食文化体験・イベント

2022年11月13日 (日)

ビッグ錠先生の世界8 -ビッグ錠誕生日祭(チャップマンさんの漫画めし料理 包丁人味平の「味平カレー」と「ブラックカレー」)-

 2022年10月15日,神奈川県藤沢市湘南台のバー「アルスノーバ」で「ビッグ錠誕生日祭」が開催されました。

 ズボラさんの漫画飯再現料理(「一本包丁満太郎」の「空洞おにぎり」)に続き,チャップマンさんから「包丁人味平」の「味平カレー」と「ブラックカレー」を御紹介いただきました。

 今回は,この「味平カレー」と「ブラックカレー」を中心に,「ビッグ錠誕生日祭」の様子を御紹介します。


包丁人味平の「味平カレー」

 ここで予備知識として,ビッグ錠先生の漫画「包丁人味平」に登場する「味平カレー」と「ブラックカレー」について少し御説明します。

 まずは「味平カレー」から。

 事の発端は,東京・ひばりが丘駅前に進出した2大デパート「大徳デパート」と「白銀屋」の集客争いでした。

 集客力をアップさせるため,両店舗は幅広い層から人気があるカレーのお店を設置することとしました。

 「大徳デパート」は漫画の主人公「塩見味平(しおみ あじへい)」のカレー店「アジヘイ」を,対する「白銀屋」は「マイク赤木」と「鼻田香作(はなだ こうさく)」のカレー店「インド屋」を設置し,カレーによる集客力アップを目指す「カレー戦争」が始まります。

 味平は「雑煮カレー」,「スパカレー」,「ミルクカレー」と次々にカレーを開発しますが,どれもライバルの鼻田香作に材料や作り方を見破られてしまいます。

 そんなある日,味平が仕込んでおいたカレーの寸胴の中に,近くの棚に置かれていた醤油のボトルが丸ごと落ちてしまうというハプニングが起きます。

 カレーの作り直しとなるところですが,その醤油が混ざってしまったカレーの味を確かめた味平は「日本人に合うカレーはこれだ!」とひらめきます。

 ただ,単にカレーに醤油を混ぜただけでは,それぞれの味が主張し過ぎ,お店のメンバーから「これではケンカカレーだ」と言われてしまいます。

 そこで味平が試行錯誤した結果,醤油を混ぜたカレーを一晩寝かせると味がまとまることに気付きました。

 また,カレーに添える漬物についても,味平は漬物に詳しい「漬物ばあさん」を訪ねて研究します。

 「漬物は野菜と塩で作るのに,単に野菜に塩をかけて食べるのと違った旨味が出るのはなぜだろう」と思い悩んでいる味平を見て,「漬物ばあさん」はこう答えます。

(漬物の味はバイ菌の味)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 「漬物の味はな…バイ菌の味や!!」

 こうした読者をドキッとさせる発言があるところが,ビッグ錠先生の漫画の魅力です(笑)

 味平は,この「漬物ばあさん」の元で様々な漬物を食べるうちに,辛い漬物でも水と交互に食べると際限なく食べられることに気付きます。

 この経験をもとに,辛いカレーと福神漬と冷水をセットにし,交互に食べてもらうことで,お客さんに際限なく食べてもらえることがわかりました。

 そしてついに「味平カレー」が完成します。

(味平カレー)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 「味平カレー」の特徴は,醤油が入っていること,辛口であること,そして漬物と冷水がセットになっていることの3点です。

 なお,「味平カレー」については,同じく「ビッグ錠誕生日祭」に参加されていた梅本ゆうこさんのブログでも紹介されています。

 「「包丁人味平」(牛次郎/ビッグ錠)の味平カレー」(梅本ゆうこ「マンガ食堂」)


カレー将軍・鼻田香作の「ブラックカレー」

 続いてカレー将軍・鼻田香作の「ブラックカレー」を御紹介します。

 味平が作った「味平カレー」の存在を知った鼻田香作は,「味平カレー」に使われたスパイスを見破ろうと必死に研究します。

 しかしながら,3,000種類ものスパイスを嗅ぎ分けることができる鼻田香作でさえ,「味平カレー」の秘密を見破ることができませんでした。

 なぜなら,「味平カレー」には,スパイスではなく日本の調味料である「醤油」が使われているからです(笑)

 その後,鼻田香作の対抗心はメラメラと燃え上がり,様々なスパイスを混ぜ合わせた最強のカレー「ブラックカレー」を完成させます。

 白銀屋の「インド屋」でこの「ブラックカレー」が販売されると,またたく間にお客さん達はこの「ブラックカレー」のとりこになり,大徳デパートの「アジヘイ」の店員すらも味平や仲間の目を盗んで「インド屋」の「ブラックカレー」を食べに行くようになります。

 本当の「ブラックカレー」を味わってみたくなった味平は,「インド屋」の店員にバレないよう女子学生に変装して「インド屋」へ行き,「ブラックカレー」を注文します。

 そして味平が本当の「ブラックカレー」を食べると…。

(味平・ブラックカレーとの遭遇)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 「なんとも奇妙な味だ…」
 「しかしなにか人をひきつける…」

 「ブラックカレー」は少し変わっていて,それでも人をひきつける不思議な味がするようです。

(ブラックカレーは魔術)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 「まるで催眠術にかかったように…」
 「次から次へと手がカレーを口にはこぶ…」
 「こ こんなことってあるのだろうか?」
 「まるで魔術だ…そうだ魔術だ!!」

 カレー将軍・鼻田香作があらゆるスパイスを駆使して作り上げた「ブラックカレー」。

 その「ブラックカレー」の特徴は,言うまでもなく黒いカレーであることと,魔術のように人をひきつける味であることの2点です。


チャップマンさんの「味平カレー」・「ブラックカレー」

 「味平カレー」と「ブラックカレー」の特徴を御理解いただいたところで,今回の「ビッグ錠誕生日祭」のためにチャップマンさんが作られた「味平カレー」と「ブラックカレー」を御紹介します。

 作り方は,YouTubeにあるチャップマンさんのチャンネル「チャップマン漫画めし研究部」で紹介されています。

(【マンガ飯再現研究】対決再現!包丁人味平 カレー戦争!あのダークな所まで合法レシピで完全再現!」)

 (YouTube「チャップマン漫画めし研究部」)

 チャップマンさんの「味平カレー」は,牛すじ・香味野菜からだしをとった「ビーフブイヨン」と,鶏がら・香味野菜からだしをとった「チキンブイヨン」の2種類のブイヨンを使い,たまり醤油を加えた本格カレーです。

 一方,チャップマンさんの「ブラックカレー」は,「ビーフブイヨン」と「チキンブイヨン」をベースに,焦がしたスパイス,合法ハーブのお酒「イエガーマイスター」,合法コカの葉のお酒「コカレロ」,ビール,コーラ,ブラッククミン,竹炭パウダー,ブラックチョコレート,そしてインスタントコーヒーまで,とにかく黒くなるものをどんどん投入して作られています。

 チャップマンさんが作られた「味平カレー」と「ブラックカレー」をビッグ錠先生が召し上がった様子が次の動画です。

(【漫画飯再現料理】味平カレーとブラックカレーをビック錠先生に食べていただきます。)

 (YouTube「チャップマン漫画めし研究部」)

 ビッグ錠先生に「これ美味しいよ~」と御紹介いただいた後,私を含む参加者も「味平カレー」と「ブラックカレー」を試食しました。

(「味平カレー」と「ブラックカレー」(紙皿))
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 「味平カレー」と「ブラックカレー」の「あいがけカレー」です。

 ちゃんと福神漬も添えられています。

(「味平カレー」と「ブラックカレー」(レトルトごはん))
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 こちらはレトルトパックにあいがけしたものです。

 「味平カレー」はカレーに醤油を加えることで,深みとコクが増した日本人好みの味に仕上がっていました。

 「ブラックカレー」は見た目が真っ黒ですが,辛さと深いコクのある美味しいカレーに仕上がっていました。

 チャップマンさんは,カレーをブラックにするため,竹炭,コーラ,チョコレート,インスタントコーヒーなど様々な褐色の食材を加えられたようですが,これらの食材はカレーをより美味しくする効果もあります。

 なぜなら,これらはすべて「メイラード反応(褐変反応)」を利用した食材だからです。

 土鍋でごはんを炊いた時の「おこげ」,こんがりと焼けたステーキ,ほろ苦いカラメル,飴色に炒めた玉ねぎ…これらはすべて食材に熱を加えることで生じる「メイラード反応(褐変反応)」によるもので,いずれも香ばしさや甘み,コクが増します。

 カレーの隠し味にチョコレートやコーヒーが使われるのも,このメイラード反応を生かした事例の1つです。

 もっとも,今回の「ブラックカレー」は隠し味レベルの使い方ではありませんが…(笑)

 ちなみに,梅本ゆうこさんの本「マンガ食堂」(リトル・モア)でも,竹炭を用いた「ブラックカレー」を紹介されています。

 梅本さんは,この「ブラックカレー」を作るのに丸3日かけられ,疲れ果てて意識がモーローになられたのだとか(笑)

 真っ黒なカレー,それだけでも人々を魅了する不思議なパワーがあるようです。


原作「包丁人味平」の「ブラックカレー」の結末

 今回御紹介した「ブラックカレー」について,原作「包丁人味平」の結末を御紹介したいと思います。

 人々が「ブラックカレー」にとりつかれる中,新聞に衝撃的な記事が掲載されます。

(ブラックカレーの新聞記事)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 「ブラックカレーは麻薬…」
 「インド屋チーフコックが中毒」

(ブラックカレーに麻薬成分)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 「なんだってえ ブラックカレーに麻薬がはいってたんだってえ!!」
 「チーフコックが麻薬中毒で頭がおかしくなっちまったらしいんだ」
 「カレーにつかうスパイスの中から麻薬に近いものが発見されたんだと」

(カレーの神様・鼻田香作)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 鼻マスクをした鼻田香作が店のテーブルに立って,
 「俺は神様よ そう カレーの神様さ クァーッ カッカッカカカ」
と叫んでいます。

 鼻田香作,本気でヤバイ(笑)

 鼻田香作の異常な行動に,ついに救急車が呼び出されます。

(カレーの神様・救急車で搬送)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 救急隊員に搬送されながらも,なお抵抗する鼻田香作。

 「何をするっ!!俺は神様だぞっ!」
 「神のおそろしさを知らないのか!俺は神だぞーっ!!」

 「ブラックカレー」で世間を騒がせた鼻田香作も結末は悲惨なものでした。

(病院へ向かう救急車)
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 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)から一部引用

 救急車が古い(笑)

 私も有名な某カレールウでカレーを作り,味わっておられる皆さんの前でこう叫んでみたいものです。

 「俺は王子さまよ そう カレーの王子さまさ クァーッ カッカッカカカ」
 「何をするっ!!俺は王子さまだぞっ!」
 「王子のおそろしさを知らないのか!俺は王子だぞーっ!!」

 こんなこと考える私もちょっとヤバイ…(笑)

 ※エスビー食品の「カレーの王子さま」は,美味しいだけでなく,アレルギーや化学調味料にも配慮された優れたカレーです。


アルスノーバの寄せ鍋

 イベント終了後,マスターがイベントスタッフや常連客の皆さんのために寄せ鍋を振舞ってくださいました。

(寄せ鍋)
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 鶏肉,白ねぎ,白菜,しめじ,豆腐などが入った美味しい寄せ鍋でした。

(寄せ鍋シメのうどん)
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 シメにうどんもいただきました。

 しみじみとした味わいで,胃にストンとおさまる安心感。

 これは間違っても「ブラック鍋」とかにしてほしくないです(笑)


 ズボラさんの「空洞おにぎり」実演・実食,チャップマンさんの「味平カレー」と「ブラックカレー」の実食,「マンガ食堂」梅本ゆうこさんの参加,シャンソンライブなど,様々なイベント・交流会で楽しませていただきました。

<関連サイト>
 「チャップマン漫画めし料理研究部」(チャップマン)
 「マンガ食堂」(梅本ゆうこ)

<関連記事>
 「メイラード反応
 「鳥取の食文化探訪2 -すなば珈琲・もさ海老ブラックカレー・砂たまご-
 「ビッグ錠先生の世界1 -石巻カレー全集「食堂パレスの黄色いレトロカレー」とArs Novaの特製ハヤシライス-
 「ビッグ錠先生の世界2 -ビッグ錠先生からのビッグなプレゼント-
 「ビッグ錠先生の世界3 -ビッグ錠先生との出会いと私の似顔絵-
 「ビッグ錠先生の世界4 -ArsNovaのおでん・特製オムライス・コーヒー-
 「ビッグ錠先生の世界5 -スイートベルモット・ブランデーバック・ArsNova特製コーヒー・デンマークチーズケーキ-
 「ビッグ錠先生の世界6 -湘南台応援イベント「ミッドナイト・ジョー」・スコッチウイスキー「ビッグ錠ラベル」-
 「ビッグ錠先生の世界7 -ビッグ錠誕生日祭(ズボラさんの漫画飯再現料理 一本包丁満太郎の「空洞おにぎり」)-

<参考文献>
 原作 牛次郎/漫画 ビッグ錠「包丁人味平」(マイナビ出版)
 梅本ゆうこ「マンガ食堂」(リトル・モア)

2022年11月 6日 (日)

ビッグ錠先生の世界7 -ビッグ錠誕生日祭(ズボラさんの漫画飯再現料理 一本包丁満太郎の「空洞おにぎり」)-

 2022年10月15日,神奈川県藤沢市湘南台のバー「ArsNova(アルスノーバ)」 で「ビッグ錠誕生日祭」が開催されました。

 ズボラさんの漫画飯再現料理(ライブ配信)とシャンソンライブという2部構成のイベントでした。

(「ビッグ錠誕生日祭」ポスター)
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 今回は,この「ビッグ錠誕生日祭」で開催された,ズボラさんによる漫画飯再現料理「空洞おにぎり」について御紹介します。


一本包丁満太郎の「空洞おにぎり」

 イベント当日,会場の「アルスノーバ」に着くと,すでに大勢の参加者がおられました。

 店内にはお馴染みの方も何人かおられ,奥のカウンター席にはビッグ錠先生もいらっしゃいました。

 受付を済ませ,しばらくすると,ズボラさんによる漫画飯再現料理イベントが始まりました。

 まずはビッグ錠先生のお誕生日をお祝いしてみんなで乾杯しました。

 その後,ズボラさんがビッグ錠先生の漫画「一本包丁満太郎」の「空洞おにぎり」作りに挑戦され,その様子がYouTubeで生配信されました。

 ここで予備知識として,「一本包丁満太郎」に登場する「空洞おにぎり」について少し御説明します。

 「空洞おにぎり」は,その名のとおり,中が空っぽのおにぎりのことです。

(「空洞おにぎり」)
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 ビッグ錠「一本包丁満太郎」(集英社)から一部引用

 では,どうやっておにぎりの中を空洞にさせるのでしょうか。

 漫画の主人公・風味 満太郎(かざみ まんたろう)は,まず甘辛い醤油ダレを凍らせた「氷玉」を用意します。

 ピンポン玉の中にタレを注入し,凍らせた後で,そのピンポン玉の皮をめくるとタレの氷玉ができます。

(タレの氷玉)
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 ビッグ錠「一本包丁満太郎」(集英社)から一部引用

 その氷玉を,おにぎりの具のような感じで冷ましたごはんの中に詰め,おにぎりを作ります。

(おにぎりにタレの氷玉を詰める様子)
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 ビッグ錠「一本包丁満太郎」(集英社)から一部引用

 その氷玉入りおにぎりをザルに入れて火であぶると,中の氷玉が溶け,「空洞おにぎり」が出来上がるのです。

(ザルを使っておにぎりを火であぶる様子)
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 ビッグ錠「一本包丁満太郎」(集英社)から一部引用

 「空洞おにぎり」の解説は次のとおりです。

(「空洞おにぎり」の解説)
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 ビッグ錠「一本包丁満太郎」(集英社)から一部引用

 ①氷玉入りおにぎりを網カゴで回転させて火であぶる
 ②熱でおにぎりの中の氷玉が急速に溶ける
 ③ごはんに氷玉が溶けたタレが浸み込み,遠心力で壁が作られる
 ④熱せられた中の空気が外へ押しつけるため,おにぎりに完璧な空洞ができる

 おにぎりの中でこれだけの変化を起こすためには「相当な火力」と,薄すぎもせず厚すぎもしない「ごはんの絶妙な厚み」が必要となります。


「空洞おにぎり」の実演と動画配信

 「空洞おにぎり」のしくみを御理解いただいたところで,実演の様子を御紹介します。

 ズボラさんによるYouTube動画配信の様子がこちらです。

(YouTube動画配信の様子)
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 ズボラさんは顔バレがまずいということで,仮面をかぶって実演されています。

 YouTubeの動画がこちらです。

(ビッグ錠先生の目の前で再現料理くらいできらぁー!空洞おにぎり 一本包丁満太郎 アニメ飯再現レシピ)

 (YouTube「ズボラの漫画飯再現料理」)

 おにぎりを火であぶったところ,おにぎりに火がついてしまいました(笑)

 できるだけ水分を吸収させるため,ごはんに削り節をまぜた「おかか」を用いたことも,おにぎりに火がついた原因の1つでしょう。

(一本包丁満太郎の「空洞おにぎり」を作る様子)
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 ビッグ錠先生を前に,ズボラさんが「空洞おにぎり」作りに挑戦し,それをライブ配信されている様子です。

 実はライブ配信されてしばらく,音声が入っていませんでした…(笑)

(会場内での「空洞おにぎり」試食の様子)
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 「空洞おにぎり」の実演が終わり,ビッグ錠先生試食後,会場内の参加者にも試食用として「空洞おにぎり」が回ってきました。

 木製の使い捨てスプーンも配られ,私も少しだけいただきました。

 甘い醬油ダレが浸み込んだ,香ばしい焼きおにぎりでした。

 ちなみに「一本包丁満太郎」の作品では,この「空洞おにぎり」の中に緑茶を注いだ「お茶漬けにぎり」まで登場します。


お祈りにぎり

 イベント終了後,私はズボラさんに「同じビッグ錠先生の『一本包丁満太郎』に登場する『お祈りにぎり』に挑戦されてはいかがでしょうか」と御提案しました。

 「お祈りにぎり」はこんなおにぎりです。

(「お祈りにぎり」)
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 ビッグ錠「一本包丁満太郎」(集英社)から一部引用

 ごはんつぶ1粒1粒に手書きで「寿」の字が書かれたおにぎりです(笑)

(「お祈りにぎり」の作り方)
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 ビッグ錠「一本包丁満太郎」(集英社)から一部引用

 毎日神前で祈りながら米1粒1粒に「寿」の字を書くという,途方もない作業を必要とするおにぎりです。

 この「お祈りにぎり」を食べると,どんな病もたちどころに治るのだとか…。

 しかしながら,全日本おにぎり選手権審査員の感想は…

(「お祈りにぎり」に対する審査員の感想)
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 ビッグ錠「一本包丁満太郎」(集英社)から一部引用

 「なんだか食べるの気味が悪いわねぇ」

 いやはや,ビッグ錠先生の創造力と発想力,そしてユーモアには感心させられるばかりです。

 「お祈りにぎり」のお話は冗談として,ズボラさんのますますの御活躍を心から「お祈り」申し上げます。


<関連サイト>
 「ズボラの漫画飯再現料理」(ずぼら料理研究家)

<関連記事>
 「ビッグ錠先生の世界1 -石巻カレー全集「食堂パレスの黄色いレトロカレー」とArs Novaの特製ハヤシライス-
 「ビッグ錠先生の世界2 -ビッグ錠先生からのビッグなプレゼント-
 「ビッグ錠先生の世界3 -ビッグ錠先生との出会いと私の似顔絵-
 「ビッグ錠先生の世界4 -ArsNovaのおでん・特製オムライス・コーヒー-
 「ビッグ錠先生の世界5 -スイートベルモット・ブランデーバック・ArsNova特製コーヒー・デンマークチーズケーキ-
 「ビッグ錠先生の世界6 -湘南台応援イベント「ミッドナイト・ジョー」・スコッチウイスキー「ビッグ錠ラベル」-

<参考文献>
 ビッグ錠「一本包丁満太郎」(集英社)

2022年10月16日 (日)

ひろしま南区スイーツフェア -南区3名山(似島(安芸小富士)・黄金山・比治山)と代表花(ミモザ・桜・広島椿)のスイーツ-

 2022年10月8日,広島駅近くのエールエールA館エントランス広場で「令和4年度 ひろしま南区スイーツフェア」が開催されました。

(「ひろしま南区スイーツフェア」チラシ)
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 このイベントは,広島市南区にある進徳女子高等学校と洋菓子店が協同して作られた「みなみくスイーツ」の販売と,紙粘土やスポンジを使って本物そっくりなフェイクスイーツを作る「フェイクスイーツ作り」体験の2つのプログラムで構成されています。

(ご当地スイーツ販売案内)
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 「ひろしま南区スイーツフェア」チラシの一部を加工・引用

 広島市南区に住み,食に興味がある私としては見逃せないイベントです。

 今回は,このイベント会場などの様子と,実際に販売された広島市南区の「みなみくスイーツ」をいくつか御紹介したいと思います。


「ひろしま南区スイーツフェア」会場

 イベント会場(エールエールA館エントランス広場)へ行くと,たくさんの人がスイーツを買い求めておられました。

(「ひろしま南区スイーツフェア」会場の様子)
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 広島市南区の3つの洋菓子店「パティスリー アニバーサリー」(段原山崎),「西洋菓子カトルフィユ」(皆実町),「ルードゥメール」(宇品海岸)が出店されていました。

 この店舗の奥には「フェイクスイーツ作り」コーナーがありました。

(「ひろしま南区スイーツフェア」案内パネル)
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 広島市南区の3名山「安芸小富士」・「黄金山」・「比治山」をモチーフにした「みなみく3名山スイーツ」と,南区を代表する花「ミモザ」(似島)・「桜」(黄金山や比治山など)・「広島椿」(元宇品)をモチーフにした「みなみく3名花スイーツ」などが販売されていました。

 各店舗でスイーツを購入し,会場を後にしました。

(進徳女子高等学校)
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 地元洋菓子店と一緒に広島市南区のスイーツを考案された進徳女子高等学校の校舎です。


みなみくスイーツ

 自宅に持ち帰り,「みなみくスイーツ」を味わいました。


【黄金山マフィン】

(黄金山マフィン(チョコレートとプレーン))
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 黄金山にちなんだ「ルードゥメール」のお菓子「黄金山マフィン」です。

 写真左がチョコ,右がプレーンです。

 チョコのマフィンにはチョコチップが入っています。

 フワフワでバターの香り豊かなマフィンでした。


【ミモザの安芸小富士】

 広島市南区には島がいくつかあります。

 その1つである似島は,その眺めが富士山に似ていることから「安芸小富士」とも呼ばれています。

 その「安芸小富士」と似島の花「ミモザ」にちなんだお菓子が「パティスリー アニバーサリー」の「ミモザの安芸小富士」です。

(ミモザの安芸小富士)
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 ピスタチオが練り込まれたケーキ生地に抹茶チョコレートのケーキを加え,表面にはアーモンドクラッシュ入りのアイシングがなされています。

 ベースとなるケーキ生地はしっとりと香ばしく,抹茶チョコレートのケーキは抹茶チョコレートがたっぷりと含まれた濃厚な味でした。

 深緑の抹茶チョコレートケーキが安芸小富士,アイシングにちりばめられたアーモンドがミモザを表現されているのでしょう。


【さくら幸せマカロン】

 春になると,広島市南区の比治山や黄金山にはたくさんの桜が咲き,花見客で賑わいます。

 その桜にちなんだお菓子が「パティスリー アニバーサリー」の「さくら幸せマカロン」です。

(さくら幸せマカロン)
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 マカロンという名称ですが,スコーンか大きめのまんじゅうぐらいのサイズがあります。

 表面には塩漬けの桜の花がのせられています。

 中身も気になるのでカットしてみましょう。

(さくら幸せマカロン(中身))
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 中には桜色をしたホワイトチョコレートがはさまれていました。

 アーモンドが使われたサクサクの生地で,ダックワーズに似ていると思いました。

 生地には甘じょっぱい桜パウダーが練り込まれており,桜の風味を存分に楽しめるお菓子でした。


【比治山和ケイク】

 比治山の桜にちなんだお菓子「カトルフィユ」の「比治山和ケイク」です。

(比治山和ケイク)
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 比治山は広島市の中心部にある小高い山なのですが,その比治山に桜が咲いたイメージがよく表現されています。

 ケーキにかかっているのは桜の風味がするピンク色のホワイトチョコレートです。

 アクセントとして酸味のあるドライストロベリーものせられています。

(比治山和ケイク(中身))
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 中を確かめると,紫芋のケーキ生地でした。

 さっくりとした紫芋のケーキに,ほのかに桜の風味がするホワイトチョコレートがコーティングされたプチケーキでした。


【ミモザピアーチ】

 似島の花「ミモザ」にちなんだお菓子「カトルフィユ」の「ミモザピアーチ」です。

(ミモザピアーチ)
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 黄色いミモザの花の特徴がよく表現されたケーキです。

(ミモザピアーチ(中身))
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 いちごと生クリームのケーキに薄いクレープをかぶせ,表面に細かな黄色いスポンジ生地がちりばめられています。

 黄色いふわふわのスポンジ生地,いちごが入った甘酸っぱい生クリーム,しっとりとしたケーキ生地,そして弾力のあるクレープと様々な食感や味を一度に楽しむことができました。


広島椿と観音寺

 後になって,今回のイベントで広島椿にちなんだお菓子も販売されていたことを知りました。

 そこで,元宇品の観音寺で広島椿を観察し,その後にイベント会場で広島椿のお菓子を販売されていたお店「ルードゥメール」へ行ってみることとしました。

 宇品から徒歩で元宇品へ行きました。

 元宇品は厳密には島で,本土と宇品島の間には暁橋(あかつきばし)という橋がかけられています。

 その元宇品の広島港(宇品港)ターミナル側から似島が見えました。

(元宇品から眺めた似島)
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 元宇品から眺めた似島の様子です。

 左右にバランスのとれた山が富士山のように見えます。

 引き続き元宇品を歩いていると,次第に山道になりました。

 そしてその山道を少し上った場所に観音寺がありました。

 観音寺で広島椿を探しましたが,花が咲く時期ではなかったので,どれが広島椿なのか確信が持てませんでした。

 その時,近くに1人の女性がいらっしゃったので,私はその方に「広島椿があると知って伺ったのですが,どれが広島椿が御存知ですか」と伺いました。

 するとその方が「こちらです」と教えてくださいました。

 これが広島椿です。

(広島椿)
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 木にはたくさんのつぼみがなっていました。

 冬から春にかけて花が咲くとのことでした。

 「花が咲くときれいなんでしょうね」と私がお話しすると,その方がお寺の中から広島椿の写真を持ってきてくださいました。

(広島椿の写真)
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 私:「わーっ,きれいな花が咲くんですね。花が咲く頃,実際に見てみたいです」
 女性の方:「春のお彼岸の頃にいらしたら見れますよ」

 この方はこのお寺で広島椿を育てておられる方のようで,広島椿のお話を伺うことができました。

 観音寺の広島椿は,江戸時代初期に浅野長晟(あさの ながあきら)が紀州(和歌山)から広島へ移られる際,妻の振姫(徳川家康の三女)が丹精こめて育てた椿を持ってきて,このお寺に植えられたことが始まりなのだそうです。

 和歌山から元宇品の観音寺まで船で運んでこられたようです。

 御本人が広島椿を紹介されている様子の写真が掲載された新聞記事も紹介していただきました。

 偶然ながら,私は広島椿と深いかかわりを持っていらっしゃる方と出会えたようです。

 親切に御対応いただいた女性にお礼申し上げ,「春のお彼岸の頃,広島椿の花を見に来れたらいいな」と思いながら観音寺を後にしました。

 続いて元宇品の東側の海沿いを歩き,向かいの黄金山を眺めました。

(元宇品から眺めた黄金山)
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 実際は毎日飽きるほど眺めていますが…(笑)

 その後,再び暁橋を渡り,宇品海岸のお店「ルードゥメール」へ向かいました。


【咲っくり姫】

 「ルードゥメール」に着き,お店の方に「広島椿のお菓子はありますか」と尋ねました。

 すると,「イベントの際にすべて売り切ってしまいました。イベントの時だけ特別に作っているお菓子なんです」とのことでした。

 そしてその広島椿にちなんだお菓子の見本を見せてくださいました。

(咲っくり姫(見本))
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 広島椿にちなんだ「ルードゥメール」のお菓子「咲っくり姫」(見本)です。

 広島椿の色とりどりの花が表現された焼菓子です。

 イベント当日はこのお菓子に気付きませんでした。

 この日は,購入できませんでしたが,次回のイベントで「咲っくり姫」を購入したいと思います。


 広島市南区は,陸の玄関口「広島駅」や海の玄関口「広島港(旅客ターミナル)」を有し,日本のバウムクーヘン発祥地(似島)やカルビーの発祥地(宇品)でもあります。

 また,広島市民球場(マツダスタジアム)やマツダの工場(宇品工場)もあります。

 私にとっては住み慣れた街ですが,今回「ひろしま南区スイーツフェア」に参加したことをきっかけに初めて知ったことも多く,改めてこの街の魅力を知りました。

 最後に「ひろしま南区スイーツフェア」の様子が紹介された中国新聞社の動画を御紹介します。

(「広島市南区ならではのスイーツ8品、高校生と洋菓子店が共同創作・販売」)

(YouTube「中国新聞社」)

 動画の冒頭と後半に登場するリュックを肩にかけた男性,腕組んで真剣に悩んでいますね(笑)


<関連サイト>
 「パティスリー アニバーサリー」(広島市南区段原山崎3-2-3)
 「西洋菓子カトルフィユ」(広島市南区皆実町二丁目5-1)
 「ルードゥメール」(広島市南区宇品海岸二丁目23-29)
 「進徳女子高等学校」(広島市南区皆実町一丁目1-58)
 「広島椿」(「観音寺」広島市南区元宇品町15-1)

<関連記事>
 「広島市南区の黄金山と「黄金山まんじゅう」

2022年10月 9日 (日)

おままごと定食屋「のぱ店」-「おままごと」体験とその料理・ドリンク-

 今回は少し趣向を変えて,「おままごと」の料理・ドリンクを中心に御紹介したいと思います。

 広島県廿日市市のカフェ・手作り雑貨店の子供さんと一緒に遊んだ日記です。

 大人には思いもつかない素直で自由な発想で作られた「料理」・「ドリンク」ばかりで,中にはハッと驚かされたものもありました。

 子供と一緒に「おままごと」をしているような感覚でお付き合いください。


おままごと定食屋「のぱ店」

 お店でランチをいただき,しばらくくつろいでいると,お店の小学生の子供さんが私のところへトコトコやってきて,「おままごとしに行こう」と誘ってくれました。

 誘われるがままに家(店舗)の裏へ回ってみると,ガレージがおままごとの遊び場になっていました。

(看板(おままごと中))
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 おままごと開始ということで,「おままごと中」と書かれたダンボールの看板を吊り下げました。

 今日は男の子1人でしたが,普段は近所の女の子と2人でおままごとをして遊んでいるのだそうです。

(のぱ店の表札)
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 厚みのある木の板に「のぱ店 オープン」と書かれた本格的な表札です。

(のぱ店の紹介)
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 「のぱ店」を紹介したチラシも用意されていました。

 「のぱ店しょうかい どんなお店?」
 「のぱ店は,いろいろなランチ・デザート・ドリンクなどの物を食べられるていしょくやです」
 「外ではしぜんを楽しみながらしょくじができ,ゆったりとした時間がすごせます」
 「中はどんなかんじ? いりぐち,たな,ちゅうしゃじょう,かだん,カメのへや,ゴミバコ,本やしんぶん」
 「外は? はたけ」

 お店のレイアウトも含め,文章とカラーのイラストで詳しく紹介されていました。

 だけど一番知りたい「のぱ店」の店名の由来がわかりません(笑)

 男の子に聞いてみると,本当は別の店名にしようと思ったけど,書き間違えて「のぱ店」になったとのお話でした。
 うーん,わけがわからん(笑)

(メダルと偽物銀行券)
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 こちらはお店で使う硬貨(メダル)と紙幣(偽物銀行券)です。

 偽物銀行が発行する偽万円の偽物銀行券は1億円と表記されています。


「のぱ店」のメニュー

 続いて,お店のメニューを御紹介します。

(開店当初のメニュー)
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 こちらが開店当初のメニューです。

 「お茶100円,コーヒー300円,お酒400円,ワイン500円」
 ふむふむ。真っ当な値段設定です。

 「ハンバーグ200円,サラダ100円,おみそしる100円,やきにく(5本)1,000円(1本100円)」
 焼肉の単品は1本200円の間違いじゃないの?(笑)

 逆に「テイクアウト10%引き」はよく考えていますね。

 続いて,改良版のメニューを御紹介します。

(メニュー(表紙))
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 ピンク色の紙を二つ折りにし,きれいな見た目です。
 飼育している亀も描かれています。

(メニュー)
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 デザートは「いちごとブルーベリーのケーキ,チョコレートケーキ,シホョンケーキ,アイスクリーム(アイス)」です。

 「シホョンケーキ」は一般的には「シフォンケーキ」と呼ばれるお菓子です(笑)

 食事メニューは「ラーメン400円,うどん400円,からあげ200円(5こ),てんぷら300円,ハンバーグ300円,肉(ぶた・牛・鳥)500円,チャーハン200円,ごはん100円,みそしる100円,食パン ただ,おこさまランチ,ミニチャーハン・ヨーグルト,ハンバーグ定食ビッグバージョン2,000円」が用意されています。

 そしてドリンクメニューは「おちゃ10円,みず ただ,日本酒200円,ワイン400円,コーヒー50円」というラインアップです。

 最近の物価高騰を反映してハンバーグが200円から300円に値上げされていますが,逆に経営努力によりコーヒーは300円から50円に,お酒は400円から200円に,ワインも500円から400円にそれぞれ値下げされています。

 私が客なら,無料の食パンと50円のコーヒーを注文し,逆によほどのことがない限り単品価格の6~7倍もするハンバーグ定食ビッグバージョンは注文しないでしょう(笑)


「のぱ店」の料理・ドリンク

 「のぱ店」の料理・ドリンクを御紹介します。

 まずは焼肉です。

(肉(ぶた・鳥・牛))
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 豚肉・鳥(鶏)肉・牛肉の焼肉プレートです。

 隣接する山の木々で作られています。

(天ぷら)
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 こちらは天ぷらです。

 枯葉で天ぷらの衣がうまく表現されています。

 「Okonomi(お好み)」(お好み焼)と書かれた容器に広島らしさを感じます。

(うどん・お茶・コーヒー)
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 写真左がうどん,写真右が緑茶とコーヒーです。

 うどんの麺は細いロープで表現されており,具や汁もあります。

 緑茶はコケ,コーヒーは炭を水で溶かして作ったものだそうです。

(ごはん)
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 こちらはペット用のマット(木くず)を使ったごはんです。

(ごはんを茶碗によそう様子)
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 ごはんを茶碗によそう様子です。
 しゃもじや茶碗を使うとリアリティが増します。

(フランクフルト)
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 これは本物のフランクフルト…ではなく,本物の蒲(ガマ)の穂です。

 昔のうなぎの蒲焼は,うなぎをぶつ切りにして串刺しにし,それを焼いて作ったのですが,その見た目が蒲の穂に似ていることから「うなぎの蒲焼」と呼ばれるようになりました。

 蒲焼という名前の由来となった蒲の穂を見たのは初めてで,これが蒲焼の原点なのかと感動しました。

(うどん・ごはん・フランクフルト・肉・コーヒー・お茶)
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 これまで御紹介した料理やドリンクを並べてみました。

 特にうどんがよく似ていると思いました。

(定食とお茶)
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 こちらは定食と緑茶です。

 おかずは褐色のものが多く,揚げ物が中心となっています。

(お子様ランチ)
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 こちらはお子様ランチです。中心に日の丸ではなく,ブラジルの国旗があります。

(ハンバーグ・ミニチャーハン・チョコレートケーキ)
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 写真右上がハンバーグ,手前がミニチャーハン,左上がチョコレートケーキです。
 多分…。

(ハンバーグ定食・ビッグバージョン)
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 これが2,000円のハンバーグ定食・ビッグバージョンです。

 先程「コストパフォーマンスを考えると,この料理を注文することはない」とお話ししましたが,見た目はとびきり美味しそうです。

 続いてデザートを御紹介します。

(いちごとブルーベリーのケーキ)
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 いちごとブルーベリーのケーキです。

 実や木の葉,スポンジなどを使って彩りよく盛り付けられています。

(シフォンケーキ)
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 土で練って固めたシフォンケーキです。

 こちらも見た目に配慮されています。

 松ぼっくりの飾りは,本当のフランス料理店でもよく見かけます。


「のぱ店」のテイクアウト・お重

 「のぱ店」はイートインだけでなく,テイクアウトにも力を入れています。

(テイクアウト(弁当))
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 ビン詰めがそのまま詰められているのが気になりますが,彩りのよいお弁当に仕上がっています。

(重箱(二段重))
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 おせちのような重箱です。

 おかずとごはんの二段重になっています。

 おままごとで作る料理も,本物の料理と同様に徐々に上達している様子が伺えました。

 2人でおままごとをしていると雨が強くなってきたので,料理などを料理陳列棚に戻し,外に出ているヤギを小屋に戻すことにしました。

(料理陳列棚)
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 料理陳列棚があるところが定食屋ならではです。

(急ぎ足で小屋へ帰るヤギ)
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 男の子の指示で自ら小屋に戻るヤギを見て感心しました。

(小屋に入るヤギ)
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 私もおままごとに疲れたので「もうヤメェー」と言いながら,急ぎ足で自らお店のテーブル席に戻りました。


お店のランチとドリンク

 お店で「自家製赤紫蘇ジュース」をいただきながら休憩しました。

(自家製赤紫蘇ジュース)
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 氷盛り過ぎ!(笑)

 赤紫蘇のさわやかな酸味とほのかな甘みが疲れた体を癒してくれました。

 こちらのお店では,自宅の畑で採れた無農薬・自然栽培の野菜や無添加の食材を使った料理・ドリンクをいただくことができます。

 おままごとの前にいただいたランチがこちらです。

(のうさぎランチ)
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 雑穀入りのごはん,手作り味噌の味噌汁,ナスやズッキーニなど季節の野菜と鶏肉を炒めたメイン料理,無農薬・自然栽培の野菜で作られたサラダ・前菜のランチです。

 次の写真は別の日のランチですが,肉や海鮮のランチも用意されています。

(のうさぎランチ(海鮮))
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 メインプレートの魚はマトウダイ(大葉鯛)です。

 発酵バター醤油のソースでいただきました。

(松葉スカッシュ)
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 こちらは松葉とそのエキスが入った炭酸飲料「松葉スカッシュ」です。

 これはおままごとのドリンクではありません(笑)

 美味しくて身体が喜ぶ料理・ドリンク・お菓子が用意されています


まとめ

 子供のおままごととは言え,メニュー作りや料理・ドリンクの出来栄えは本格的で,驚きの連続でした。

 親がお店で料理を作って接客する姿に尊敬と憧れの念を抱いている証拠だと思います。

 子供が自由な発想で創意工夫して遊ぶことは大切で,そこから社会や人生について学ぶこともたくさんあります。

 また,常識や社会のルールに縛られた大人には思いもつかない発想やアイデアも多く,私たち大人が子供から教えられることも多々あります。

 こうしたことに気付かせてもらえたという意味で,今回のおままごとは良い経験になりました。

 子供から見れば,私も単なる遊び仲間の1人に過ぎませんが…(笑)

<関連サイト>
 「cafe&zakkaのうさぎ」(広島県廿日市市市原2337-1)

2022年9月 4日 (日)

魚柄仁之助さんからいただいた長野の自家製かんぴょう -かんぴょう煮・かんぴょうの油炒め・かみなり汁-

魚柄仁之助先生から自家製かんぴょうが届く

 食文化研究家の魚柄仁之助さんから,長野で採れた夕顔で作られた「かんぴょう」を送っていただきました。

 収穫された夕顔そのものは,生後6か月の赤ん坊ぐらいの重さがあるようなのですが,干瓢・乾瓢(かんぴょう)にすると水分が抜けて軽くコンパクトになります。

 そのメリットを生かし,手紙の封筒に入れて私の自宅へ送ってくださいました。

(郵送で届いたかんぴょうとお手紙)
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 事前に電子メールでお知らせいただきましたが,実際に届くと,尊敬する魚柄先生からの贈り物だけに飛び上がるほど嬉しかったです。

 憧れの人からファンに届いた,言わば「逆ファンレター」のようなものです(笑)

 自家製かんぴょうは,まっすぐに揃えてラップで丁寧に包まれていました。

 長野から東京,東京から広島という長旅でした。

 この1通のお手紙に魚柄さんのお人柄が凝縮されているように思いました。

 魚柄さんは乾物(料理)をすすめておられ,本にも乾物や乾物料理の作り方が頻繫に紹介されています。

 いくつか料理して,魚柄さんお手製のかんぴょうを味わうことにしました。


市販のかんぴょうと自家製かんぴょうの違い

 自家製かんぴょうと市販のかんぴょうの違いは,実際に食べ比べてみないとわからないため,市販の栃木県産かんぴょうも購入しました。

(長野の自家製かんぴょう)
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 こちらが魚柄さんから送っていただいた長野の自家製かんぴょうです。

 長さ15cm前後の,まっすぐな形をしたかんぴょうでした。

(市販の栃木県産かんぴょう)
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 続いて市販の栃木県産かんぴょうです。

 伸ばしてみると,私の背丈よりも長く,約2mもありました。

 これは巻き寿司の具や昆布巻き・煮物の帯に使われることも想定されているためです。

 二酸化硫黄で漂白されているので,きれいな白色です。(二酸化硫黄は水洗いで落ちます)


かんぴょうを水で戻す

 いただいた自家製かんぴょうを水に浸して戻しました。

(自家製かんぴょうを水で戻す様子)
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 かんぴょうが水を吸収し,次第に肉厚・幅広に戻ってきました。

 かんぴょうの端に洗濯ばさみで挟んだ跡があるところが手作りの証拠で,とても好感が持てました。


かんぴょう煮

 だしパックでだしをとり,醤油・みりん・砂糖で味付けしただし汁でかんぴょうを煮て,かんぴょう煮を作りました。

 こちらは自家製かんぴょうのかんぴょう煮です。

(かんぴょう煮(自家製かんぴょう))
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 続いて,市販のかんぴょうもかんぴょう煮にしました。

(かんぴょう煮(市販のかんぴょう))
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 市販のかんぴょうは薄く長細いので,かんぴょう煮も見た目が上品な仕上がりとなりました。

 食べ比べてみました。

 市販のかんぴょうは薄いのにシャキシャキした歯応えが楽しめました。

 上品さや高級感が求められる日本料理向けです。

 一方,自家製かんぴょうは,肉厚・幅広なのでだし汁がよく浸みており,薄いかんぴょうよりもかえってやわらかくなっていました。

 かんぴょうの持ち味を生かすなら,魚柄さんがおっしゃるように,夕顔を肉厚・幅広に切った方が良いことがわかりました。


かんぴょうの油炒め

 魚柄さんから「中華的炒め物なんぞに…」といただいたので,自家製かんぴょうで中華風の炒め物を作ることにしました。

 自家製かんぴょう,油揚げ,みつばを油で炒めた「かんぴょうの油炒め」という料理にチャレンジです。

 かんぴょうは,だしが浸み込んだ「かんぴょう煮」を取り出して,片栗粉をまぶしたものを炒めました。

 これは魚柄さんの本で紹介されている,料理の「インターセプト(横取り)」と「片栗粉による食材の下拵え」のアイデアを取り入れたものです。

 フライパンに薄く油をひき,下拵えしたかんぴょう,一口サイズに切った油揚げ,ざく切りのみつばを入れて炒めました。

 かんぴょうを料理の主役にしたいので,肉や魚介類は入れないことにしました。

 醤油と砂糖で味付けして完成です。

(かんぴょうの油炒め)
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 ほどよく照りが出て,ボリューム感もある一品になりました。

 かんぴょうは,コシのあるうどんのようなシコシコとした食感となり,厚みがあるので肉に負けない食べ応えがありました。

 片栗粉をまぶしたので,甘辛い醬油だれによくからみ,表面をこんがりと焼いた厚揚げや香り高いみつばとの相性も抜群でした。


かみなり汁

 かんぴょうは栃木県の名産です。

 魚柄さんも栃木と御縁が深い方なので,自家製かんぴょうを使ってもう1品,栃木の郷土料理を作ってみることとしました。

 「第三回全国歴食サミット(令和歴食合戦)」で,栃木のかんぴょうは,現在の滋賀県甲賀市の水口から栃木県壬生町へ伝えられたのが始まりだと学びました。

 このお話を踏まえ,栃木県壬生町のかんぴょう料理「かみなり汁」を作ることに決めました。

 今回使った材料は,自家製かんぴょう,卵,ばら海苔,みつば,だし汁,醤油,みりん,塩,片栗粉です。

 鍋にだし汁,醬油,みりんを入れ,水で戻した自家製かんぴょうを加えて煮込みます。
 (うおつか流「保温調理」のアイデアで,しばらく煮た後は余熱で火を通しました。)

 しばらくして鍋を再び加熱し,塩で味を調えてから溶き卵を流し込むと,溶き卵がカミナリのようにサーッと広がりました。

 さらに水溶き片栗粉も加え,汁にとろみをつけました。

 お椀にもり,ばら海苔とみつばをのせて完成です。

(かみなり汁)
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 肉厚・幅広のかんぴょうにだし汁が浸み込み,夕顔をそのまま茹でたかのような,シャクシャクした食感になりました。

 海苔やみつばの風味も食欲をかき立て,かんぴょうの持ち味を生かしたかきたま汁になりました。

 撮影用にお椀にもりましたが,そのあと丼に入れ直し,ワシワシと豪快にいただきました(笑)


まとめ

 気付けば,魚柄さんからいただいた自家製かんぴょうを一気にいただいていました。

 かんぴょうは料理の脇役というイメージが強かったため,今回はあえて主役にすることを意識して「かんぴょうの油炒め」や「かみなり汁」を作ってみました。

 そこで得た結論は「かんぴょうを料理の主役にすることができる」というものです。

 そして主役にするためには,魚柄先生から教えていただいたとおり,肉厚・幅広の方が良いこともわかりました。

 今回魚柄さんからいただいた「長野の自家製かんぴょう」は,乾物,自家製,栃木の名産…と魚柄さんらしさが詰まった贈り物でした。


 魚柄先生,本当にありがとうございました。

 この記事を御覧になった魚柄先生から「ばっかも~ん!」とカミナリが落ちてこないことを祈りつつ(笑)


<関連サイト>
 「かんぴょう」(栃木県干瓢商業協同組合)
 「水口かんぴょう」(甲賀市観光まちづくり協会)

<関連記事>
 「第三回全国歴食サミット「令和歴食合戦」(オンライン歴座・2022年2月12日)-広島の歴食・亀屋の「川通り餅」-
 (滋賀県甲賀市・水口かんぴょう)
 「魚柄仁之助講演会「食生活が急速に変化した昭和の時代~昭和初期の非常食が生んだ今日のグルメ料理~」に参加して
 「巣ごもり焼きそば -魚柄仁之助さんの巣ごもりごはんをヒントに-

<参考文献>
 魚柄仁之助「うおつか流食生活かくめい」講談社
 壬生町農村生活研究グループ協議会「かんぴょう料理レシピ集」壬生町干瓢生産流通推進協議会

2022年7月17日 (日)

新幹線車内で駅弁とレモンケーキを味わう -上越新幹線・JR貨物コンテナ弁当・湘南ハニーレモン・ホットサンドスペシャル-

 2022年6月中旬に神奈川県と新潟県を訪問しました。

 神奈川県藤沢市湘南台で1泊し,翌朝,東京駅から上越新幹線を利用して新潟県へ向かいました。

 今回は,新潟県へ向かう上越新幹線車内で味わった駅弁とお菓子などを御紹介したいと思います。


グランスタ東京「駅弁屋 祭」と上越新幹線

 朝,東京駅に着いた私は,新幹線車内で食べる駅弁を買うことにしました。

 東京駅構内の商業施設「グランスタ東京」に「駅弁屋 祭」という大型駅弁販売店があります。

 日本各地の200種類を超える駅弁が販売されている,日本一の駅弁屋です。

 店内を回ってみて,その圧倒的な種類の多さに驚きました。

 全国の珍しい駅弁や入手困難な駅弁も山積みで販売されており,地方とのレベルの違いを感じました。

 どれにしようかと目を輝かせながら選んでいると,前々からいつか味わってみたいと思っていた駅弁が販売されていました。

 「ひっぱりだこ飯」で有名な「淡路屋」(神戸市)が2022年1月1日から販売している「JR貨物コンテナ弁当・神戸のすきやき編」です。

 SNSやマスコミで話題となり,一時期はインターネット販売でも入手困難となった駅弁です。

 これから乗車する上越新幹線の車両に合わせた「新幹線E7系弁当」と迷いましたが,今回は「JR貨物コンテナ弁当」を購入することにしました。

 買い物を済ませた私は,JR東日本の「新幹線eチケットサービス」を利用し,交通系ICカードで自動改札機を通りました。

 東海道・山陽新幹線の「チケットレスサービス」を利用した場合は,自動改札機を通過する際に紙の「EXご利用票」(控え)が発行されるのですが,今回の「新幹線eチケットサービス」では自動改札機から紙製の利用票は発行されませんでした。

 「利用票があると,列車名や座席番号が記載されているので便利なんだけどな…」と思いつつホームへ向かっていると,スマートフォンに1通の電子メールが届きました。

 自動改札機の通過と同時に電子メールが届き,それで列車名や座席番号を確認するという完全なチケットレスシステムなのです。

 このシステムに感心しながら,ホームで上越新幹線の入線を待ちました。

(東京駅21番ホーム・発車案内表示器)
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 今回私が乗車する上越新幹線は,東京駅8時52分発「とき」309号・新潟行きです。

 上越新幹線の乗車は初めてなので,心がトキめきます。

 やがて21番ホームに上越新幹線「とき」309号が入線しました。

(上越新幹線「とき」309号・東京駅21番ホーム入線)
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 駅員:「列車が参ります。黄色い線より下がってお待ちください。危険ですから黄色い線より下がってお待ちくださーい!」

(東京駅21番ホーム・上越新幹線「とき」309号・新潟行)
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 かつて上越新幹線と言えば2階建ての「E4系 Max」が有名でしたが,現在は北陸新幹線と同じE7系で運行されています。

(上越新幹線車内(E7系))
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 しばらくして出発時刻を迎え,「とき」309号は静かに東京駅を出発しました。


淡路屋「JR貨物コンテナ弁当・神戸のすきやき編」

 大宮駅を過ぎたあたりで駅弁をいただくことにしました。

(淡路屋「JR貨物コンテナ弁当・神戸のすきやき編」(包装))
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 こちらが淡路屋の「JR貨物コンテナ弁当・神戸のすきやき編」です。

 JR貨物のコンテナの形をしたパッケージで,まさに鉄道マニア・鉄オタ向けの駅弁です(笑)

 新幹線でJR貨物の弁当を食べるというギャップも楽しめそうです。

 それでは箱を開けてみましょう。

(淡路屋「JR貨物コンテナ弁当・神戸のすきやき編」(中身))
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 中ぶたに伸縮式・プラスチック製の箸が入っており,その中ぶたを取り出すと,すき焼き弁当がお目見えしました。

 パッケージといい,伸縮式・プラスチック製の箸といい,機能性や効率性を重視されているところに,コンテナ貨物らしさを感じました。

 すき焼きの具は,牛肉,ネギ,白菜,玉ねぎ,しらたき,焼き豆腐,人参,椎茸でした。

 ご飯には,すき焼きのたれがたっぷりしみ込んでいました。

 箱型で深さが6~7cmあり,ご飯が底までたっぷり入っていました。

 正直なところ,この形は少し食べづらいのですが(笑),それも楽しみの1つです。

 甘辛く煮たすき焼きとご飯を交互に,美味しくいただきました。

 ちなみに,コンテナをのせる貨車の荷重を示す記号は,軽いものから順に「ム」・「ラ」・「サ」・「キ」と表現されます。

 淡路屋さん,これにちなんで,貨物コンテナ弁当に「ムラサキ」という名で醤油を付けるというアイデアはいかがでしょうか(笑)


湘南クリエイティブガトー葦「湘南ハニーレモン」

 駅弁を味わった後,デザートとしてレモンケーキをいただきました。

 前日に「湘南クリエイティブガトー 葦 湘南台店」で購入した「湘南ハニーレモン」です。

(湘南クリエイティブガトー葦「湘南ハニーレモン」)
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 レモン果汁のアイシングでコーティングされたレモンケーキです。

 5月から8月までの限定販売商品です。

(湘南ハニーレモン(中身))
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 中には大粒のレモンピールが入っています。

 いただきました。

 ケーキ生地にはレモン果汁がたっぷり含まれ,レモンピールもザクザク入っていました。

 また,アイシングにもレモンの酸味を十分感じるほどたっぷりのレモン果汁が入っていました。

 それらが口の中で一体となり,まるでレモンをかじっているかのように鮮烈なレモン風味がするレモンケーキでした。

 ケーキ生地にもアイシングにもレモンの酸味・風味をしっかり感じる,大満足のレモンケーキでした。


湘南クリエイティブガトー葦「ホットサンドスペシャル」と「アメリカンコーヒー」

 前日に「湘南クリエイティブガトー 葦 湘南台店」のカフェを利用したので,その時の軽食・ドリンクも御紹介します。

 軽食のメニューには,サンドイッチ,ホットドッグ,ピザ,グラタンなどがありました。

 私はちょっと贅沢に「ホットサンドスペシャル」と「アメリカンコーヒー」を注文しました。

(ホットサンドスペシャルとアメリカンコーヒー)
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 トマト,レタス,キュウリ,ゆで卵,チーズ,ベーコンが入ったホットサンドです。

 カリッと焼き上げられたパン,新鮮な野菜,ゆで卵とチーズの濃厚なコク,焼きたてのベーコン,それにたっぷりのバター・マヨネーズとアクセントのマスタードを絡めていただくホットサンドは,お腹を満たすだけでなく,心まで幸せにしてくれました。

 そしてアメリカンコーヒーともよく合いました。

 店内はお客さんの列が途絶えることがなく,人気の高さが伺えました。


上越新幹線で新潟へ

 再び上越新幹線のお話に戻ります。

 上越新幹線車内での食事を終え,一息ついていると,列車は群馬県の上毛高原駅に到着しました。

(上越新幹線「とき」309号・上毛高原駅停車)
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 次はもう新潟県内の駅です。

 そして新潟県内に入ると,車窓から広い平野と田んぼが広がる様子が伺えました。

(上越新幹線車窓からの眺め(長岡駅-燕三条駅間))
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 さすが米どころ新潟,規模が違います。

 私はこのあと燕三条駅で下車し,新潟の旅を開始しました。


<関連サイト>
 「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」(東京駅構内)
 「淡路屋」(兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3-6-18)
 「湘南クリエイティブガトー 葦」(藤沢湘南台店・神奈川県藤沢市湘南台1丁目4-3 ほか)
 「湘南クリエイティブガトー葦の湘南ハニーレモン。」(「chibiaya日記」)

<関連記事>
 「新幹線車内でレモンケーキを味わう -山陽新幹線・東北・北海道新幹線・さかたやのレモンケーキ-
 「クルーズフェリー船内でレモンケーキを味わう -シーパセオの廣島檸檬ケーキ・レモネード・軽食・パフェ,サンイートのレモンケーキ-
 「神奈川の食文化探訪1 -釜揚げしらす・コーンフレーククッキー・湘南チーズパイ・鵠沼魚醤-
 「高速クルーザー「シースピカ」に乗って瀬戸内を楽しむ -しまたびレモンケーキ・大長レモネード・ふわりーぬ・瀬戸内広島お好みソース-

2022年7月10日 (日)

美術館とカフェ・レストランの魅力6 -ひろしま美術館特別展と印象派・バルビゾン派,2種のタルティーヌとペーシュメルバ-

 広島市中区にある「ひろしま美術館」で特別展「ランス美術館コレクション 風景画のはじまりコローから印象派へ」(2022年5月21日~7月3日)が開催されました。

 今回は風景画のはじまりや印象派・バルビゾン派について少し御紹介した上で,この特別展と同美術館に併設するカフェ「カフェジャルダン」の特別メニューを御紹介したいと思います。


印象派・バルビゾン派とは

 はじめに,今回の特別展のテーマである風景画のはじまりや,印象派とバルビゾン派について少し御紹介したいと思います。

 「風景画のはじまり…」
 風景画は今でこそ美術作品の1つとして確立し,評価されていますが,過去のフランスのサロンでは,歴史や宗教,神話画が格上で,静物画や風景画は格下とする風潮がありました。

 ところが19世紀後半,価値観が目まぐるしく変わっていく中で,フランスの美術界においても,伝統と格調を重んじるサロンに対して挑戦的な画家が次々と登場することになります。

 現実をありのままに描く「写実主義(レアリスム)」,光や空気,印象を重んじる「印象派」,自然の美を描く「バルビゾン派」などです。

 フランスのサロンに不満を持つ画家たちは,ついにサロンを無視した(無審査の)グループ展を開催するに至ります。

 その代表作が,モネの「印象,日の出」です。

(クロード・モネ「印象,日の出」)
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(「池上英洋監修「マンガでわかる「西洋絵画」の見かた」誠文堂新光社」p114の一部を加工・引用)

 これはモネが生まれ故郷のル・アーヴル港を描いた作品ですが,「物」ではなく「印象」に重点が置かれています。

 この作品を見た批評家は,「印象に過ぎない。印象主義の展覧会だ」と作品を批判しますが,これが逆に「印象派」として世間に名を知らしめるきっかけとなりました。

 こうした背景には,産業革命による大都市化や,交通機関の発達,持ち出し可能なチューブ式絵具の普及も関係しています。

 画家たちはアトリエを離れ,交通機関を利用して様々な場所で自由に絵を描くことが可能となったのです。

 「バルビゾン派」という名称は,パリから近いフォンテーヌブローの森で,森や自然の姿をスケッチする画家たちが,フォンテーヌブローに近いバルビゾン村の宿屋をたまり場としたことに由来します。

(フランス・印象派関連地図)
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(ひろしま美術館出展リスト「関連地図」の一部を加工・引用)

 世の中の価値観が目まぐるしく変化し,産業革命により急速に工業化・都市化が進んだことで,美術界にも大きな変化が訪れたのです。

 印象派の画家としてはモネ,マネ,シスレー,スーラ,ゴッホ,ルノアールなど,バルビゾン派の画家としてはミレー,コローなどが登場しますが,現代でも幅広く親しまれている画家ばかりです。


ひろしま美術館特別展「風景画のはじまり コローから印象派へ」

 広島市中区基町にある「ひろしま美術館」を訪問しました。

 エントランスには,特別展「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」の案内がありました。

(ひろしま美術館・特別展案内)
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 館内で特別展のチラシをいただきました。

(「風景画のはじまり コローから印象派へ」チラシ)
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(ひろしま美術館特別展「風景画のはじまり コローから印象派へ」チラシを引用)

 出品リストを参考に,約80点の作品を見てまわりました。

 その中で私が特に印象に残ったのは,コローの「春,柳の木々」と「湖畔の木々の下のふたりの姉妹」(チラシの絵),ウジェーヌ・ブーダンの「ベルク,船の帰還」,アルフレッド・シスレーの「カーディフの停泊地」などでした。

(ひろしま美術館絵葉書 ジャン=バティスト・カミーユ・コロー「春,柳の木々」)
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(ひろしま美術館絵葉書 ジャン=バティスト・カミーユ・コロー「春,柳の木々」の一部を加工・引用)

 田舎で景色を眺めながらボーッと過ごしているような,どこか心が落ち着き,和ませてくれる作品です。

 印象派やバルビゾン派が求めたのは,激動する時代に生きる人々への絵画を通じた「癒し」だったのかも知れません。

 そう考えると,我々現代人にも親しみがわき,共感できる作品が多いのも納得がいきます。


カフェ・ジャルダン特別メニュー「2種のタルティーヌ」と「ペーシュ・メルバ」

 しばらく絵画を観賞した後,休憩も兼ねて,館内のカフェ「カフェ・ジャルダン(Café Jardin)」へ行きました。

(カフェ・ジャルダン)
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 白と赤が基調のオーブンテラス付きカフェです。

 まるでパリのカフェのようです。

(カフェ・ジャルダンのメニュー掲示板)
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 今回の特別展に合わせて用意されていた特別メニューは,「2種のタルティーヌ」と「ペーシュ・メルバ」です。

 私は庭(ジャルダン)が眺められる店内のテーブル席で,これらの料理・デザートをいただきました。


【2種のタルティーヌ】

 「タルティーヌ」は,フランスのオープンサンドです。

 サーモンとカマンベールチーズにディルとレモンをのせた冷製タルティーヌと,ハムとフロマージュチーズにドライトマトとブロッコリーをのせた温製タルティーヌの2種類が用意されました。

(2種のタルティーヌ)
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 2種のタルティーヌにミネストローネとヨーグルトが付いたプレートです。

 冷製タルティーヌは,バターを塗ったバゲットにサーモンとカマンベールチーズがのせられたもので,サーモンとカマンベールチーズの相性が抜群でした。

 温製タルティーヌは,オーブンで焼かれて熱々の状態で出されました。
 温かいロースハムととろけたチーズをカリカリに焼き上げられたバゲットと一緒に美味しくいただきました。

 今回の特別展は,フランスのランス美術館所蔵の作品を中心に展示されていましたが,ランスはシャンパーニュ地方の中心地です。

 その意味で,シャンパンと一緒にいただくと,より気分が盛り上がりそうです。


【ペーシュ・メルバ(ピーチメルバ)】

 「ペーシュ・メルバ」(ピーチメルバ)は,近代フランス料理の巨匠「オーギュスト・エスコフィエ」が考案したバニラアイスと桃のデザートです。

 バニラアイスの上に桃のシロップ煮をのせ,上からラズベリーソースをかけたもので,正式にはそのお菓子を白鳥をかたどった氷細工の中に盛るという贅沢なデザートです。

(ペーシュ・メルバ)
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 今回用意されたペーシュ・メルバも,バニラアイスの上に桃のシロップ煮がのせられ,その上から真っ赤なラズベリーソースがかけられていました。

 また,スライスアーモンドとピスタチオがのせられた生クリームも添えられていました。

 桃とアイスクリームを同時に食べられるという贅沢なデザートでした。

 ちなみに「メルバ」という名称は,19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したオーストラリア出身のソプラノ歌手の名前です。

 彼女のファンだったエスコフィエが,彼女が出演した演劇の一場面をモチーフに,その感動を表現したお菓子が「ペーシュ・メルバ(ピーチメルバ)」だと言われています。

 同じメルバと付く食べ物に「メルバトースト」があるのですが,こちらは極薄に切ってパリパリ,カリカリに焼き上げたトーストを言います。

 これは体型をとても気にするメルバが極薄のトーストを注文したところ,そのトーストがパリパリ・カリカリに仕上がって美味しかったので,以後メルバのための特別メニューとなり,それが一般の人にも知れ渡って定番メニューになったと言われています。


まとめ

 今回は印象派・バルビゾン派について御紹介しましたが,物から印象へ,理性から個性へ,都市機能・産業機能重視から自然重視へ,象徴・権威主義から人間主義へといった価値観の変化は,現代人にも支持を受けやすく,それが印象派やバルビゾン派のファンが多い理由の1つとなっているように思います。

 それは「印象に残る」・「映える」料理やお菓子を求める現代人の食の価値観にも共通することなのかも知れません。


<関連サイト>
 「ひろしま美術館」(広島市中区基町3-2)

<参考文献>
 池上英洋監修「マンガでわかる「西洋絵画」の見かた」誠文堂新光社
 21世紀研究会編「食の世界地図」文春新書

2022年6月26日 (日)

ビッグ錠先生の世界6 -湘南台応援イベント「ミッドナイト・ジョー」・スコッチウイスキー「ビッグ錠ラベル」-

湘南台応援イベント「ミッドナイト・ジョー」

 私がいつもお世話になっている神奈川県藤沢市湘南台のバー「ArsNova(アルスノーバ)」。

 このお店のマスターから,アルスノーバとビッグ錠先生がコラボした湘南台応援イベント「ミッドナイト・ジョー」が開催されることを教えていただき,約半年ぶりにアルスノーバを訪問しました。

 お店へそろそろ行きたいと思っていたところだったので,今回のイベントはちょうど良い機会となりました。

(アルスノーバ(「ミッドナイト・ジョー」イベント))
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 朝,新幹線で広島を出発し,午後にお店に着くと,すでに店内はお客さんでいっぱいでした。

 ビッグ錠先生もいらっしゃいました。

 お土産にもみじ饅頭(30個入)を持参しましたが,あっという間になくなりました(笑)

 人の多さに少々戸惑いつつ,イベントに参加しました。


「ミッドナイト・ジョー」について

 「ミッドナイト・ジョー」は,ビッグ錠先生の愛称です。

 ビッグ錠先生は「ArsNova(アルスノーバ)」(※)を親しみを込めて「ある巣の場」と呼ばれています。
 ※本来は「新しいアート」という意味だそうです。

 ビッグ錠先生は深夜,仕事に疲れてホッと一息つきたくなった時,気がつくとこの「巣」のカウンターでグラスを傾けておられるそうです。

 そのお姿から,いつの間にかお店で「ミッドナイト・ジョー」と呼ばれるようになったのだとか。

 そのミッドナイト・ジョーさんとマスター,そして常連さんで「巣」(出会いの場)にふさわしい物(ブツ)を…と企画されたのが,今回のイベント「ミッドナイト・ジョー」です。


ウイスキーボトル「ミッドナイト・ジョー」

 今回のイベントでは,「ミッドナイト・ジョー」オリジナルラベルのスコッチウイスキーのほか,オリジナルのTシャツ,フーディー(パーカー),ステッカーが販売されました。

(ミッドナイト・ジョー ビッグ錠ラベル販売案内)
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 「ミッドナイト・ジョー ビッグ錠ラベル」は,スコットランドのスペイサイド(スペイ川流域)・オルトモア蒸留所で11年熟成されたシングルモルトウイスキーです。

 カウンターで試飲させていただきました。

(ミッドナイト・ジョー ビッグ錠ラベル)
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 花のような良い香りがして,体にしみわたりました。

 お酒は弱いのですが,広島で忙しい日々を送っている間,この一杯のひとときをどれだけ待ち望んでいたことか…。

 このウイスキーを購入すると,瓶にビッグ錠先生直筆のサインを書いてもらえます。

(ミッドナイト・ジョー ビッグ錠ラベル(瓶))
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 その順番が来るまで,カウンターでゆっくりとお酒を飲んだり,常連の方と楽しく会話しながら過ごしました。

 やがて私の番となり,購入したお酒の瓶にビッグ錠先生の絵を描いていただいた後,ボトルネームのタグに私の似顔絵を描いていただきました。

 こちらがビッグ錠先生のサインと私の似顔絵です。

(ビッグ錠先生のサイン・似顔絵)
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 似顔絵を描いていただいている間,ビッグ錠先生から「もっと笑顔でリラックスして」と言われましたが,ほかのお客さんも大勢いらっしゃる中で笑顔を保つことは大変でした。

 お酒のほかに,オリジナルTシャツも購入しました。

(ミッドナイト・ジョー オリジナルTシャツ(表))
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 バーでお酒を楽しむ紳士が描かれています。

 アルスノーバでこんな姿の紳士をお見かけしたことはありませんが(笑)

(ミッドナイト・ジョー オリジナルTシャツ(裏))
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 Tシャツの背中部分は「ミッドナイト・ジョー」のイラストです。

 良い記念品になりました。


「ミッドナイト・ジョー」がマンガに登場

 カウンターにさりげなく1冊の本が置かれていました。

(「俺流!絶品めし Vol.28」)
Vol28

 いろんなグルメ漫画が掲載された本ですが,その中にビッグ錠先生が連載されている「快盗くいしん坊」が掲載されており,「ミッドナイト・ジョー ビッグ錠ラベル」も紹介されていました。

(ミッドナイト・ジョー(快盗くいしん坊))
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「俺流!絶品めし Vol.28」ぶんか社 p177の一部を引用・加工

 今回のイベント・お酒を知る人だけが理解できる1コマです(笑)

 タイをいっぱい釣り上げたジイさんが,船長へお土産として「ミッドナイト・ジョー」を贈り,それを船上で船長と船員が味わうというストーリーです。

(ミッドナイト・ジョーに乾杯(快盗くいしん坊))
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「俺流!絶品めし Vol.28」ぶんか社 p177の一部を引用・加工

 「ミッドナイト・ジョー」の味やフレーバーについても紹介されています。

(ミッドナイト・ジョーの味・フレーバー(快盗くいしん坊))
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「俺流!絶品めし Vol.28」ぶんか社 p177の一部を引用・加工

 「ほんのりと漂ってくる草原の花の香りとハチミツの甘さ…」
 「そしてかすかにささやく潮風の香り…」

 さすがビッグ錠先生,絶妙な表現です。

 その後は,「ミッドナイト・ジョー」を江ノ島のイカで作ったイカの塩辛とともに味わい,洋上で月見を楽しむという展開ですが,このマンガもツッコミどころ満載で楽しませていただきました。


ビッグ錠先生やアルスノーバの皆さんとの食事・会話

 イベント終了後,近所の焼肉店で食事をしながら,ビッグ錠先生やアルスノーバの皆さんとお話する機会をいただきました。

(焼肉)
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 神奈川の焼肉店なのに,大阪・鶴橋の焼肉の話で盛り上がりました(笑)

 あと,大阪のお好み焼と広島のお好み焼の話にも熱が入りました。

 私が「広島の人間に『広島風お好み焼』と言うのは機嫌を損ねるからやめた方がいい」と力説したところ,皆さんからは「広島のお好み焼は『モダン焼き』で一般的なお好み焼ではない」という回答がありました。

 それはそれとして,今回ビッグ錠先生とのお話の中で強く印象に残ったのが,ビッグ錠先生の「時間は決められているのではなく,人間が決めるもの」というお話です。

 忙しい時や楽しい時はすぐに時間が経ち,逆に退屈な時はとても長く感じるものですが,結局,人の時間の感じ方は主観的なものなんだろうなと思いました。

 あっという間に時間が経ち,お疲れのビッグ錠先生はヘロヘロになって帰宅されました。


まとめ

 再びお店に戻り,イベントの余韻に浸りながら,しばらくバーで過ごしました。

(コンパスボックスのウイスキー)
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 私は限界を探りながらちょっとずつウイスキーをいただきました。

 チョコレートと一緒にいただくと,とても相性が良かったです。

 江ノ島のイカの塩辛もあればなぁ(笑)

 カウンターに,ビッグ錠先生が今回のイベントで寄せられたメッセージとイラストがありました。

(ビッグ錠先生のイラスト)
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 今回のイベントを企画された経緯や思いが書き綴られており,最後にこのイラストがありました。

 「ボン・ボヤージ 良き航海を…」
 「この町をチョッとだけ面白くしよう会 会長・ビッグ錠」

 確かに私もすっかりこの町(湘南台)と人のファンになりました。

 またチョッと疲れた時,息抜きしたい時,皆さんにお会いしたくなった時,湘南台の「巣」へ戻りたいと思います。


 ArsNovaの皆さん,今回も大変お世話になりました。

 またお会いできる日を楽しみにしております!


 「この町をチョッとだけ盛り上げよう会」会員より


<関連記事>
 「ビッグ錠先生の世界1 -石巻カレー全集「食堂パレスの黄色いレトロカレー」とArs Novaの特製ハヤシライス-
 「ビッグ錠先生の世界2 -ビッグ錠先生からのビッグなプレゼント-
 「ビッグ錠先生の世界3 -ビッグ錠先生との出会いと私の似顔絵-
 「ビッグ錠先生の世界4 -ArsNovaのおでん・特製オムライス・コーヒー-
 「ビッグ錠先生の世界5 -スイートベルモット・ブランデーバック・ArsNova特製コーヒー・デンマークチーズケーキ-

<参考文献>
 ビッグ錠「快盗くいしん坊・第27話」(「俺流!絶品めし Vol.28」ぶんか社)

2022年6月19日 (日)

ひろしま国際プラザ「難民の故郷の味フェア」 -チキンのレモン煮・麻婆豆腐・アメリカンドッグ・ブロッコリーライス・チルカーノ・アスウィットサラダ・ケニア紅茶-

6月20日は世界難民の日

 毎年6月20日は「世界難民の日」(World Refugee Day)です。

 難民の保護と支援に対する世界的な関心を高めることを目的に,2000年12月4日の国連総会で決議されました。

 日本でも,全国各地で「世界難民の日」にちなんだイベントが行われています。

 今回は,そのイベントの1つ,「ひろしま国際プラザ」で開催された「難民の故郷の味フェア」について御紹介したいと思います。


ひろしま国際プラザ(HIP)

 広島県東広島市鏡山には,試験・研究機関が集積する「広島中央サイエンスパーク」があります。

(広島中央サイエンスパーク)
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 そしてこの「広島中央サイエンスパーク」内に「ひろしま国際プラザ」があります。

(ひろしま国際プラザ)
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 「ひろしま国際プラザ」(HIP:Hiroshima International Plaza)は,「広島県立広島国際協力センター(HICC:Hiroshima International Cooperation Center)」と「国際協力機構(JICA)中国センター」が一体化した複合施設です。

(レストラン「ラコルト」と宿泊棟)
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 手前の丸い建物がレストラン「ラコルト」,奥が海外からの研修員などが宿泊・滞在する宿泊棟です。

 私はJICA中国やHICCの職員の方とインドネシアへ出張したり,このHIPで中国・四国地方各県の海外研修員の皆さんと交流事業を企画・実施したことがあるので,HIPにはとても親しみがあります。

 懐かしさで胸が一杯になりつつ,ひろしま国際プラザに入館し,「難民の故郷の味フェア」が開催されている施設内のレストラン「ラコルト」を目指しました。


「難民の故郷の味フェア」

 「難民の故郷の味フェア」は,「世界難民の日」にちなみ,2022年6月14日から27日までの期間限定で開催されているイベントです。

(難民の故郷の味フェア)
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 「食」を通じて難民問題を知ることを目的に,難民を多く輩出している国の料理(ウクライナ風ボルシチ,ワッタッカー(スリランカ風かぼちゃのカレー),アダスィー(イランのレンズ豆スープ),いんげん豆と野菜の炒めもの(エチオピア),チキンカラヒ(パキスタン風チキンカレー)など)が提供されるイベントです。

(レストラン「ラコルト」)
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 レストラン「ラコルト」の入口です。

 ランチは定額制(750円)でバイキング形式となっています。

 レストラン利用者向けに使い捨てのビニール手袋が用意されるなど,衛生管理を徹底されていました。

 レストラン内に世界のスパイスの紹介コーナーがありました。

(世界のスパイス紹介コーナー)
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 世界の様々な国から広島を訪問・滞在されている研修員・留学生向けの食事に,こうしたスパイスを活用した料理が作られています。

 セルフサービスで料理を皿に盛り,席に着くと,テーブルに難民の紹介文がありました。

(難民の紹介文(コマネチ))
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 難民として,ルーマニアの体操選手・コマネチさん,インテルのCEO・アンドルー・グローヴさん,科学者・アインシュタインさんなどが紹介されていました。

 レストランが,世界の食や難民問題を学ぶ場にもなっていました。

 それではランチで味わった料理を御紹介します。

(2022年6月18日のランチ)
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 私が訪問した2022年6月18日のランチです。

 世界各国の料理が日替わりで提供され,それにご飯・野菜カレー・フレッシュサラダ・ドリンク(コーヒー・紅茶・ウーロン茶・お茶)・デザート(今回はぶどうゼリー)が付きます。

 続いて,それぞれの料理を御紹介します。

(チキンのレモン煮・麻婆豆腐・アメリカンドッグ・ブロッコリーライス)
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 写真左上から時計回りに,チキンのレモン煮,麻婆豆腐,アメリカンドッグ,ブロッコリーライスです。

【チキンのレモン煮】
 「チキンのレモン煮」はモロッコの料理です。
 一口サイズに切った鶏肉をレモンと一緒に煮込んだものです。
 レモンで煮込むことで,皮付きの鶏肉がさっぱり・スッキリとした仕上がりになっていました。
 カレーに欠かせないターメリックやクミンも使われており,さわやかなチキンカレーのような料理でした。

【麻婆豆腐】
 中国料理として,麻婆豆腐が提供されていました。
 マイルドな辛さで,豆腐と挽き肉がたっぷりの麻婆豆腐でした。

【アメリカンドッグ】
 アメリカ料理として,ミニアメリカンドッグが提供されていました。
 ソーセージ入りの揚げパンに似ている,日本でもお馴染みの定番スナックです。
 久しぶりに食べ,その味を楽しみました。

【ブロッコリーライス】
 「ブロッコリーライス」はブラジルの料理です。
 米とブロッコリーを炊いた(または炒めた)料理です。
 きちんと長粒米(インディカ米・ジャスミンライス)が使われていました。
 細かくやわらかくなったブロッコリーとご飯の相性が良く,主食としてもおかずとしても味わえる一品でした。

【チルカーノ】
 「チルカーノ」はペルーのスープです。

(チルカーノ)
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 スープの具として,タラやカボチャが入っていました。
 タラのうま味を生かしたシンプルな味のスープでした。
 なお,ペルーにはこのチルカーノにちなんだ同名のカクテルもあり,こちらも人気があるようです。

【アスウィットサラダ】
 「アスウィットサラダ」はスーダンの料理です。
 「難民の故郷の味フェア」で,難民を多く輩出している国の料理として提供された料理です。

(アスウィットサラダ)
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 焼いたナスをペースト状にのばした料理です。
 焼きナスの香ばしさとともに,さわやかな酸味を感じました。
 これはサワークリームかヨーグルトによる酸味だと思います。

(アスウィットサラダとレタス)
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 美味しかったので,レタスとともにおかわりをしました。

【野菜カレーとご飯】
 レギュラーメニューの野菜カレーとご飯もいただきました。

(野菜カレー・ご飯)
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 肉は入っていませんでしたが,これは誰でも食べられるように配慮されているからだと思います。

【ケニア紅茶】
 ドリンクコーナーにケニア紅茶のティーバッグがあったので,お湯を注いでケニア紅茶をいただきました。

(ケニア紅茶)
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 ケニアは紅茶の生産国として有名で,茶葉を細かく砕いたCTC製法の紅茶が広く流通しています。

 食後に紅茶をいただきながら,このレストランをイベント会場にして,中四国各県に派遣された海外研修員・留学生と一緒に食事したり,けん玉(広島県廿日市市が発祥)で遊んだことを思い出しました。

 訪問した日も多くの研修員・留学生が食事しておられ,国際色豊かな環境での食事となりました。

 食事を済ませてレストランを後にする際,「MEAL for Refugees(ミールフォーリフュージーズ:難民への食事)」の一環として募金箱が設置されていたので,わずかながら募金させていただきました。


ひろしま国際プラザ館内見学

 ひろしま国際プラザ館内を見学しました。

 「世界難民の日」にちなんで,世界の難民の状況を紹介するコーナーがありました。

(世界の難民の状況)
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 世界の避難民は1億人以上おられること,ロシアによるウクライナ侵攻で難民が急激に増加したこと,日本の難民認定率は1%未満と極めて少ないことなどを学びました。

 ロビーには外国人向けの様々なガイドブックがあったのですが,その中にベジタリアン向け・ムスリム向けのガイドブックがありました。

(ベジタリアン向け・ムスリム向けガイドブック(広島版))
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 ベジタリアンやムスリムの人が安心して利用できる広島の食事店などが紹介されているガイドブックです。

 そして玄関には,世界の方向看板がありました。

(世界の方向看板)
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 看板がありすぎて,とても複雑になっています(笑)

 世界のファッションや楽器が展示されているコーナーもありました。

(世界のファッション展・ペルーの衣装)
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 カラフルなペルーの衣装です。


 新型コロナウイルス感染症の影響で海外旅行が難しい状況となっていますが,お近くの国際交流・国際協力施設を活用すれば,世界の国々と交流し,国際協力活動ができるチャンスはいくらでもありますよ!

<関連サイト>
 「ひろしま国際プラザ(HIP)」(広島県東広島市鏡山3-3-1 広島中央サイエンスパーク内)
 「国際協力機構(JICA)中国センター」(広島県東広島市鏡山3-3-1)
 「難民支援協会(JAR)」(東京都千代田区西神田2-5-2 TASビル4階)
 「世界難民の日」(UNHCR(国連難民高等弁務官事務所))
 「ヨコハマぶらぶら40 みなとみらいのXmas?レレレノンかサルトルか〜♫
 (「なーまんのEye-Level」・JICA横浜「ポートテラスカフェ」)

<関連記事>
 「アルバニア料理の特徴と主な料理 -ペシュク・ネ・フーレ,トゥルリ・ペリメシュ,ミシュ・メ・ラク,ラバーニ-
 (JICA関西「JICA関西食堂」)
 「ケニア料理の特徴と主な料理3 -アフリカフレンドシップウィークのビリヤニ(後編)-
 (ケニア紅茶)

2022年5月15日 (日)

美術館とカフェ・レストランの魅力5 -ウッドワン美術館企画展「つながる美人画」とコラボ膳「つながる美人飯」-

ウッドワン美術館

 広島県廿日市市吉和(旧:吉和村)は,広島県北西部,隣は山口県と島根県に位置する地域です。

 その廿日市市吉和にある「ウッドワン美術館」を訪問しました。

 ウッドワン美術館は,木質建材メーカーの株式会社ウッドワンが所蔵する美術品を中心に展示・公開されている美術館です。

 西中国山地の自然環境豊かな場所にあります。

(ウッドワン美術館全景)
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 写真右側の建物が本館,左側の建物が新館です。

(ウッドワン美術館・庭園)
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 正門を入ると,本館の前に美しい庭園が広がっていました。

(麗子ちゃんのお庭)
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 庭園に「麗子ちゃんのお庭」というコーナーがありました。

 この「麗子ちゃん」は,ウッドワン美術館の代表的な所蔵作品・岸田劉生の「毛糸肩掛せる麗子肖像」(麗子像)に由来するウッドワン美術館のオリジナルキャラクターの名前です。

 この「麗子ちゃんのお庭」に花を持参し,植えた人は当日の入館料が無料になるイベントも実施されていました。

 しばらく庭を観賞した後,美術館に入場しました。


企画展「つながる美人画」

 ウッドワン美術館で「つながる美人画」というテーマの企画展が開催されていました。

(企画展「つながる美人画」チラシ)
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 (ウッドワン美術館企画展「つながる美人画」チラシを引用)

 私には芸術の才能や知識がないので,どれが私の好み・タイプかという観点で鑑賞することにしました(笑)

 私がいいなと思った作品は,上村松園「舞仕度」,山本芳翠「婦人像」(チラシ一番下の絵),藤島武二「女の顔」,和田英作「ミカンを摘む少女」などです。

(上村松園「舞仕度」)
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 (ウッドワン美術館絵葉書 上村松園「舞仕度」の一部を引用)

 こちらは上村松園(うえむら しょうえん/1875-1949)の「舞仕度(まいじたく)」という作品の一部です。

 女性が舞をするための仕度をしている様子を描いた作品です。

 細部まできれいに描かれており,色彩も鮮やかです。

 そして私が何より驚いたのは,この絵の作者・上村松園が女性であることです。

 こうした美人画は男性の視点から見た女性を,男性が描くものと勝手に思い込んでいた私にとっては衝撃的でした。

 これは私の「アンコンシャス・バイアス」(無意識の思い込み・偏見)だった訳ですが,この上村松園のほかにも,浅見松江や伊藤小坡など,女性が描いた美人画が数多く展示されていて,女性の魅力を女性が描いた作品にとても興味を持ちました。


ウッドワン美術館コラボ膳「つながる美人飯」

 ひととおり作品を観賞し,休憩を兼ねて食事をとることにしました。

 併設の「カフェ・マイセン」で軽食・喫茶をと思っていたのですが,受付の方に尋ねると,施設メンテナンスで現在休業中とのことでした。

 そして隣接する「レストランめがひら」を御紹介いただきました。

(ウッドワン美術館・中庭)
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 本館から中庭を通って新館へ,新館2階から連絡通路を渡って「レストランめがひら」へ行きました。

(レストランめがひら)
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 お店の入口に「ウッドワン美術館コラボ膳『つながる美人飯』」の案内がありました。

(ウッドワン美術館コラボ膳「つながる美人飯」案内板)
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 企画展にちなんだこのような食事が用意されていることは全く知らなかったので,こうした美術館とレストランとの「つながり」があることをとても嬉しく思いました。

 この「つながる美人飯」を注文しました。

(ウッドワン美術館コラボ膳「つながる美人飯」)
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 「ご飯(吉和米・吉和名水)」,「香の物」,「発酵美人鍋」(鶏手羽元,豆もやし,ごぼう,豆腐,あわび茸),「サーモン・アボカド・トマト・若布のサラダ(えごまドレッシング)」,「牛フィレ一口ステーキ(トマトポン酢)」,「ヨーグルト・フルーツグラノーラ」,「豆乳プリン・デーツ」という豪華セットです。

(「つながる美人飯」ペーパーランチョンマット)
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 トレーにはオリジナルのペーパーランチョンマットが敷かれていて,それに「つながる美人飯」のお品書きが記されていました。

 ヘルシーな食材,栄養豊富な食材,美容効果が期待できる食材,そして地元の食材が使用された料理で構成されていました。

 発酵美人鍋の具として,廿日市市吉和特産の「あわび茸」が入っていました。

(発酵美人鍋のあわび茸)
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 コリコリした,海のアワビのような食感のキノコです。

(「ヨーグルト・フルーツグラノーラ」と「豆乳プリン・デーツ」)
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 こちらはフルーツグラノーラのヨーグルトがけと,デーツがのせられた豆乳プリンです。

 デーツは中近東や北アフリカを中心に栽培されているナツメヤシの実です。

 食べやすくドライフルーツにされたものがのせられていました。

 デーツは,広島の食品メーカー・オタフクの「お好みソース」で「甘みのもと」としても使われています。

 食物繊維が豊富で,カリウムやマグネシウムなどのミネラルも多く含まれるデーツは,まさに美と健康の味方なのデーツ。


 地元食材が使用され,美や健康にも配慮された数々の料理を堪能しました。

 美味しくて美しくなれる,まさに美食御膳でした。


まとめ

 食事後,ウッドワン美術館・レストランめがひら周辺を散策しました。

 すぐ後ろにスキー場(めがひらスキー場)があり,こういう場所に来ているのかと驚きました。

(めがひらスキー場)
Photo_20220515115101

 写真右側にリフトが見えます。雪に覆われたスキー場の光景をイメージしました。

 冬は全長2,300mの超ロングダウンヒルが楽しめるスキー場になるようです。

 そして施設入口にはニュージーランドからやってきた「ビッグカウリ」と呼ばれる大木(樹齢1,000~1,200年)が展示されていました。

(ビッグカウリ)
Photo_20220515115102

 木材メーカー「ウッドワン」ならではのスケールの大きな展示品です。

 廿日市市は「ウッドワン」をはじめとする木材・木工メーカーが多いまちで,木工玩具「けん玉」発祥の地でもあります。

 また,廿日市市とニュージーランド・マスタートンは平成10年(1998年)に姉妹提携が締結されており,今も交流が続けられています。

 その関係もあるからだと思いますが,「レストランめがひら」のステーキには,ニュージーランドのビーフやラムが使われています。

 このレストランには1ポンド(約453.6グラム)超えの「Megaステーキ」というメニューもあり,私は美人画以上にこのメニューに注目しました。

 麗子ちゃんの好物も「Megaステーキ」だったりして…(笑)


<関連サイト>
 「ウッドワン美術館」(広島県廿日市市吉和4278)
 「廿日市の一品 あわび茸」(廿日市市観光課)
 「デーツ」(オタフク)
 「けん玉発祥の地 はつかいち」(廿日市市産業振興課)

<関連記事>
 「野菜と果物から作られるオタフクお好みソース -オタフクスペシャルとベジラビットオリジナルソース-

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