金閣寺(金属製)の耳かき -京都府京都市-
観光みやげ店が多い京都・新京極通で購入しました。
金色の耳かき棒に金色のミニ飾りがついた耳かきはほかにもみられますが,この金閣寺の耳かきがその趣旨に一番合っているように思います。
いっそのこと,全ての色を銀にした「銀閣寺」の耳かきも作って販売されたら,相乗効果が期待できて良いと思うのですが。
« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »
観光みやげ店が多い京都・新京極通で購入しました。
金色の耳かき棒に金色のミニ飾りがついた耳かきはほかにもみられますが,この金閣寺の耳かきがその趣旨に一番合っているように思います。
いっそのこと,全ての色を銀にした「銀閣寺」の耳かきも作って販売されたら,相乗効果が期待できて良いと思うのですが。
デパートの北海道展で「オランダせんべい」という珍しい名前のお菓子があったので,購入してみました。
直径約15cmの平べったいせんべいが4枚入っており,税込で約300円でした。その大きさや見た目からは,せんべいというより,ミニワッフルのような感じがします。
(オランダせんべい・包装表)
味・食感
「そのまま食べるのが一番」とあるので,まずはそのままいただきました。しっとりした生地で,かなりの弾力があるので,見た目以上に,手で引きちぎったり,噛み切るのに力が要ります。
食感から想像される似たような食べ物は,湿めらせた「炭酸せんべい」や,アイスによってふやけた「ワッフルコーン」です。黒棒に似た,黒砂糖のほのかな香りと甘みがあり,この控え目な甘みが後を引く美味しさとなっています。
(オランダせんべい・包装裏面)
続いて,包装袋裏面に「レンジやオーブン等で温めて,バターやはちみつをつけて食べるのも美味です。」とあるので,電子レンジで少し温めて食べてみました。多少温める程度だと,しっとり感が増す程度ですが,多少カリカリになるぐらい温めると,香ばしい香りがし,食べやすくなります。ワッフルのように,バターやはちみつをつけて食べると美味しいというのも理解出来ます。
原材料に沖縄・鹿児島の黒砂糖
原材料は,「小麦粉,砂糖,黒砂糖,植物油,塩,重曹」となっています。
原材料に,沖縄や鹿児島が主産地の黒砂糖が使われているのは不思議に思いました。江戸から明治にかけ,北海道(蝦夷地)から大坂,薩摩,琉球,中国(清)に至る「こんぶロード」での交易の際,昆布と黒砂糖が交換され,黒砂糖を用いる食文化が生まれたのでしょうか。
名前の由来について推測
そもそも,名前が珍しいと思って買ったお菓子です。名前の由来について,色々と推測してみました。
(1)オランダからもたらされた南蛮菓子がルーツであるため
(2)ダッチ(オランダ)ブレッドのように,表面がひび割れているようなせんべいのため
(3)オランダで食べられるストロープワッフル(シロップ入りの薄い円形ワッフル)に似ているため
(4)オランダの干拓地又は風車に似ているため
(オランダせんべい)
先入観を排除するため,これまで何の前知識もなしに,思いや感想を述べましたが,ここで改めてオランダせんべいの販売元「端谷菓子店」のウェブサイトを拝見し,確認してみることとします。
(端谷菓子店ウェブサイトより)
「昭和40年頃から販売され,当初はパリパリした食感の煎餅でしたが,お客様のご要望などにより,現在のような少々やわらかめになりました。」
「根室を語ると必ずオランダせんべいの話が出てきます。」
以上のような説明がありますが,なぜオランダなのかについての説明はありませんでした。
続いて,ウィキペディアに掲載されていたので,こちらを見ると,
「江戸時代初期にオランダ商館が置かれていた長崎県平戸市に「オランダ煎餅」,「おらんだ焼き」という菓子があり,これが名前の由来ではないかとされている。」とあり,「模様の由来を,オランダ人の靴跡をデザインしているから,と言い伝えられて」おり,「平戸から日本海北上ルートの富山・函館・根室と同じものが伝わって」いる記録があるとのことです。
私の推測で言えば,ストレートな(1)が正解に近いようです。
感想
「やみつきになるおいしさ」とありますが,確かにシンプルな飽きのこない味はいくらでも食べることができ,北海道展でないと簡単に入手できないと思い,後日,再びデパートで購入しました。
それにしても…。私は「お客様のご要望」によりやわらかくされた煎餅を,わざわざ電子レンジでカリカリにし直して食べていたようです。なぜやわらかい食感なのかも含め,機会があれば,根室に行き,地元の方と「根室を語って」みたいです。
葉玉ねぎについて
スーパーに地元の葉玉ねぎがたくさん売られていました。春先の今が旬のようです。
無知な私は,葉玉ねぎという品種があるものだと思い,どんな味がするのか興味を持って購入しました。
(葉玉ねぎ)
購入後,調べてみると,葉玉ねぎは,早い時期に収穫した葉付きの玉ねぎで,玉ねぎに成長する前に収穫されるので,葉もやわらかく,葉の美味しさも味わえると説明がありました。
(葉玉ねぎの玉の部分)
葉玉ねぎの玉の部分を切った様子ですが,(当然ながら)玉ねぎと変わりはありません。
葉の部分を生で食べてみたところ,長ねぎとほぼ同じですが,若干玉ねぎ独特の刺激臭(硫化アリル)が強いように感じました。成長中でとれたてだったからかも知れません。
葉玉ねぎのスープ
葉玉ねぎのスープを作って,葉玉ねぎを味わってみることにしました。
玉ねぎなので,シンプルな洋風スープが合うと思い,茅乃舎の「野菜だし」に塩・こしょうで簡単なスープを作ってみました。
(葉玉ねぎのスープ)
煮込むと,玉ねぎの刺激が甘みに変わり,生とは違った美味しさとなりました。
たくさん食べることができ,まさに旬をいただいている感じがしました。今回は葉玉ねぎ本来の味を純粋に味わうために葉玉ねぎだけのスープにしましたが,ほかの具材と一緒に煮込むと,さらに美味しくいただけると思います。
特にすき焼きやポトフに合いそうです。
ジャイナ教について
数あるインドの宗教の1つに「ジャイナ教」があります。
ジャイナ教は,戒律が厳しいことで知られています。その柱となるのが5つの戒律(不殺生,不妄語,不盗,不淫,無所有)であり,その中でもとりわけ不殺生(アヒンサー)の戒律が厳格となっています。
僧侶は口にマスクをしたり,ほうきを持って歩きますが,これは虫を飲み込んだり,踏み殺したりしないためです。
不殺生の戒律は食事にも反映されており,断食が最良とされ,理想的な死は断食を続行して死に至ることとなっています。
ジャイナ教徒が葉玉ねぎを食べる場合
そんなジャイナ教の信者は葉玉ねぎにどう対応するでしょうか。
菜食主義ですので,食べることには問題ないと思いますが,厳格な信者は,恐らく,玉ねぎの部分は畑に残し,葉の部分だけを切り取って食べるでしょう。なぜなら,葉の部分は日が経てば再生可能ですが,玉ねぎまで食べてしまうと,葉玉ねぎ全てを殺してしまうことになるからです。
殺すことなく,植物の一部を分けてもらうことが可能なものを食べるという思想なのです。
宗教の戒律という「文化」によって,人間の「食べられるもの」と「食べるもの」が一致しない1つの事例と言えるでしょう。
サンドリヨン(山形県北秋田市)のライ麦パン(黒パン)を使って,クワス(※)を作ってみることにしました。
※クワスについては,「ロシア料理の特徴と主な料理3 -ライ麦パン・クワス・サモワール-」を御参照ください。
ライ麦パンが発酵して飲料となる様子を観察してみたいと思ったからです。材料はあるものを使い,分量は様子を見ながら適量を加えました。
(材料)
ライ麦パン(約150g)
ドライイースト(約3g)
レーズン(オイルコーティングなし,適量)
りんご(冷凍,適量)
はちみつ(適量)
砂糖(適量)
まずライ麦パンをオーブンで焼きました。焦げ目がつくぐらいしっかり焼くよう心掛けました。
(トーストしたライ麦パン)
ドライイーストは人肌程度のお湯に溶かし,予備発酵させました。
(ドライイースト予備発酵の様子[発酵開始])
(ドライイースト予備発酵の様子[予備発酵完了])
漬物容器に材料を入れて作ってみることにしました。人肌程度にさましたお湯を容器に注ぎ,その中にライ麦パンを入れます。その後,レーズン,りんご,はちみつ,砂糖を適量入れ,最後に予備発酵させておいたドライイーストを混ぜて,蓋をしました。
(材料を全て入れた状態の容器)
(材料を全て入れ,蓋をした状態の容器)
そして約2時間後に確認してみると,水分が増え,発泡して,容器に耳を近づけるとプツプツという音まで聞こえるようになりました。これは予想以上でした。
(約2時間後の容器内の様子)
その後,数時間経過しても,勢いは弱まったものの,発泡は続いたので,しばらく様子を見ることにしました。
発酵は,糖がアルコールと炭酸に分解されることですが,今回の場合は,レーズン,りんご,はちみつ,砂糖に含まれる糖がドライイーストにより発酵し,発泡するようになっています。
インターネットでクワスの作り方を検索してみると,発酵時間は半日から3日程度とかなりばらつきがあります。そこで,定期的に出来具合を確かめてみることとしました。
(6時間後の容器内の様子)
(6時間後の液体の様子)
黄色を帯びた液体となり,舌がチリチリする程度に炭酸も含まれました。依然として発泡は続いています。
(12時間後の容器内の様子)
(12時間後の液体の様子)
口あたりがまろやかになり,わずかながらアルコール臭も感じられます。アルコール分が1%以上になると,密造酒を作ったことになり,酒税法違反となりますので,念のため,少しだけ,沸騰して冷ました水を加えておくこととしました。酒ができるのは,そもそも酒が飲めない私には本意ではありません。本格的な微炭酸の清涼飲料水クワスを作るべく,邁進するのみです。
「クワスの研究 -ライ麦パンからクワスを作る(後編)-」
(今回の記事について)
この記事により,酒を作ったのではないかと疑われるリスクも考え,掲載をためらう気持ちもありました。しかし,今回のクワス作りは,様々な食文化を知り,理解を深めることを第一の目的としており,なおかつ微炭酸の清涼飲料水を作ることを前提に作ったものですので,問題はないと判断し,掲載しました。
大阪駅-札幌駅間を運行する豪華寝台特急です。
これはEF81形電気機関車の耳かきです。客車と同じく,深緑に金(黄)色の帯が入っています。
1989年から運転が開始されましたが,2015年3月で運行が終了します。
今後,名称を引き継ぐ形で「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が運行予定ですが,オリジナルグッズとして,ぜひ耳かきの販売も引き継いでいただきたいです。
トップバリュ「セレクト」のタスマニアビーフで作られたタンシチューが精肉コーナーで売られていたので,購入しました。
タスマニアビーフカレー,タスマニアビーフハンバーグと,トップバリュ「セレクト」シリーズはタスマニアビーフに力を入れておられます。
(タスマニアビーフタンシチューのパッケージ)
大きめ牛タンと濃厚ソースが売りとなっています。
価格比較
今回のタンシチューは150gで税込537円でした。
同シリーズのタスマニアビーフカレーが220gで税込278円,タスマニアビーフハンバーグが170gで税込398円です。
私の記事でお馴染みの100gあたりの価格にすると,次のとおりとなります。
ビーフカレー 約126円/100g
ビーフハンバーグ 約234円/100g
タンシチュー 358円/100g
ビーフカレーについては,具のかたまりはタスマニアビーフのみですが,野菜や小麦粉などが溶け込んだルーの重量もあること,また,ハンバーグについては,約7割がタスマニアビーフという贅沢な割合ですが,肉のかたまりだけではないことなどを考慮すると,牛タンのかたまりとソースだけで構成されている今回のタンシチューの価格が他の商品と比べて高くなっていることは一応理解できます。
内容
袋のままお湯であたため,開封してみました。
(タスマニアビーフタンシチュー)
たて横が各3~5cm,厚さ1~2cmぐらいの牛タンのかたまりが2個入っていました。写真はかなり接近して撮影しているのですが,パッケージや写真から想像した大きさよりは小さく感じました。
感想
実際にいただいてみると,牛タンのかたまりはとてもやわらかくなるまで煮込まれていました。脂肪も程よくのっており,しっとりとやわらかな食感でした。
タン先ほど固くなく,タン元ほど脂肪がのってはいないので,クラウンカットと呼ばれる牛タンの中間部分だと思われます。(精肉店などで,牛タンを1本買ってきて,切り分けて食べてみると,脂肪のあるなしで味わいややわらかさに差があることがよく理解出来ます。)
ソースには,ワインやソテーオニオン,トマトペーストなどが使われていて,本格的なビーフシチューの味わいに仕上げられていると思いました。
ただ,欲を言えば,もう少し価格と量の設定を考慮した方がよい気がしました。
値段の割には,食事のメインディッシュにするには量的に若干少なく感じたのです。思い切って,もう少し贅沢に切って,とびきりの御馳走用として売るとか,逆に小さ目に切って,シチューの要素を強くし,その分もう少し安く売るなどの工夫があった方が,よりニーズが高いのではないかと思いました。
(メモ)
ミルポワ
ソースにミルポワ(ペースト)が使われています。
ミルポワ(mirepoix)とは,フォン(fond,出し汁)などを作るための香味野菜(人参,玉ねぎ,セロリなど)そのもの,またはその香味野菜の角切りのことを言います。
実際に料理をされる方は,よく御存知だと思いますが,このミルポワを炒めるだけですでに,カレーかシチューを作っているような香りが立ち込めてきます。西洋料理の出し汁の基礎となる,必要不可欠な野菜と言えるでしょう。
ドラえもんと言えば,どら焼きを食べ,タイムマシンに乗った姿を思い浮かべますが,大阪では,たこ焼きと一体化し,たこ焼き用の舟皿に乗った姿になります。
体までたこ焼きの焼き色に染められ,頭の上からはソースと青のりをかけられ,とどめに爪楊枝まで打たれています。
大阪のたこ焼きを広めるため,「タコえもん」として体を張って頑張っている様子が伺えます。
岩国は白蛇が有名です。全身が白く,目が赤いのが特徴です。
胴体の表側には「金運招福」,裏側には「白蛇御守」と書かれているのですが,この言葉からもわかるように,地元では金運や福運をもたらす神の使いとして崇められています。
最近のコメント