ブラジル料理の特徴と主な料理2 -シュラスコ,リングイッサ,コシーニャ-
「国際交流・協力の日」の屋台(「ひろしま国際村」)で売られていたブラジル料理を御紹介します。
シュラスコ
ブラジル料理の屋台の一角で,お店の方がバーベキューコンロを使って様々な肉やソーセージを焼いておられました。
ブラジルで人気の串焼き「シュラスコ」です。
(シュラスコ)
牛肉の串焼きやペルーで有名な牛の心臓(ハツ)の串焼き「アンティクーチョ」,グリルチキン,そして今回御紹介する生ソーセージ「リングイッサ」などが焼かれています。
リングイッサ
リングイッサは,豚肉に塩やハーブを混ぜて作られる,太く長い生ソーセージです。
焼いて食べるので,シュラスコの定番メニューともなっています。
(リングイッサ)
写真のリングイッサは,かけるとおいしいと,マヨネーズをかけてもらったものです。
焼くことにより,ジューシーな肉汁や脂が口の中いっぱいに広がり,焼きソーセージのおいしさをストレートに味わえる一品です。
コシーニャ
コシーニャは,ブラジルのコロッケです。
先が尖った独特な形をしていますが,これは鶏のももを表しており,それが名前の由来となっています。
(コシーニャ)
まわりの生地や衣は小麦粉のほか,じゃがいもやキャッサバも使われます。
中の具は,ほぐした鶏むね肉,玉ねぎ,パセリ(ねぎ),チーズなどで,トマトやサフランは赤い色付けの意味もあります。
(コシーニャの中身)
鶏むね肉と周りのねっとりとした生地がうまく調和し,食べ応えがあります。
日本のコロッケは,じゃがいもに挽き肉などの具も混ぜ合わせることが多いですが,ブラジルでは,生地の中に具のかたまりを入れ,肉の旨みを味わうことに重点が置かれているようです。
(メモ)
国際交流・協力の日
主に広島市内で国際交流・協力活動を続けている市民団体・企業が,日ごろの活動や事業を紹介・報告するイベント。
毎年,広島国際会議場などで行われている。
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