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2023年2月26日 (日)

広島の食文化の特徴について -広島市郷土資料館企画展「実は広島~こんなご縁がありました 食べもの編」から学ぶ-

広島市郷土資料館企画展「実は広島~こんなご縁がありました 食べもの編」

 広島市南区の広島市郷土資料館で,企画展「実は広島~こんなご縁がありました 食べもの編」(2022年12月10日~2023年2月26日)が開催されました。

(企画展「実は広島~こんなご縁がありました 食べもの編」チラシ(表面))
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 企画展「実は広島~こんなご縁がありました 食べもの編」チラシの一部を引用

 広島と身近な食べもののつながりをテーマにした企画展は,なかなか興味深いものがあります。

(企画展「実は広島~こんなご縁がありました 食べもの編」チラシ(裏面))
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 企画展「実は広島~こんなご縁がありました 食べもの編」チラシの一部を加工・引用

 「誰もが知っている,あのスナック菓子 ルーツは広島にあった!」

 「ジャムやマーマレードときいて思い出すあのブランド 創業以来ずっと広島を本拠にしている!」

 「お好み焼きに欠かせないあの食品 ほとんど広島で作られている!」

 「広島湾岸ではもうほぼ見ることができなくなったけれど,かつてはかなりの規模でつくられていた!」

 その謎を解くべく,広島市郷土資料館を訪問しました。

(広島市郷土資料館)
Photo_20230226141001

 レンガ造りの建物です。

 戦前は「宇品陸軍糧秣支廠(うじなりくぐんりょうまつししょう)」の缶詰工場だった建物を改修し,郷土資料館として活用されています。

 「糧秣」の「糧」は兵士の食料(食糧),「秣」は軍馬のエサという意味で,糧秣支廠ではこれらを食べ物を調達・製造し,軍隊に補給していました。

 広島市郷土資料館は,もともと食べ物と深いご縁があると言えます。


宇品陸軍糧秣支廠とカルビー株式会社

 スナック菓子の大手企業「カルビー株式会社」は,現在東京に本社がありますが,発祥の地は広島です。

 広島県廿日市市には大きなカルビーの工場があり,馬鈴薯運搬船,その名も「ポテト丸」という船が北海道・十勝から広島港へ原料のジャガイモを運んできています。

 創業者の松尾孝さんは,当時未利用だった米ぬかの中から胚芽を取り出して製粉し,健康食品を作る研究を始めますが,その中で胚芽にはビタミンB1が多く含まれていること,カルシウムを加えればさらに良い健康食品が作れることがわかりました。

 戦後,宇品陸軍糧秣支廠で製粉業を営んでいた松岡政一さんと新会社を設立し,イモ菓子やパン,飴の製造をはじめ,のちにキャラメルの製造販売で繫盛することとなりました。

 1949年には「松尾糧食工業株式会社」を立ち上げます。(カルビー株式会社の創立)

 その後,1955年にカルシウムの「カル」,ビタミンB1の「ビー」を合わせた「カルビー」という社名が誕生しました。

(カルビーキャラメル)
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 広島市郷土資料館企画展展示資料の一部

 カルビーのミルクキャラメルとバラキャラには,おまけでカードも付いていたようです。

 やがてキャラメルの販売が低迷し,今度は米の代わりに小麦を使った「あられ」を作り,「かっぱあられ」として販売したところ,かっぱキャラクターの人気も手伝って,一気に人気商品となります。

(カルビー「かっぱあられ」と「かっぱ」シリーズ)
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広島市郷土資料館企画展展示資料の一部

 「黄桜」のかっぱと雰囲気が似ています。

 この「かっぱあられ」のシリーズとして誕生したのが,今も人気のスナック菓子「かっぱえびせん」です。

 カルビー株式会社は広島発祥の企業で,かつては宇品陸軍糧秣支廠の食肉処理場跡地に本社があったのです。


広島の缶詰業とアヲハタ株式会社

 明治に入ると,缶詰の製造技術を学んだ日本人が全国各地で缶詰製造を試みるようになります。


 広島でもそうした動きが起こり,広島は缶詰の食材(中国山地の牛,瀬戸内海の牡蠣,野菜,果実,山の幸(栗・タケノコ・松茸)など)が安価に集積される街であったことから,缶詰業が盛んになります。

(缶詰ラベル(大衆の友・ボイルド松茸・富国煮))
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 広島市郷土資料館企画展展示資料の一部

 「大衆の友」(まめと牛肉の煮物),「ボイルド松茸」,「富国煮」(牛レバーの醤油煮)の缶詰ラベルです。

 「大衆の友」のラベルには「これは まめと牛肉の煮合わせですが づいぶんおいしう御座いますね」という会話が記載されています。

 左から読むのに慣れてない私はつい「友の衆大」,「ドルイボ茸松」などと読んでしまいます(笑)

 広島では特に牛肉の缶詰が多く製造されました。

(缶詰ラベル(ふき・べいか・びわ))
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 広島市郷土資料館企画展展示資料の一部

 「ふき」,「べいか」(瀬戸内海で採れるイカ),「びわ」の缶詰ラベルです。

 私はとっさに「きぬ」,「かいべ」,「わび」と読んでしまいましたが…(笑)

 このように,当時は安価な(今は高価な)広島の食材が缶詰にされ,国内外で販売されたのです。

 こうした缶詰業の発展を一気に高めたのが,戦争による需要の拡大です。

 食品を長期に保存できる缶詰は,軍隊の携帯食として重宝されました。

 戦中,陸軍の第五師団,宇品陸軍糧秣支廠,海軍の呉鎮守府を擁した広島では,缶詰の需要が急速に伸びていったのです。

(空缶・糖度計・防衛食容器)
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 広島市郷土資料館企画展展示資料の一部

 防衛食容器は,戦中,空き缶が不足したことを受けての磁器製の容器です。

 紙製の容器まで作られたようです。

(缶詰工場(肉詰め作業))
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 広島市郷土資料館「陸軍の三廠~宇品線沿線の軍需施設~」p4 の一部を加工・引用

 缶詰工場で女性工員が肉詰めをされている様子です。手作業なのが印象的です。

(缶詰工場(箱詰め作業))
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 広島市郷土資料館「陸軍の三廠~宇品線沿線の軍需施設~」p4 の一部を加工・引用

 こちらは尋常缶詰の箱詰め作業の様子です。

 通常は高さ11.4cmの尋常缶詰が,戦時には容量の少ない高さ5.1cmの缶詰が使われたようです。

 広島市郷土資料館のすぐ近くに,当時の缶詰工場大煙突の基礎が保存されています。

(缶詰工場大煙突の基礎)
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 戦時中は,携帯に優れ,長期保存できることから,軍隊の携行食として缶詰や乾パンが活躍したようです。

(乾パン)
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 現在は災害対策食としても活躍する乾パンです。

 職場でカンパンの話をしていたら「カンパンマン」だと言われました(笑)

 広島の瀬戸内海地域では,みかんやレモンなど柑橘の栽培が盛んです。

 広島県竹原市忠海町でみかんの缶詰を製造し,全国展開されたのが「株式会社旗道園」,現在の「アヲハタ株式会社」です。

(アヲハタ印(ブルーフラッグ))
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 広島市郷土資料館企画展展示資料の一部

 アヲハタのシンボルマークは,イギリスの大学対抗ボートレースの応援旗に由来するといわれています。

(昔の「アヲハタ」ママレードの広告)
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 広島市郷土資料館企画展展示資料の一部

 昔の「アヲハタ」ママレードの広告です。

 朝のパンに,学校のお弁当に,午後のお茶に,とかしておいしい飲み物に…ママレードがいろんなシーンで活躍したことがわかります。

(アヲハタ缶詰再現品)
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 広島市郷土資料館企画展展示資料の一部

 みかん,マンダリンオレンジ,びわ,マスカット,洋梨,黄桃,イチジク,みつ豆,ビーフシチューと,様々な缶詰が販売されています。

 かつては缶詰が主力商品でしたが,現在ではびん詰のジャム・マーマレードが主力商品となっています。

 アヲハタ株式会社の前身となる株式会社旗道園を立ち上げた中島董一郎(なかしま とういちろう)は,留学先のイギリスやアメリカでマーマレードとマヨネーズに出会い,日本での商品化を目指しました。

 その後,彼はマヨネーズを製造する会社として「食品工業株式会社」を設立し,「キューピーマヨネーズ」というブランド名で販売します。

(発売初期のキューピーマヨネーズと発売当時の広告)
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 広島市郷土資料館企画展展示資料の一部

 現在のアヲハタ株式会社とキューピー株式会社には,このようなつながりがあるのです。


イカと広島

 広島のお好み焼には,イカ天(イカ天かす)が入れられます。

 イカ天は,スルメイカをローストし,薄く伸ばして油で揚げた珍味で,スナック菓子やお好み焼のトッピングとして幅広く愛用されています。

(スルメをのばす道具)
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 広島市郷土資料館企画展展示品の一部

(シリンダー・姿フライの金型・姿フライの材料とせんべい)
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 広島市郷土資料館企画展展示品の一部

 イカをプレスするシリンダー,イカの姿に成型する金型,姿フライの材料とせんべいの展示です。

 このイカ天(イカの姿フライ)の発祥地は広島で,全国で流通するイカ天の大多数が呉市や尾道市を中心とした広島県内のメーカーで製造されています。

 広島県のイカの水揚げ量は全国比でわずか0.1%ほどしかないにもかかわらず,イカ加工品の製造量は全国トップクラスとは,これいかに?

 広島とスルメイカのかかわりは,江戸時代の広島藩主・浅野斉賢(なりかた)の娘と,のちの対馬藩主・宗義和(よしなり)との縁組がきっかけで,広島と対馬の間で船による交易が行われるようになったことにさかのぼります。

 この際,広島は「漁師が多種多様な瀬戸内の水産資源を相手に,様々な漁法を習得していたにもかかわらず,漁村・漁船の数に比して漁場が狭かった」,一方の対馬は「周りに豊かな漁場がありながら漁業があまり盛んではなかった」ことから,対馬で広島の漁師がイカ漁などを行うようになり,スルメにして中国へ輸出されるようにもなりました。

 こうした歴史背景から,広島県でのイカ加工品の製造が増えていったのではないかと推測されています。

 一方で,広島は「昆布の佃煮」の生産量も全国トップです。

 広島でスルメイカや昆布の加工品の生産が多い理由として,広島が「西廻海運(北前船)」の寄港地だったことに由来するという説もあります。

 乾燥させたスルメや昆布は,軽くて持ち運びに便利で,傷みにくいというメリットがあることから,北前船の積み荷となり,各地で交易の商品となりました。

 こうした対馬や北前船との交流が,広島のイカ天や昆布加工品の生産に大きく関係していることは間違いありません。

(イカの姿フライ・イカ天の展示)
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 広島市郷土資料館企画展展示品の一部

 館内にイカの姿フライ・イカ天がずらりと展示されていました。

 「ああ,食べたくなってきた…」

(展示品の注意書き)
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 「当館では販売はしておりません。食べたくなったら,販売店へどうぞ。」

 はい,わかりました。

 後日,広島市内のスーパーマーケットへ行くと,たくさんのイカ天商品が販売されており,その圧倒的な商品数・陳列スペースに驚きました。


広島と海苔

 海苔の産地と言えば有明海沿岸が有名ですが,江戸時代後期から明治時代にかけては,江戸湾(下総・品川・大森など)での海苔養殖が盛んで,広島湾も一大生産地でした。

(明治24(1891)年全国の海苔生産順位)
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 明治24(1891)年には,全国で広島が海苔の生産第1位となっています。

(海苔の養殖に使われた道具)
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 広島市郷土資料館蔵

 戦後,工業化に伴い広島湾の埋め立てが進み,広島の海苔養殖は昭和31(1956)年をピークに減少していきますが,味付け海苔を中心とした海苔加工会社は広島に数多くあり,全国に出荷されています。

 最近では,広島から海苔の魅力を広く伝える活動もなされています。

 「広島青苔会(ひろしまあおごけかい)」発行の「わくわく海苔ノート」もその1つです。

(わくわく海苔ノート)
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 イメージキャラクターは「のり姫さま」です。

 「もしかしてノートの色は板海苔と同じ黒?」とノートを開いてみました。

(わくわく海苔ノート(内容))
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 さすがにノートは白い紙でした(笑)

 ノートの下部に「海苔の豆知識」が紹介されたノートです。

 広島には,贈答用,日常用,お土産用と様々な海苔商品があります。


まとめ

 明治以降の広島の食文化には次のような歴史的背景や特徴が大きくかかわっていると言えます。

①貧困で耕地・漁場が狭く,海外を含む県外へと進出・移住せざるを得なかった。

②穏やかな広島湾は,牡蠣や海苔の養殖が盛んになる一方,海軍の拠点ともなった。

③日清・日露戦争で宇品港が海外進出の拠点となって以来,広島は「軍都」として戦争の影響を強く受け,食文化においても,軍需品・捕虜がもたらした食文化・戦後(被爆後)の食糧難・軍用施設を背景に発展したものが多い。

④戦争の影響で製造業が栄え,食品加工産業が発展した。

⑤軍隊の食事がベースとなっているため,ボリュームがある食べ物が多い。

 食の具体例として,①はイカや広島菜,②は牡蠣や海苔,③は缶詰,肉じゃが,バウムクーヘン,ハム・ソーセージ,お好み焼,スナック菓子,④は缶詰やイカ天,⑤はお好み焼やメロンパンなどが該当します。

 こうした観点から広島のご当地グルメ,お土産コーナー,アンテナショップを巡ると,新たな発見があると思います。

<関連サイト>
 「広島市郷土資料館」(広島市南区宇品御幸二丁目6-20)
 「カルビー株式会社」(東京都千代田区丸の内1-8-3)
 「アヲハタ株式会社」(広島県竹原市忠海中町一丁目1-25)
 「広島青苔会」(広島海苔株式会社内事務局)

<関連記事>
 「のりのりそば -広島の生海苔と新潟の布海苔(ふのり)-
 「「ワルのりスナック」から広島弁を学ぶ

<参考文献>
 「陸軍の三廠~宇品線沿線の軍需施設~」広島市郷土資料館
 「廣島缶詰物語」広島市郷土資料館
 シャオヘイ「~お好み焼ラバーのための新教科書~熱狂のお好み焼」ザメディアジョン

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コメント

カルビーの発祥の地がどこだか考えたこともなかったですが、まさか広島とは!
カルビーにはスナック菓子のイメージしかないですが、過去にはキャラメルも販売していたんですねえ。意外。
まるか食品のイカ天瀬戸内れもん味はよく見かけます。まだ食べたことがないですが(^^;)
先日のデイリーポータルZに農業書だらけの本屋の話がありました。
https://dailyportalz.jp/kiji/only-one-nougyo-book-store
もしかしたらすでにご存じ(もしくは持っている)かもしれませんが、「日本の食生活全集」というのが、コウジ菌さんがお好きそうな気がしたので念のためお知らせしておきます(笑)

カルビーが広島発祥で、カルシウムの「カル」とビタミンB1の「ビー」を合わせて「カルビー」とは面白い(^.^)
だから広島のバレンタインフェスティバルで、ライバル湖池屋のカラムーチョを食べてはいけないのですね!
磁器の場合缶詰なのか瓶詰めなのか?
中身に違いがあるのでしょうか?
海苔といえば浅草海苔!上から読んでも山本山!下から読んでも山本山!
と思っていましたが、広島も波の静かなところですから海苔の養殖に適していますよね!
カレーは譲っていただいた様ですが、肉じゃがとお好み焼きは譲れませんね(^_^)

chibiaya 様

chibiayaさん,こんばんは。
いつもコメントいただき,ありがとうございます。

そうなんです。実はカルビーは広島発祥なのです。
広島限定のカルビー製品もあって,お土産にすることもあります。
そしてキャラメル。私もchibiayaさんと同じく,意外に思って記事で御紹介しました。
バンビとかかっぱのキャラクターが時代を感じさせます(笑)

イカ天瀬戸内れもん味,関東でも販売されているんですね。
イカ天にレモン,広島づくしのスナックです(笑)
もし召し上がる機会があれば,今回のお話を思い出してくださると幸いです。

神保町の農業書だらけの本屋,教えていただき,ありがとうございます。
ブログで何度か御紹介している魚柄仁之助さんの本が農文協から出版されているので,農文協は知っていましたが,農業の専門書を扱う本屋さんがあることは知りませんでした。
「日本の食生活全集」は図書館で読んだことがありますが,この本を活用すればよいことをすっかり忘れていました。
今度東京へ行ったら,本屋さんを訪ねてみたいと思います!
いつも情報をいただき,感謝しております。

なーまん 様

なーまんさん,こんばんは。
いつもコメントいただき,ありがとうございます。

カルビーのビーはビタミンB1なので,チョコレートのビタミンCを補うのは唐辛子入りの湖池屋のカラムーチョでいいと思いますよ。
ダメだと言ってないのに,いじわるなーまんさんったら…。笑い過ぎて苦しいです(笑)

磁器の場合,缶詰なのかびん詰なのか,磁器詰めと言うべきか。悩ましい問題ですが,じきに解決すると思います(笑)
密閉できないでしょうから,缶やびんに比べて日持ちしないでしょうね。何を入れても,間に合わせだったと思います。

上から読んでも山本山,下から読んでも山本山。
テレビコマーシャルでお馴染みのフレーズですね。
この前,東京・日本橋の高島屋へ行った際に山本山のお店を見つけ,同じフレーズが頭に浮かびました(笑)
広島湾は波が立つと珍しいぐらい穏やかな海で,かつては海苔の一大産地でした。
今も広島には海苔メーカーがたくさんあります。

軍隊からもたらされた食文化は,カレーライスもありましたね!
頭に浮かびませんでした。お示しくださり,ありがとうございます。
カレーは横須賀か呉か,肉じゃがは舞鶴か呉か,お好み焼は大阪か広島か,突き詰めると,両者で本当にケンカになりそうです(笑)

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