「MARUTO(マルト)」ブランドの純チタンの耳かきです。
金属産業の街として有名な新潟県三条市で作られた純チタン製の高級耳かきです。
持ち手の先端部はツボ押しとなっていて,耳のツボを押せるようになっています。
(同梱の説明書に耳のツボの位置まで紹介されています。)
ビニールの入れ物(ビニールサック)も付いています。
新潟駅構内の「ぽんしゅ館 新潟驛店 クラフトマンシップ」で販売されてました。
1本3,000円(税抜)でしたが,迷わず購入しました。
メガネの製造で有名な福井県鯖江市にも,チタンフレームの素材で作られた耳かきがあります。
チタンは軽いだけでなく,金属アレルギーの人も安心して使えることも特長のようです。
使い心地の良さを追求された耳かきということで,私にしては珍しく実際に使ってみました。
プラスチック製かと思うほど軽く,耳の産毛までとれるほど,きれいに耳掃除出来ますよ(笑)
「マルト長谷川工作所」(新潟県三条市土場16-1)
代表的な名古屋めしの1つ「みそにこみ」の耳かきです。
名古屋の味噌煮込みうどんは,土鍋にうどん,具(ねぎ,かまぼこ,かしわ(鶏肉),油揚げなど),そして赤みそをベースにしただし汁を入れて,直火でぐつぐつ煮込んだ料理です。
赤みそはほかの味噌とは違い,煮込んでも香りが飛ばないという特徴があります。
土鍋にふたが付いていますが,これはうどんや具を煮込むために使われるものではありません。
ふたをしてお客さんに温かいまま提供するため,そして,お客さんが味噌煮込みうどんを食べる際にこのふたをひっくり返して「お碗(受け皿)」として使うためです。
そのため,普通の土鍋と違ってふたに蒸気を逃すための穴がありません。
私の味噌煮込みうどんデビューは,学生時代に名古屋市内のコンビニで買って食べた「寿がきや」の「カップ味噌煮込みうどん」です。
寿がきやの店舗でも味噌煮込みうどんが販売されているのではと思いましたが,店舗はラーメンや甘味が中心で,味噌煮込みうどんは販売されてないようですね。
この記事を書いていると,味噌煮込みうどんが食べたくなってきました。
金沢市にある兼六園のシンボル「徽軫灯籠(ことじとうろう)」の耳かきです。
二本足の独特な形をした灯籠で,その名は楽器の琴の糸を支え,音を調整する琴柱(ことじ)に似ていることに由来すると言われています。
金沢は金箔のイメージも強いからか,この耳かきの灯籠も金色に塗装されていますが,実物の徽軫灯籠は石の灯籠で,片脚が折れています。
地元の方や兼六園へ行かれた方は,この耳かきが徽軫灯籠だとわかるでしょうが,お土産として販売するには「金沢」と書かれた札があった方が分かりやすいと思います。
「徽軫」という漢字が難しいので,私は「こうじ灯篭」に近い名前だと覚えることにします(笑)
2019年の干支,亥の耳かきです。
富山随一の温泉地,宇奈月温泉のお土産店で購入しました。
このお店には,本つげで作られた十二支の耳かきが1種類ずつ売られていたため,2018年の年末に亥の耳かきを購入するのは少し申し訳ない気持ちもありました。
干支全部買えばよかったかな(笑)
ちょうど雪の日に訪問し,降り積もる雪の量に驚いたのですが,お店の方が「まだ大した雪じゃないよ」とおっしゃったのが印象的でした。
宇奈月温泉,冬は寒くて雪も積もるけど,それに勝る温かい温泉と人情で迎えてもらえる温泉地です。
静岡はみかんの一大産地です。
特に一般的に「みかん」と呼ばれている「温州(うんしゅう)みかん」の生産量は日本一を誇ります。
この耳かきのみかんはこけしのような顔をしたみかんで,ヘタは緑の帽子のデザインとなっています。
仲良くペアになり,鈴も付けられています。
この耳かきの価値は何と言っても手書きで書かれた地名を示す「あたみ」という文字です。
手書きなので,お店で見ると字が1つ1つ微妙に違っていましたが,そこに温かみが感じられるのです。
「あたみ」が「あた(たか)み」を略した表現にも思えました。
和歌山のみかんの耳かき(「みかん(和歌山)の耳かき -和歌山県和歌山市-」)と同じデザインですが,よく見ると髪型や顔の表情に違いがあることがわかり,こちらも手書きならではの「味」を感じます。
幕末に欧米列強に対抗するための軍事力強化の一環として,鉄製大砲などを鋳造するための金属溶解炉として築造されたのが韮山反射炉です。
韮山代官だった江川英龍(坦庵)が責任者となり,韮山反射炉の築造という一大プロジェクトが進められました。
ちなみに彼は兵糧食として日本で初めてパンを焼いた人物でもあり,パン業界では「パン祖」として有名な人物です。
韮山反射炉は,2015年7月に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」に登録されました。
この耳かきは韮山反射炉に隣接する「反射炉物産館」で売られていたものですが,まさか韮山反射炉そのままの耳かきがあるとは思ってもいなかったので,見つけた時はとても嬉しかったです。
こうした直球勝負のオリジナル耳かきこそ,ご当地耳かきとして価値の高い一品だと言えるでしょう。
さらに欲を言えば,韮山反射炉PRキャラクター「てつざえもん」の耳かきにも期待したいところです(笑)。
祝 ご当地耳かき掲載200本!
静岡県伊豆市にある「土肥金山(といきんざん)」の耳かきです。
江戸から昭和を中心に,新潟の佐渡金山に次ぐ金の産出量を誇った金山です。
現在,土肥金山は伊豆市指定史跡となっており,金山の資料館が設置され,坑内めぐりや砂金採り体験もできる金のテーマパークとなっています。
オリジナル耳かきも金一色で,「土肥金山」そして葵の御紋が彫刻されており,伝統や格式の高さ,豪華さが感じられる一品となっています。
最近のコメント