日本食研食文化博物館見学2 -レストラン「食文化」-
今回は,レストラン「食文化」でいただいた,「今週の世界料理」の内容を御紹介します。
(案内看板)
決められたテーブルに食事を御用意いただきました。テーブルには,私の名前が書かれたプレートも御用意いただいており,嬉しかったです。
(「今週の世界料理」)
今回の「今週の世界料理」はベトナム料理でした。
生春巻き,茶巾包み,チキンココナッツ煮,牛肉のフォーです。
生春巻きは,具に海老やチャーシューなどが入っており,もちもちした皮と,具が調和して,美味しかったです。つけだれは醤油ベースでした。
茶巾包みはオムライス風のご飯で,かけられたスイートチリソースが甘辛いアクセントとなり,ご飯がすすみました。
チキンココナッツ煮は,鶏肉をココナッツミルクで煮込んだ料理で,チンゲン菜も添えられており,中国料理の影響を受けているベトナム料理の特徴がよく表現された料理だと思いました。
フォーは,生春巻きと同様,ベトナム料理の代表格です。具が牛肉で,麺が小麦粉の麺だったので,肉うどんのような,日本人に親しみやすいフォーでした。
(レストラン食文化)
本来は社員食堂なので,社員の皆さんの食事風景も見学することができ,それも良かったです。利用率を質問してみると,半数以上の社員が利用しているのではないかとのお話で,この利用率の高さには驚きました。また,食券売場がなく,どうやって利用されているのかも伺いましたが,各自事前にパソコンから注文し,支払いは給与天引きとのお話で,このシステムにも驚きました。
レストランのネーミング「食文化」もいいですね。私が社員なら毎日利用しそうです。
同様に,日本食研グループのホテル「ケーオーホテル」のフレンチレストラン「Ban San Kan(de Provence)」((プロバンス風の)晩餐館)というのも,最高のフランス料理を提供するという,日本食研グループの誇りと意気込みを感じるネーミングだと思います。フランス人には,この「晩餐館」が「25歳」という意味の「vingt-cinq ans(ヴァンサンカン)」と聞こえるかも知れませんが…(笑)。
博物館や工場を見学するだけでなく,実際に世界の料理を味わうことによっても食文化を学ぶことが出来るのは,とても良いアイデアだと思いました。
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