チョウザメ料理
広島市佐伯区湯来町に「廣島蝶鮫」(チョウザメパーク)という,チョウザメの養殖・販売をされている所があります。世界三大珍味である「キャビア」も取り扱っておられることから,以前からとても興味を持っていました。
そこで今日,伺ってみることとしました。
わざわざロシアやイランまで行かなくても,ここ広島で新鮮なチョウザメやキャビアを堪能することができるとは,何とも恵まれた話です。
ただ,同じ広島とは言え,車で行っても結構距離がある場所なので,あらかじめ電話して,キャビアの在庫を確認しておきました。キャビアがあるとのお話だったので,喜び勇んで伺いました。
「廣島蝶鮫」に着くと,いくつもの池や巨大水槽にチョウザメが沢山泳いでおり,驚きの連続でした。
(チョウザメ養殖池)
(チョウザメ水槽)
各種チョウザメの解説があったり,休憩所に図鑑がおかれていたり,えさやり体験やぬり絵もできるなど,学習・体験・遊びができるよう,様々な工夫がなされています。
(チョウザメ解説)
さてお待ちかねの食事です。
「ちょうざめランチ」です。
※左上から右に向かって順に,天ぷら,軟骨の南蛮漬け,刺身,中心がアラ煮,そしてご飯とみそ汁です。
チョウザメの泳ぐ姿を眺めながら,チョウザメ料理に舌鼓を打つ。食育の原点ですね(笑)。
ある程度の生臭さはあると思っていましたが,予想に反して,生臭さは全くありませんでした。刺身は食感や見た目が鯛の刺身とよく似ており,さっぱりして食べやすかったです。軟骨の南蛮漬け(唐揚げ)もコリコリした珍味でした。天ぷらもサイコロ状の身がジューシーで甘みがあって美味しく,煮付も,味が浸み込んでおり,美味しくいただきました。
素材の珍しさだけでなく,地元食材も入れてきちんと料理されていたのが嬉しかったです。
食事を堪能し,あらかじめお願いしておいたキャビアやチョウザメの身を購入して帰りました。これで自宅でも,チョウザメ料理を楽しめます。
自宅で,ある料理を作りたくてこれらの食材を購入したのですが,そのお話については「究極の親子丼 -チョウザメとキャビア-」を御覧ください。
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