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2025年8月10日 (日)

秋田と青森を結ぶリゾート列車「リゾートしらかみ」の魅力 -オムレツ雪人参ビーフシチュー弁当・立佞武多どら焼き-

秋田と青森を結ぶリゾート列車「リゾートしらかみ」

 2025年3月、秋田と青森を結ぶリゾート列車「リゾートしらかみ」に乗車しました。

 2018年3月にも乗車したことがあり、今回が2回目です。

 「リゾートしらかみ」は、奥羽本線(秋田駅-東能代駅、弘前駅-青森駅)と五能線(東能代駅-川部駅)を走るリゾート列車です。

(五能線沿線マップ)
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 (「絶景に逢いに行く 五能線の旅」JR東日本秋田支社・五能線沿線連絡協議会を一部加工・引用)

 雄大な白神山地や日本海の絶景を楽しみながら、秋田県と青森県の観光地へ移動することができます。

 全車指定席(禁煙)ですが、快速列車扱いなので、乗車券と指定席券のみで乗車することができます。

 私は秋田・弘前・青森エリアが2日間乗り降り自由となるフリーきっぷ「五能線フリーパス」を利用して、お得に旅を楽しみました。

 それでは、秋田・青森エリアをゆっくり旅するような気持ちでお付き合いください。


秋田駅と「リゾートしらかみ1号」

 秋田市内で一泊し、朝8時19分発の「リゾートしらかみ1号」に乗車すべく、秋田駅へ向かいました。

(秋田駅)
Photo_20250720103401

 秋田駅連絡通路で、「ようこそ秋田へ!」と秋田犬が歓迎する広告フラッグを見つけました。

(秋田駅連絡通路・「ようこそ秋田へ!」秋田犬広告フラッグ)
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 駅構内には、「なまはげ」飾りと秋田新幹線「こまち」模型が展示されていました。

(秋田駅・「なまはげ」飾りと秋田新幹線「こまち」模型)
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 「悪い子はいねがー」

 私に向かってそう言われているようで、思わず目をそらしてしまいました(笑)

 出発時刻の少し前にホームへ行くと、すでに「リゾートしらかみ1号」が待機していました。

(リゾートしらかみ1号(くまげら編成)・秋田駅)
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 今回の列車は「くまげら編成」です。

 「クマゲラ」と呼ばれる鳥(キツツキの仲間)にちなんだ名称で、赤色と黄色を基調としたカラフルな列車です。

(「リゾートしらかみ1号」ドア付近)
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 ひととおり列車を眺めたあと、乗車しました。

(リゾートしらかみ(くまげら編成)座席)
Photo_20250810140402

 ワインレッドの高級感ある座席です。

 やがて出発時刻を迎え、リゾートしらかみ1号は静かに出発しました。


東能代駅・あきた白神駅(ハタハタ館)・ウェスパ椿山駅

 列車は奥羽本線を走り、五能線の起点・東能代駅に到着しました。

(東能代駅)
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 しばらく停車時間があったので、列車を降りて東能代駅を散策しました。

 秋田県能代市は、能代科学技術高校(能代工業高校)をはじめとする強豪バスケットボールチームを有する「バスケの街」です。

(「ようこそ バスケの街 能代へ」バスケットゴール)
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 駅のホームにはバスケットゴールが用意されており、シュートを体験することが可能です。

 駅舎には、能代七夕(のしろたなばた)で登場する、高さ日本一の城郭型灯籠の「愛季(ちかすえ)」の模型が展示されていました。

(能代七夕「愛季」(模型))
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 色彩豊かで立派な大灯籠です。

 再び列車に乗り、青森を目指しました。

 途中、東八森駅付近から目の前に海が広がりました。

 あきた白神駅では、車窓ごしに「八森いさりび温泉ハタハタ館」が見えました。

(あきた白神駅・八森いさりび温泉ハタハタ館)
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 「八森いさりび温泉ハタハタ館」は、温泉・レストラン・休憩施設・売店などを有する施設で、看板の「ぶりこ」(ハタハタの卵)にも興味を持ちました。

 列車は海岸線に沿って走り、最初の絶景ポイントに近づきました。

(絶景ポイント・大間越街道(岩館駅-大間越駅))
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 秋田県と青森県の県境付近にある「大間越街道(おおまごしかいどう)」です。

 すぐ目の前に広がる絶景を楽しみました。

 ゆっくりと鑑賞できるよう、列車はしばらく速度を落として走行されました。

 絶景ポイントを過ぎると、列車は再び加速して海岸沿いを走行しました。

 ウェスパ椿山駅に到着しました。

(ウェスパ椿山駅と物産館コロボックル)
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 物産館コロボックルの建物が見えました。


深浦駅の「オムレツ雪人参ビーフシチュー弁当」

 列車は順調に北上し、深浦駅に到着しました。

 深浦駅は、秋田駅と青森駅を結ぶ「リゾートしらかみ号」のほぼ中間地点にあたり、この駅で青森駅から秋田駅を目指す「リゾートしらかみ2号」と行き違いとなります。

 五能線は単線なので、行き違いのための停車時間が設けられています。

 私もこの停車時間を利用して下車しました。

 事前にモバイルオーダーでお弁当を注文し、この深浦駅で受け取ることになっていたからです。

 用意されたお弁当を無事受け取ることができるのか、期待と不安を胸にホームに降り立ちました。

(深浦駅ホーム・モバイルオーダー「ごのたび」商品販売)
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 ホームで買い物かごを持ったお店の方が待っておられました。

(深浦駅ホーム・モバイルオーダー「ごのたび」商品受け取り)
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 お店の方に電子チケットをお見せして、無事お弁当を受け取れました。

 ホッと安心していると、向かいのホームに「リゾートしらかみ2号」がやってきました。

 すると、お店の方もクルッと180度向きを変え、今度は「リゾートしらかみ2号」のお客さんにお弁当を手渡しておられました。

(深浦駅ホーム・リゾートしらかみ2号とモバイルオーダー「ごのたび」商品販売)
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 なるほど、実に効率が良い(笑)

 列車の席に戻り、ビニール袋からお弁当を取り出しました。

(セイリング「オムレツ雪人参ビーフシチュー弁当」(包装))
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 青森県深浦町の特産「ふかうら雪人参」を使った「オムレツ雪人参ビーフシチュー弁当」です。

 「なんだ、この海苔は?」

(JR東日本秋田支社キャラクター「つがにゃん」海苔)
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 JR東日本秋田支社の「meet the heart」キャラクター「つがにゃん」がプリントされた海苔が付いていました。

 「津軽のにゃんこ」です。

 お弁当を開けました。

(セイリング「オムレツ雪人参ビーフシチュー弁当」)
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 ごはんの上に、半熟のオムレツとビーフシチューがかけられたお弁当です。

 千切りのキャベツと人参、そしてマカロニサラダが添えられていました。

 ビーフシチューには、大きめにカットされた「ふかうら雪人参」と牛肉がたっぷり入っていました。

 雪の中でじっくり糖分を蓄えた人参は、とても甘くフルーティーで、主役級の美味しさでした。

 デザートとして、青森のりんごも入っていました。

(青森りんご(うさぎりんご))
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 つがにゃん、りんごを隠しちゃダメだよ(笑)

 「さすが青森のりんご」と思うほど、甘くて美味しかったです。


絶景ポイント(海岸線・千畳敷)

 深浦駅を過ぎると、再び絶景ポイントを迎えました。

(絶景ポイント・海岸線(深浦駅-広戸駅))
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 絶景を眺めながらの食事は最高でした。

 続いて、列車が千畳敷駅に着くと、間近に千畳敷海岸を眺めることができました。

(絶景ポイント・千畳敷(千畳敷駅付近))
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 鉛色の空に雪が舞い、荒々しい岩に白波が立つ景色は、私がいつも眺めている瀬戸内海の景色とは異なるものでした。


五所川原の「立佞武多どら焼き」・北金ヶ沢駅

 深浦駅からお店の方が乗車され、地元の工芸品や特産品を車内販売されました。

 私は青森県五所川原市の「立佞武多どら焼き」を購入しました。

(五所川原「立佞武多どら焼き」(3個セット))
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 写真左の赤いパッケージが、果皮だけでなく果肉まで赤い品種「御所川原(赤~いりんご)」のあんが入ったどら焼き、写真右の2個が「ふじ」のあんが入ったどら焼きです。

 いずれも甘酸っぱいりんごあんがたっぷり入った美味しいどら焼きでした。

(北金ヶ沢駅ホーム・電車接近電光表示器)
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 「リゾートしらかみ1号」は順調に津軽平野を走りました。


津軽三味線生演奏

 やがて1号車の一番前(運転席の真後ろ)から、津軽三味線の音が聞こえてくるようになりました。

 これから津軽三味線の生演奏が始まる合図です。

 次第に乗客も1号車に集まってきました。

 私は1号車の後ろの席から生演奏を鑑賞しました。

(津軽三味線生演奏)
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 津軽三味線は、京都・祇園のお座敷で流れるようなゆっくり、おしとやかな三味線とは逆に、ハイテンポで、荒々しく、力強いのが特徴です。

 この津軽三味線の音色が、津軽の雪や荒々しい海、そして岩木山(津軽富士)の景色と見事に一致し、感動を与えてくれました。


五所川原駅到着

 津軽三味線の生演奏が終わり、しばらくすると、「リゾートしらかみ1号」は五所川原駅に到着しました。

(リゾートしらかみ1号(くまげら編成)・五所川原駅)
Photo_20250810144501

 私はこの駅で下車し、「リゾートしらかみ1号」とお別れしました。

(五所川原駅(JR)と津軽五所川原駅(津軽鉄道))
Photo_20250810144601

 写真手前がJR五所川原駅のホーム、写真奥の青い屋根が津軽鉄道・津軽五所川原駅のホームです。

 朝、秋田駅を出発して、五所川原駅まで約4時間。

 リゾート列車の旅を満喫することが出来ました。


<関連サイト>
 「五能線リゾートしらかみの旅」(JR東日本秋田支社)
 「リゾートしらかみ(のってたのしい列車)」(JR東日本)
 「食べ物屋 セイリング」(青森県西津軽郡深浦町大字深浦字苗代沢78-34)
 「ふかうら雪人参」(農事組合法人舮作興農組合)
 「立佞武多どら焼き」(「JIN CARE」青森県五所川原市本町6)

<関連記事>
 「秋田と青森を結ぶリゾート列車「リゾートしらかみ」の魅力 -ジョイフルキャンディー・マグカツドック-

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コメント

秋田名物八森ハタハタ 男鹿で男鹿ぶりコ アーソレソレ♪
ここがあの有名な秋田音頭の冒頭で歌われる八森ですか!
途中下車できないのがちょっぴり残念^o^
モバイルオーダーというのは、21世紀の駅弁という感じで新鮮でした!
これなら売れ残りも無さそうですし、買う方もホカ弁が食べられそうですね(^.^)v
津軽三味線は厚木基地の太鼓ショーでもBGMで流れていましたから、アメリカ人
にも人気なんだと思います^o^
快速列車扱いでも、リゾート列車は鈍行が良いですね(^_^)

なーまんさん、こんばんは。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。

ハァー、秋田音頭で唄われているんですね。
ありがとうございます。ネット動画を鑑賞し、初めて知りました。
こうした唄の存在を知らずに、ひたすら撮影した所を御紹介したまでですが、なーまんさんからいただいた情報で、見事につながりました!
とても勉強になりました。深くお礼申し上げます。
能代市はバスケットボールだけでなく、春慶や桧山納豆なども有名なのですね。

モバイルオーダーのお弁当、おっしゃるとおり、温かいお弁当でした。
深浦駅だけでも10名近くの乗客が購入しておられました。
売れ残りもないし、お客さんの財布のひもも緩むんですよ(笑)

津軽三味線、以前御紹介いただいた、厚木基地のショーでも流れたんですね。
曲のテンポが速く、勇壮な津軽三味線の音色は、アメリカ人ウケするジャパニーズミュージックなのでしょうね。

リゾート列車は、車窓からの景色が優先なので、少し豪華な列車で、非電化区間や赤字路線を、のんびりと、地元の応援・協力を得ながら走るのが、かえって好条件になるように思います。
地方路線や地域活性化のためにも、こうしたリゾート列車が増えれてくれたらいいなと思います。

4時間というと、東京から広島・新山口に行くのと同じぐらいの時間ですね。
新幹線で長距離をピューッと移動するのもいいですが、時間をかけてゆっくり移動するのも贅沢でいいですね。
ふかうら雪人参のどら焼きがあったらいいのに~と思っちゃいました。

chibiaya 様

chibiayaさん、おはようございます。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。

そうです。4時間というと、東京から広島へ新幹線や飛行機で行くのとほぼ同じ時間となります。
終点の青森まで乗り続けたら、約5時間になり、東京から博多へ新幹線で行けちゃいます。
「乗ってたのしい列車」なので、ゆっくりの方がいいんです(笑)

ふかうら雪人参のどら焼き、そうですね、こういうスイーツ系のお土産になる商品があればいいですね。
あんこやキャロットケーキが作れるほど甘みもありますので。
同じ青森には「味噌バターカレー牛乳どらやき」もあるので、
https://kojikin.air-nifty.com/blog/2018/06/---453c.html
いろんなどら焼きがあれば楽しいですね。

五能線、乗り鉄の方々にはたまらない線の一つかなと(個人的にもそう)。
リゾートしらかみに「くまげら」編成、先頭車両の色彩デザインに実際観たなら
かなりインパクトありそう。冬場の雪に白色が基調の世界にぐっと映える存在感。
五能線といえば、木造駅。とてもワンダーな、遮光器土偶の駅。停車しても駅の外には
出られないから眺めることできないんですよねきっと。。。

サウスジャンプ様

サウスさん、こんばんは。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。

五能線のこと、お詳しいですね!
ローカル線ですが、車窓から絶景が眺められ、車内イベントもあり、しかも快速(特急料金不要)なので、乗り鉄にも人気の列車です。

くまげらのカラフルなボディは、真っ白な雪に映えますね。
そして、木造駅。そうそう、サウスさんにご紹介いただいた遮光器土偶で有名な駅ですよね!
東能代駅のように停車時間を長くして、見学出来ればいいのですが…

サウスさんらしい、センスの光るコメント、ありがとうございました。

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