« リトアニア料理の特徴と主な料理 -クゲリス・黒パン(ライ麦パン)・カーシャ・ビーツのサラダ・ティンギニス- | トップページ | 魚柄仁之助先生の世界8 -魚柄先生の御自宅訪問(梅酒の梅・酢漬けビーツ・ビーツ葉の佃煮・薄切り干し大根煮・しそ塩・ミョウガ)- »

2025年9月28日 (日)

北海道の食文化探訪7 -北海道函館市・ラッキーピエロの「チャイニーズチキンバーガー・ラキポテ・ウーロン茶」とカリフォルニアベイビーの「シスコライス」-

 2025年3月9日、北海道函館市を訪問しました。

 函館市電の谷地頭行きに乗り、函館ベイエリアに近い十字街電停で下車しました。

(函館市電(十字街電停))
Photo_20250928105501

 今回は、函館ベイエリアにある函館のご当地料理を御紹介します。


ラッキーピエロの「チャイニーズチキンバーガー」

 函館市のベイエリアにある「ラッキーピエロ・ベイエリア本店」に伺いました。

(ラッキーピエロ・ベイエリア本店)
Photo_20250928105601

 「ラッキーピエロ」は、地元では「ラッピ」の愛称で親しまれているハンバーガーレストランチェーンです。

 北海道函館市を中心とした道南エリアに店舗を展開されています。

 ラッキーピエロ・ベイエリア本店の隣には、「やきとり弁当」が看板商品の「ハセガワストア・ベイエリア店」がありますが、こちらのお店も道南エリアで店舗展開されているコンビニエンスストアです。

(ラッキーピエロ・オリジナルドリンク自動販売機)
Photo_20250928110001

 こちらはラッキーピエロのオリジナルドリンク(ラッキーガラナ・ラッキーパワー888・ミルクコーヒー)の自動販売機です。

 ラッキーピエロのお店は函館市内のあらゆるところで見かけました。

 賑やかな外観なので、ワクワクしながらお店に入りました。

(ラッキーピエロ店内)
Photo_20250928110201

 メニューを拝見すると、トップに「ダントツ人気ナンバーワンセット」というセットがあったので、こちらを注文しました。

(ダントツ人気ナンバーワンセット)
Photo_20250928110301

 「ダントツ人気ナンバーワンセット」は、ハンバーガーでダントツ人気ナンバーワンの「チャイニーズチキンバーガー」、サイドオーダーでダントツ人気ナンバーワンの「ラキポテ」、ソフトドリンクでダントツ人気ナンバーワンの「自家製新鮮本物ウーロン茶」を一度に味わえるお得なセットです。

 「チャイニーズチキンバーガー」は、鶏の唐揚げ(竜田揚げ)とレタスに、たっぷりのマヨネーズをかけてバンズではさんだバーガーです。

 鶏の唐揚げは揚げたてパリパリで、甘辛く味付けされていました。

 甘辛い唐揚げとマヨネーズソースの相性も抜群で、人気ナンバーワンの理由がわかるような気がしました。

 「ウーロン茶」は、高級鉄観音が使われた、毎朝沸かしたての新鮮ウーロン茶です。

 続いて「ラキポテ(ラッキーフライドポテト)」をいただきました。

 フライドポテトにホワイトソースと粉チーズがまぶされていました。

 カップから取り出してみると…

(オリジナルラキポテ)
Photo_20250928111001

 何と、中にデミグラスソースまでかけられていました。

 思わず「ラッキー!」と言いたくなるほど、お得感満載のフライドポテトでした。


カリフォルニアベイビーの「シスコライス」

 続いて、同じベイエリアで営業されている「CALIFORNIA BABY(カリフォルニアベイビー)」に伺いました。

(カリフォルニアベイビー店舗)
Photo_20250928111201

 地元では「カリベビ」という愛称で呼ばれているようです。

 カリフォルニアの雰囲気が伝わってくるような建物です。

 店内もアメリカンダイナーのような内装となっています。

 こちらのお店の看板メニュー「シスコライス」を注文しました。

(シスコライス)
Photo_20250928111401

 「シスコライス」は、バターピラフの上にフランクフルトのような太いグリルソーセージを2本のせ、濃厚なミートソースをたっぷりかけた料理です。

 お店のオーナーがサンフランシスコでボートレースの選手をしていた時に食べた「まかない飯」をアレンジされた料理とのことです。

 バター風味のピラフに濃厚なミートソースが加わると、美味しさが一段と増しました。

 また、グリルしたフランクフルトと挽き肉たっぷりのミートソースを一緒にいただくと、肉がたっぷりで、とても贅沢な気持ちになりました。

 食事を終え、お店を出てすぐ近くの坂を登ってみました。

 上から函館の街を眺めると、目の前に函館の観光写真でよく目にする光景が広がりました。

(函館・八幡坂)
Photo_20250928111701

 海に向かって真っすぐ道が続いており、その先には青函連絡船・摩周丸が見えました。

 この写真の場所が撮影スポットとなっており、観光客が横一列になって写真撮影されていました。

(函館ハリストス正教会)
Photo_20250928111801

 こちらは日本初のロシア正教会の聖堂「函館ハリストス正教会」です。

 どこで何を食べるかばかり考え、観光スポットのことはほとんど考えていませんでしたが、偶然にも函館らしい観光スポット巡りを楽しむことができました。


まとめ

 ベイエリアの海に沿って、歩いて函館駅へ向かいました。

(函館ベイエリア・レンガ造り倉庫)
Photo_20250928112001

(BAYはこだて・運河)
Photo_20250928112101

 金森洋物館内に、クリスマスカード専用ポストが設置されていました。

(金森赤レンガ倉庫クリスマスカード専用ポスト)
Photo_20250928112102

 クリスマスカードに切手を貼って投函すると、クリスマスに郵送されるとありました。

 「これは面白い!」と思い、館内のショップでクリスマスカードを購入し、専用ポストの目の前にある郵便局で切手も購入して、自宅宛てにクリスマスカードを投函しました。

 クリスマスが楽しみです(笑)

(函館朝市エリア)
Photo_20250928112301

(函館駅)
Photo_20250928112401

 函館駅前から函館空港連絡バスに乗って、函館空港へ向かいました。

(函館空港連絡バス)
Photo_20250928112501

 函館空港から羽田空港経由で広島空港まで戻りました。

(函館空港・JAL586便)
Photo_20250928112502

 今回の旅は、広島空港から羽田空港乗り継ぎで山形の庄内空港へ行き、鶴岡駅(山形)から秋田駅までは「特急いなほ」を利用し、秋田駅から五所川原駅(青森)までは「リゾートしらかみ」を利用し、新青森駅から新函館北斗駅までは「北海道新幹線」を利用し、函館空港から羽田空港乗り継ぎで広島空港へ戻るというルートでした。

(フライト一覧(広島・羽田・庄内・函館))
Photo_20250928132601

 ものすごく考えたルートのように思われるかも知れませんが、実は東北方面への割安のフライトを探した結果、このようなルートになったものです。

 2泊3日(2025年3月7日~9日)の東北・北海道旅行。

 タイトでしたが、とても充実した食のフィールドワークができました。


<関連サイト>
 「ラッキーピエロ」(ベイエリア本店 北海道函館市末広町23-18 ほか)
 「カリフォルニアベイビー」(北海道函館市末広町23-15)

<関連記事>
 「北海道の食文化探訪6 -道南で愛される豚肉の「やきとり」・ハセガワストアの「やきとり弁当」-

« リトアニア料理の特徴と主な料理 -クゲリス・黒パン(ライ麦パン)・カーシャ・ビーツのサラダ・ティンギニス- | トップページ | 魚柄仁之助先生の世界8 -魚柄先生の御自宅訪問(梅酒の梅・酢漬けビーツ・ビーツ葉の佃煮・薄切り干し大根煮・しそ塩・ミョウガ)- »

日本各地の食文化」カテゴリの記事

コメント

今回の記事を拝見して思い出したのは1950年にリリースされた
「桑港のチャイナ街」という歌 ^o^
桑港と書いてサンフランシスコと読むそうです^ ^
函館はサンフランシスコに似てるとよく言われますが、もしかす
ると、ラッキーピエロはそれを意識している?
何でポテトがカップに入っているのか?と思いましたが、これは
確かに「ラッキー!」と叫びたくなりますね(^.^)
カリフォルニアベイビーの店舗を見た時「カリフォルニアの青い空」
という歌を思い出しました ^o^
シスコライスに使われているお米はカルローズ米でしょうか?
ニコライ堂のドームは、ギリシャ正教風のビザンチンドリームですが、
函館ハリストス正教会のドームはロシア風のカワイイタマネギドーム
なんですね!
2泊3日とはとても思えない情報量、ありがとうございました(^_^)

なーまん様

なーまんさん、こんばんは。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。

私もなーまんさんと同様に、今回御紹介したお店や函館市はサンフランシスコを意識されていると思います。
「桑港のチャイニーズチキンバーガー」という名前にしたらいいかも知れませんね(笑)
「カリフォルニアベイビー」や「ベイエリア」という名称も多かれ少なかれサンフランシスコを意識した名称だと思います。

「カリフォルニアの青い空」、動画で拝聴しましたが、名曲ですね。
私は「ホテルカリフォルニア」が思い浮かびます。

シスコライスのお米がカルローズ米だったかどうかなんてわかりませんよ(笑)
なーまんさんは幅広い知識をお持ちで、いろんな方向から責めてこられますね(笑)

ハリストス正教会のお話にも触れていただき、ありがとうございます。
ギリシャ正教風の建築様式とロシア風の建築様式があるんですね。
なーまんさんのブログに続き、勉強になりました。
函館はロシアと近いことも関係しているでしょうね。

2泊3日の話を長々とひっぱりましたが、お付き合いいただき、ありがとうございました!

かなり長いことこの旅行のシリーズが続いていたので、1週間ぐらい行かれたのかと思ったら2泊3日!
2泊3日の食事量とは思えなかったです(笑)
函館に行ったらやきとり弁当とラッキーピエロは絶対はずせないですね。
猫がいるから行けそうもないですけど(T_T)
物産展に出店したりしないのかなあ…

chibiaya 様

chibiayaさん、こんばんは。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。

山形・鶴岡から始まった東北・北海道の食シリーズ。
ずいぶんとひっぱりました(笑)
実は分刻みで行動しています。
食事も、やきとり弁当を食べ、ラッキーピエロでバーガーを食べ、その後すぐにカリフォルニアベイビーでシスコライスを食べるなど、連続することも多々あります。

ラッキーピエロは、職場で函館のお土産を配ったら、「ラッキーピエロは行った?」と聞かれたくらいなので、かなり有名なお店です。

シスコライスは個人店なので難しいでしょうが、ハセガワストアのやきとり弁当やラッキーピエロのバーガーなどは、人気店ですし、今後、物産展に出店される可能性もあるのではないかと思いますよ。

今回御紹介したお店は、いずれも観光客にも地元客にも人気のお店でした。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« リトアニア料理の特徴と主な料理 -クゲリス・黒パン(ライ麦パン)・カーシャ・ビーツのサラダ・ティンギニス- | トップページ | 魚柄仁之助先生の世界8 -魚柄先生の御自宅訪問(梅酒の梅・酢漬けビーツ・ビーツ葉の佃煮・薄切り干し大根煮・しそ塩・ミョウガ)- »

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック

2025年11月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ