こけし(山形)の耳かき -山形県山形市-
山形のこけしには,大きく分けて3つの種類(肘折(ひじおり)系・山形系・蔵王系)がありますが,この耳かきのこけしは,胴が太く,肩に段があり,菊の描彩もあることから,肘折系(肘折温泉由来)が表現されているのだと思います。
大きいこけしと小さいこけしそれぞれの耳かきがあったので,大きい方を選びました。
背丈が約3.5cmあります。
こけしは,東北地方の温泉地のお土産品として有名ですが,山形や宮城を旅行して,その種類・数の多さに驚きました。
お土産のこけしと同様に,この耳かきのこけしも,木を削って1本1本手書きで描いておられるのでしょう。
東北にはこけしの絵付け体験ができるお店がありますが,こうした小さなこけしの絵付けをし,出来上がったこけしを耳かき,ストラップ,キーホルダーなどにする気軽な体験があれば楽しそうです。
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