東北地方の耳かき

2019年4月 7日 (日)

あかべぇの耳かき -福島県会津若松市-

会津で有名な「赤べこ」から生まれたマスコットキャラクター「あかべぇ」の耳かきです。

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福島市内のお土産店を回った時は「赤べこ」の耳かきしか見つけられませんでしたが,会津若松市内のお土産店には「あかべぇ」の耳かきもありました。

会津若松は観光地なので,ご当地耳かきがたくさんありました。

会津若松駅へ行った際,駅前に大きな赤べこが設置されているのを見つけました。
ボタンを押すと,女性の声で「こんにちは。ぼく,赤べえだよ。会津を楽しんでね。あかべこ音頭,聞いてみる?とっことっこ会津はいいとこだっぺ~」と話し,感情たっぷりに歌ってくれるのです。
駅前で,静まり返った夜だったこともあり,最初に聴いた時はちょっと恥ずかしかったのですが,赤べこ音頭のメロディがとても面白かったので,二度三度とボタンを押して楽しませていただきました(笑)

会津若松駅を訪問された際には,ぜひこの赤べこ君に会って,声を聴いてみてください。

2018年5月 8日 (火)

大間のマグロの耳かき -青森県大間町-

有名な青森「大間のマグロ」の耳かきです。

青森県五所川原市の「立佞武多の館(たちねぶたのやかた)」で購入しました。

台紙には「とろーり絶品!! 大間のマグロ 青森名物」と記載されています。

色つやが本物のマグロのような,リアルな耳かきです。

大間のマグロと言えば,テレビでもよく大間の漁師さんが一本釣りに挑まれる姿が放送されていますね。

一攫千金を夢見て来る日も来る日もマグロを追い求める漁師さんの姿,マグロがかかった瞬間一気に走る緊張感,人間とマグロの長時間に渡る格闘,独特な方言交じりの漁師さんのつぶやき,ジリジリと鳴り続ける電気ショッカー,釣り上げて猛スピードで港に帰る船,そうした様子をつぶさに伝えるナレーター…。

大間のマグロと言えば,即座にこうしたシーンが思い浮かびます。

釣り好きですが,釣りたいとまでは言いません。
一度でいいから食べてみたい!!

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2018年4月26日 (木)

ハタハタの耳かき -秋田県秋田市-

ハタハタの耳かきです。

台紙には,「ホロホロ美味しい ハタハタ 秋田名物」と記載されていました。

本物のハタハタを串に刺して焼いたような,リアルなハタハタ耳かきです。

ハタハタは秋田をはじめとする日本海側を中心に,塩焼き,しょっつる(魚醤),しょっつる鍋,ハタハタ寿司など様々な料理で食べられている人気の魚です。

私は広島の人間なので,実はこれまであまり馴染みがありませんでしたが,最近は広島の食料品店などでもハタハタが売られており,ハタハタの味を楽しめるようになりました。

このハタハタ耳かきを何本かまとめて買って,皿の上にズラッと並べて飾ってみたいです(笑)。

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2018年4月12日 (木)

ちゃぐちゃぐ馬っこ(白馬)の耳かき -岩手県盛岡市-

 岩手のちゃぐちゃぐ馬っこ(白馬)の耳かきです。

 「チャグチャグ馬コ(ちゃぐちゃぐ馬っこ)」は,100頭ほどの馬が鮮やかな飾り付け・鈴・鳴輪などを付けて,岩手県滝沢市の蒼前神社から盛岡市の八幡宮までを行進するお祭りです。

 この耳かきの台紙には,「『ちゃぐちゃぐ』とは馬に付けた鳴輪や鈴が鳴る音のことです。人馬は祭りの前に神社で無病息災・家内安全,五穀豊穣を祈願して祭へと出発します。」と説明されており,鈴の絵とともに「ちゃぐちゃぐ」と鈴の音が表現されています。

 ここまで鈴の音を強調されるなら,ご当地耳かきによく付けられている本物の鈴を付けてみるのもリアリティがあって良いのではないでしょうか。

 鈴や鳴輪が実際にはどんな音がするのか,「チャグチャグ馬コ」の動画サイトで聴いてみたところ,私は「アルプスの少女ハイジ」でペーターが飼っている山羊の鈴の音と似ているように感じました(笑)。

 素朴でやさしい音色が魅力的な岩手のふる里伝統行事です。

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2018年3月17日 (土)

なまはげの耳かき -秋田県秋田市-

秋田市の「あきた県産品プラザ」で購入した「なまはげ」の耳かきです。

なまはげは,男鹿半島を中心とする地域の伝統的な風習で,大晦日に行われます。

鬼のような形相のなまはげが,「泣く子はいねがー,悪い子はいねがー」と言って家々を回り,恐ろしいようなのですが…この耳かきのなまはげは,とても愛嬌がある顔をしていますね。

ドリフターズの雷様にも似ています(笑)。

黄色い角は爪楊枝,赤い髪は毛糸,包丁や衣装は厚紙や糸で作られています。

手作りなので,1本1本顔の表情が異なっているのですが,それがまた味があっていいなと思います。

広島から遠く秋田まで足を運び,目当てのご当地耳かきがあったので,このなまはげを見た瞬間,泣きたくなるほど嬉しかったです。

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2018年1月25日 (木)

金色堂小坊主の耳かき -岩手県一関市-

JR一ノ関駅構内のお土産店で購入しました。

岩手県平泉町にある中尊寺のお坊さんの耳かきです。

包装には「金色堂小坊主耳かき」と耳かきの名称が記載されていました。

JR一ノ関駅は東北新幹線,東北本線,大船渡線の停車駅で,平泉も近いことから,お土産品も充実しています。

この金色堂小坊主は,頭に金色堂の屋根の形をした黄金色の笠をかぶっています。

また,右手に杖,左手に紫色の数珠を持ち,「中尊寺」と書かれた頭陀袋を首にかけています。

こんなに派手で目立つお坊さんがいたら,松尾芭蕉もびっくりでしょう。

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2017年10月21日 (土)

遠刈田こけしの耳かき -宮城県蔵王町-

宮城県刈田郡蔵王町の遠刈田(とおがった)温泉を中心とした伝統的なこけしは「遠刈田(系)こけし」と呼ばれています。

これはその遠刈田こけしの耳かきです。

遠刈田こけしは,細めの胴体,頭部の赤い放射状の飾り,おかっぱ,切れ長の目,胴体の菊の模様などが特徴とされているのですが,それらの特徴が見事に表現されています。

それどころか,髪や頭の赤い飾り,菊の葉っぱなどの周囲が実際に彫られていて,精巧な作りとなっています。

耳かき用のこけしと言えども決して手を抜かない職人の心意気を感じさせてくれる耳かきです。

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2017年9月30日 (土)

こけし(山形)の耳かき -山形県山形市-

 山形のこけしには,大きく分けて3つの種類(肘折(ひじおり)系・山形系・蔵王系)がありますが,この耳かきのこけしは,胴が太く,肩に段があり,菊の描彩もあることから,肘折系(肘折温泉由来)が表現されているのだと思います。

 大きいこけしと小さいこけしそれぞれの耳かきがあったので,大きい方を選びました。

 背丈が約3.5cmあります。

 こけしは,東北地方の温泉地のお土産品として有名ですが,山形や宮城を旅行して,その種類・数の多さに驚きました。

 お土産のこけしと同様に,この耳かきのこけしも,木を削って1本1本手書きで描いておられるのでしょう。

 東北にはこけしの絵付け体験ができるお店がありますが,こうした小さなこけしの絵付けをし,出来上がったこけしを耳かき,ストラップ,キーホルダーなどにする気軽な体験があれば楽しそうです。

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2017年8月10日 (木)

さくらんぼの耳かき -山形県米沢市-

 山形はさくらんぼの生産量が日本一です。

 「佐藤錦」,「紅秀峰」,「紅さやか」,「紅きらり」,「ナポレオン」など様々な品種が栽培されています。

 お土産屋さんに行くと,さくらんぼのお菓子やグッズも数多く販売されています。

 私が山形のお土産品を見て回った際に印象深かったのは,さくらんぼと同じぐらいラ・フランス(洋梨)のお菓子やグッズも数多く販売されていたことです。

 山形にはいろんな種類のご当地耳かきが販売されていますが,さくらんぼと同様,ラ・フランス(洋梨)のご当地耳かきもセットで販売されていると楽しいでしょうね。

 このさくらんぼの耳かきは,実,柄,葉っぱがカラービーズで作られています。

 この耳かきを購入した際,お店の女性店員から「おしょうしな~!」(米沢の方言で「ありがとう」の意味)と言っていただきました。

 方言っていいなと心から思った瞬間でした。

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2017年1月15日 (日)

こけし(宮城)の耳かき -宮城県松島町-

 南東北の三県(山形・宮城・福島)を旅行し,ご当地耳かきを探すために米沢市・山形市・松島町・飯坂温泉の各お土産屋さんを見て回ったのですが,その際,必ず目にしたお土産品がこけしでした。

 このこけしの耳かきは松島観光物産館で購入しました。

 手作りのこけしに1つ1つ表情がありますが,このこけしにも同じことが言え,私の好みのタイプを選びました。

 松島には,こけしの絵付けや笹かまぼこ作りを体験できる店があり,宮城の工芸や食の世界の魅力に触れることができます。

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