「MARUTO(マルト)」ブランドの純チタンの耳かきです。
金属産業の街として有名な新潟県三条市で作られた純チタン製の高級耳かきです。
持ち手の先端部はツボ押しとなっていて,耳のツボを押せるようになっています。
(同梱の説明書に耳のツボの位置まで紹介されています。)
ビニールの入れ物(ビニールサック)も付いています。
新潟駅構内の「ぽんしゅ館 新潟驛店 クラフトマンシップ」で販売されてました。
1本3,000円(税抜)でしたが,迷わず購入しました。
メガネの製造で有名な福井県鯖江市にも,チタンフレームの素材で作られた耳かきがあります。
チタンは軽いだけでなく,金属アレルギーの人も安心して使えることも特長のようです。
使い心地の良さを追求された耳かきということで,私にしては珍しく実際に使ってみました。
プラスチック製かと思うほど軽く,耳の産毛までとれるほど,きれいに耳掃除出来ますよ(笑)
「マルト長谷川工作所」(新潟県三条市土場16-1)
今日は8月6日,広島に原子爆弾が投下された日です。
平和を祈念し,広島の平和の耳かきを御紹介します。
広島駅構内の「おみやげ街道」で購入しました。
耳かきに折り鶴が飾られているのですが,1本1本折り紙の色や柄が異なり,手作り感があることに魅力を感じました。
毎年夏になると,私も職場で折り鶴を折っていますが,最後の決め手となる鶴の頭の部分がきれいにならないことが多いです(笑)
この折り鶴も,その頭の部分にリアルな手作り感があるのが気に入っています。
広島の原爆ドームの向かいには「おりづるタワー」という観光施設があり,自分で折った折り鶴を「おりづるの壁」に投入して,参加者みんなで「おりづるの壁」を作ることができます。
今日8月6日には,広島平和記念公園の「原爆の子の像」をはじめ,広島市内各地でたくさんの折り鶴が飾られています。
べっ甲で作られた耳かきです。
化粧箱に入れられた高級耳かきです。
横浜市の食の文化を考える会「ミズホ学級」のメンバーの方からプレゼントしていただきました。
今から20~30年以上前に,いただいた方のお母様が長崎へ旅行された際,長崎市の「江崎べっ甲店」で購入されたものだそうです。
江崎べっ甲店は創業300年を超える長崎の老舗ですが,べっ甲細工の原料不足,職人の後継者不在などの理由で今年(2020年)6月に閉店され,国の登録有形文化財・長崎市の景観重要建造物にも指定されていた店舗も解体されたようです。
つまりこの耳かきは,何十年,何百年と守り続けられた伝統の集大成で,いろんな人の思いが込められた耳かきなのです。
また,べっ甲の原料も希少で,お店も閉店というお話ならば,今後同じものは二度と手に入らないでしょう。
そんな貴重な耳かきを私がいただいてよいのかと悩みましたが,お気持ちも含めてありがたくいただき,当ブログを通じて広く皆様に知っていただくことが大事だと思いました。
貴重な耳かきをいただき,ありがとうございました。
大切に扱わせていただきます。
<関連サイト>
文化遺産オンライン「江崎べっ甲店」文化庁
出雲の勾玉(まがたま)の耳かきです。
松江市の「めのうの店 川島」で購入しました。
松江市玉造は「めのう」と呼ばれる鉱物の産地です。
かつて,玉造温泉街など松江市内でお土産用の「めのう」を売るお店をたくさん見かけましたが,今では貴重な鉱物となり,高級な装飾品・お土産品として販売されています。
その「めのう」で作られた勾玉が金属製の耳かきの頭に付けられています。
三種の神器(鏡・剣・(勾)玉)の1つでもある勾玉の耳かき。
今回は特別公開です(笑)
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