べっ甲で作られた耳かきです。
化粧箱に入れられた高級耳かきです。
横浜市の食の文化を考える会「ミズホ学級」のメンバーの方からプレゼントしていただきました。
今から20~30年以上前に,いただいた方のお母様が長崎へ旅行された際,長崎市の「江崎べっ甲店」で購入されたものだそうです。
江崎べっ甲店は創業300年を超える長崎の老舗ですが,べっ甲細工の原料不足,職人の後継者不在などの理由で今年(2020年)6月に閉店され,国の登録有形文化財・長崎市の景観重要建造物にも指定されていた店舗も解体されたようです。
つまりこの耳かきは,何十年,何百年と守り続けられた伝統の集大成で,いろんな人の思いが込められた耳かきなのです。
また,べっ甲の原料も希少で,お店も閉店というお話ならば,今後同じものは二度と手に入らないでしょう。
そんな貴重な耳かきを私がいただいてよいのかと悩みましたが,お気持ちも含めてありがたくいただき,当ブログを通じて広く皆様に知っていただくことが大事だと思いました。
貴重な耳かきをいただき,ありがとうございました。
大切に扱わせていただきます。
<関連サイト>
文化遺産オンライン「江崎べっ甲店」文化庁
長崎の観光名所「雲仙」と記載された太鼓の耳かきです。
長崎県雲仙市の「千々石(ちぢわ)観光センター」で購入しました。
全国の「観光センター」にはご当地のお土産がたくさんあり,ご当地耳かきもある可能性が高いので,私は何よりも優先して訪問先に設定しています。
(その次に優先する訪問先が地元の料理店なので,結局観光地は訪問しない(できない)ことも多々あります…)
なので,雲仙はこの耳かきがあったことで満足し,雲仙岳・温泉・島原城などは訪問していません(笑)
ただ,この「太鼓の耳かき」は地名だけ変えられたものが全国どこにでもあることも事実です。
地名のスタンプを変えれば,簡単にご当地耳かきが作れるからです(笑)
でもコレクターとしては,見つけるとやっぱり嬉しくなり,せっかくだから全国の太鼓シリーズを集めたくなる魅力的な耳かきです。
唐津くんちの曳山(ひきやま)の1つ,「鯛」の耳かきです。
空色の台の部分には,ひらがなで「からつ」と書かれています。
目の大きな金魚のような「鯛」ですね(笑)。
曳山は獅子・兜など全部で14種類あり,「鯛」はその中の1つ(5番曳山)です。
私は唐津駅に近い「唐津市ふるさと会館アルピノ」の前で曳山を見学しましたが,その大きさ・迫力に驚きと感動を覚えました。
唐津市は唐津くんちのほかにも,唐津城,虹の松原,唐津焼,呼子のイカ料理,名護屋城博物館など豊富な観光資源を有した魅力的なまちです。
(追記)
リクエストをいただきましたので,正面からの写真も掲載します。
確かに…こっちのほうがカワイイな(笑)
本物の有田焼が付けられた耳かきです。
桜の絵が描かれたピンク色のかわいい有田焼です。
有田焼アクセサリーを製作する有田の窯元「二宮閑山」の作品です。
「箱根寄木細工の耳かき」に続き,毎朝,駅のホームでお会いする男性の方からお土産としていただきました(2018年3月19日)。
広島から佐賀県の有田・伊万里・嬉野温泉などをドライブ旅行されたようです。
佐賀は観光地が多くある割には,ご当地耳かきがなかなかないこともあり,いただいてとても嬉しかったです。
この耳かきは嬉野温泉の旅館で見つけてくださったものですが,ほかの訪問先でもあちこち探していただいたようで,見つけるのにとても苦労されたのだろうなと思うと,私が耳かきを集めているとお話ししたことを申し訳なく思いました。
約5年,駅のホームで御一緒したこの方とも,私が異動となったことで,この春(2018年3月末)で最後となってしまいました。
最後の最後に,帰りに一緒に飲みに行くこともできました。
この有田焼の桜を見るたびに,二人で会話した朝のひとときがよみがえってくることでしょう。
ホークスグッズのショップ「ダグアウト小倉店」で購入しました。
福岡ソフトバンクホークスのロゴ「Sh」の飾りが付けられた公式グッズの耳かきです。
950円(2017年現在)しましたが,透明なケースに入れられており,ホークスファンの人への贈り物や福岡のお土産としても良さそうです。
私は福岡ソフトバンクホークスの「いざゆけ若鷹軍団」という公式球団歌が好きです。
地元ではダイエー時代にスーパーやダイエーグループ各店舗でBGMとして頻繁にかけられていた歌らしく,「この歌を聞くとスーパーを想像する」と言う人もいました(笑)。
私の場合,この歌を聞くと福岡に来たことを実感します(笑)。
祝 2017年福岡ソフトバンクホークス パ・リーグ優勝!日本一!
宮崎は日本神話発祥の地として有名です。
この耳かきの神様は,三種の神器である草薙(くさなぎ)の剣を手に持ち,勾玉(まがたま)の首輪をかけています。
台紙に描かれた天狗のような神様はサルタヒコ(猿田彦)だと思います。
そう考えると,この耳かきの神様は,アマテラスの命で高天原(たかまがはら)から日向国(ひゅうがのくに)に天下った(「天孫降臨」された)ニニギノミコトなのでしょう。
このニニギノミコトのほかにも,イザナミ,イザナギ,アマテラス,ツクヨミ,スサノオ,オオクニヌシなど様々な神様を耳かきにして宮崎県内各地で販売されていたら,神話に興味を持つ人が増え,楽しいと思います。
だんご汁は,小麦粉をこねて帯状にした「だんご」と野菜などの具が入った,味噌または醤油仕立ての汁のことで,大分を中心とした九州地方の郷土料理です。
「だんご」は,平たい麺に近く,この茹でた「だんご」に砂糖ときな粉をまぶせば,こちらも大分で有名な「やせうま」と呼ばれるお菓子となります。
つまり小麦粉で「だんご」を作れば,食事もデザートも同時に用意することができるのです。
この耳かきは,その「だんご」がニョキッと出てキャラクター化されています。
かわいい顔をしながら,ねじりはちまき姿で,徳利とおちょこを持って一杯飲み,顔が少し赤くなっています(笑)。
薩摩の黒豚が薩摩焼酎を抱えています。
焼酎を飲んでいるからか,下半身がふらふら揺れるようにできています。
豚肉を焼酎,味噌,黒砂糖と一緒にコトコト煮込んだ「とんこつ」と呼ばれる鹿児島の郷土料理がありますが,私はこの焼酎を抱えたさつま黒豚くんが「とんこつ」になる姿を想像してしまいます。
(後ろ)
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