バウムクーヘン博覧会2025 -ピースデイジー・koi-baum・バウムクーヘンBAR47・バウム投げ・ファイナルクーヘン総選挙 2025春-
バウムクーヘンの日とバウムクーヘン博覧会
バウムクーヘンで有名な「ユーハイム」の創業者、カール・ユーハイムは、日本軍の捕虜として現在の広島市南区似島の捕虜収容所に連行されたドイツ人で、彼の焼き上げたバウムクーヘンを広島県物産陳列館(現在の原爆ドーム)でお披露目したことにより、日本で初めてバウムクーヘンが知られることとなりました。
このお披露目をしたのが1919年3月4日のことで、これを記念して毎年3月4日は「バウムクーヘンの日」とされています。
そんなバウムクーヘンとゆかりのある広島で、今年も「バウムクーヘンの日」に近い2025年3月19日から24日にかけて「バウムクーヘン博覧会 2025」が開催されました。
(「バウムクーヘン博覧会 2025」ポスター)
そごう広島店の特設会場には、全国47都道府県、約150ブランドのバウムクーヘンがずらりと勢ぞろいしました。
(47都道府県バウムクーヘン販売コーナー(中部))
(47都道府県バウムクーヘン販売コーナー(関西))
全国各地のバウムクーヘンの販売をはじめ、全国47都道府県のバウムクーヘンの中から好きなバウムクーヘン5種を食べ比べることができる「バウムクーヘンBAR47」、バウムクーヘン博覧会限定トートバッグに6種類のバウムクーヘンが入った「バウムクーヘン詰め合わせセット」の販売、バウム投げ、ご当地バウムクーヘン日本一を決める「ファイナルクーヘン総選挙」、「バウミアン(名前に木の付く方)」対象のバウムルーレット挑戦など、バウムクーヘンにちなんだ様々なイベントが用意されていました。
こうしたイベントのいくつかを御紹介したいと思います。
「第1回バウムクーヘン アレンジレシピコンテスト」特別販売会
会場内に広島バウムクーヘン振興協議会のブースがあり、「第1回バウムクーヘン アレンジレシピコンテスト」で受賞したバウムクーヘンや広島銘菓などが販売されていました。
広島バウムクーヘン振興協議会は、「バウムクーヘンを広島の新名所に!」を合言葉に活動されている団体です。
(広島バウムクーヘン振興協議会販売ブースと「ピースデイジー」)
「第1回バウムクーヘン アレンジレシピコンテスト」で入賞された2種類のバウムクーヘンを御紹介します。
【ヒルトン広島「ピースデイジー」】
ヒルトン広島の「ピースデイジー」は、「第1回バウムクーヘン アレンジレシピコンテスト」で「最優秀賞」・「アイデア賞」を受賞したバウムクーヘンです。
「平和」や「希望」という花言葉を持つ花「デイジー(ヒナギク)」をイメージしたバウムクーヘンです。
(ピースデイジー)
ホワイトチョコレートで花びらが、黄色いマカロンで雌しべが、金粉で花粉がそれぞれ表現されています。
この「デイジー」がバウムクーヘンの上に飾られています。
(ピースデイジー(中身))
こちらは「デイジー」を取り外した様子です。
クッキー生地の土台に、クリームチーズムース(周辺部)とリンゴのコンポート(中心部)をのせ、その上に丸いミニバウムクーヘンを重ね合わせた構造になっています。
しっとりとしたバウムクーヘンに、さわやかな酸味のクリームチーズムースとリンゴのコンポートがよく合いました。
マカロンや金粉もトッピングされた豪華なバウムクーヘンです。
【広島大学教育学部人間生活系コース「koi-baum(恋バウム)」】
同じブースで、広島大学教育学部人間生活系コースの学生さんが「koi-baum(恋バウム)」を販売されていました。
(koi-baum(恋バウム)商品案内)
「働く女性を応援する ちょっとオトナなバウムクーヘン」
「東広島特産の酒粕と瀬戸田レモンの出会い」
広島の酒粕とレモンが出会い、恋をして誕生したお菓子というなのでしょう。
広島大学の女子学生さんが、「広島大学でーす」、「今日明日の期間限定でーす」と、私に「来い来い」と言わんばかりに明るく積極的に販売活動をされていたこともあり、「来いバウム」…ではなく「恋バウム」の3個セットを購入しました。
学生さんにお願いし、紹介文もいただきました。
(koi-baum(恋バウム)紹介文)
あんずジャムが使われていると紹介されていますが、広島県内でも、福山市田尻町で「あんず(杏)」が栽培されています。
(koi-baum(恋バウム)(包装))
バウムクーヘンの厚い層の間に、レモンゼスト(すりおろしたレモン果皮)がたくさん入っているのがわかります。
(koi-baum(恋バウム))
表面が厚いホワイトチョコレートでコーティングされ、そのホワイトチョコレートとバウムクーヘンの間にオレンジ色の甘酸っぱい「あんずジャム」がサンドされています。
これはレモンケーキからヒントを得た発想だと思います。
いただいてみると、想像以上にレモンと酒粕の風味を感じ、レモンゼストやアーモンドの粒々感もありました。
まさに「オトナ」のバウムクーヘンです。
次回は、発酵食を取り入れた「koji-baum」というバウムクーヘンを考案してください(笑)
全国のバウムクーヘン食べ比べ「バウムクーヘンBAR47」(1日目)
全国47種類の中から食べたいバウムクーヘンを5種選んで食べ比べができる「バウムクーヘンBAR47」が今年も開催されました。
全国の試食可能なバウムクーヘンが展示されており、その中から自分が興味を持った(食べてみたい)バウムクーヘンを5つ選んで試食できるというイベントです。
私は、次の5種類のバウムクーヘンを選びました。
北海道:「和創菓ひとひら」の「ひとめぐりバウム 結 MUSUBI ソフトクーヘン」
茨木県:「LA VOLO」の「モンコーネ」
福井県:「ポコアポコ」の「レアバウム」
広島県:「西洋菓子 無花果」の「廣島バウムクーヘン」
福岡県:「米粉バウムクーヘン工房 未来図」の「米粉バウムクーヘン(ハードタイプ)」
(バウムクーヘンBAR47(北海道・福岡・広島・福井・茨城))
写真右上の黄色いピックが刺してあるバウムクーヘンが北海道で、それから時計回りに福岡、広島、福井、茨城のバウムクーヘンとなります。
それぞれのバウムクーヘンを試食してみました。
【ひとめぐりバウム 結 MUSUBI ソフトクーヘン(和創菓ひとひら)】
北海道函館市「和創菓ひとひら」の「ひとめぐりバウム 結 MUSUBI ソフトクーヘン」です。
(ひとめぐりバウム 結 MUSUBI ソフトクーヘン・ホール(和創菓ひとひら))
所属は「ソフト党」です。
北海道産の甜菜糖・小麦(きたほなみ)・バターが使われています。
(ひとめぐりバウム 結 MUSUBI ソフトクーヘン・カット(和創菓ひとひら))
しっとり、ふんわりとしたバウム生地で、ほんのり洋酒の風味も感じました。
【モンコーネ(LA VORO)】
茨城県つくば市「LA VORO」の「モンコーネ」です。
(モンコーネ・ホール(LA VORO))
商品見本も名称も謎に包まれていたため、逆に興味を持って選びました。
所属は「グルテンフリー党」です。
「LA VORO」は米粉バウムクーヘン専門店で、グルテンフリーのバウムクーヘンを製造・販売されています。
(モンコーネ・カット(LA VORO))
しっかり、ザックリ、もっちりとした食感で、豊かなバター風味を感じました。
【レアバウム(ポコアポコ)】
福井県鯖江市「ポコアポコ」の「レアバウム」です。
(レアバウム・ホール(ポコアポコ))
所属は「トラディショナル党」です。
「直火炎の一本焼き製法」を受け継ぎ、一層一層、丁寧に焼き上げたトラディショナル(伝統的)なバウムクーヘンです。
(レアバウム・カット(ポコアポコ))
生クリームがたっぷり使われたレア(生)タイプのバウムクーヘンで、冷やした状態でいただきました。
層がかなりきめ細かく、とてもしっとりとしていて、まるでレアケーキのような珍しいバウムクーヘンです。
ここまできめ細やかでしっとりとしたバウムクーヘンは初めてでした。
【廣島バウムクーヘン(西洋菓子 無花果)】
広島市佐伯区「西洋菓子 無花果(いちじく)」の「廣島バウムクーヘン」です。
(廣島バウムクーヘン・ホール(西洋菓子 無花果))
所属は「ソフト党」です。
カステラのようなロングタイプのバウムクーヘンです。
(廣島バウムクーヘン・カット(西洋菓子 無花果))
レモンが使われ、表面にアイシングがなされた、「ウイークエンドシトロン(レモンケーキ)」のようなバウムクーヘンです。
スライスアーモンドの香ばしさとレモンの風味が楽しめる、手土産にもおすすめのバウムクーヘンです。
【米粉バウムクーヘン ハードタイプ(米粉バウムクーヘン工房 未来図)】
福岡市城南区「米粉バウムクーヘン工房 未来図」の「米粉バウムクーヘン(ハードタイプ)」です。
(米粉バウムクーヘン ハードタイプ・ホール(未来図))
所属は「グルテンフリー党」です。
お店ではソフトタイプとハードタイプの両方が用意されているようですが、今回はハードタイプをいただきました。
(米粉バウムクーヘン ハードタイプ・カット(未来図))
ゴツゴツ・ザックリとして、皮もしっかり弾力がある、ハードタイプ好きにはたまらないバウムクーヘンです。
ほんのりとしたバター風味も楽しめました。
全国のバウムクーヘン食べ比べ「バウムクーヘンBAR47」(2日目)
バウムクーヘン博覧会へは2日連続で通いました。
2日目は、次の5種類のバウムクーヘンを選びました。
山形県:「グルテンフリースイーツのCOMERU」の「お米のバウム(庄内産完熟メロン)」
福井県:「シュトラウス金進堂」の「ウィーン風バームクーヘン」
岐阜県:「広重スイーツマジック」の「魔法のバームクーヘン」
三重県:「トキノワ u.Baumkuchen」の「+キノワバウム ソフト」
沖縄県:「大家スイーツ工房」の「福ブラウン(沖縄黒糖のこだわりバウム)」
(バウムクーヘンBAR47(福井・沖縄・岐阜・三重・山形))
写真右上の緑色のピックが刺してあるバウムクーヘンが福井で、それから時計回りに沖縄、岐阜、三重、山形のバウムクーヘンとなります。
【お米のバウム 庄内産完熟メロン(グルテンフリースイーツのCOMERU)】
山形県酒田市「グルテンフリースイーツのCOMERU」の「お米のバウム 庄内産完熟メロン」です。
(お米のバウム 庄内産完熟メロン・ホール(グルテンフリースイーツのCOMERU))
所属は「グルテンフリー党」です。
庄内産のメロンと、山形県が誇るブランド米「はえぬき」の米粉を使用した、グルテンフリーのバウムクーヘンです。
メロンをイメージさせる緑色で、アイシングでメロンの皮の網目模様が描かれています。
(お米のバウム 庄内産完熟メロン・カット(グルテンフリースイーツのCOMERU))
しっとりした生地で、高級なメロンの香りがするバウムクーヘンです。
【ウィーン風バームクーヘン(シュトラウス金進堂)】
福井県越前市「シュトラウス金進堂」の「ウィーン風バームクーヘン」です。
(ウィーン風バームクーヘン・ホール(シュトラウス金進堂))
所属は「トラディショナル党」です。
数種類の秘伝の香辛料をブレンドし、昔ながらの製法で一層一層心を込めて焼き上げられたバームクーヘンです。
きれいな年輪が描かれたバームクーヘンで、側面にはアイシングがなされています。
(ウィーン風バームクーヘン・カット(シュトラウス金進堂))
しっとりとした生地で、ハーブ酒のようなさわやかな香りが感じられるバウムクーヘンです。
【魔法のバームクーヘン(広重スイーツマジック)】
岐阜県高山市「広重スイーツマジック」の「魔法のバームクーヘン」です。
(魔法のバームクーヘン・ホール(広重スイーツマジック))
所属は「フレーバー党」です。
飛騨高山のえごま味噌にキャラメルコーティングをした新感覚のご当地バームクーヘンです。
(魔法のバームクーヘン・カット(広重スイーツマジック))
表面に飴のようなカリカリのキャラメル(カラメル)コーティングがなされていますが、バームクーヘンは対照的にしっとりとして、とても柔らかく、まるでカラメルプリンをいただいているかのようでした。
【+キノワバウム ソフト(トキノワ u.Baumkuchen)】
三重県津市「トキノワ u.Baumkuchen」の「+キノワバウム ソフト」です。
(+キノワバウム ソフト・ホール(トキノワ u.Baumkuchen))
所属は「ソフト党」です。
「+キノワ」の「+」は、10という意味の「十(とお)」で「トキノワ」と読め、「キノワ(木の輪)」には「バウムクーヘン」という意味も含められているところが面白いです。
原材料には、津市のブランド卵、三重県産の小麦(アヤヒカリ)、北海道の甜菜糖、ドイツ産のマジパンローマッセ(アーモンドと砂糖のペースト)などが使われています。
(+キノワバウム ソフト・カット(トキノワ u.Baumkuchen))
生地がとてもきめ細やかでやわらかい、カステラのようなバウムクーヘンです。
【福ブラウン(沖縄黒糖のこだわりバウム)(大家スイーツ工房)】
沖縄県名護市「大家スイーツ工房」の「福ブラウン(沖縄黒糖のこだわりバウム)」です。
(福ブラウン(沖縄黒糖のこだわりバウム)・ホール(大家スイーツ工房))
所属は「ソフト党」です。
多良間島産の黒糖が使われた、こだわりバウムクーヘンです。
(福ブラウン(沖縄黒糖のこだわりバウム)・カット(大家スイーツ工房))
層が厚く、生地に黒糖が練り込まれた、カステラのようなバウムクーヘンです。
ほのかな黒糖風味が楽しめる、しっとりやわらかなバウムクーヘンです。
全国の様々なバウムクーヘンをいただきましたが、遊び心いっぱいの商品もありました。
(食べられないバウムクエヘン(BUNACO))
青森県弘前市「BUNACO(ブナコ)」のバウムクーヘンの形をしたティッシュボックス「食べられないバウムクエヘン」です。
青森県産のブナの木が使用されています。
美味しそうだけど、「クエヘン(関西弁で「食べられない」)」商品です(笑)
青森県:「BUNACO」の「食べられないバウムクエヘン」
いろんなバウムクーヘンがあるものですね。
バウム投げ
バウムクーヘン形の輪っかで輪投げをし、輪が入るとバウムクーヘンなどがプレゼントされる「バウム投げ」に挑戦しました。
Aコースは1回(3投)100円で、輪っかを3投して1つでも入ればミニサイズのバウムクーヘンが、Bコースは1回(3投)500円で、3つすべての輪っかが入ればホールサイズのバウムクーヘンがプレゼントされるイベントです。
私がスタッフの方に「Bコースにチャレンジしたい」ことをお伝えすると、「もう一度御説明します」と、Bコースのチャレンジを再考するよう促されました。
Bコースは値段が高くて、なおかつ、3つすべての輪っかを入れないとバウムクーヘンのプレゼントが貰えないからです。
それでも私はあえてBコースにチャレンジしました。
(バウム投げ)
前の人の様子を見ていると、間近から投げることができるので、これなら狙えると思ったのです。
(バウム投げの輪(バウムクーヘンの輪))
バウムクーヘン形の輪っかを持ってみると、輪は軽くて大きく、これなら楽にクリアできると思いました。
そこで、いざチャレンジしてみると…一旦は輪が入るのですが、輪が軽いので、ビヨーンと跳ね返って再び外に飛び出してしまうケースが多く、結局3投のうち1つしか入りませんでした。
Bコースの参加賞(残念賞)として、バウムクーヘン博覧会のオリジナルトートバッグをいただきました。
(オリジナルトートバッグ)
失敗しても、何かもらえるだろうと少し期待していましたが(笑)
ファイナルクーヘン総選挙 2025春
バウムクーヘン博覧会会場内で「ファイナルクーヘン総選挙 2022春(神戸・広島・札幌)」が実施されていました。
(ファイナルクーヘン総選挙 2025春(神戸・広島・札幌)ポスター掲示場)
有権者の1人として、投票所へ行きました。
文字の大きさ・フォント・色、ポスター掲示板のデザインなど、すべてがリアルです。
ファイナルクーヘン総選挙ということで、実施主体は「最終年輪選挙管理会」となっています。
受付で投票用紙と鉛筆をお借りし、投票用紙に「バウム党」・「エントリーナンバー」・「推しコメント」を記入しました。
(ファイナルクーヘン総選挙・投票用紙)
記入した投票用紙を投票箱へ入れ、投票を終えました。
投票所を出る際、選挙管理委員会の方からバウムクーヘン博覧会の記念品をいただきました。
マグネットクリップか付箋(ふせん)のいずれかを選べたので、私はマグネットクリップをいただきました。
(マグネットクリップ)
総選挙でどんな結果が出るのか楽しみです。
まとめ
久しぶりにバウムクーヘン博覧会に参加しましたが、今回も盛りだくさんの内容で、バウムクーヘンの世界を楽しむことが出来ました。
伝統的な製法によるバウムクーヘン、地元食材を取り入れたバウムクーヘン、フォトジェニックなバウムクーヘン、フルーツを使ったバウムクーヘン、高級食材を使ったバウムクーヘン、AIバウムクーヘン職人が焼いたバウムクーヘンなど、日本のバウムクーヘンはどんどん広がりを見せていますが、今回特によく見かけたのが「グルテンフリーバウムクーヘン」でした。
時代の変化や多様な食のニーズに対応したバウムクーヘンが登場していることを実感しました。
<関連サイト>
「バウムクーヘン博覧会」(バウムクーヘン博覧会実行委員会)
「広島バウムクーヘン振興協議会」
<関連記事>
「「バウムクーヘン博覧会 2017」 -広島からはじまる日本のバウムクーヘンの歴史-」
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