« 2025年8月 | トップページ | 2025年10月 »

2025年9月

2025年9月28日 (日)

北海道の食文化探訪7 -北海道函館市・ラッキーピエロの「チャイニーズチキンバーガー・ラキポテ・ウーロン茶」とカリフォルニアベイビーの「シスコライス」-

 2025年3月9日、北海道函館市を訪問しました。

 函館市電の谷地頭行きに乗り、函館ベイエリアに近い十字街電停で下車しました。

(函館市電(十字街電停))
Photo_20250928105501

 今回は、函館ベイエリアにある函館のご当地料理を御紹介します。


ラッキーピエロの「チャイニーズチキンバーガー」

 函館市のベイエリアにある「ラッキーピエロ・ベイエリア本店」に伺いました。

(ラッキーピエロ・ベイエリア本店)
Photo_20250928105601

 「ラッキーピエロ」は、地元では「ラッピ」の愛称で親しまれているハンバーガーレストランチェーンです。

 北海道函館市を中心とした道南エリアに店舗を展開されています。

 ラッキーピエロ・ベイエリア本店の隣には、「やきとり弁当」が看板商品の「ハセガワストア・ベイエリア店」がありますが、こちらのお店も道南エリアで店舗展開されているコンビニエンスストアです。

(ラッキーピエロ・オリジナルドリンク自動販売機)
Photo_20250928110001

 こちらはラッキーピエロのオリジナルドリンク(ラッキーガラナ・ラッキーパワー888・ミルクコーヒー)の自動販売機です。

 ラッキーピエロのお店は函館市内のあらゆるところで見かけました。

 賑やかな外観なので、ワクワクしながらお店に入りました。

(ラッキーピエロ店内)
Photo_20250928110201

 メニューを拝見すると、トップに「ダントツ人気ナンバーワンセット」というセットがあったので、こちらを注文しました。

(ダントツ人気ナンバーワンセット)
Photo_20250928110301

 「ダントツ人気ナンバーワンセット」は、ハンバーガーでダントツ人気ナンバーワンの「チャイニーズチキンバーガー」、サイドオーダーでダントツ人気ナンバーワンの「ラキポテ」、ソフトドリンクでダントツ人気ナンバーワンの「自家製新鮮本物ウーロン茶」を一度に味わえるお得なセットです。

 「チャイニーズチキンバーガー」は、鶏の唐揚げ(竜田揚げ)とレタスに、たっぷりのマヨネーズをかけてバンズではさんだバーガーです。

 鶏の唐揚げは揚げたてパリパリで、甘辛く味付けされていました。

 甘辛い唐揚げとマヨネーズソースの相性も抜群で、人気ナンバーワンの理由がわかるような気がしました。

 「ウーロン茶」は、高級鉄観音が使われた、毎朝沸かしたての新鮮ウーロン茶です。

 続いて「ラキポテ(ラッキーフライドポテト)」をいただきました。

 フライドポテトにホワイトソースと粉チーズがまぶされていました。

 カップから取り出してみると…

(オリジナルラキポテ)
Photo_20250928111001

 何と、中にデミグラスソースまでかけられていました。

 思わず「ラッキー!」と言いたくなるほど、お得感満載のフライドポテトでした。


カリフォルニアベイビーの「シスコライス」

 続いて、同じベイエリアで営業されている「CALIFORNIA BABY(カリフォルニアベイビー)」に伺いました。

(カリフォルニアベイビー店舗)
Photo_20250928111201

 地元では「カリベビ」という愛称で呼ばれているようです。

 カリフォルニアの雰囲気が伝わってくるような建物です。

 店内もアメリカンダイナーのような内装となっています。

 こちらのお店の看板メニュー「シスコライス」を注文しました。

(シスコライス)
Photo_20250928111401

 「シスコライス」は、バターピラフの上にフランクフルトのような太いグリルソーセージを2本のせ、濃厚なミートソースをたっぷりかけた料理です。

 お店のオーナーがサンフランシスコでボートレースの選手をしていた時に食べた「まかない飯」をアレンジされた料理とのことです。

 バター風味のピラフに濃厚なミートソースが加わると、美味しさが一段と増しました。

 また、グリルしたフランクフルトと挽き肉たっぷりのミートソースを一緒にいただくと、肉がたっぷりで、とても贅沢な気持ちになりました。

 食事を終え、お店を出てすぐ近くの坂を登ってみました。

 上から函館の街を眺めると、目の前に函館の観光写真でよく目にする光景が広がりました。

(函館・八幡坂)
Photo_20250928111701

 海に向かって真っすぐ道が続いており、その先には青函連絡船・摩周丸が見えました。

 この写真の場所が撮影スポットとなっており、観光客が横一列になって写真撮影されていました。

(函館ハリストス正教会)
Photo_20250928111801

 こちらは日本初のロシア正教会の聖堂「函館ハリストス正教会」です。

 どこで何を食べるかばかり考え、観光スポットのことはほとんど考えていませんでしたが、偶然にも函館らしい観光スポット巡りを楽しむことができました。


まとめ

 ベイエリアの海に沿って、歩いて函館駅へ向かいました。

(函館ベイエリア・レンガ造り倉庫)
Photo_20250928112001

(BAYはこだて・運河)
Photo_20250928112101

 金森洋物館内に、クリスマスカード専用ポストが設置されていました。

(金森赤レンガ倉庫クリスマスカード専用ポスト)
Photo_20250928112102

 クリスマスカードに切手を貼って投函すると、クリスマスに郵送されるとありました。

 「これは面白い!」と思い、館内のショップでクリスマスカードを購入し、専用ポストの目の前にある郵便局で切手も購入して、自宅宛てにクリスマスカードを投函しました。

 クリスマスが楽しみです(笑)

(函館朝市エリア)
Photo_20250928112301

(函館駅)
Photo_20250928112401

 函館駅前から函館空港連絡バスに乗って、函館空港へ向かいました。

(函館空港連絡バス)
Photo_20250928112501

 函館空港から羽田空港経由で広島空港まで戻りました。

(函館空港・JAL586便)
Photo_20250928112502

 今回の旅は、広島空港から羽田空港乗り継ぎで山形の庄内空港へ行き、鶴岡駅(山形)から秋田駅までは「特急いなほ」を利用し、秋田駅から五所川原駅(青森)までは「リゾートしらかみ」を利用し、新青森駅から新函館北斗駅までは「北海道新幹線」を利用し、函館空港から羽田空港乗り継ぎで広島空港へ戻るというルートでした。

(フライト一覧(広島・羽田・庄内・函館))
Photo_20250928132601

 ものすごく考えたルートのように思われるかも知れませんが、実は東北方面への割安のフライトを探した結果、このようなルートになったものです。

 2泊3日(2025年3月7日~9日)の東北・北海道旅行。

 タイトでしたが、とても充実した食のフィールドワークができました。


<関連サイト>
 「ラッキーピエロ」(ベイエリア本店 北海道函館市末広町23-18 ほか)
 「カリフォルニアベイビー」(北海道函館市末広町23-15)

<関連記事>
 「北海道の食文化探訪6 -道南で愛される豚肉の「やきとり」・ハセガワストアの「やきとり弁当」-

2025年9月21日 (日)

リトアニア料理の特徴と主な料理 -クゲリス・黒パン(ライ麦パン)・カーシャ・ビーツのサラダ・ティンギニス-

リトアニアの食文化

 東京で世界の朝食が味わえるお店「TASTE THE WORLD(テイスト・ザ・ワールド)」。

 2025年8月・9月限定の朝ごはんは「リトアニアの朝ごはん」です。

 リトアニアはバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の中で最も南に位置する国です。

(リトアニア)
Photo_20250921062001
 (帝国書院ウェブサイト・世界白地図・ヨーロッパを引用・一部加工)

 主な食材は、大麦、ライ麦、ジャガイモ、ビーツ、きのこ、ベリー(ブルーベリー、ラズベリー)、蜂蜜、肉、乳製品です。

 特に18世紀後半にもたらされたジャガイモは、日常的に食べられるようになり、様々なレシピが発達しました。

 ジャガイモを茹でる、焼く、煮るだけでなく、すりおろして調理するのもリトアニア料理の特徴です。

 ジャガイモをすりおろすのは大変な力仕事ですが、現代のリトアニアの家庭にはジャガイモ専用の電動すりおろし機があり、日本の炊飯器のように、一家に一台の調理器具となっています。


リトアニアの朝ごはん

 「TASTE THE WORLD 外苑前店」を訪問すると、お店にリトアニアの国旗が飾られていました。

(TASTE THE WORLD 外苑前店)
Photo_20250921063101

 今回お店で御用意いただいたリトアニアの朝ごはんプレートがこちらです。

(リトアニアの朝ごはんプレート)
Photo_20250921063401

 リトアニアの代表的な料理、クゲリス、黒パン(ライ麦パン)、カーシャ、ビーツのサラダが盛り付けられたプレートです。

 それでは順に料理を御紹介します。


【クゲリス】

 「クゲリス」は、すりおろしたジャガイモをオーブンで焼き上げたジャガイモのパンケーキです。

 リトアニアを代表する伝統的なジャガイモ料理です。

(クゲリス)
Photo_20250921063901

 玉ねぎと角切りベーコンで仕上げたサワークリームソースが、クゲリスにたっぷりかけられています。

(クゲリス(中身))
Photo_20250921064801

 ジャガイモのデンプンと水分により、もっちりとした、やわらかい蒸しパンのような食感でした。

 ほどよい塩気の効いたサワークリームソースとの相性もよく、メインディッシュとしてもいただける料理でした。


【黒パン(ライ麦パン)】

 リトアニアでは、ライ麦から作られる「黒パン」が好んでよく食べられます。

 黒パンは日々の食卓の主役で、昔から様々な儀式や祭事にも用いられてきました。

(黒パン(ライ麦パン))
Photo_20250921070101

 サワー種で発酵させているため、ほのかな酸味があります。

 そのまま食べると少しパサつき感がありますが、ヘンプシードバター(麻の実入りバター)を塗っていただくことで、より食べやすく、美味しさも増しました。


【カーシャ】

 「カーシャ」は、穀物の「お粥」です。

 そば、小麦、大麦、オート麦など様々なカーシャがあります。

(カーシャ)
Photo_20250921071001

 今回いただいたカーシャは、「そばの実のカーシャ」で、ガーリックバターが添えられていました。

 やわらかく煮込まれたそばの実を、スプーンですくっていただきました。

 口の中でプチプチと弾ける食感を楽しみました。

 リトアニアには、水から煮込んだカーシャのほか、牛乳、バター、砂糖、ジャムなどで味付けしたカーシャもあり、甘いカーシャはこどもたちに人気があるようです。


【ビーツのサラダ】

 リトアニアでは、ビーツがよく食べられます。

 そのビーツを使ったサラダをいただきました。

(ビーツのサラダ)
Photo_20250921073601

 角切りのビーツのほかに、角切りのジャガイモ、ニシン、ピント豆(うずら豆)を混ぜ合わせたサラダです。

 ただ、すべての食材がビーツの赤色に染まっているため、ビーツだけのサラダに見えてしまいますが(笑)

 さらにビーツの食感は、少しかために茹でたジャガイモの食感とよく似ているため、実際に食べてもビーツとニシンだけのサラダだと勘違いしそうです。

 ビーツのほんのりとした甘さと酢漬けニシンの酸味が絶妙な、ポテトサラダのような料理です。

 ロシアには「毛皮のコートを着たニシン」と呼ばれるビーツと酢漬けニシンのサラダがありますが、これとよく似た料理だと思いました。


ティンギニス

 デザートとして「ティンギニス」をいただきました。

(ティンギニス)
Photo_20250921075101

 「ティンギニス」は、砕いたクッキーと練乳、ココア(チョコレート)、バターなどを型に流し込み、冷やし固めたお菓子です。

 簡単に作れることから、「怠け者」を意味する「ティンギニス」と呼ばれるようになりました。

 今回のティンギニスには、クッキーのほかにベリーやクルミも加えられ、赤スグリの甘酸っぱいソースが添えられていました。

 冷やし固めたクッキー入りの生地はとてもかたく、フォークで一口サイズに切るのが大変でした。

 隣の席のお客さんに飛ばしてしまうのではないかとヒヤヒヤしながら(笑)、フォークで切り分けました。

 クッキーのザクザク感と、キャラメルチョコバーのようなネッチリ感が合わさった、リトアニアで人気のお菓子です。


<関連サイト>
 「TASTE THE WORLD」(東京都渋谷区神宮前3-1-23-1F(外苑前店)ほか)

<関連記事>
 「リトアニアのお菓子 -Sesame Bars(セサミバー)-
 世界の料理については,当ブログ「食文化関連記事一覧表・索引」の「各国料理の特徴と主な料理」も御参照ください。

<参考文献>
 「TASTE THE WORLD」リトアニア料理紹介リーフレット
 沼野恭子編「世界を食べよう!東京外国語大学の世界料理」東京外国語大学出版会
 地球の歩き方編集室「世界のグルメ図鑑」Gakken
 地球の歩き方編集室「世界のお菓子図鑑」Gakken

2025年9月14日 (日)

北海道の食文化探訪6 -道南で愛される豚肉の「やきとり」・ハセガワストアの「やきとり弁当」-

青森から北海道新幹線で函館へ

 2025年3月に青森県内各地(五所川原市、弘前市、黒石市、青森市)を訪問しました。

 青森市内のホテルに宿泊した翌朝、青森駅から新青森駅へ向かいました。

(青森駅・青い森鉄道・青森ベイブリッジ)
Photo_20250914114001

 こちらの写真は、青森駅で出発を待つ「青い森鉄道」の列車です。

 列車の車体の至る所に「青い森鉄道」のイメージキャラクター「モーリー」が描かれているかわいい列車です。

 背景には青森ベイブリッジも見えます。

 私は向かいのホームに入線した奥羽本線の列車に乗って、新青森駅へ向かいました。

 新青森駅に着くと、早朝ということもあり、人の姿はまばらでした。

(新青森駅・北海道新幹線発車標)
Photo_20250914114101

 北海道方面への1番列車「はやて91号」に乗って新函館北斗を目指します。

(新青森駅・はやて91号・新函館北斗行)
Photo_20250914114201

 出発時刻の少し前に出発ホームに着くと、はやて91号が入線していました。

 2号車(指定席)に乗車したところ、新青森発の早朝便ということもあり、乗客は私1人でした。

(北海道新幹線・E5系・2号車・車内)
Photo_20250914114301

 普通車指定席ですが、高級感のある車内です。

 高校生の時に在来線で青函トンネルを渡って以来、人生2回目となる青函トンネル通過に心躍りました。

 青函トンネル手前で、新幹線がこれから青函トンネルに入る旨のアナウンスが流れました。

 かつて営業されていた竜飛海底駅や吉岡海底駅を見ることができるかもと思っていたのですが、北海道新幹線開通により両駅が廃止され、新幹線で素早く通過する今となっては確認すらできませんでした。

 やがて列車がトンネルを抜け出て目の前が明るくなったことで、北海道に上陸したことを知りました。

(新幹線車内から眺めた風景・木古内駅付近)
Photo_20250914114501

 「北海道の大地にやってきた」という感動を覚えました。

 実際は青森県側とそんなに違いはないのでしょうが…。

 約1時間で新函館北斗(しんはこだてほくと)駅に到着しました。

(北海道新幹線・新函館北斗駅ホーム)
Photo_20250914114502

 青森県側、北海道側ともに、陸地を走る距離が長いこともあり、新幹線でも意外と時間がかかるものだなというのが感想です。

 函館市に向かうため、「はこだてライナー」に乗り換えました。

(はこだてライナー・新函館北斗駅ホーム)
Photo_20250914114601

 「はこだてライナー」は、新函館北斗駅と函館市内を結ぶアクセス列車です。

 車体に紫色のラインが入っていますが、これは北海道のライラック、ルピナス、ラベンダーを想起させる「彩香パープル」と呼ばれる色で、JR北海道が使用する新幹線「H5系」に合わせて採用されています。

 「はこだてライナー」に乗り、五稜郭駅へ向かいました。


ハセガワストアの「やきとり弁当」

 五稜郭駅で下車し、歩いて五稜郭へ向かいました。

 五稜郭駅という名称ですが、実際には五稜郭までかなりの距離があります。

 五稜郭手前にある「ハセガワストア五稜郭店」に伺いました。

(ハセガワストア五稜郭店)
Photo_20250914114701

 「ハセガワストア」は、北海道函館市で創業し、「ハセスト」の愛称で親しまれているコンビニエンスストアです。

 北海道函館市・北斗市・七飯町(ななえちょう)に店舗展開されています。

 手作り総菜が充実したコンビニエンスストアで、看板商品は「やきとり」・「やきとり弁当」です。

 北海道の道南では「やきとり」の肉として「鶏肉」ではなく「豚肉」が使われることが多いのですが、ハセガワストアの「やきとり」も豚肉がメインとなっています。

 「ハセスト」の「やきとり弁当」を味わうべく、お店に入りました。

 店内には、やきとり実演販売コーナーが併設されており、お店の方がやきとりを焼いておられました。

(やきとり実演販売コーナー)
Photo_20250914115801

 「やきとり屋さんを備えたコンビニエンスストア」という印象です。

 やきとりコーナーへ行き、口頭で「やきとり弁当」を注文しようとすると、「注文内容を書いた注文書で注文してください」とお願いされました。

(やきとり弁当・やきとり ご注文書)
Photo_20250914133701

 やきとり弁当のサイズ(小・中・大)、味(たれ・塩・塩だれ・うま辛・みそだれ)、数量を記入し、お店の方にお渡しする注文方法です。

 やきとり単品もこの注文書で注文します。

 私はやきとり弁当の「小(やきとり3本)」・「たれ(甘い醤油だれ)」で注文しました。

(やきとりを焼く様子)
Photo_20250914133801

 「やきとり」や「つくね」が焼かれています。

 「つくね」は合鴨のつくねで、さすがに豚肉ではありませんでした(笑)

 実は豚肉だけでなく、「とり肉」、「とり皮」、「とり軟骨」など鶏肉のメニューも充実しています。

 そして、やきとりの「かくし味」として、やきとりに霧吹きで「はこだてわいん(赤ワイン)」が吹きかけられていました。

 出来上がりを待つ間、店内を見て歩きましたが、美味しそうな総菜やパンがたくさん並べられ、お手頃な値段で販売されていました。

 しばらくして、注文した「やきとり弁当」が出来上がりました。

 お店の窓側にあるイートインでいただくことにしました。

(やきとり弁当(テイクアウト))
Photo_20250914134101

 フタには、やきとりを焼く「ぶたちゃん」が描かれています。

 フタを開けてみました。

(やきとり弁当(串))
Photo_20250914134102

 海苔を敷いたごはんの上に、串刺しのやきとりが3本のせられていました。

 この「やきとり弁当」には、ハセガワストアおすすめの食べ方(やきとり弁当「通」の食べ方)があります。

 それは、①容器の端の溝(ミゾ)に串をのせ、②再度フタをかぶせ、③フタを手で押さえつつ、もう一方の手で串をクルクル回しながら引き抜き、④フタを開けて食べるというものです。

(やきとり弁当(串を容器から出した様子))
Photo_20250914135601

 串を赤い矢印のように回しながら引くと、簡単に肉やネギを串から外すことができるのです。

(やきとり弁当(串抜き・紅しょうが追加))
Photo_20250914135701

 紅しょうがを添えて、いただきました。

 出来たて、アツアツなのが何より嬉しいところです。

 豚肉は、表面はこんがりと、中は柔らかくジューシーに焼かれていました。

 醤油だれは、かくし味の赤ワインが加えられたことにより、とろみが増し、より深い甘さとコクを感じました。

 コンビニエンスストアというより、やきとり屋さんのお弁当と言ってもいいような気がします。

 食事を終え、お店を出る時も、やきとりコーナーではお店の方が絶え間なく「やきとり」を焼いておられました。

 あらかじめテイクアウト用に注文されるお客さんも多いようです。

 お店の入口には、「ハセストグッズ」のコーナーもあり、「やきとり弁当」にちなんだ筆記具、マグネット、Tシャツなど様々なグッズが販売されていました。

 地元の人々に愛されるコンビニエンスストアだなと思いつつ、お店を後にしました。

 その後、五稜郭タワーに寄り、お土産コーナーやアトリウムを見て回りました。

(土方歳三ブロンズ像)
Photo_20250914140101

 五稜郭タワーのアトリウムに展示されている土方歳三(ひじかたとしぞう)のブロンズ像です。

 新選組副長から旧幕府軍陸軍奉行並に転じ、新政府軍と戦った人物です。

 お土産コーナーにも、土方歳三にまつわるグッズがたくさん販売されていました。

 函館観光の際に、近くのハセガワストアで「やきとり弁当」を味わうのもおすすめです。


<関連サイト>
 「ハセガワストア」(五稜郭店 北海道函館市五稜郭町4-1 ほか)

2025年9月 7日 (日)

ビッグ錠先生の世界18 -アルスノーバでの再会、東京・上野「レストランじゅらく」の「たれカツ重」と「あんみつ みはし」の「あんみつ」-

アルスノーバでマスター・常連メンバー・ビッグ錠先生と再会

 2025年8月22日に東京都・神奈川県を訪問しました。

 渋谷駅から東急東横線、東急・相鉄新横浜線、相鉄本線、相鉄いずみ野線経由で湘南台駅に到着しました。

(そうにゃんだい駅)
Photo_20250907143301

 サーフボードで波に乗って楽しんでいる「そうにゃん」(相模鉄道キャラクター)です。

 湘南台駅の駅番号は「SO37」なのに、「そうにゃんだい駅」の駅番号は「SO28」となっています。

 相鉄の路線図を確認すると、20番台の駅番号はなく、「そうにゃんだい駅」のみの駅番号となっていました。

 これは「SO28」が「そーにゃん」と読めることから設定された特別な駅番号のようで、「にゃんだそーか」と思いつつ、湘南台の街へ繰り出しました。

 常連メンバーで占い師の溢風花さんとお会いし、再会を祝して軽くお酒を飲んでから、2人で湘南台のバー「アルスノーバ」を訪問しました。

 マスターが「あっ、来たね」と温かく迎えてくださいました。

 「何飲む?」と聞かれ、すでにカクテルを1杯飲んできた私は、申し訳ないと思いつつ最初から「ジンジャーエール」を注文しました。

 お酒に弱いので、カクテル1杯飲むだけで精一杯にゃんだい(笑)

(ジンジャーエール)
Photo_20250907143701

 カウンター席でマスターや常連さん達と楽しく会話しながらいただくドリンクは最高です。

 しばらくして、突然、ビッグ錠先生がお店に来店されました。

 それに続くように、漫画飯再現料理のズボラさんも来店されました。

 マスターがあらかじめビッグ錠先生とズボラさんに、今晩私が来ることを伝えてくださっていたのです。

 誕生日が間近だったこともあり、とても幸せな気持ちになりました。

 マスターやビッグ錠先生、常連の皆さんと再会を祝し、乾杯したのちに会話を楽しみました。

 ビッグ錠先生から「明日はどこへ行くの?」と尋ねられたので、「上野へ行き、東京国立博物館の特別展「江戸☆大奥」を鑑賞しようと思います」とお答えすると、ビッグ錠先生は上野にまつわるお話をしてくださいました。

 昭和の歌謡界を代表する歌手・三橋美智也さんが北海道から上京された際、上野の「食堂デパート聚楽(じゅらく)」で初めてカツ丼を食べ、「東京にはこんなに美味しいものがあるんだ」と感動されたというお話です。

 私にとって三橋美智也さんと言えば「斎太郎節(さいたらぶし)」です。

(斎太郎節(宮城県民謡))

 (YouTube「三橋美智也-トピック」の斎太郎節(宮城県民謡))

 ビッグ錠先生が大好きな歌で、私の地元(広島市)の鮮魚店でもバックミュージックとしてよく流されている歌だからです。

(ビッグ錠先生と大漁歌い込み(斎太郎節))
Photo_20250907144801
 「石巻カレー全集3 食堂パレスの黄色いレトロカレー」パッケージから一部引用

 「♪まつしぃまぁーの サァーヨォー」

 このマンガと同様に、私がビッグ錠先生に「斎太郎節」をお披露目しました(笑)

 その後、ビッグ錠先生から「明日、上野へ行くなら「じゅらく」に寄ってみるといい」とお話があり、せっかく機会なので、行ってみることにしました。

 マスターが絶妙なタイミングで、コーヒーを淹れてくださいました。

(アルスノーバ特製コーヒー)
Photo_20250907150501

 ビッグ錠先生、ズボラさん、溢風花さん、マスター、夜遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました。


東京・上野「レストランじゅらく」の「たれカツ重」

 翌日、東京・上野を訪問しました。

 JR上野駅不忍口前の交差点から「レストランじゅらく」と「アメ横商店街」が見えました。

(JR上野駅不忍口前交差点(レストランじゅらく・アメ横商店街))
Photo_20250907151301

 上京した三橋美智也さんの気持ちで、「エンヤードット、エンヤードット」とテンションを高めながら、お店に近づきました。

(レストランじゅらく上野駅前店)
Photo_20250907151501

 「じゅらく」の看板の下には「東京名物 総本店直営」と記載されています。

(じゅらく店舗・メニュー(上野と言えばじゅらくです))
Photo_20250907151601

 上野には「レストランじゅらく」のほか、「酒亭じゅらく」、「串揚げじゅらく」など聚楽グループのお店が数多くあり、「上野と言えばじゅらく」となっています。

 かつては上野駅前に「聚楽台」という大型レストランがあったようで、ビッグ錠先生はこちらのお店の思い出もおありかも知れません。

(上野・聚楽台(1990年代))
1990
 (株式会社聚楽・2024年12月17日プレスリリース資料から一部引用)

 現在のお店のお話に戻ります。

 お店の前に料理のサンプルが展示されていました。

(レストランじゅらく・サンプルケース)
Photo_20250907152101

 洋食、中華、和食、デザートと、人気料理が勢ぞろいです。

 お店に入ると、2階のテーブル席を御案内いただきました。

(メニュー表・調味料セット・カトラリーケース)
Photo_20250907153601

 和洋中揃った数々の人気料理、お店の設備、お客さんの様子などから、「昔から地元で愛され続けているファミリーレストラン」だと思いました。

 メニューでカツ丼をみると、トンカツを卵でとじた「ロースかつ重」と、トンカツにソースをかけた「たれカツ重」の2種類が提供されていることがわかりました。

 「卵とじカツ重かソースカツ重か」

 しばらく悩みましたが、「カツ丼の発祥は1921(大正10)年に早稲田高等学院の学生だった中西敬二郎がカツレツを米飯の上にのせ、ソースをかけたソースカツ丼」とされている話を思い出し、物珍しさも手伝って「たれカツ重」を注文しました。

 しばらくして、「たれカツ重」が運ばれてきました。

(たれカツ重)
Photo_20250907153901

 ごはんの上に千切りキャベツを敷き、その上にたれをたっぷり浸み込ませたトンカツをのせた「たれカツ重」です。

 味噌汁と漬物がセットになっています。

(たれカツと青のり)
Photo_20250907154001

 このお店のカツ重の特徴は、「たれカツ」に青のりがたっぷりかけられていることです。

 醤油ベースの甘辛いたれの浸み込んだ和風の「たれカツ」に、青のり特有の鮮やかな磯の香りが加わった、珍しい風味のカツ重でした。

 「へぇー、東京にはこんなカツ丼(重)があるんだ」と、上京されたばかりの三橋美智也さんと同じような感動を体験しました。


あんみつ みはし

 カツ重を味わった後、上野の街を散策しました。

 すると、上野公園前の交差点付近で、人が並んでいるお店がありました。

 何のお店だろうとお店を見渡すと、あんみつのお店でした。

 あんこ好きの私にはとても魅力的なお店です。

 しかも店名が「みはし」です。

(あんみつ「みはし」上野本店)
Photo_20250907154701

 これぞまさに上野の「みはし蜜屋(三橋美智也)だ」と、私も列に加わりました。

 順番がきて席を御案内いただきました。

 メニューを見たところ、「あんみつ」と「みつ豆」があったり、寒天・豆・蜜のシンプルな「豆かん」があったりと、どれも魅力的でしたが、初めてということもあり、お店の看板メニューの「あんみつ」を注文しました。

(あんみつ)
Photo_20250907160001

 甘く煮た赤えんどう豆と寒天に黒蜜がたっぷりと注がれ、こしあん、求肥(白いお餅)、みかんがのせられた「あんみつ」です。

(みはしのあんみつ(説明書き))
Photo_20250907160201
 (あんみつ みはしリーフレットから一部引用)

 豆かんに羊羹のような「こしあん」がのせられているところが、あんこ好きにはたまりません。

 沖縄で黒糖入りの「ぜんざい(かき氷)」を食べ、黒糖と煮豆の相性の良さ・美味しさを知った私は、黒蜜が使われた煮豆の味にも感動しました。

 上野本店では、熱い「おしるこ」も1年を通して提供されているので、「おしるこ」好きの方にもおすすめです。


 ビッグ錠先生から伺った三橋美智也さんのお話をきっかけに、上野でカツ重とあんみつをいただくことができました。


<関連サイト>
 「ズボラの漫画飯再現料理」(ずぼら料理研究家)
 「レストランじゅらく 上野駅前店」(東京都台東区上野6-11-11)
 「あんみつ みはし」(東京都台東区上野4-9-7)

<参考文献>
 岡田哲「明治洋食事始め」講談社学術文庫

« 2025年8月 | トップページ | 2025年10月 »

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック

2026年2月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
無料ブログはココログ