美術館とカフェ・レストランの魅力8 -おいしいボタニカル・アート記念講演会「おいしい植物」と人間の歴史・展示会特別メニュー-
広島県立美術館特別展「おいしいボタニカル・アート」
広島市中区上幟町にある「広島県立美術館」で特別展「おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」(2023年10月6日~11月26日)が開催されています。
(「おいしいボタニカルアート」チラシ(一部))
(広島県立美術館「おいしいボタニカルアート」チラシの一部を加工・引用)
この特別展では、イギリスのキュー王立植物園の協力を得て、野菜、果物、ハーブ、スパイスなどの植物画や、18~19世紀の食卓を飾った家具や食器、レシピなど約190点の作品が紹介されています。
また、11月18日には記念講演会も開催されました。
講師は京都大学准教授の藤原辰史先生で、テーマは「『おいしい植物』と人間の歴史-わたしたちを突き動かすものについて」です。
今回は,特別展「おいしいボタニカル・アート」の概要、広島県立美術館のティールーム「徒夢創家(トムソーヤ)」でいただいた展示会メニュー、そして藤原辰史先生の記念講演会で学んだことなどを御紹介します。
特別展「おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」
広島県立美術館にやってきました。
(広島県立美術館(全景))
美術館の玄関には、特別展「おいしいボタニカル・アート」や所蔵作品展「植物がアートになるとき」の案内もありました。
(特別展・所蔵作品展案内幕)
キャッチコピーは「眼で味わう、植物画の世界。」
気合いを入れて、植物画のフルコースを味わいつくしたいと思います。
特別展は、「食を支える人々の営み-農耕と市場」、「大地の恵み 野菜」、「イギリスで愛された果実-「ポモナ・ロンディネンシス(※)」」、「日々の暮らしを彩る飲み物」、「あこがれの果物」、「ハーブ&スパイス」、そして「ブレジア=クレイ家のレシピ帖と「ビートン夫人の家政読本」」で構成されています。
※「ロンドンの果物」という意味
イギリスのキュー王立植物園が所蔵する植物画や個人所蔵の植物画、さらにイギリスで使われた豪華な食器やレシピなども展示されていました。
かつて西洋絵画の世界では、歴史や宗教、神話画が格上、静物画や風景画は格下とする風潮があったようですが、その話だと植物画は格下扱いとなります。
にもかかわらず、なぜここまで多種多様な植物画が描かれ、保存されてきたのかが疑問でした。
その疑問は、植物画を鑑賞するうちに解決しました。
植物画は、植物学者やその学者のもとで働く画家によって描かれたものが多く、その絵もとても詳細に描かれたものばかりです。
これはきっと、国内外の様々な植物をまとめた植物図鑑を作る目的があったからでしょう。
例えば、次の「ザクロ」(キュー王立植物園所蔵)という作品を御覧ください。
(ザクロ(ゲオルグ・ディオニシウス・エーレット))
(広島県立美術館特別展展示作品)
ザクロの外見だけでなく、その中身や切り口による違いまで、パターン別に詳細に描かれています。
イギリスを中心としたヨーロッパに身近にある植物・果物のほか、遠く離れた南国の果物やハーブ・スパイスなども描かれていることから、植物研究のために植物画が描かれ、収集された一面があると思います。
また、周りに存在する植物が食べられるかどうか、薬となるかどうかといった実用的な面からもこうした植物画が描かれる必要があったのだと思います。
次に食器ですが、こちらはイギリスのアフタヌーン・ティーに代表される紅茶文化を中心とした豪華な食器やテーブル・セッティングが紹介されていました。
(18世紀末から19世紀初頭のティー・セッティング)
このティー・セッティングは、イギリスで「中期ジョージ王朝様式(ミッド・ジョージアン・スタイル)」や「摂政様式(リージェンシー・スタイル)」と呼ばれるものです。
赤い模様のティーカップ・ソーサーは、ウエッジウッドの「ジャパン・パターン」と呼ばれる模様で、日本の伊万里焼のような華やかなデザインとなっています。
(19世紀後半の「アーツ・アンド・クラフツ運動(芸術・社会運動)」時代のティー・セッティング)
こちらの写真のテーブル・セッティングは、人々の生活を美しく豊かなものにすることを目指した「アーツ・アンド・クラフツ運動(芸術・社会運動)」時代のものです。
ティー・セットはフォリー/シェリー製の「チューダー・アップル・パターン」と呼ばれるものです。
(「ビートン夫人の家政読本」とキャドバリーの広告)
こちらは「ビートン夫人の家政読本」で紹介されているテーブル・セッティングの図版ですが、私はその隣のキャドバリーココアの広告にも興味を持ちました。
(19世紀のテーブル・セッティング)
こちらは19世紀のテーブル・セッティングの例です。
豪華絢爛な世界を眼で味わいました。
展示会特別メニュー
ボタニカル・アートの世界を「眼で味わう」だけでなく、舌でも味わいましょう。
広島県立美術館のティールーム「徒夢創家(トムソーヤ)」で、今回の特別展にちなんだ特別メニューをいただきました。
(おいしいボタニカル・アート特別メニュー案内板)
今回の展示品の中で、一番熱心に鑑賞したのがこのメニュー案内板です(笑)
ミニ・アフタヌーンティーセットです。
(おいしいボタニカル・アート特別メニュー)
紅茶(ティーポット)、ショートブレッド(クッキー)、バニラアイス、ケーキ(ショコラフランボワーズ)のセットです。
(ショートブレッド・バニラアイス・ショコラフランボワーズ)
写真右下がショートブレッド、その左隣がバニラアイス、奥のショートケーキがショコラフランボワーズです。
ショートブレッドはスコットランドのウォーカー(Walkers)製で、チョコチップのショートブレッド(クッキー)でした。
「ショコラフランボワーズ」は、ベリー(フランボワーズ)のチョコレート・クリームと、板チョコレート、チョコレートクリームが層を成したオペラケーキでした。
紅茶はフレーバーティーの「アールグレイ」を選びましたが、お菓子と合わせる際には、このようなフレーバーティーもよく合います。
イギリス人がクセのある「ラプサンスーチョン」を好む理由もわかるような気がしました。
(藤原辰史先生の本とスペシャル・アールグレイティー)
これからの講演会に備えて講師の藤原辰史先生の本も読み、テンションを上げました。
記念講演会「『おいしい植物』と人間の歴史-わたしたちを突き動かすものについて」
藤原辰史先生は、魚柄仁之助先生と藤原辰史先生のオンライントークライブ「「コロナ後の食卓」を考える」を通じて知りました。
(農文協・パルシステム共同企画『かんがえるタネ』“世界が転換する時代の「台所サバイバル」”ダイジェスト版)
(生協パルシステム公式チャンネル)
食や農について研究されている藤原辰史先生にお会いし、直接お話を伺ってみたいという思いに「突き動かされ」、講演会に参加しました。
講演会の主な内容は、次のとおりです。
・太陽エネルギーと水と二酸化炭素でデンプンを作る植物は「生産者」であり、人間を含む動物は「消費者」である。やがて微生物・菌による「分解者」によって、再び「生産者」へ還元される。
・植物の特性は、①動く、②数打ちゃ当たる(花粉)、③非中央集権(部分的に切られても生き延びる)、④共生と共進化、⑤酸素を生み出す唯一のクリエーター、⑥太陽エネルギーと水と二酸化炭素でデンプンを生成すること。
・「コロンブスの交換」・「三角貿易(奴隷貿易)」など、植物をめぐるダークヒストリー(暗い歴史)がある。
・イギリスによる紅茶を求めたインドの植民地化や、日本による植民地(朝鮮・台湾等)でのジャポニカ米栽培の強制といった「エコロジカル・インペリアリズム」。
・それぞれの植物に見られる芸術的・美的要素(人の顔・姿に見える植物、対称性(非対称性)の美など)。
・コンサートや公演の参加費をお金ではなく現物の野菜でもらう「ギブミーベジタブル」という試み。
講演会の途中、スライドにいくつかの食の本が紹介され、藤原辰史先生から「この中で読んだことのある本がある方、おられますか?」、「おられなかったら私の勝ちです(笑)」という問いかけがありました。
お1人「砂糖の世界史」を読んだことがあるという方がおられました。
その後、「おられなかったら私の勝ちです」という言葉に「突き動かされ」(笑)、私も「「チョコレートの世界史」を読んだことがあります」とお話ししました。
藤原辰史先生は「おっ、それは嬉しいですねー。どんな内容でしたか?」と私にマイクを向けられました。
私は「カカオからチョコレートが作られる過程、三角貿易(奴隷貿易)の歴史、クエーカーの果たした役割、あとキットカットの話などもあって面白い本でした」とお答えしました。
「砂糖の世界史(川北 稔・岩波ジュニア新書)」、「チョコレートの世界史(武田尚子・中公新書)」、「茶の世界史(角山 栄・中公新書)」…これらの本に共通するのは植物を通じた暴力の歴史というものでした。
講演会の最後には、質疑応答の時間が設けられました。
たくさん出るようなら控えておこうと思ったのですが、皆さん割と遠慮がちな雰囲気だったので、私は勇気を出して質問しました。
「本日お話いただいた米とサツマイモの件についてお伺いします」
「まずは米についてです。私は今年3月に北海道の北広島市へ行きました。広島県からの移民が多かったところですが、その地で北広島市は寒冷な北海道で初めて稲作に成功した「北海道米発祥の地」であること、そして当初は赤米が使われたことを知りました。この北海道の赤米について御存知のことがあれば教えてください」
「次にサツマイモについてです。同じ北広島市にある農村レストランで様々な北海道の食べ物をいただきましたが、その中に北海道産サツマイモもありました。「えっ、北海道でサツマイモ?」と驚いたのですが、最近は北海道でもサツマイモが栽培されているのでしょうか」
この質問に対し、藤原辰史先生からは、
「北海道の赤米ですが、あまり聞いたことがありませんが、開拓民が何でも食べられるよう実験的に作ったのかも知れません」
「次に北海道産サツマイモのお話ですが、これも初めて聞きました。帯広畜産大学へ行った際、温暖化の影響について話題になりましたが、サツマイモもそうした影響を受けてのことかもしれません。北海道にも温暖化が進んだ結果なのでしょうね」
とお答えいただきました。
講演会終了後、藤原辰史先生に直接お会いし、お礼申し上げました。
とても有意義なひとときでした。
まとめ
広島県立美術館から眺めた秋の縮景園です。
(秋の縮景園(広島県立美術館からの眺め))
秋も深まり、赤く色づいた葉も見られました。
展示会グッズのショッピングも含め、朝から夕方まで美術館で過ごしました。
美術館を後にし、少し疲れたので広島市中心街のカフェに寄りました。
コーヒーを飲みながら、質問した北広島市の赤米について確認すべく、インターネットで検索しました。
すると北広島市が発祥の米は「赤米」ではなく「赤毛米(赤毛種)」との検索結果が出ました。
この赤毛米は「ゆめぴりか」や「ななつぼし」の先祖なのだとか。
それを知った瞬間、私は恥ずかしさと申し訳なさで顔が真っ赤になりました。
藤原辰史先生と100名近い聴講者に間違った話をしてしまった…。
藤原辰史先生と講習会に参加された皆様に深くお詫び申し上げます。
こんな失敗談も含めて、特別展「おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」で学んだことを御紹介しました。
この記事をきっかけに、食と植物について興味を持っていただけたら幸いです。
<関連サイト>
「広島県立美術館」(広島市中区上幟町2-22)
<関連記事>
「美術館とカフェ・レストランの魅力7 -「おいしいボタニカル・アート」おいしいコラボレーション・ホテルグランヴィア広島「サブール」-」
「北海道の食文化探訪1 -北広島市と広島のつながり・「くるるの杜」の農村レストラン・農畜産物直売所-」
<参考文献>
公式図録「おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物ものがたり」
池上英洋監修「マンガでわかる「西洋絵画」の見かた」誠文堂新光社
藤原辰史「縁食論-孤食と共食のあいだ」ミシマ社
武田尚子「チョコレートの世界史」中公新書
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全体的にシックで上品な印象を受けるのは、落ち着いた中間色でコーディネートされているからでしょうか^^
「おられなかったら私の勝ちです」と挑発された上「どんな内容でしたか?」とたたみかけられたら?
私ならしどろもどろになり恥をかくと思います(^_^;)
先生はきっと「コイツやるな!」と思われたでしょう!
さらに質疑応答で反撃(^.^)
先生も素直に知らないとお答えになるあたり、誠実なお人柄もあるでしょうが、一目置かれたのでは?
いつか食文化研究家として、三人で動画をあげてくださいませ(^_^)v
投稿: なーまん | 2023年11月19日 (日) 17時58分
ラプサンスーチョンという紅茶、初めて聞きました。
ラスプーチンみたい(笑)
世界で初めて作られた紅茶なんですねー。しかも中国。
一度飲んでみたいかも。
コウジ菌さんの食への好奇心・探求心にはつくづく脱帽します。
これをきっかけに藤原先生とのご縁が深まったりして?(笑)
投稿: chibiaya | 2023年11月19日 (日) 18時45分
なーまん 様
なーまんさん、こんばんは。
御旅行先からでしょうか。お気遣いいただき、恐縮です。ありがとうございます。
上品でシックなイメージは、おっしゃるとおり落ち着いた色と洗練されたデザイン、それに加えて植物の模様が多いこともあるように思います。
本の感想を述べた時も、質問した時も、実は自分の心臓音がドキドキ聞こえるほど緊張しました(笑)
でも食のことになると、どこからか勇気が湧いてくるのが不思議です。
私はしどろもどろになるどころか、間違ったことを言ってしまったのですから、どうしようもありません(^^ゞ
講演会終了後、藤原先生のもとに伺った時、藤原先生は私に「先程はちゃんとした回答にならなくてすみませんでした」とおっしゃいました。
それを聴いた私は、この人はとても誠実な方だと、とても好印象を持ちました。
この話も記事にしようかと思っていたのですが、さすがなーまんさん、お見通しですね!
なーまんさんのお人柄の良さも感じました。
藤原先生とまたお会いできる機会があればいいなと思っております。
投稿: コウジ菌 | 2023年11月19日 (日) 22時50分
chibiaya 様
chibiayaさん、こんばんは。
いつもコメントいただき,ありがとうございます!
細かい記事まで熟読していただき、とても嬉しいです。
ラプサンスーチョン、過去に記事にしたのですが、漢方薬か正露丸のような,スモーキーな香りが特徴です。
https://kojikin.air-nifty.com/blog/2015/11/---2899.html
紅茶専門店へ行けばあると思いますので、機会があればお試しください。
中国と言えば、確かにウーロン茶にも似ているかも。一度飲めば、強烈に印象に残る風味です(笑)
お菓子と一緒に飲むのが良いと思います。
今回、派手に間違えてしまいました(笑)
でもその分、私は理解が深まりましたし、記事にすることで皆さんとの共有も出来ました。
藤原先生に御挨拶した時、魚柄仁之助先生とのお話も少しだけさせていただきました。
またいつかお会いできる機会があればいいなと思っております。
投稿: コウジ菌 | 2023年11月19日 (日) 23時12分
植物画に、博物学の観点への重きに描かれたのはそうですね。
博物学とえば帝都物語でお馴染み^^の荒俣宏先生ですけれど、
荒俣先生の蔵書コレクションに植物の本は多く目につきます。
植物といえば、野菜も果物も、モチーフとしてデッサンを
いくども描きました~かつての受験で。有機物のモチーフとして基本みたいな。
メニュー案内板の鑑賞(笑)それもアートです~美や芸術は幅が広いんですから。
オペラケーキのオペラって名称の由来調べたんですけどおもしろいですね、
勉強になります。植物から作られる料理、料理を盛るためのうつわ、
食べるための室内空間、室内を飾るデザインに色々、そう繋がっている食の文化。
コウジ菌さんの記事に興味つきません。
投稿: サウスジャンプ | 2023年11月25日 (土) 21時45分
サウスジャンプ 様
サウスジャンプさん、こんにちは。
いつもコメントいただき,ありがとうございます<(_ _)>
おっしゃるとおり、植物画は芸術作品であると同時に、博物学の観点にも重きを置いて描かれたようです。
荒俣宏先生は、テレビでもお馴染みの顔ですが、植物の蔵書もたくさんお持ちなのですね。
そしてサウスさんは野菜や果物のデッサンを描かれた御経験があるのですね。スゴイです!
メニューや案内板の製作の方が、不特定多数の人々の興味や、お店の損得に直接影響する分、高い完成度が要求されるアートだと思います。
美術、博物学、お店のメニューや看板など幅広く「アート」としてとらえ、評価する姿勢は大切ですね。
オペラケーキのオペラはパリのオペラ座に由来するのでしょうか。
私はよく知らなかったのですが、今後、ケーキを見かけたら「オペラ鑑賞」しようと思います(笑)
勉強になりました。
食について興味を持ち、それが美術、植物学、博物学など様々なジャンルに飛び火していますが(笑)、それぞれが密接な関わりを持ち、世の中が成り立っているのは確かですね。
サウスさんからお話いただいた、植物・料理・器・室内空間・装飾・文化…といった相互の密接なつながりについても、改めて気付くことができました。
とても興味深いコメント、ありがとうございました。
投稿: コウジ菌 | 2023年11月26日 (日) 12時05分