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2026年3月 8日 (日)

マレーシア料理の特徴と主な料理3 -クアラルンプール「ザクアラルンプールジャーナル」の朝食ビュッフェ・アフタヌーンティー・ミニバー-

ブキッ・ビンタンと「ザ クアラルンプールジャーナル」

 「ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)」は、クアラルンプール最大の繁華街です。

(ブキッ・ビンタン)
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 マレーシア訪問時、このブキッ・ビンタンの中心地にあるホテル「ザ クアラルンプールジャーナル(THE KUALA LUMPUR JOURNAL)」に3泊しました。

(ザ クアラルンプールジャーナル(全景))
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(ザ クアラルンプールジャーナル玄関)
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 今回は、このホテルでいただいた朝食(ビュッフェ)、アフタヌーンティー、ミニバーのドリンクを御紹介します。


ホテルのミニバー

 ホテルに到着し、案内された部屋に入ると、室内にミニバーがありました。

(ミニバー(冷蔵庫))
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 ミニバー(冷蔵庫)の中には、紙パックのソフトドリンクが4本と瓶詰めのミネラルウォーターが1本入っていました。

 冷蔵庫の上には常温のミネラルウォーターも用意され、お湯を沸かして温かいコーヒーや紅茶も飲めるようになっていました。
 (ホットドリンク用に、コーヒースティック3本、紅茶ティーバッグ3袋、レギュラーコーヒー2杯分が常備されていました。)

(ミニバーのソフトドリンク)
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 ソフトドリンクは、豆乳ドリンク(Soya Bean Drink)2本、オレンジジュース(Orange Juice)1本、菊花茶(クリサンセマム ティー・Chrysanthemum Tea)1本が冷蔵庫に常備されていて、滞在中は消費した分だけ(無料で)補充されました。

 豆乳ドリンクは薄い白色で、薄い豆乳に砂糖を加えたような味でした。

 菊花茶は中国由来の真っ黄色なお茶で、花の香りはあまりせず、ロウソクのロウを水に溶かして砂糖で甘くしたような、不思議な風味がしました。

 大びんのミネラルウォーターが2本常備されているのが何よりもありがたく、ホテル滞在中に外出してミネラルウォーターを買ってくる必要はありませんでした。


朝食ビュッフェ(初日)

 朝、目覚めて服を着替え、カメラ片手にグランドフロアのレストラン(朝食会場)へ向かいました。

 マレーシアの様々な食文化を体験することがメインテーマだったので、ホテルの朝食は不要と考えていたのですが、「朝食の有無で宿泊料金は変わらない」パッケージプランだったこともあり、「せっかくなら」という気持ちで朝食をいただきました。

 ところが、レストランで用意されている料理・デザートを見てみると、マレーシアならではの料理もあり、「これも1つのテーマになる」ことを確信しました。

(朝食ビュッフェの様子)
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 初日の朝食ビュッフェを御紹介します。

(フルーツコーナー(朝食ビュッフェ))
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 東南アジアのホテルビュッフェでは、南国の様々なフルーツが提供されるのが定番です。

 スイカ、パイナップル、オレンジ、フルーツ入りのポテトサラダ、スイカサラダなどが用意されていました。

(お粥の付け合わせ)
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 マレーシアには中国系の料理も多く、加えて中国人観光客も多いことから、お粥(白粥)とその付け合わせも用意されていました。

 「ナシレマ」に必須の「皮付きピーナッツ」や「揚げた小魚(イカンビリス)」など、マレーシアならではの付け合わせも用意されていました。

(ナシゴレン・チキンルンダン)
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 こちらは「ナシゴレン」(マレーシアの焼き飯、「ナシ」はごはん、「ゴレン」は炒めるという意味)と、「チキンルンダン」(鶏肉のココナッツ煮込み)です。

 いずれもマレーシアの代表的な料理です。

(炒麺)
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 こちらは「炒麺(焼きそば)」です。

 米粉の平麺が使われているところはタイの「パッタイ」に、ピリ辛の味付けはマレーシアの「ミーゴレン(「ミー」は麺という意味)」に似た、オリジナル焼きそばでした。

(シューマイ)
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 こちらは鮮やかな緑色の皮で包まれたシューマイです。

(フムス・トルティーヤ)
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 中東のひよこ豆のペースト「フムス」と、中南米の薄焼きパン「トルティーヤ」もありました。

(デニッシュ・ペストリー)
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 アップルパイ、チョコレートパイ、クロワッサン、ドーナツなどが揃った、デニッシュ・ペストリーのコーナーもありました。

(朝食プレート(初日))
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 皿の中心にナシゴレン、その周りにおかずを盛り付けて、「ナシレマ」のようなワンプレートライスにしてみました。

 続いてデザートをいただきました。

(デザートプレート(初日))
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 特筆すべきは「ミニエッグタルト」と「パンダンケーキ」です。

(ミニエッグタルト・パンダンケーキ)
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 写真手前が「ミニエッグタルト」、奥の緑色のケーキが「パンダンケーキ」です。

 マレーシア(特にマラッカ)は、歴史的にポルトガルの影響も受けていることから、お菓子としてパイやエッグタルト(パステル・デ・ナタ)がよく食べられます。

 また、鮮やかな緑色をしたパンダンリーフを使ったお菓子も東南アジアでよく見受けられます。

(ドリンクバー)
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 ドリンクバーは、コーヒー・紅茶のほか、フルーツジュースが充実していました。

 フルーツジュースは、マンゴージュース、グァバジュース、オレンジジュースが用意されていました。

(マンゴージュースとバーチャーミューズリー)
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 「マンゴージュース」と「バーチャーミューズリー」です。

 「バーチャーミューズリー(ビルヒャーミューズリー、bircher muesli)」は、シリアル(穀物やドライフルーツ)にヨーグルトや牛乳を組み合わせたスイス発祥の健康食です。

 なんだかんだと、初日の朝はたくさんいただきました(笑)


アフタヌーンティー

 こちらのホテルでは、15時から17時の間、アフタヌーンティータイムとして、軽食ビュッフェがいただけます。

 ワインも好きなだけいただくことができるようです。

(クロポッ・クラッカー・クッキー・グリッシーニ)
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 写真右上に用意されているのは「クロポッ(Keropok)」と呼ばれる魚の粉末を混ぜ込んだチップスです。

 東南アジア各国でよく食べられているスナックで、日本の「(揚げ)かきもち」そっくりです。

 インドネシアでは「クルプック」という名で、ナシゴレンなどの付け合わせとしてよく出されます。

(ナシゴレン・フライドチキン)
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 「ナシゴレン」や「フライドチキン」もありました。

(揚げ物コーナー(ポテトカレーパフ・フィッシュフィンガー・カニの素揚げ))
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 揚げ物コーナーには「ポテトカレーパフ(カレー風味ポテトのパイ)」、「フィッシュフィンガー(魚すり身フライ)」、「カニの素揚げ」がありました。

(アフタヌーンティープレート)
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 アフタヌーンティーなので、サンドイッチもいただきました。

 カニの素揚げがインパクトあります。

(ポテトカレーパフ(カレー風味ポテトのパイ))
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 「ポテトカレーパフ(カレー風味ポテトのパイ)」は、揚げたパイの中にカレー風味のポテトが詰められた一品でした。

(フルーツコーナー(アフタヌーンティー))
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 アフタヌーンティーでもフルーツコーナーが充実していて、みかん、ドラゴンフルーツ、マンゴー、スイカが用意されていました。

(フルーツとココナッツケーキ)
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 プレート右側のケーキは、ココナッツケーキです。

(糖水スイートポテト)
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 こちらは、一見マンゴーのように見えますが、「糖水スイートポテト(Tong Shui Sweet Potato)」と呼ばれるサツマイモをシロップで煮たデザートスープです。


朝食ビュッフェ(2日目)

 朝食ビュッフェ2日目も数多くの料理が用意されていましたが、マレーシアで連日たくさんの料理を食べ続けていた私は、軽くデザートだけいただきました。

(プチケーキとカスタードプリン)
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 この日は、3種の「プチケーキ(紫芋・抹茶・ココナッツ)」と「カスタードプリン」が用意されていました。

(プチケーキ(紫芋・抹茶・ココナッツ))
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 緑色のケーキは、一瞬パンダンリーフのケーキかと思いましたが、いただいてみると抹茶風味のケーキでした。

 マレーシアでは日本の抹茶を使ったお菓子が人気で、街なかのお店では「KYOTO(京都)」という名の抹茶パフェなども見かけました。

(デザートプレート(2日目))
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 デザートとグァバジュースをいただきました。


朝食ビュッフェ(3日目)

 朝食ビュッフェ3日目も数多くの料理が用意されていましたが、前日と同様に少しだけいただきました。

(朝食プレート(3日目))
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 朝からすでにお腹いっぱいで…見てください、この盛り付けの少なさ!(笑)

 写真のプレート右上が「野菜カレーとナン」、それから時計回りに、右下の白い料理が「フルーツサラダ(ポテトとドラゴンフルーツのヨーグルト和え)」、手前が「アチャール」、左上が「ミーゴレン(焼きそば)」と「ナシゴレン(焼き飯)」です。

 「アチャール(Acar)」は、人参・ウリ・パイナップルを千切りにし、酢・塩・こしょうで味付けした漬物(ピクルス)です。

 マレーシアはインド出身の方も多く、インド料理も充実していますが、今回のカレー、ナン、アチャールはインドの食文化と融合した料理でした。

(チョコレートケーキ・ミニエッグタルト)
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 デザートコーナーには、「チョコレートケーキ」と「ミニエッグタルト」が用意されていました。

(デザートプレート(3日目))
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 チョコレートケーキ、ミニエッグタルト、ドラゴンフルーツ、オレンジ、スイカ、そしてグァバジュースをいただきました。

 ミニエッグタルトにはマンゴーソースがかかっていました。

 また、ドラゴンフルーツ(写真の黒ゴマが混ざったような果物)には、白肉タイプと赤肉タイプ(写真「フルーツとココナッツケーキ」参照)の2種類があることもわかりました。


まとめ

 今回ホテルに3泊しましたが、しっかりと食事したのは初日の朝食だけで、2日目と3日目の朝食はごく軽く(またはデザートとドリンクのみ)、アフタヌーンティーに至っては初日のみの利用となりました。

 後になってよく考えてみると、国際的に比較的安価と言われているクアラルンプールのホテルで、1泊2万円前後支払っているにもかかわらず、しっかりと食事しなかったのは少しもったいない気もします。

 割り切って考えれば、朝食のビュッフェと夕方のアフタヌーンティーでお腹を満たせば、1日の食事をホテルの食事のみでカバーすることも可能だからです。

 一方で、毎日用意されたミニバーのミネラルウォーターやソフトドリンクは、とてもありがたいサービスでした。

 「ザ クアラルンプールジャーナル」は食事だけでなく、立地条件・客室(広々とした室内とキングサイズベッド)・サービスなども充実しており、クアラルンプールの拠点として十分に活用させていただきました。

 私は食をテーマにした旅になるので、ホテルの食事だけで済ませることはありませんが、それを抜きにしても、再度クアラルンプールを訪問することがあれば利用したいと思う、魅力的なホテルでした。


<関連サイト>
 「THE KUALA LUMPUR JOURNAL」(30,Jalan Beremi,Kuala Lumpur,Malaysia)

<関連記事>
 「食文化関連記事一覧表・索引」の「各国料理の特徴と主な料理」にある「マレーシア料理」を御参照ください。

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コメント

クアラルンプールにはモノレールが走っているんですね!
誰でも乗れるモノレール^ ^
ザ クアラルンプールジャーナル、雑誌社の様なホテル名ですね(^.^)
滞在中の出来事を、日記に書かれましたか?
豆乳ドリンクというところは中国っぽいですね^ ^
ナシゴレンはインドネシアのものと違いはありますか?
チキンルンダンはハラール認証されているのでしょうが、シューマイと
一緒に盛り付けたら認証取り消しになったりして(^^;;
しかし、朝から凄い食欲!と、思ったら3日分でしたか(^.^)
ザ クアラルンプールジャーナルのビュッフェ日誌ですね(^_−☆

なーまん 様

なーまんさん、こんばんは。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。

あっ、ブキッ・ビンタンにモノレールが走っていること、よくお気付きになりましたね!
ありがとうございます。10分間隔で運転されており、よく利用しました。

雑誌社のような名前のホテルを拠点に、食べ歩き取材、写真撮影、日記記録を続けました。
ネタはホテルの中にもありました。

豆乳ドリンク、日本の豆乳飲料に比べると薄くて甘い飲み物でした。
でも日本よりたくさん飲まれているようでした。
豆腐を使った料理も多く、おっしゃるとおり中国から伝えられたものと思います。

ナシゴレン、食べ比べたわけではありませんが、インドネシアのものと大差ないと思います。
ピリ辛に仕上げてあることが多いです。

ルンダンは、インドネシア・パダンの牛肉をココナッツで煮込んだものが有名ですよね。
マレーシアにはチキンルンダンもあるんだんと、現地で初めて知りました。
マレーシアは華人(中国系の人々)も多いので、イスラム教中心とは言え、チャイナタウンを中心に豚肉を食べられるところも多かったです。
ホテルビュッフェでは、厳密にハラール認証とか配慮されているかどうかは不明です。
ソーセージも豚肉のような気が…。

こちらのホテルで3日間お世話になったことで、私も晴れてジャーナリストとなりました(笑)

さすが1泊2万円だけあって充実した内容のビュッフェですねえ。
ナシゴレンもルンダンもインドネシア料理だと思ってましたが、マレーシアにもあるんですね。
東南アジアの国ならどこでもあるのかな?(^^;)
アフタヌーンティーにカニの素揚げがあるのが、アジアらしいです。
もしかしてこれも宿泊費込みなのですか?

chibiaya 様

chibiayaさん、こんばんは。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。

朝食とアフタヌーンティーがビュッフェでいただけ、ミニバーまで充実していて、とても快適でした。
あと、立地が抜群に良かったです。
このホテルのグレードはBグレードで、ほかの場所なら、同じ値段でもっと上のグレードのホテルや有名なブランドホテルに泊まることもできたのですが、私としては満足です。
少しお値段がかかりましたが…

ナシゴレンもルンダンもインドネシア料理で合っています。
それがマレーシアではマレーシア料理として扱われているのです。
東南アジアは中国やインドの食文化の影響が大きく、それらの料理が現地の食材を使って作られることで、その国の料理として定着したのだと思います。

カニの素揚げ、これは写真映えすると思い、チョイスしました(笑)
今回御紹介した食事やミニバーはすべて宿泊費込みです。
お得なのかもしれませんね。

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