,逆にスポット的な光源で,強ければ強いほど,その静物の影も明確にできてしまうことになります。トレーシングペーパーは,この影をソフトにする(分散させる)ために必要になってくる訳です。
 うちの場合は,上からの蛍光灯の明かり,そして光を補うために横からクリップライトを点けるとその明かりで影ができてしまいます。その影をソフトにさせたかったのです。

 使ってみると,確かに影が弱まり,いい感じです。背景が白い紙なので,露出をプラス1~1.3補正するときれいに写せます。

 ただ,今回は調子に乗って,クリップライトを強く当てて,白とび気味になってしまいました。写真撮影は難しいです。

2014年1月 2日 (木)

撮影セット

Photo


コレクションの耳かきを撮影しようと,ホームセンターで紙貼りのパネルと蝶番,家電量販店でクリップライト,100円ショップで画用紙を買い,パネルと蝶番で折り畳み式の簡易レフ板と置台を作ってみました。
簡易レフ板や置台は効果はありましたが,光源のクリップライトは光が強すぎて影ができてしまうことがわかり,実際には,かなり離れたところで使うことになりそうです。
耳かきのように小さく細い物は,あまり光を調整する必要がなく,無駄な買い物をしたようにも思いましたが,それも勉強ですね…。
ただ,輪ゴムで耳かきを固定するというのは,使えるかもしれません。

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