« 広島の名物・郷土料理3 -海田町のひまわり菓子- | トップページ | 遠刈田こけしの耳かき -宮城県蔵王町- »

2017年10月12日 (木)

夜景写真 -皿倉山(福岡県北九州市)・火の山公園(山口県下関市)-

 私は普段,料理やご当地耳かきの写真撮影が中心なので,もっぱらコンパクトデジタルカメラを使用しています。

 コンパクトデジタルカメラは,持ち運びに優れ,いつでもどこでも気軽に撮影できるので,私にとってはこれが一番使い勝手が良いのです。

 とは言え,せっかくの一眼レフを使わずに放っておくのはもったいないですし,いざ集合写真などを撮ろうとした時に,カメラに慣れておかないとうまく撮れないので,できる限り使った方がいいことは確かです。

 そこで今回,夜景を撮影すべく,マイカーに一眼レフカメラ一式と三脚を積み込み,福岡県北九州市と山口県下関市へ出かけました。


皿倉山から眺めた北九州市・下関市の夜景


 最初に訪れたのは福岡県北九州市八幡東区にある皿倉山(さらくらやま)です。

 北九州市内には夕方着きました。

 皿倉山のふもとにある駐車場に車を止め,ケーブルカーとスロープカーに乗って山頂を目指しました。

 ケーブルカー内でカメラを持っている方はたくさんみかけましたが,大きな三脚まで持って気合い入れまくりの人間は私だけでした(笑)。

 ケーブルカーやスロープカーで山頂に近づくにつれ,眼下に宝石を散りばめたような光景が広がりました。

 ベストポジションを探し,カメラを三脚で固定してセルフタイマーで撮影しました。

(皿倉山から眺めた北九州市・下関市の夜景)
Photo
※写真をクリックすると拡大します。
ニコンD7100・AF-S DX NIKKOR 18-105mm f3.5-5.6/18mm・マニュアルモード・f11・4秒・-0.5補正・ISOオート/1800・AWB

 山頂から西側,洞海湾(どうかいわん),八幡製鉄所,スペースワールド,若戸大橋,遠く関門海峡方面を眺めた様子です。

 写真中心部の明るい箇所はスペースワールドや大型ショッピングセンターなどで,右端にはとても小さいですが関門海峡や下関の「海峡ゆめタワー」も確認できます。

 手前のオレンジ色のラインは北九州都市高速道路です。

 頂上からは,東西に渡って北九州市を一望することができ,その絶景に時が経つのを忘れてシャッターを押し続けました。

 皿倉山は「新日本三大夜景」の1つとされていて,今回御紹介した夜景はその一部だけですので,機会があればぜひ直接御覧いただき,感動を味わっていただきたいです。


火の山公園から眺めた関門橋・関門海峡

 続いて,門司側から車で関門トンネルを渡り,山口県下関市にある「火の山公園」を訪問しました。

 「火の山公園」の山頂からは,間近に関門橋や関門海峡を観賞することが出来ます。

 火の山公園の山頂の展望スポットは複数あるので,初めて訪問した私は,重いカメラや三脚を担いで,山を登ったり下りたり,納得できる撮影ポイントを見つけるまでが大変でした。

 結局撮影ポイントは火の山ロープウェイ乗り場付近に落ち着き,三脚を設置し,本腰を入れて撮影しました。

 様々なアングルから関門橋を撮影したのですが,やはり全体が写った写真が安定しているように思い,次の写真を選びました。

(火の山公園から眺めた関門橋・関門海峡)
Photo_2
※写真をクリックすると拡大します。
ニコンD7100・AF-S DX NIKKOR 18-105mm f3.5-5.6/28mm・マニュアルモード・f11・2秒・ISOオート/4000・AWB

 火の山公園から眺めた夜の関門橋・関門海峡の様子です。

 写真の手前右側が本州(山口県下関市),関門橋をはさんで左側が九州(福岡県北九州市),写真奥側中央には北九州市門司区にある門司港レトロ地区が広がっています。

 関門海峡(関門橋)の中心あたりが山口県と福岡県の県境であり,本州と九州の分かれ目となるのですが,自動車,バス,電車,徒歩(「関門トンネル人道」と呼ばれる徒歩で渡れる海底トンネルがあります。)…いずれの交通手段でもこの関門橋や関門トンネルを通過する瞬間は別世界に入ったような特別で新鮮な気持ちになります。

 そうした特別な感情も抱くからでしょうか。
 関門橋は,壇ノ浦パーキングエリア・火の山公園・唐戸市場など下関側から眺めても,めかりパーキングエリア・和布刈(めかり)公園・門司港レトロなど門司側から眺めても,また日中でも夜でも,絵になるような気がします。

 そんな魅力いっぱいの関門橋,関門海峡にぜひお越しください。


<関連リンク>
 「皿倉登山鉄道株式会社(皿倉山ケーブルカー)
 「楽しも!(火の山公園・展望台・火の山ロープウェイ)」(下関市公式観光サイト)

<関連記事>
 「広島市南区の黄金山と「黄金山まんじゅう」」(黄金山の夜景)
 「鯨の食文化3 -捕鯨問題を文化人類学的視点から考える-」(関門橋の様子)

« 広島の名物・郷土料理3 -海田町のひまわり菓子- | トップページ | 遠刈田こけしの耳かき -宮城県蔵王町- »

写真部」カテゴリの記事

コメント

コウジ菌さん、おはようです!o(*^▽^*)o
ブログの更新楽しみに待ってました( ´艸`)フフ
今日は写真ですね。
見たときに「わぁ~(゚▽゚*)
と、思いました!
すっごくきれいですてきな写真です。
夜景、撮りに行く機会ってあまりないし、
そういう場所もあまりないし、憧れです!
普段とは別世界になりますよね、夜の光ってる世界って\(^∀^)/
いいなぁいいなぁ~(◎´∀`)
一眼レフっていうのもカッコいいなぁ~(。・w・。 )
しばらく写真眺めてました!
朝からすっごくいい気分です(*≧m≦*)
すてきな世界に会わせてくれてありがとうございました(*^ω^*)

夜景、綺麗です、ほんとすてきなお写真です。

下関と門司、夜のこのような眺め、
もう参ってしまいます。

小倉には訪れたことがあります。
目当ては北九州市立美術館だったのですが、
夜はホテルの窓から眺めた八幡製鉄所の灯り(炎)が
記憶に残っています。

この目で見なければという思いに~。
日本にはまだまだ大切な景色が眠っていますね。

コウジ菌さんのお写真、ためいきものです…

ゆめはる 様

早々にコメントいただき,ありがとうございます。

私にはもったいないお言葉,ありがとうございます。
今朝,ゆめはるさんからいただいたコメントを読んで,私もすっごくいい気分になり,仕事を頑張ることが出来ました。

文章に書いているように,普段は一眼レフをあまり使えてないんですよ。
だから,今回,どうせ使うなら少し遠出をしてまた夜景を撮ってみようと思い,少し気合いを入れて撮影しに行ってきました。

写真を通じて,ゆめはるさんと感動を共有出来たなら,こんなに嬉しいことはありません。

夜景だとある程度まとまった明かりが必要となりますが,朝や夕暮れ時といった空の変化がある時に撮影されるのも,きれいでおすすめですよ。

私もゆめはるさんの感動を共有できればいいなと思いながら,ゆめはるさんのブログを楽しく拝見しています。
また写真を撮られたら,紹介してくださいね!

みんなで感動を共有しましょう!

カメラの腕あげましたね~( ̄ー+ ̄)
綺麗な夜景です。

サウスジャンプ(つなまよ) 様

コメントいただき,ありがとうございます。

色々反省すべき点もあった写真にもかかわらず,褒めてくださり,ありがとうございます。
やっぱり褒めていただくと…素直に嬉しいです(^o^)

サウスさんのイラストの素晴らしさには及びませんが…。
あのイラストこそ,私は参り,ため息が出てしまいます(笑)。

サウスさんが訪問された北九州市美術館,ネットで調べてみると,何と皿倉山のすぐ近くにあるのですね!
皿倉山の写真右端,中央あたりになると思います。

ホテルから八幡製鉄所の炎を御覧になりましたか。
私もあの勢いよく出る工場の炎や煙の様子を見るのが好きで,北九州市なら新幹線の車窓からも見れますし,地元広島(呉・大竹)や岡山(水島コンビナート)へ見に行ったこともあります。
学校の理科室にあるガスバーナーの青い炎のようなゴーッという勢いがありますよね。

ぜひまた下関市や北九州市においでになって,夜景も御覧ください。

とても嬉しいコメント,ありがとうございました。

ヒナタ 様

いつもコメントをいただき,ありがとうございます!

職場で披露した時に大した反応がなかったので,正直がっくりしていたのですが,ヒナタさんにお褒めいただいてとても元気が出ました。

それぞれの写真に30分~1時間ぐらいかけ,何十枚も撮った中の1枚なので,特別にいい写真とは言えなくても,私にとってはとても「めんげー」写真なのです(笑)。

もっともっとカメラを活用し,また御披露できればいいなと思います。
それを繰り返せば,カメラの腕も上がるでしょうから(^^ゞ

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 広島の名物・郷土料理3 -海田町のひまわり菓子- | トップページ | 遠刈田こけしの耳かき -宮城県蔵王町- »

最近のトラックバック

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ