あずきの研究21 -日本あんこ協会監修「おこたであったか餡くらべ」・「品プリあんバサダー」認定-
品川プリンスホテルの「おこたであったか餡くらべ」
2025年12月1日から2026年3月31日までの期間、東京・品川プリンスホテルで、和のアフタヌーンティーイベント「おこたであったか 餡くらべ」が開催されました。
(和のアフタヌーンティー「おこたであったか餡くらべ」)
(和のアフタヌーンティー「おこたであったか餡くらべ」リーフレットから一部引用)
日本あんこ協会監修のイベントです。
日本あんこ協会では「あんこ」を「食材を煮詰めて練ったペースト状のもの」と定義されていますが、この多種多様な「あんこ」を「比べ」、「あんこ」と「交ぶ(くらぶ:心を通わせ、親しくつきあう)」ことをコンセプトに企画されたイベントです。
日本あんこ協会監修の愛と願いが詰まったメニューが提供され、参加すると、あんこを普及振興する大使「品プリあんバサダー」に認定されます。
「あずき好き」・「あんこ好き」の私としては見逃すことができず、品川プリンスホテルに予約しました。
予約日の2026年3月15日、品川プリンスホテルを訪問しました。
(品川プリンスホテル)
ホテルは大勢の人で賑わっていました。
玄関にイベントの看板がありました。
(和のアフタヌーンティー「おこたであったか餡くらべ」看板)
予約時刻の11時に、メインタワー38階の和食店「味街道五十三次」を訪問しました。
(「味街道五十三次」案内板)
「味街道五十三次」は、東海道にちなんだ7つの和食専門店と個室で構成される和食レストランです。
お店で名前をお伝えし、待合スペースへと進みました。
高層階の窓から景色を眺めると、東京の街並みが一望できました。
(品川プリンスホテル・メインタワーからの眺め(北方面))
品川駅周辺は再開発が進められていました。
(品川プリンスホテル・メインタワーからの眺め(南方面))
品川駅の南に、京急の「北品川駅」があります。
「北品川駅」は、旧東海道の品川宿の北端に位置していることから名付けられた駅で、現在の品川区の北端に位置しています。
一方、品川駅や品川プリンスホテルがあるエリアは、品川区ではなく、港区高輪・港南となります。
写真では、JRの線路に、手前の京急の線路や道路がクロスしている箇所が港区と品川区の境になります。
しばらく東京の街並みを眺めていると、私の名前が呼ばれ、着物姿の店員さんに席を御案内いただきました。
和のアフタヌーンティー「おこたであったか餡くらべ」
和の格式高い雰囲気に背筋が伸びる思いで待っていると、食事の準備が始まりました。
(「おこたであったか餡くらべ」食事準備)
テーブルに箸、匙、黒文字(菓子切り)、ナプキン、リーフレット、七輪などが用意されました。
アフタヌーンティーということで、飲みものはフリーフロー(飲み放題)となっていました。
紅茶やコーヒーも選べましたが、和のアフタヌーンティーなので、まずは「日本茶」を注文しました。
(日本茶(ひなた八十八夜 深蒸し煎茶))
「ひなた八十八夜 深蒸し煎茶」というプリンスホテルオリジナル一番茶です。
お茶の良い香りに、ほっと心が和み、「昔、東海道五十三次を旅した人々も、こんな感じでお茶屋で一休みしたのかな」と思いを馳せました。
【お食事】
最初にお食事(軽食)が用意されました。
(お食事)
茶碗蒸し、いなり寿司、煮あわび、和牛炙り焼き、ほうれん草のお浸しが陶器の皿に美しく盛り付けられています。
(小さな小豆茶碗蒸し)
「小さな小豆茶碗蒸し」は、ミニサイズの茶碗蒸しに小豆がのせられていました。
(黒米の小さなおいなりさん)
「黒米の小さなおいなりさん」は、黒米が使われ、赤飯のようなおめでたい「おいなりさん」でした。
(稚あわびの小豆煮)
あわびもおめでたい席の食べ物ですが、煮あわびの上に小豆煮がのせられ、とてもおめでたい料理になっていました。
(和牛炙り焼き 西京味噌ソース(粒あん))
こちらは和牛の炙り焼きです。
噛みしめると口の中に脂がじゅわっと広がる和牛で、西京味噌のソースともよく合い、「さすが一流ホテルの肉料理だなぁ」と感心しました。
これで十分満足だったのですが、次に西京味噌ソースと一緒に添えられていた「粒あん」を肉にまぶしていただくと…「なんだこの炙り焼きは」と一変しました(笑)
甘い粒あんと和牛炙り焼きは、やっぱりちょっと無理があるように感じました…。
しかしながら、和牛炙り焼きにも「あんこ」を使う徹底ぶりには大いに感心しました。
(法蓮草と赤えんどう豆のお浸し)
ほうれん草のお浸しにも赤えんどう豆をアクセントとして添えられていました。
【甘味(あんこの食べ比べ)】
軽食の「お食事」を済ませたあと、いよいよメインの「甘味」が提供されました。
(和のアフタヌーンティー(甘味))
さすが「和のアフタヌーンティー」。アフタヌーンティースタンドが木製で、和菓子中心となっていました。
飲みものは「玄米茶」をいただきました。
(玄米茶)
最初にいただいた「日本茶」が、すっきりと洗練された飲み口だったのに対し、今回の「玄米茶」は、濃厚でどっしりとした食感で、風味も香ばしく、甘い和菓子によく合いました。
食べ比べの餡は、8種類(粒あん、こしあん、白あん、いちごみるく、かぼちゃ、笠間栗、紫芋、ピスタチオ)のうち、「こしあん」、「白あん」、「笠間栗あん」の3種をチョイスしました。
(3種の餡)
お口直しの塩昆布が付いてくるところが和の甘味っぽくていいです。
(笠間栗あんこ)
「笠間栗あんこ」は、茨城県笠間市産のブランド栗が使用された餡で、高級な栗きんとんやマロンペーストをいただいている感じがしました。
(白あんこ)
「白あんこ」は、手亡豆(てぼうまめ)の風味が生かされた、上品でやさしい味わいの餡でした。
(こしあんこ)
「こしあんこ」は、上品でくちどけ滑らかな舌触りの小豆餡でした。
だんごやもなかと一緒に食べるのが一般的ですが、小豆あん好きの私はそのままでもエンドレスに食べることが出来ます(笑)
【甘味(アフタヌーンティースタンド(一の段)・七輪焼き)】
続いて、アフタヌーンティースタンドのお菓子を御紹介します。
(アフタヌーンティースタンド(一の段・二の段))
まさに夢の盛り合わせで、目をキラキラ輝かせながら眺め、夢中で写真を撮りました。
お店の方には、さぞ怪しい男に見えたことでしょう(笑)
(一の段)
「一の段」には、いちご、マシュマロ、もなか、わらびもち(きなこ)、だんごが盛り付けられていました。
(もなか・いちご)
もなか(皮)はぷっくりとした鯛焼きをイメージさせる形で、あんバター用に一口サイズのバターも入っていました。
串だんごとマシュマロを七輪の網にのせて炙りました。
(だんご・マシュマロ(七輪))
マシュマロは熱を加えると溶けて生クリームのような食感になります。
だんごは軽く炙ったあと、白あんや粒あんを塗っていただきました。
「せっかくなので、わらびもちも焼いてみよう!」
(わらびもち きなこ(七輪))
意味のないことをしてしまいました…(笑)
3種のあんこを入れた「もなか」も少し炙ってみました。
(あんこ入りもなか(七輪))
皮がカリッと香ばしくなり、美味しくいただけました。
【甘味(アフタヌーンティースタンド(二の段)】
(二の段)
「二の段」には、いちご大福、栗のお汁粉、栗あんのモンブランタルト、ショコラ羊羹、おはぎの天婦羅、塩バターどら焼きが盛り付けられていました。
(栗のお汁粉)
栗と小豆は最強のコンビです。
(おはぎの天婦羅)
一口サイズの粒あんおはぎに衣をつけて揚げた、おはぎの天ぷらです。
揚げたあん餅のような、美味しいお菓子に仕上がっていました。
(ショコラ羊羹)
「ショコラ羊羹」は、クルミがのせられたチョコレートケーキかと思いましたが、食べてみると、こしあんもトッピングされていることに気付きました。
写真のチョコレートケーキとクルミの間をよく見ると、こしあんの層があり、右側にアクセントとして金箔が飾られていることがお分かりいただけるかと思います。
(栗あんのモンブランタルト)
「栗あんのモンブランタルト」は、タルト生地に抹茶ケーキとこしあんをのせ、栗あんでモンブランに仕上げた一品でした。
(塩バターどら焼き)
「塩バターどら焼き」は、生地の中にこしあんと塩バターをはさんだプチどら焼きでした。
バターもたっぷりで、小豆あんとの相性が抜群でした。
(ほうじ茶)
飲みものは「ほうじ茶」をいただきました。
和のアフタヌーンティーということで、3種類のお茶をいただきました。
「品プリあんバサダー」認定
アフタヌーンティーを堪能し、ホットコーヒーをいただきながら、改めてリーフレットを眺めると、「QankoA(あんこQ&A)」という記事がありました。
(QankoA(あんこQ&A))
近代製餡業発祥の地が、静岡市清水区興津(おきつ)であることは初めて知りました。
(興津出身の北川勇作さん・内藤幾太郎さんが製餡機を使った製餡技術を広めたため)
しばらくして、お店の方から「品プリあんバサダー」認定証をいただきました。
(品プリあんバサダー認定証)
日本あんこ協会と品川プリンスホテルから、あんこへの愛と情熱をもった人物であることを正式に認められました。
(品プリあんバサダー認定証(裏面))
「品プリあんバサダー」には、国際交流拠点・品川からあんこへの愛と情熱を世界へ広めていくことが期待されています。
私も「品プリあんバサダー」の一人として、この記事を丁寧に練り上げ、完成させました。
まとめ
今回のイベント参加で、日本あんこ協会からいただいた称号は、「源氏巻すと(Genjimakist)」(島根県津和野町)と「品プリあんバサダー」の2つになりました。
(和のアフタヌーンティー「おこたであったか餡くらべ」イメージ画像)
(日本あんこ協会プレスリリース資料を一部加工・引用)
「津和野あんこ旅ウォーク(源氏巻食べ歩きツアー)」に続き、今回も「あんこ好き」にはたまらない、あんこ尽くしのイベントでした。
(アンコワネット「あんこを食べればいいじゃない」(日本あんこ協会))
「あんこを食べればいいじゃない」
これはアンコワネットさまの名言ですが、私はそのさらに上をいきます。
「あずきのあんこだけ食べればいいじゃない」
私はひたすら「あずき」と「あんこ」を愛し、その素晴らしさを世界へ広めたいと思います。
<関連サイト>
「日本あんこ協会」(東京都豊島区南池袋1丁目16-15 ダイヤゲート池袋5F)
「品川プリンスホテル」(東京都港区高輪4-10-30)
<関連記事>
「あずきの研究20 -津和野あんこ旅ウォーク(津和野町観光協会・日本あんこ協会「源氏巻食べ歩きツアー」)-」
「あずき」関連の記事につきましては、「食文化関連記事一覧表・索引」の「食文化事例研究」にある「あずきの研究」を御参照ください。






































































































































































































































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