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2020年12月31日 (木)

オーストラリア料理の特徴と主な料理 -ラクダのステーキ・ワニ手羽先・カンガルーのステーキ・リコッタチーズパンケーキ-

 福岡市内にオーストラリア料理が味わえるお店があることを知り,訪問しました。

 こちらのお店では,オーストラリアから輸入した珍しい肉を使った肉料理を中心に,様々な料理を提供されています。

 途中,多少グロテスクな写真もありますが,御了承ください。


ラクダのステーキ

 ラクダ肉は,中国やエジプトなど一部の国・地域で食べられていますが,オーストラリアでも販売・消費されているようです。

 もの珍しさもあり,ラクダ肉のステーキを注文しました。

(ラクダのステーキ)
Photo_20201230135001

 脂肪がほとんどない赤身の肉のステーキです。

 結構硬いのですが,クセのない赤身の肉でした。

 馬肉をイメージするような食感のステーキでした。


ワニ手羽先

 ワニ肉の料理があったので,ひときわインパクトのありそうな「ワニ手羽先」を注文してみました。

 調理に時間がかかるため,しばらく待ったのですが,その間は「待ち遠しい」という期待と,「気持ち悪がらずに1人で食べられるかどうか」という不安が入り混じった複雑な心境でした。

 「お待たせしました。ワニ手羽先です」とお店の方が目の前に持ってこられた瞬間,思わず「これはスゴイ!」と声が出ました。

(ワニ手羽先)
Photo_20201230135301

 ひととおり写真を撮らせていただいた後,お店の方から「よろしければ,肉を一口大に切り分けましょうか」とお話いただいたので,「そうしてください」とお願いしました。

 さすがにこの巨大な手羽先をそのままかぶりつくのは難しそうでしたので…(笑)

(ワニ手羽先(切り分け))
Photo_20201230135401

 見た目はかなりグロテスクですが,肉は柔らかくてクセがなく,鶏肉のような食感でした。

 見た目を気にしなければ,ビッグサイズの鶏の骨付きモモ肉とほぼ変わりありません。

 鶏肉を焼いて塩こしょうで味付けしたような感じです。

 そのため,今回食べた肉の中でワニが一番グロテスクでしたが,それに反して一番美味しかったのもワニでした。

 ちなみに,手先の皮の部分(ワニの表皮の部分)は硬そうに見えますが,実際はプニョプニョと柔らかかったです。
 今でもその触感が忘れられません(笑)

 あと面白かったのは,広島に戻って職場でワニを食べた話をしたところ,広島県北部(備北地域)の「ワニ料理」(サメ料理のこと)と間違えられたことです。


カンガルーのステーキ

 カンガルーはオーストラリアの代表的な動物の1つですが,日本でカンガルーの肉を食べる機会はあまりありません。

 そういったもの珍しさもあり,カンガルーのステーキを注文しました。

(カンガルーのステーキ)
Photo_20201230144101

 ラクダ肉と同様,脂肪がほとんどない赤身の肉のステーキです。

 肉にクセがなく,食べやすかったです。

 ラクダ肉に比べると,肉が比較的柔らかいと感じました。

 正直なところ,先に御紹介したラクダのステーキとカンガルーのステーキのどこが違うのかと言われてもよくわかりません。

 ただ,いずれの肉も思ったよりクセがなく,食べやすかったことは事実です。


リコッタチーズパンケーキ

 リコッタチーズは,チーズを製造する際に生じる水分(ホエイ・乳清)を再度加熱(「リコッタ」=「再度煮込む」という意味)して固めたものです。

 脂肪分が少ないため口当たりが軽く,フレッシュなミルクの風味とほんのりとした甘さが楽しめるのが特長です。

 そしてリコッタチーズパンケーキと言えば,オーストラリア・シドニーの「Bills」が発祥とされています。

 同店のリコッタチーズパンケーキやスクランブルエッグなどを組み合わせた朝食は,ニューヨークタイムズ紙で「世界一の朝食」と称されました。

 そんなオーストラリア・シドニー発のリコッタチーズパンケーキが,訪問したお店にも御用意されており,人気メニューと伺ったので注文しました。

 焼き上がりに少し時間がかかるのですが,その分期待も高まりました。

(リコッタチーズパンケーキ)
Photo_20201230145701

 リコッタチーズ入りのフワフワのパンケーキです。

 フワフワのメレンゲを焼き上げたようなとても軽い食感で,リコッタチーズのフレッシュなミルクの風味が楽しめるパンケーキでした。

 ほのかな塩味がついたパンケーキに,甘いメープルシロップや生クリームもよく合いました。

 結構な大きさですが,フワフワでとても軽いので,食後のデザートとしても抵抗なく美味しくいただけました。

 こちらのお店では,このほかにもダチョウ肉の料理など,オーストラリアにちなんだ様々な料理をいただくことができます。


 今回御紹介したお店のほかに,東京・銀座「GINZA SIX」の「Ironbark(アイアンバーグ)」など,日本でもオーストラリア料理を味わえるお店はいくつかあります。

 御興味があれば,オーストラリア料理をお楽しみください。


<関連サイト>
 「Manry」(福岡店・福岡県福岡市中央区今泉1-18-55 天神南ロイヤルハイツ1F ほか)
 「bills」(日本国内(東京・神奈川・大阪・福岡)各店舗 ほか)
 「Ironbark Grill & Bar」(東京都中央区銀座6-10-1「GINZA SIX」6階)

<関連記事>
 「ダチョウ肉の研究」(広島県三次市布野町・ダチョウ料理)
 「広島県三次市の郷土料理と三次もののけミュージアム(湯本豪一記念日本妖怪博物館)」(広島県三次市・ワニ(サメ)料理)

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コメント

こんにちわ。
オーストラリア料理ってまったく思い浮かびません。
料理そのものではなく、素材に特色があるわけですね。
カンガルーはそうだろうなという感じですが、ラクダとワニですか~。
コアラが出てこなくてホッとしました(笑)
今年も楽しいブログをありがとうございました。
紹介いただいた料理で、あちこち行った気分になれました。
来年はコロナが落ち着いて、あちこち行けるようになるとよいですね...
それではよいお年をお迎えください。

chibiaya 様

chibiayaさん、こんにちは。
今年もたくさんのコメントいただき、ありがとうございました<(_ _)>

今年最後の記事は、珍しい料理にしてみました。
オーストラリア料理というよりは、オーストラリアの珍しい食材を使った料理と言った方がいいかもしれませんね。
私はラクダ、ワニ、カンガルーどれもびっくりで、ちゃんと残さず食べられるかなと心配でした(笑)
コアラはメニューになくて、ホッとしたような、少し残念なような…(笑)

今年は旅行に行けたとしても、近場ばかりでしたが、意外と新たな発見もあり、それなりに楽しみました。
レモンケーキを目当てに電車や旅客船に乗ったりしたのですが、何か目的があると楽しいですね。

今年も色々とありがとうございました。
chibiayaさんのブログも楽しく読ませていただいてます。
来年も引き続きよろしくお願いします。

良いお年をお迎えください(^^)/

オージービーフはしょっちゅう食べていますが(^^)
和牛はごくタマニ(⌒-⌒; )
ラクダとカンガルーは食べてみたいですが、ワニの手羽先は遠慮しときます(⌒-⌒; )
こっそり刺身やソテーなら(^^)
カエルは食べた事あります^_^
billsは七里ヶ浜や赤レンガ倉庫にあるので機会が有れば行ってみたいですね^_−☆
良いお年をお迎えくださいo(^_-)O

なーまん 様

なーまんさん,明けましておめでとうございます。
コメントいただき,ありがとうございます。

そうですよね。オーストラリアの肉と言えば,コージービーフ?失礼,オージービーフですよね。
ラクダとカンガルーは御興味がおありのようで,びっくりです。
ワニの手羽先は,もし肉だけ出されたら,鶏肉とほぼ一緒なので抵抗は少ないかも知れません。
カエルを召し上がった御経験のあるなーまんさんなら大丈夫だと思います(笑)

bills,鎌倉七里ヶ浜が日本第1号店のようで,機会がありましたら,鎌倉や横浜で世界一の朝食を御堪能ください。

年末に近くの実家へ行っていたため,お返事が年越しになり,申し訳ございませんでした。

なーまんさんにとって,素晴らしい1年になりますように!
今年もよろしくお願い申し上げます。

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