食文化体験・イベント

2026年4月 5日 (日)

第12回 エキキタ スイーツラリー -ゴールデンアップルパイ・瀬戸内レモンクリームショコラ・エキキタカレーパン・生もみじ・もみじ饅頭Light・にしき堂×MAZDA特製饅頭・ふ餅・勝鯉カープまんじゅう-

第12回 エキキタ スイーツラリー 当選!

 2026年2月1日から同年3月15日の期間、「エキキタ(広島駅北エリア)」の魅力の発信と地域の活性化を目的とした「第12回 エキキタ スイーツラリー」が開催されました。

(第12回 エキキタ スイーツラリー)
Photo_20260329133201

 今回の対象店舗は、エキキタにあるスイーツ・パンのお店、14店舗(施設)です。

 対象各店舗で300円(税込)以上のスイーツ・パンなどを購入・飲食すると、スタンプカードの各店舗枠にスタンプがもらえ、そのスタンプをためると、抽選でカープ・サンフレッチェの観戦チケットやホテルのお食事券、絶品スイーツなどの賞品が当たるというイベントです。

(スイーツラリー・スタンプカード)
Photo_20260329133601

 赤枠のスタンプ4個(4店舗(施設)分)で1口の応募、青枠の限定スタンプは3個揃うと1口追加となります。

 結果として、私はスタンプを7個、限定スタンプを3個集めることができ、2口分を応募しました。

(スタンプカード応募)
Photo_20260329142501

 時は過ぎて2026年4月1日の夜、帰宅して郵便受けを確認してみると、広島市から1通の手紙が届いていました。

 「予防接種か歯科検診か、マイナンバーの更新か、もしかして税金のお知らせか…」と思いながら封筒の裏を見ると、「エキキタまちづくり会議 スイーツプロジェクト事務局(東区役所地域起こし推進課)」と記載されていました。

 「これはもしかして…」

 はやる気持ちを抑えながら封筒を開けてみると、エキキタスイーツラリーの当選案内と賞品引換券が入っていました。

(当選案内と賞品引換券)
Photo_20260405113401

 「エキキタスイーツラリーの当選通知、キター!」

(第12回エキキタスイーツラリー当選案内)
Photo_20260405112602

 エキキタスイーツラリーのD賞、「にしき堂」の「生もみじ(6個入り)」が当選しました。

 この通知を読んで、「当選商品をいただく機会に、再びエキキタスイーツ巡りをしよう」と思い立ちました。

 そして2026年4月4日。

 雨の降る中、賞品引換券を握り締め、エキキタ(広島駅北エリア)へと向かいました。


ゆめのパンやさん「ふじりんごのゴールデンアップルパイ」

 東区二葉の里三丁目にあるスーパーマーケット「ゆめマート二葉の里」を訪問しました。

 このスーパーマーケットの中に「ゆめのパンやさん」があります。

(ゆめのパンやさん)
Photo_20260405113801

 今回のエキキタスイーツラリーのおすすめスイーツは「ふじりんごのゴールデンアップルパイ」だったので、このアップルパイを購入しました。

(ふじりんごのゴールデンアップルパイ)
Photo_20260405114001

 パンのようなふわふわのパイ生地に、大きめにカットされた「ふじりんご」とカスタードクリームがたっぷり詰められていました。

 ふじりんごは、シャキシャキとした食感で、ほのかなシナモンとラム酒の風味も楽しめました。


ベーカリーキッチンFIRO「瀬戸内レモンクリームショコラ」・「エキキタカレーパン」

 東区光町一丁目の「ベーカリーカフェFIRO(フィロ)」を訪問しました。

(ベーカリーキッチンFIRO)
Photo_20260405114301

 看板商品の「あんバタ」をはじめ、SNS映えするパンがたくさん揃えられています。

 早朝から営業されており、イートインスペースが併設されているのも魅力のお店です。

 数あるパンの中から、広島やエキキタにちなんだ「瀬戸内レモンクリームショコラ」と「エキキタカレーパン」を購入しました。


【瀬戸内レモンクリームショコラ】

 「瀬戸内レモンクリームショコラ」をイートインでいただきました。

(瀬戸内レモンクリームショコラ)
Photo_20260405114401

 チョコレートを練り込んだパンに、レモン風味のクリームがサンドされています。

 レモンの風味と酸味を強く感じるクリームで、柔らかくてほろ苦いチョコレートパンとよく合っていました。


【エキキタカレーパン】

 自宅でエキキタカレーパンをいただきました。

(エキキタカレーパン)
Photo_20260405114601

 粗目のパン粉でこんがりと揚げられています。

(エキキタカレーパン(カレー))
Photo_20260405114701

 中のカレーには、大きめにカットされた肉がゴロゴロ入っていました。

 パンの表面がカリカリで香ばしかったのですが、今考えると、このカレーパンこそ店内で揚げたてをいただけばよかったと思います。


「にしき堂」でお菓子購入・当選商品引換

 当選賞品の交換店舗となっている、東区光町一丁目の「にしき堂」本店を訪問しました。

(「にしき堂」広島・光町本店)
Photo_20260405114901

 広島を代表する銘菓「もみじ饅頭」のお店だけに、お店の周りには「もみじ」の木が植えられています。

 広い店内には、お土産用のほか、生菓子やバラ売りのお菓子があり、奥には展示・休憩スペースもありました。

(にしき堂光町本店 展示・休憩スペース)
Photo_20260405115001

 レジでいくつかお菓子を購入した後、お店の方に「エキキタスイーツラリーで当選したのですが…」と、例の賞品引換券をお渡ししました。

(第12回エキキタスイーツラリー賞品引換券(D賞))
Photo_20260405115101

 しばらくして、「こちらになります」と、箱入りの「生もみじ」をプレゼントしていただきました。

 休憩スペースへ行き、セルフサービスのお茶をいただきながら、当選賞品を確認したり、バラ売りのお菓子をいただいたりしました。

(当選賞品(にしき堂「生もみじ」))
Photo_20260405115102

 立派な箱入りの賞品をいただきました。

 生菓子やバラ売りのお菓子も購入しました。

(にしき堂のお菓子)
Photo_20260405115201

 それぞれのお菓子を御紹介します。


第12回エキキタスイーツラリー賞品・D賞(にしき堂「生もみじ」)

 「生もみじ」の箱を開けると、「生もみじ」3種類の詰合せセットでした。

(にしき堂「生もみじ」(詰め合わせ))
Photo_20260405115301

 「こしあん」、「つぶあん」、「抹茶あん」の3種類の生もみじがそれぞれ2個ずつ入っていました。

(にしき堂「生もみじ」)
Photo_20260405115401

 見た目は、もみじ饅頭と同じ「もみじ」の形をしていますが、「もみじ」の葉の代わりに「(宮島の)鹿」が描かれ、全体がぷっくりとしています。

 もみじ饅頭との違いは、生地(皮)がカステラ生地(小麦粉)ではなく、もち生地(米粉)で仕上げられていることです。

 そのため、もっちり、しっとりとした生菓子風の食感を楽しむことができます。

 この「生もみじ」に似たお菓子として、広島「やまだ屋」の「桐葉菓」、京都「満月」の「阿闍梨餅」、福岡「もち吉」の「えん餅」、宮城「喜久水庵」の「千日餅」、東京「銀座甘楽」の「銀六餅」などが挙げられます。

 にしき堂の「生もみじ」は、山陽新幹線の車内販売(グリーン車)でも味わうことができます。


もみじ饅頭Light・にしき堂×MAZDA特製饅頭・ふ餅・勝鯉のカープまんじゅう


【もみじ饅頭Light】

 「もみじ饅頭Light(ライト)」は、8大アレルゲン不使用、糖類50%オフのもみじ饅頭です。

(もみじ饅頭Light(包装))
Light

 広島大学と連携し、アレルゲン不使用、糖尿病・生活習慣病予防医学の観点から開発されました。

(もみじ饅頭Light)
Light_20260405115701

 一般的なもみじ饅頭より一回り小さく、1個74キロカロリーです。

(もみじ饅頭Light(中身))
Light_20260405115801

 生地(皮)は、小麦粉と卵の代わりに、豆乳や米粉、食物繊維が使われています。

 一般的なもみじ饅頭とほぼ変わりませんが、ほのかな豆乳の風味と、生地(皮)のしっとりとした食感を楽しめました。


【にしき堂×MAZDA特製饅頭】

 「にしき堂×MAZDA特製饅頭」は、マツダの名車を楽しめる、にしき堂の特製饅頭です。

(にしき堂×MAZDA特製饅頭(包装))
Photo_20260405120001

 包装にもマツダのロゴや車が描かれています。

(にしき堂×MAZDA特製饅頭)
Photo_20260405120002

 この饅頭には、マツダ・ファミリアの焼き印が入っていました。

(にしき堂×MAZDA特製饅頭(中身))
Photo_20260405120101

 「生もみじ」と同じ、もっちりした生地(皮)で、中の餡は「こしあん」です。


【ふ餅(こしあん)】

 「ふ餅」は、生麩(なまふ)にあんこを入れた「麩まんじゅう」(生菓子)です。

(ふ餅(こしあん))
Photo_20260405120301

 笹の葉に包まれ、笹の良い香りがしました。

 生麩には青のり粉が混ぜられており、さわやかな青のりの香りも楽しめました。


【勝鯉のカープまんじゅう】

 広島駅に隣接するショッピングセンター「ekie(エキエ)」で、にしき堂の新商品を見つけました。

(「勝鯉のカープまんじゅう」商品販売の様子)
Photo_20260405120501

 広島カープとコラボした「勝鯉のカープまんじゅう」というお菓子です。

(「カープ坊や」の勝鯉カープまんじゅう)
Photo_20260405120701

 このお菓子に描かれた「カープ坊や」を見て、東区光町「ベーカリーカフェSOAR」で出会ったパン「こいほー!」とよく似ていると思ったのです。

(こいほー!)
Photo_20260329135001

 広島では「カープ坊や」が大人気です(笑)

 「勝鯉のカープまんじゅう」には、この「カープ坊や」のほか、「カープ球団ロゴ」、「ビジターユニフォームロゴ」、「スライリー」の4種類の焼き印いずれかが入っています。

 この「カープ坊や」の描かれたまんじゅうをゲットすべく、にしき堂本店でバラを2個購入しました。

 そのうち1個は、店内でいただきました。

(勝鯉のカープまんじゅう(ビジターユニフォームロゴ))
Photo_20260405120901

 こちらは「ビジターユニフォーム(Hiroshima)ロゴ」でした。

 自宅で、もう1個のまんじゅうも開封しました。

(勝鯉のカープまんじゅう(スライリー))
Photo_20260405121101

 広島カープのマスコットキャラクター「スライリー」だー(笑)

 「勝鯉のカープまんじゅう」は、「燃える赤」をテーマに、カステラ生地(皮)にも餡にも、福岡のいちご「あまおう」が使われています。

 福岡ソフトバンクホークスの本拠地、福岡県民の皆さんありがとうございます(笑)

(勝鯉のカープまんじゅう(中身))
Photo_20260405121201

 餡だけでなく、カステラ生地までピンク色に染まっています。

(勝鯉のカープまんじゅう(あまおうジュレ))
Photo_20260405121301

 みずみずしく、ほどよい甘さの「あまおうジュレ」がたっぷり詰められており、いちごの風味を強く感じました。

 正直な話、「カープ坊や」のデザインだけに魅力を感じて購入した商品で、お値段も少し高いなと思ったのですが、実はこれが大当たりで、自信を持っておすすめできます。

 5個入りのセットなら、カープのオリジナル缶バッジも付くのでお得です。

 この勝鯉カープまんじゅうをお土産にもらったら喜ばれると思います。(他球団の強烈なファンを除く)


まとめ

 エキキタスイーツラリーの当選賞品を交換すればいいだけのものを、気付けば、再びエキキタスイーツラリーを楽しんでいました(笑)

 賞品をいただくだけでなく、エキキタのスイーツやパンを幅広く知る良い機会にもなりました。

 また次回も参加できればと思います。


<関連サイト>
 「まち恋女子」(インスタグラム)
 「ゆめマート二葉の里」(広島市東区二葉の里三丁目3-1)
 「ベーカリーキッチンFIRO」(インスタグラム)(広島市東区光町一丁目11-24)
 「にしき堂」(広島・光町本店 広島市東区光町一丁目13-23 ほか)

<関連記事>
 「第11回 エキキタ スイーツラリー -広島駅周辺のパン・スイーツ、オリジナルスイーツ(ホテルグランヴィア広島・ホテル広島ガーデンパレス・シェラトングランドホテル広島)-
 「第12回 エキキタ スイーツラリー -ココアおはぎ・こいほー!・マスカルポーネナッツショコラ・れもんのタルト・鯉恋チーズタルト-

2026年3月29日 (日)

第12回 エキキタ スイーツラリー -ココアおはぎ・こいほー!・マスカルポーネナッツショコラ・れもんのタルト・鯉恋チーズタルト-

第12回 エキキタ スイーツラリー

 2026年2月1日から同年3月15日の期間、「エキキタ(広島駅北エリア)」の魅力の発信と地域の活性化を目的とした「第12回 エキキタ スイーツラリー」が開催されました。

(第12回 エキキタ スイーツラリー)
Photo_20260329133201

 今回の対象店舗は、エキキタにあるスイーツ・パンのお店、14店舗(施設)です。

 対象各店舗で300円(税込)以上のスイーツ・パンなどを購入・飲食すると、スタンプカードの各店舗枠にスタンプがもらえ、そのスタンプをためると、抽選でカープ・サンフレッチェの観戦チケットやホテルのお食事券、絶品スイーツなどの賞品が当たるというイベントです。

(スイーツラリー・スタンプカード)
Photo_20260329133601

 赤枠のスタンプ4個(4店舗(施設)分)で1口の応募、青枠の限定スタンプは3個揃うと1口追加となります。

(第12回 エキキタ スイーツラリー(各店舗スイーツ))
Photo_20260329133602

 このスイーツラリーで出会ったエキキタのスイーツ・パン、そして「第12回スイーツラリー」のオリジナルスイーツを御紹介したいと思います。


行森商店「ココアおはぎ」

 東区二葉の里の「行森商店」を訪問しました。

(行森商店(外観))
Photo_20260329133701

 店内は製造所のみで、おはぎは陳列されておらず、レジもありません。

 お客さんはお店の入口(手前)でおはぎを注文し、注文に応じて作られた出来たてのおはぎを受け取り、その場でお店の方に支払いをする仕組みとなっています。

(行森商店入口・商品案内とスイーツラリーポスター)
Photo_20260329133801

 お店の入口には、エキキタスイーツラリーのポスターが掲示されていました。

 今年もスイーツラリー期間限定の「ココアおはぎ」が販売されていたので購入しました。

(ココアおはぎ)
Photo_20260329133901

 餅(ごはん)にココアパウダーがまぶされ、頂点には板チョコがのせられています。

 お店の商品案内には、「ココアパウダーのほどよい苦味と風味がおはぎとマッチして、まるで洋菓子のような新感覚おはぎ」と紹介されていました。

(ココアおはぎ(中身))
Photo_20260329134001

 チョコレート風味に仕上げられていますが、中にはぎっしりと粒あんが入っていました。

 きなこおはぎの「きなこ」を「ココア」に変えたイメージの、美味しいおはぎでした。


ベーカリーカフェSOAR「こいほー!」

 東区若草町、広島駅新幹線口近くの「ベーカリーカフェSOAR(ソアー)」を訪問しました。

 社会福祉法人「交響」が、株式会社オイシスの焼きたてベーカリーを展開するフランチャイズ店舗「ロンドン」と業務提携して運営されているベーカリーカフェです。

(ベーカリーカフェSOAR)
Photo_20260329134601

 カフェが併設されたパン屋さんです。

 「どんなパンがあるかな」と店内を見回してみると、真正面に「カープ坊や」そっくりの、広島ならではのパンを見つけました。

(「こいほー!」販売の様子)
Photo_20260329134701

 商品名は「こいほー!」です。

 「こいほー」は、「こい(鯉、広島カープ)」が勝って嬉しいこと(ヤッホー、ワンダホーなどで使われる「ホー」)を表現する際に使われる言葉です。

 このパンとコーヒーをイートインでいただきました。

(「こいほー!」とホットコーヒー)
Photo_20260329134901

 席に座り、まずはコーヒーをストレートで一服…

 「濃いほー!」

 コーヒーを味わったあと、改めてパンをいただきました。

(こいほー!)
Photo_20260329135001

 アイシングやチョコレートでカープ坊やが描かれており、カープファンにはたまらない菓子パンです。

 パンを半分に割って、中を確かめてみました。

(こいほー(中身))
Photo_20260329135201

 「こわいほー!」(笑)

 意図的にしたわけではないので、お許しを!

 パンの中には、クリームチーズといちごジャムが入っていました。

 カープのイメージカラー「赤(いちごジャム)」と「白(クリームチーズ)」が使われています。

 これは「うまいほー!」


エキキタスイーツラリー・オリジナルスイーツ

 「第12回エキキタスイーツラリー」では、イベントにちなんだ期間限定のオリジナルスイーツも販売されました。

 広島市東区にある小学校・高等学校・短期大学・大学の生徒・学生を中心に305件のスイーツアイデアが寄せられ、そのうち3つのアイデアが採用されました。

 採用されたアイデアは、エキキタにあるホテル3社(シェラトングランドホテル広島、ホテルグランヴィア広島、ホテル広島ガーデンパレス)が商品化し、販売されました。

 続いては、この3つの「オリジナルスイーツ」を御紹介します。


シェラトングランドホテル広島「マスカルポーネ ナッツショコラ」

 広島駅に隣接する「シェラトングランドホテル広島」を訪問しました。

(シェラトングランドホテル広島)
Photo_20260329135401

 入口にエキキタスイーツラリーのポスターが掲示されていました。

(スイーツラリーポスター(シェラトングランドホテル広島))
Photo_20260329135501

 「シェラトングランドホテル広島」からは、オリジナルスイーツとして「マスカルポーネ ナッツショコラ」が販売されました。

 シェラトングランドホテル広島のロビーラウンジ「&More by Sheraton」で、このオリジナルスイーツとドリンクをいただきました。

(マスカルポーネ ナッツショコラとオリジナルブレンドティー)
Photo_20260329135601

 ドリンクは、シェラトンオリジナルブレンドティーをいただきました。

 八女茶(福岡)と瀬戸内レモンチップをブレンドしたフレーバード緑茶で、茶葉がたっぷり入っていました。

 続いて、オリジナルスイーツをいただきました。

(マスカルポーネ ナッツショコラ)
Photo_20260329135701

 ティラミスをベースにしたスイーツでした。

 マスカルポーネチーズクリームの中にクラッシュアーモンドやクラッシュピスタチオの層が作られ、表面にはココアパウダーがまぶされ、仕上げに薄い板チョコがのせられていました。

 クラッシュナッツの食感と香ばしさが楽しめる、甘いチョコレート風味のティラミスでした。

 この「マスカルポーネナッツショコラ」の商品化にあたっての、参考アイデアを御紹介します。

(参考アイデア(マスカルポーネ ナッツショコラ))
Photo_20260329135901
 (広島市東区役所ウェブサイトを一部加工・引用)

 コーヒーの代わりにチョコレートが使われたティラミスです。

 アピール欄には、

 「私は初めてティラミスを食べたとき、マスカルポーネはとてもおいしく、コーヒーの部分は苦くて食べられませんでした」

 「そこで、少し甘味があり苦みのある大好きなビターチョコをえらび、マスカルポーネと合わせました」

 「チョコの部分はアーモンドやピスタチオを入れ、ザクザク食感をだしました」

 コーヒーのほろ苦さとスポンジのフニャフニャ感が楽しめる一般的なティラミスとは対照的に、チョコレートの甘さとクラッシュナッツのザクザク感が楽しめるティラミスでした。


ホテル広島ガーデンパレス「れもんのタルト」

 東区光町の「ホテル広島ガーデンパレス」からは、オリジナルスイーツとして「れもんのタルト」が販売されました。

(「れもんのタルト」紹介(広島ガーデンパレス))
Photo_20260329140301
 (「ホテル広島ガーデンパレス」ウェブサイトを一部加工・引用)

 事前に電話予約し、予約当日「ホテル広島ガーデンパレス」を訪問しました。

(ホテル広島ガーデンパレス)
Photo_20260329140701

 ホテル1階のバンケットサロンに、スイーツラリー受付がありました。

(スイーツラリー受付)
Photo_20260329140801

 ドリンクバーセット(イートイン)でいただきました。

 飲食フロアでしばらく待っていると、オリジナルスイーツ「れもんのタルト」が運ばれてきました。

(「れもんのタルト」とホットコーヒー)
Photo_20260329140901

 ドリンクは、ホットコーヒーとジャスミンティーをいただきました。

(れもんのタルト)
Photo_20260329141001

 丸いタルトの表面には極薄のレモンピール(レモンの皮)が、お皿に盛り付けられた「ふぐの刺身」のように、きれいに敷き詰められていました。

 タルトの縁(周囲)はクリームとピスタチオで装飾され、てんとう虫と葉っぱのチョコレートがのせられていました。

(れもんのタルト(中身))
Photo_20260329141101

 底のタルト生地がとてもかたく、フォークだけで切るのは大変でした。

 中にはレモン風味のカスタードクリームが詰められていました。

 実際にいただいてみてわかったのですが、このレモンクリームの中にも粒々のレモンピールが入っており、レモンを存分に味わえるタルトに仕上げられていました。

 この「れもんのタルト」の商品化にあたっての、参考アイデアを御紹介します。

(参考アイデア(れもんのタルト))
Photo_20260329141401
 (広島市東区役所ウェブサイトを一部加工・引用)

 「レモンクリーム」
 「レモンのつぶをのせる」
 「上のレモンはただのレモンじゃなくて、砂糖でつけている甘いレモン」
 「タルト部分はクッキーを粉々にしてバターを溶かしていれてかためる」

 なるほど、タルト生地がかたかったのは、クッキー(生地)を使ったからなのですね。

 手間暇かかるスイーツで、1日5個限定だったのもわかる気がしました。


ホテルグランヴィア広島「鯉恋チーズタルト」

 広島駅に隣接する「ホテルグランヴィア広島」を訪問しました。

(ホテルグランヴィア広島)
Photo_20260329141501

 「ホテルグランヴィア広島」からは、オリジナルスイーツとして「鯉恋チーズタルト」が販売されました。

(「鯉恋チーズタルト」紹介(ホテルグランヴィア広島))
Photo_20260329141701
 (「ホテルグランヴィア広島」ウェブサイトを一部加工・引用)

 「いちごの王様「あまおう」の甘酸っぱさと、広島レモンの清々しさを贅沢に閉じ込めました」

 「「いちご×レモン」という、一見意外な組み合わせが織りなす格別な味わい」

 確かに、いちごとレモンは珍しい組合せです。

 ホテル内の「ディッシュパレード」で、オリジナルスイーツ「鯉恋チーズタルト」を購入しました。

(鯉恋チーズタルト)
Photo_20260329141801

 広島市立広島商業高等学校の生徒さんが考案され、ホテルグランヴィア広島パティシエが開発されたオリジナルケーキです。

 広島のシンボル「鯉」をチョコレートにして、見た目にも楽しめるタルトです。

 ホワイトチョコレートで作られた錦鯉が勢い良く跳ねているように見えます。

(鯉恋チーズタルト(中身))
Photo_20260329142001

 サクサクのタルト生地に、チーズクリームと生クリーム、そしていちごが盛り付けられていました。

 さらにクリームの中には、粒々のレモンピールがたくさん入っていました

 そして頂点には、青いソーダ風味のゼリーがトッピングされていました。

 いちごのショートケーキとレモンケーキを一度にいただいているような、贅沢感あふれるオリジナルスイーツでした。

 この「鯉恋チーズタルト」の商品化にあたっての、参考アイデアを御紹介します。

(参考アイデア(鯉恋チーズタルト))
Photo_20260329142201
 (広島市東区役所ウェブサイトを一部加工・引用)

 「いちごの甘酸っぱさとレモンの爽やかさとチーズのコクと酸味がマッチしたスイーツ」
 「レモンは「瀬戸内(広島)レモン」を使用」
 「広島ならではのタルトにしたかったため、鯉のかたちをしているチョコレートをつけました」

 広島県廿日市市で「はつかいちご」と呼ばれるいちごがあることにも触れておられました。

 なかなかのアイデアマンですね。

 考案者と開発者のアイデアとセンスが光るスイーツでした。

 「こいこい」と聞いて「猪鹿蝶(いのしかちょう)」とか「月見で一杯」とか花札を連想する私とは異なる世界です(笑)


まとめ

 結果として、私はスタンプを7個、限定スタンプを3個集めることができ、2口分を応募しました。

(スタンプカード応募)
Photo_20260329142501

 スタンプを集めることを目的に複数のお店で買い物をし、また買いたい(行きたい)と思うスイーツやお店もあったので、これが大勢になれば、地域活性化につながることを実感しました。

 また機会があれば参加したいと思います。


<関連サイト>
 「エキキタまちづくり会議」(広島市東区光町二丁目10-11)
 「行森商店」(広島市東区二葉の里一丁目7-13)
 「ベーカリーカフェSOAR(インスタグラム)」(広島市東区若草町15-20)
 「シェラトングランドホテル広島」(広島市東区若草町12-1)
 「ホテル広島ガーデンパレス」(広島市東区光町1-15-21)
 「ホテルグランヴィア広島」(広島市南区松原町1-5)
 「はつかいちご」(廿日市商工会議所)

<関連記事>
 「ひろしま南区スイーツフェア -南区3名山(似島(安芸小富士)・黄金山・比治山)と代表花(ミモザ・桜・広島椿)のスイーツ-
 「みなみく七大伝説スイーツ2023 -広島市南区の第九伝説・黄金伝説・河童猿猴伝説・妖怪伝説にちなんだスイーツ-
 「みなみく七大伝説スイーツ2023 -広島市南区の菓子伝説・鉄道伝説・天女姫伝説にちなんだスイーツ-
 「第11回 エキキタ スイーツラリー -広島駅周辺のパン・スイーツ、オリジナルスイーツ(ホテルグランヴィア広島・ホテル広島ガーデンパレス・シェラトングランドホテル広島)-

2026年3月22日 (日)

ビッグ錠先生の世界21 -ビッグ錠とその仲間たちPART8 楽市楽座・ズボラの漫画飯オフ会第12弾 -

 2026年3月14日から16日の3日間、神奈川県藤沢市の「湘南台駅地下アートスクエア」をメイン会場に、「ビッグ錠とその仲間たちPART8 楽市楽座」が開催されました。

(「ビッグ錠とその仲間たちPART8 楽市楽座」チラシ)
Photo_20260321103801

 ビッグ錠先生やお仲間の漫画家の作品展示、トークショウ、ミュージカル・ライブペインティングショウなどの盛りだくさんのイベントで盛り上がりました。

 このイベントに合わせて、湘南台のバー「アルスノーバ」で、ズボラさんの漫画飯オフ会やセリ鍋パーティー、浜野ケイ子さんライブも開催されました。

(「ズボラの漫画飯オフ会第12弾」開催案内)
Photo_20260321103901

 私は3月14日・15日に湘南台を訪問し、これらのイベントを楽しませていただきました。


ビッグ錠とその仲間たちPART8 楽市楽座

 メイン会場の「湘南台駅地下アートスクエア」では、ビッグ錠先生とお仲間の漫画家さんによるトークショーが開催されました。

(「ビッグ錠とその仲間たち展PART8」ポスター)
Photo_20260321104801

 昨年に引き続き、ビッグ錠先生の記念誌(今回は第二部)も発刊・配付されました。

(「包丁人味平」と「ビッグ錠記念誌第二部」)
Photo_20260321105301

 今回の記念誌は、ビッグ錠先生と湘南台の関わりや御縁がメインテーマとなっています。

(ビッグ錠先生と湘南台)
Photo_20260321105501
 (ビッグ錠とその仲間たち実行委員会「ビッグ錠記念誌第二部」湘南台地区郷土づくり推進会議から一部引用)

 13時のイベント開始時刻を迎えると、地元住民や漫画ファンの方々が大勢集まりました。

(「ビッグ錠とその仲間たち展PART8」会場の様子)
Photo_20260321110101

 やがて、ビッグ錠先生とお仲間の先生方がステージに登壇されました。

(ビッグ錠先生とお仲間の先生方)
Photo_20260321110501

 写真左から、寺沢大介先生、山根青鬼先生、岸田尚先生、ビッグ錠先生、辻下浩二先生、倉田よしみ先生です。

 あとで司会者から伺ったお話ですが、イベント当日、ふたを開けてみるとメンバーの半分が違う人になっており、あらかじめ用意されていた出演者の紹介文を使うことができず、大変だったそうです(笑)

 しばらくイベントを楽しんだ後、漫画飯オフ会の準備を頼まれている私は、漫画飯オフ会の会場へと向かいました。


漫画飯オフ会の会場準備

 漫画飯オフ会の会場「アルスノーバ」には、お店のマスターやズボラさん、運営スタッフ(アルスノーバの常連さん)などが続々と集合し、みんなでイベントの準備に取りかかりました。

 私は、ビッグ錠先生、寺沢大介先生、小川悦司先生、森月真冬先生など、今回のイベントに関連した書籍やグッズを会場に展示しました。

(「ミスター味っ子」・「将太の寿司」アクリルスタンド)
Photo_20260321112701

(書籍展示コーナー(寺沢大介先生・森月真冬先生など))
Photo_20260321112801

(書籍展示コーナー(小川悦司先生・ビッグ錠先生など))
Photo_20260321112802

 寺沢大介先生のグルメ漫画「喰わせモン」に登場する「海老丸ごと餃子」もあらかじめ調理しました。

(海老丸ごと餃子(加熱前))
Photo_20260321220601

 海老1尾が丸ごと皮で包まれた餃子です。

(海老丸ごと餃子)
Photo_20260321220801

 具は海老のみで、なんて贅沢な餃子なのだろうと思いました。

 続いて、「菜の花鯉餃子」(後述)の餡を皮で包む作業もお手伝いしました。

(菜の花鯉餃子を作る様子)
Photo_20260321224401

 餃子の餡は、鯉のミンチと細かく刻んだ菜の花です。

 薄手のビニール手袋を手にはめた状態で餃子の皮を扱うのは、意外と難しかったです。

 その後、イベント開催時の役割分担が決められ、私は受付(会計)を担当することになりました。


ズボラの漫画飯オフ会第12弾

 15時前ごろから、漫画飯オフ会参加者の皆さんや漫画家の方々が続々と会場に来られました。

 ビッグ錠先生は、夕方まで湘南台駅地下アートスクエアのイベントに出席されていたため、とりあえずビッグ錠先生抜きでオフ会が開始されました。

 私はお店の入口で参加者のチェックや参加費の徴収を行いました。

(オフ会受付)
Photo_20260322064801

 しばらくして、受付担当は手元に現金や名簿があるので、その場を離れることができないことがわかりました。

 今回の記事は、料理によって記事の内容や写真の枚数に偏りがありますが、こうした諸事情があったためと御理解ください(笑)


【「スーパーくいしん坊」の「50ミリハンバーグ」】

 ビッグ錠先生のグルメ漫画「スーパーくいしん坊」に登場する「50ミリハンバーグ」が実演されました。

(50ミリハンバーグを焼く様子)
Photo_20260322065501

 ズボラさんがあらかじめ下拵えされたハンバーグをフライパンで焼く様子です。

(50ミリハンバーグ)
Photo_20260322070301

 厚さ50ミリ(5センチ)のハンバーグは、ボリューム満点です。

(50ミリハンバーグ(試食用))
Photo_20260322070401

 試食のサイズもでかい!

 あとで私もいただきましたが、挽き肉がみっしりと詰まった、食べごたえのある美味しいハンバーグでした。


【「中華一番!」の「エビチリチャーハン」】

 続いて、小川悦司先生のグルメ漫画「中華一番!」に登場する「エビチリチャーハン」が提供されました。

(エビチリチャーハン(大皿))
Photo_20260322070901

 チャーハンにエビチリがたっぷりかけられた、夢のようなチャーハンです。

(エビチリチャーハン)
Photo_20260322071401

 チャーハンとエビチリ、どちらも美味しく調理されており、贅沢感がありました。


【「ミスター味っ子」の「揚げピザ」】

 続いて、寺沢大介先生のグルメ漫画「ミスター味っ子」に登場する「揚げピザ」が実演されました。

(ミスター味っ子「揚げピザ」の紹介)
Photo_20260322074201

 トマトソースをベースに、生ハム、パイナップル、生ウニ、玉子(ウズラの玉子)などを使った最上級の揚げピザです。

 参加者のお一人が「揚げピザ」を実演されました。

(ピザ生地を手で伸ばす様子)
Photo_20260322074901

 最初はピザ生地を手で伸ばしておられましたが…

(ピザ生地をワインボトルで伸ばす様子)
Photo_20260322075101

 近くにあったワインボトルでピザ生地を伸ばすことを発案され、このワインボトルを使っていると…

 実は貴重なワインボトルだったようで、マスターに叱られていました(笑)

 次に、伸ばしたピザ生地に具をのせました。

(ピザ生地に具材をのせた様子)
Photo_20260322075401

 以後、原作の漫画のセリフで御説明します。

 「ピザにかすかな塩味を加える生ハム」
 「生ハムの塩味にほのかな甘味を配するパイナップル」
 「強烈な風味を生かす生ウニ」
 「あんたが用意した具のここまではわかるわ」

 「オレの探しあてたのはこの花さ!!」
 「これがオレのピザに必要なものなんだ」
 「ええ!?」

(カボチャの花(ズッキーニの花))
Photo_20260322075801

 なんと、ピザの具にカボチャの花(ズッキーニの花)が使われるのです。

(ピザ生地にカボチャの花をのせる様子)
Photo_20260322080001

 具をのせたピザ生地を2つに(半月形に)折り、つなぎ合わせました。

(ピザ生地をつなぎ合わせる様子)
Photo_20260322081101

 油で揚げる途中で破れないよう、フォークでしっかりとつなぎ合わせました。

 そしてこのピザ生地を油で揚げます。

(ピザ生地を揚げる様子)
Photo_20260322081401

(揚げピザ)
Photo_20260322081501

 揚げピザの完成です。

 まずは、考案された寺沢大介先生に揚げピザの確認と試食をお願いしました。

(揚げピザをカットする寺沢大介先生)
Photo_20260322082001

 美味しいと評価され、とても喜んでおられました。


【「真・中華一番!」の「菜の花鯉餃子」】

 続いて、小川悦司先生のグルメ漫画「真・中華一番!」に登場する「菜の花鯉餃子」が実演されました。

 小林銅蟲先生の弟さん、「ヒト秋」さんに再現していただきました。

(鯉のスープ)
Photo_20260322093301

 こちらはブツ切りにした鯉からとったスープです。

(菜の花鯉餃子(加熱前))
Photo_20260322093401

 このスープに、オフ会開始前に用意しておいた「菜の花鯉餃子」と菜の花を入れます。

(スープに餃子と菜の花を入れた様子)
Photo_20260322093901

 しばらく煮込んで完成です。

(菜の花鯉餃子)
Photo_20260322094001

 餃子の餡は、鯉のミンチと菜の花ですが、生臭さは全くなく、挽き肉の水餃子をいただいている感じでした。

 小川悦司先生も試食され、高く評価されていました。


【「スーパーくいしん坊」の「せいろ餃子」】

 最後にビッグ錠先生のグルメ漫画「スーパーくいしん坊」の「せいろ餃子」が実演されました。

 「せいろ餃子」の特徴は、せいろに入れた餃子を鶏がらスープで蒸し茹で、さらにその餃子を焼いて焼き餃子にすることです。

(せいろごと鶏がらスープの鍋に入れた様子)
Photo_20260322100601

 鶏がらスープ入りの鍋に、キャベツと餃子を入れたせいろをドボンと浸します。

(せいろにフタをし、餃子を蒸し茹でする様子)
Photo_20260322100801

 せいろにフタをし、餃子を蒸し茹でします。

 しばらく加熱し、「せいろ餃子」が蒸しあがりました。

(せいろを鍋から引き上げる様子)
Photo_20260322101101

 「せーろ」とタイミングを合わせ、一気にせいろを鍋から引き上げました。

 この状態で「水餃子」として調理を終えてもいいはずなのに、これをさらにフライパンで焼きます。

(せいろから取り出した餃子をフライパンで焼く様子)
Photo_20260322101301

 なんとも手間がかかる餃子です。

(せいろ餃子)
Photo_20260322101302

 「せいろ餃子」を考案されたビッグ錠先生に試食していただきました。

(せいろ餃子を試食するビッグ錠先生)
Photo_20260322101401

 「普通の餃子とどこが違うの?」と冗談をおっしゃいながら、美味しそうに召し上がっていました。


参加者とグルメ漫画家の先生たちとの交流

 オフ会では、参加者とグルメ漫画家の先生たちとの交流もありました。

(小川悦司先生が色紙にサインされる様子)
Photo_20260322102701

 小川悦司先生が色紙にサインされている様子です。

 シャンソン歌手・浜野ケイ子さんの似顔絵を描かれています。

 ビッグ錠先生は…

(ビッグ錠先生の寝姿)
Photo_20260322102801

 寝てる!(笑)

 ビッグ錠先生に限らず、皆さんお疲れだったのだと思います。

(餃子とマジック)
Photo_20260322102901

 餃子とサイン用のマジックが同じ皿に置かれているぐらいですから。

 私も小川悦司先生からサインをいただきました。

(小川悦司先生のサイン)
Photo_20260322103001

 「中華一番!」の「マオ」を描いてくださいました。

 一生の宝物です。

 今回の漫画飯オフ会も大いに盛り上がりました。


セリ鍋&浜野ケイ子さんライブ

 翌日15日の夕方、同じ湘南台の「アルスノーバ」で「セリ鍋&浜野ケイ子さんライブ」が開催されました。

 私も東京で食事や買い物を済ませた後、再びアルスノーバを訪問しました。

(アルスノーバ)
Photo_20260322104001

 2日連続でイベントに参加するのは初めてです。

 16時頃から、セリ鍋パーティーが始まりました。

 セリやセリ鍋の汁(スープ)は、宮城から持って来ていただいたり、取り寄せたりしたものです。

(セリ)
Photo_20260322104301

 セリは葉だけでなく、根っこまで付いたものです。

 セリは冬から春先が旬で、3月中旬には入手困難になるそうです。

(セリ鍋の具)
Photo_20260322104501

(セリ鍋の汁(鴨汁仕立て))
Photo_20260322104601

 セリをはじめとする具材の味を引き立てるのが、こちらのセリ鍋の汁(スープ)です。

 芋煮やすき焼きのタレに似た、甘くて濃い醤油ベースのスープで、鴨肉のダシが効いていました。

(セリ鍋)
Photo_20260322104901

 スープを注いだ鍋の中に、ぶつ切りの鶏肉(又は鴨肉)を入れ、しばらく煮込んだあと、ささがきのゴボウ、白菜、しらたき、豆腐などを加え、最後にセリをのせて煮込みます。

 セリは、葉だけでなく、根っこも入れて煮ます。

(セリ鍋(小皿))
Photo_20260322105001

 「うまっ!」

 私を含めた参加者の全員の感想です。

 セリは春菊に似た香りとシャキシャキ感があり、肉ではなくセリが主役なのだとわかりました。

 セリの根もシャキシャキで、ダシが浸みて、根っこならではの魅力があることを知りました。

(セリの根)
Photo_20260322105401

 鶏肉やゴボウ、白菜などの具材も、甘くて濃い醤油ベースのスープとの相性が抜群でした。

 セリ鍋を囲んで皆さんとゆっくり過ごし、夜の「浜野ケイ子さんライブ」も楽しみたかったのですが、帰りの飛行機出発時刻が迫り、私はやむなくお店をあとにしました。

 皆さんが温かく見送ってくださり、感謝の気持ち一杯で、湘南台駅へと向かいました。


 どのイベントにも、笑いと感動がありました。

 マスターやズボラさんをはじめとする運営スタッフの皆さん、漫画家の先生方、浜野ケイ子さん、参加者の皆さん、アルスノーバの常連の皆さん、湘南台地区郷土づくり推進会議の皆さん、今回もありがとうございました。


<関連サイト>
 「ズボラの漫画飯再現料理

<関連記事>
 「ビッグ錠先生の世界10 -湘南台「ビッグ錠の66.50展」とプリンカレー勝負-
 「ビッグ錠先生の世界15 -湘南台「ウソとホントの間には…出来らあ!…がある…DE SHOW」・漫画飯オフ会-
 「ビッグ錠先生の世界17 -ビッグ錠とその仲間たちPART7~マンガ家のお宝市~・漫画飯文化祭第9弾 漫画飯オフ会-

<参考文献>
 ビッグ錠とその仲間たち実行委員会「ビッグ錠記念誌第二部」湘南台地区郷土づくり推進会議 

2026年3月15日 (日)

料理教室&異文化理解イベント「ウズベキスタンの料理と文化を体験しましょう」-チュチュワラスープ・ウズベクバホルサラダ-

ひろしま国際センターの料理教室・異文化理解イベント

 2026年3月7日、ひろしま国際センター主催の料理教室&異文化理解イベント「ウズベキスタンの料理と文化を体験しましょう」に参加しました。

 このイベントは、「BIG FRONT ひろしま」の5階にある「広島市福祉総合センター」の料理教室で開催されました。

(BIG FRONT ひろしま)
Photo_20260310231701

 定員は20名で、参加者は3人又は4人ずつ、6つのグループに分かれました。

 応募者が多く、抽選となりましたが、私は電子メールで当選通知が届き、このイベントに参加することが出来ました。

 受付を済ませ、控え室で持参したエプロンとバンダナを身につけた後、案内されたEグループの調理台に向かいました。

 調理台には、あらかじめ調理器具や食材が用意されていました。

(各グループの調理台に用意された調理器具・食材)
Photo_20260311191801

 調理実習は、まず講師のカリモフ・ミルゾヒドさん(通称ミルさん)と奥様のリサさんがお手本を示し、参加者はそれを理解した上で、各グループの調理台に戻り、調理するという方法で進められました。

 今回は、ウズベキスタン料理の「チュチュワラスープ」と「ウズベクバホルサラダ」の調理にチャレンジしました。

 それぞれの料理と調理体験の様子を御紹介します。


チュチュワラスープ

 「チュチュワラスープ」は、羊肉や牛肉、玉ねぎなどを詰めた小さな餃子をブイヨンで煮込んだ、ウズベキスタンの家庭料理です。

 「チュチュワラ」はウズベク語で「耳」という意味です。

 餃子を耳の形に仕上げることで、その愛らしい形に由来した料理名が付けられています。

【チュチュワラ作り】

 まず最初に、講師から、あらかじめ寝かせておいた小麦粉生地(小麦粉と塩を混ぜ、水を加えてこねたもの)を麺棒で薄く伸ばす作業を教えていただきました。

(講師が麵棒で小麦粉生地を薄く延ばす様子)
Photo_20260311192301

 伸ばした生地に打ち粉を振りかけ、その生地を麵棒に巻き付けて、徐々に生地を薄く仕上げておられました。

 薄く延ばした生地は、指3本程度の幅に折り重ねます。

 その折り重ねた生地を、包丁で縦に指3本程度の幅に切ります。

(講師が折りたたんだ小麦粉生地を均等の幅に切る様子)
Photo_20260311192801

 人差し指・中指・薬指を3本合わせて、その幅に生地を切っている様子です。

 この切った生地を広げ、1枚1枚重ね直して、さらに指3本程度の幅に切ると、最終的に正方形の生地が出来上がります。

(正方形にカットされた小麦粉生地)
Photo_20260311193701

 この正方形の皮に具(餡)を包み、チュチュワラ(耳)の形に仕上げます。

(講師が皮に具(餡)を包み、チュチュワラの形を作る様子)
Photo_20260311194401

 生地にちょこんと具(餡)をのせて半分に折り、指でくるっと回しながら生地の両端を重ね合わせることで耳の形に仕上げます。

(講師が作られたチュチュワラ)
Photo_20260311194801

 中心に穴を作り、見事に耳の形に仕上げられています。

 ひととおり教えていただいた後、参加者は各グループの調理台に戻り、調理に取りかかりました。

 小麦粉生地を麺棒で伸ばし、正方形の形に仕上げました。

 続いて、挽き肉・玉ねぎ(みじん切り)・塩・こしょう・クミンを混ぜ合わせ、チュチュワラの具(餡)を作りました。

(Eグループでチュチュワラの具(餡)を作る様子)
Photo_20260311200001

 私は女性の皆さんが手際よく下拵えされている様子を見て感心するばかりでした(笑)

(Eグループでチュチュワラの具(餡)を混ぜ合わせる様子)
Photo_20260311200401

 なるほど、ビニール手袋をして挽き肉をこねると、手に脂が付かないのですね。
 (私は普段スプーンでこねています。)

 出来上がった皮と具(餡)をチュチュワラの形に包みました。

(チュチュワラの皮と具(餡))
Photo_20260311200801

(Eグループのチュチュワラ)
Photo_20260311201101

 こちらが、我がEグループが作ったチュチュワラです。

 右下が私の作ったチュチュワラですが、ほかの皆さんと比べて小さめのサイズとなりました。
 (具(餡)の量を少なくしたためです…)

 講師が作られたお手本チュチュワラと見比べてみました。

(講師が作られたお手本チュチュワラ)
Photo_20260311201501

 やはりこちらの方が耳の形に近いと思いました。

 中心の耳穴をはっきりと形作られているからでしょう。

【スープ作り】

 続いて、チュチュワラを煮込むスープを作りました。

 こちらも、まずは講師によるお手本調理からです。

 まずは、スープの具となる玉ねぎをみじん切りに、人参とじゃがいもを角切りにしました。

(講師が包丁で人参を切る様子)
Photo_20260311202401

 ミルさんの2人のお子さんも、お父さんの調理を見守っておられます。

 人参をまず縦に切ってから、一度に角切りを作る方法は新鮮でした。

 材料を切り終えたら、鍋にサラダ油を入れて加熱し、まずは玉ねぎをしっかりと炒めます。

 その後、鍋に人参とじゃがいもを加えて、軽く炒めます。

(講師が玉ねぎ・人参・じゃがいもを油で炒める様子)
Photo_20260311203101

 具に火がとおったら、トマトペーストを加えてさらに炒めます。

(講師がトマトペーストを加えた様子)
Photo_20260311203201

 トマト(ペースト)を油でよく炒めることで、旨味が出てくるとのお話でした。

 そして人数分の水を加えます。

(講師が鍋に水を加える様子)
Photo_20260311203601

 いったんスープ皿に水を入れたものを鍋に加えることで、人数分の水を測りました。

 このあと、塩・こしょう・クミン・コリアンダーで調味し、チュチュワラを加えてしばらく煮込めば完成です。

 お手本にならい、Eグループでも調理を開始しました。

(Eグループで玉ねぎ・人参・じゃがいもを油で炒める様子)
Photo_20260311204301

 鍋に油をたっぷり入れているため、油がパチパチはねて大変でした。

 「この段階でスパイスを加え、炒めた方が香りが引き立つのではないか」という意見も出て、私のグループのメンバーはレベルが高いと思いました。

(Eグループで具にトマトペーストを加え、炒める様子)
Photo_20260311231301

 旨味を引き出すべく、トマト(ペースト)を加えてからも、しっかりと炒めました。

(Eグループで鍋に水を加えて加熱した様子)

Photo_20260311231601

 表面がヌラヌラしているのは、たくさんの油を使ったからです。

(使用した油の量)
Photo_20260312191901

 4人分のスープに、カップ1杯分の油を使いました。

 スープが沸騰したところで、鍋にチュチュワラを入れました。

 しばらく煮込み、チュチュワラが浮き上がってきたら「チュチュワラスープ」の完成です。

(Eグループのチュチュワラスープ(鍋))
Photo_20260312192101

 トマトとスパイスが融合した、とても良い香りが漂いました。


ウズベクバホルサラダ

 「ウズベクバホルサラダ」は、新鮮な野菜を刻んでヨーグルトで和えた、ウズベキスタンのサラダです。

 「バホル」は「春」という意味で、その名のとおり春野菜で作るサラダなのだそうです。

 今回、野菜はキャベツ、ラディッシュ、きゅうり、青ねぎ、パクチー、にんにくを使いました。

 キャベツときゅうりは細切りに、ラディッシュは半月切りに、青ねぎとパクチーは小口切り(細かい輪切り)に、にんにくはみじん切りにします。

(講師がキュウリを刻む様子)
Photo_20260312193601

 人参と同様、きゅうりをまず縦に薄く切ってから、包丁を斜めに入れて細切りにしておられました。

(講師が青ねぎとパクチーを刻む様子)
Photo_20260312193801

 青ねぎとパクチーは束にまとめて、一緒に細かく刻みます。

 にんにくもみじん切りにしました。

 刻んだ野菜をボウルに入れ、ヨーグルト・塩・こしょうを加えて、すべてを混ぜ合わせます。

(講師が野菜とヨーグルトを和える様子)
Photo_20260312194501

 今回は使ってませんが、これにレモン汁かライム汁を加えると、さらに美味しくなるそうです。

 これで「ウズベクバホルサラダ」の完成です。

 お手本にならい、Eグループでも調理を開始しました。

 私はきゅうりとにんにくを切りました。

 分担して野菜を切った後、その野菜をボウルに入れ、ヨーグルトや調味料で和えました。

(Eグループで野菜とヨーグルト・調味料を和える様子)
Photo_20260312195301

 ウズベキスタンではなく、ブルガリアヨーグルトでしたが(笑)

 大皿に盛り付け、「ウズベクバホルサラダ」の完成です。

(Eグループのウズベクバホルサラダ)
Photo_20260312202201


チュチュワラスープとウズベクバホルサラダの試食

 出来上がったチュチュワラスープとウズベクバホルサラダを小皿に盛り付けました。

(チュチュワラスープとウズベクバホルサラダ)
Photo_20260312202401

 見た目重視で、ナイフ・フォーク・スプーンをペーパーナプキンの上に置きましたが、結局ナイフは不要でした(笑)

 「和食の煮物を入れる深皿にウズベキスタンのスープを盛るところが料理教室っぽくていいな」と個人的に思いました。

(チュチュワラスープ)
Photo_20260312203301

 具だくさんのチュチュワラスープです。

(チュチュワラスープのチュチュワラ)
Photo_20260312204301

 確かに耳の形をしています。

 いただいてみると、トマトスープに炒めた玉ねぎの甘みや、チュチュワラの挽き肉の旨みが加わり、何とも美味しいスープになっていました。

 油をたっぷり使ったことで、スープにコクが出て、具の旨みも引き出されていました。

 小麦粉生地で作ったチュチュワラも食べごたえがあり、このスープだけで十分な食事になる一品でした。

 続いて、ウズベクバホルサラダをいただきました。

(ウズベクバホルサラダ)
Photo_20260312205201

 この皿は、サラダに合った皿だと思います。

 ヨーグルトがドレッシングの役割を果たすこと、そして、ヨーグルトのほどよい酸味とコクが加わることにより、野菜もヨーグルトも食べやすくなることがわかりました。

 一番驚いたのはヨーグルトと刻みにんにくの相性が良いことで、生のにんにくの臭いや辛味はヨーグルトで包み隠され、にんにくの旨みが引き出されることがわかりました。


ウズベキスタン文化ミニ講座

 料理を食べながら、講師のミルさんからウズベキスタンの文化や風習について教えていただきました。

(ウズベキスタン文化ミニ講座の様子)
Photo_20260312222601

 今回のイベントで、食文化を中心に、学んだことをまとめておきます。

・ウズベキスタンの食事はパンが中心で、パン料理もある。
・パン料理にもパンを添えて食べられる。
・ウズベキスタンの人は出会った人に「お茶を飲もう」と誘うが、これは建前ではなく本心。
・プロフ(ウズベキスタンのピラフ)は油をたくさん使う。羊のお尻の脂が使われているのが本物のプロフ。
・白ごはんだけを食べる(白ごはんにおかずを添えて食べる)習慣はない。
・ラグマンは中国から伝えられた麺料理。中国ウイグル自治区が発祥と言われている。
・マルコフチャは朝鮮系の人参サラダ(キムチ)。「マルコフ」はロシア語で「人参」という意味。

 みんなで後片付けをし、一段落した後、私はミルさんにウズベキスタンの麺料理「ラグマン」の食べ方について質問させていただきました。

 私:「ラグマンは日本の「うどん」に似た太麺の麺料理ですが、ウズベキスタンの人々はどうやって食べているのでしょうか。以前、ラグマンを食べたことがあるのですが、麺が太いので、フォークでからめたり、スプーンですくったりすることが難しく、箸を使うのが一番適していると思うのですが…」
 ミルさん:「そうなんです。実は本国でもラグマンを食べるのは難しいと思われている方が多いです。広島のウズベキスタン料理店では、箸と紙エプロンが用意されています」

 「ラグマンをフォークやスプーンで食べるのは難しい」と思っているのは私だけではなかったと、ホッと胸をなでおろしました。


まとめ

 ひろしま国際センターの職員さんとは、以前、一緒にお仕事をしたことがあるので、今回はプライベートでの参加とは言え、懐かしさと嬉しさがこみ上げてきました。

 ミルさんと奥様から調理方法や食材の切り方などのお手本を教えていただき、それを受けて実際に各グループで調理体験し、作った料理を食べ、会場の皆さんとお話しできたことは、とても身近な異文化交流・異文化体験だと思いました。

 コロナ禍の際はこうした料理体験イベントがパタッとなくなり、少し寂しい気持ちでしたが、再びこうしたイベントが開催されるようになったことを心から嬉しく思いました。

 またこのようなイベントがあれば応募したいと思います。


<関連サイト>
 「ひろしま国際センター」(広島市中区中町8-18 広島クリスタルプラザ6階)
 「広島市社会福祉協議会(広島市総合福祉センター)」(広島市南区松原町5番1号 BIG FRONT ひろしま 5・6階)
 「ウズベキスタン パレス(UZBEKISTAN PALACE)」(広島市中区立町1-26 泰平ビル1階)

<関連記事>
 「アルメニア・ウズベキスタン・ロシア・モルドバのスープとパン
 「ウズベキスタン・キルギス料理の特徴と主な料理 -ノン・ラグマン-
 「ウズベキスタン料理の特徴と主な料理 -ノン・カイマク・コムハニー・シャクシュカ・サラート・ナッツ・ドライフルーツ・マルコフチャ-
 世界各国の料理は「食文化関連記事一覧表・索引」の「各国料理の特徴と主な料理」を御参照ください。

2025年12月28日 (日)

ウォーキングの魅力・効果について -ウォーキングで出会った食(きんつば・もみじきんつば・ランチバイキング・ミンチカツ・ジャンボ白身魚フライ)と「ルーレットおみくじ器」-

職場のウォーキングコンテスト

 2025年9月1日から同年11月30日までの3か月間、職場のウォーキングコンテストに参加しました。

 個人部門とチーム部門があり、私は個人での参加と、職場のチーム(10名)での参加、両方にエントリーしました。

 個人参加だけでなく、チームでの参加も兼ねると、「チームで上位入賞を目指す」、「自分が足を引っ張るわけにはいかない」という気持ちが強くなり、個人参加よりもより強く歩数を意識するようになりました。

 主に通勤時間や早朝・深夜の歩きやすい時間に歩くようにしました。

 休日に街へ出かける時も原則歩くことにしました。

 そして何より歩数稼げるのが旅に出ることです。

 旅に出ると、1日に2万歩から3万歩程度、楽勝で稼ぐことができるのです。

 私は期間中、広島県内はもちろん、東京、神奈川、大阪、神戸、岡山など様々な場所を歩きました。

 3か月の記録がこちらです。

(ウォーキングコンテスト記録表(9月))
Photo_20251228113401

(ウォーキングコンテスト記録表(10月))
Photo_20251228113501

(ウォーキングコンテスト記録表(11月))
Photo_20251228113601

 3か月(91日)で合計2,013,271歩、距離にして約1,610km、消費エネルギーは約61,304キロカロリーとなりました。

 1日あたりの歩数は、22,124歩です。

 仮に広島駅から新幹線の経路を利用したとすると、東京駅経由で新青森駅まで歩いたことになります。

 また消費エネルギーを体重1kgあたり約7,200キロカロリーで割ると、約8.5kgは体重が減ってもいいはずなのですが、こちらは増えも減りもしませんでした(笑)

 コンテストの結果は、個人が第3位、チームが第4位でした。

 個人で第3位に入賞できたことから、来年(2026年)1月に表彰式・表彰状授与があるのですが、個人的には「そこまで話を広げていただかなくても…」と複雑な心境です。

 インタビューも受け、「ウォーキングを飽きずに続けるコツを教えてください」との設問があったので、私は「運動は運を動かすと書きますが、歩くと(行動すると)、いろんな楽しい発見や出会いがありますよ!」とお答えしました。

 上司には胸を張って「仕事をするのも忘れるくらい、熱心に頑張りました」と話しましたが、なぜか苦笑いされました(笑)

 ウォーキングに取り組むと、歩くスピード・目線じゃないと発見できないことがたくさんあることに気付きます。

 そこで、ウォーキングの途中で出会ったお店や食について御紹介したいと思います。


「千羽堂」のきんつば・もみじきんつば(うす皮もみじ)

 「二葉の里歴史の散歩道」(広島市東区)あたりを歩いていると、気になるスポットがありました。

 歴史的建造物…ではなく、和菓子のお店です。

(千羽堂)
Photo_20251228114501

 「きんつば」と書かれた旗。

 これは「あんこ好き」として素通りするわけにはいきません。

(メニュー看板(千羽堂))
Photo_20251228114502

 「あずきあんから作る店」。「もみじきんつば」、「四角いきんつば」、「だいふく餅」…。

 「「もみじきんつば」ってどんなお菓子なのだろう?」と興味を持ち、「もみじきんつば」と「四角いきんつば」を1個ずつ購入しました。

(四角いきんつば・もみじきんつば(包装))
Photo_20251228114801

 開封してみましょう。

(四角いきんつば・もみじきんつば)
Photo_20251228115001

 「もみじきんつば」は、広島のお土産として有名な「もみじ饅頭」の型で作られたきんつばで、思わず笑みがこぼれました。

(四角いきんつば(中身))
Photo_20251228115101

 「四角いきんつば」の中身は予想どおりでした。

 そして「もみじきんつば」は…

(もみじきんつば(うす皮もみじ))
Photo_20251228115201

 「素晴らしい!」

 こんなにあんこがぎっしりの「もみじ饅頭」(厳密には、もみじ饅頭の形をした「きんつば」)は見たことがありません。

 甘さ控えめで、その分小豆の風味が生かされたあんこなので、あんこたっぷりでも、あっという間に美味しくいただけました。


「トラストホテル」のランチバイキング

 広島駅北口の「エキキタ」を歩いていると、とても魅力的なお値段のランチバイキングの看板を見つけました。

(メニュー看板(トラストホテル))
Photo_20251228115401

 「ランチバイキング980円」

 気になって周囲を確認すると、ホテルのレストランでした。

(トラストホテル)
Photo_20251228115402

 トラストホテル。これは信頼できるホテルだと思った私は、レストランにお邪魔しました。

 広い店内は約30名のお客さんで賑わっていました。

 料金は前払い制で、きっちり980円でした。

 決済を済ませた後、お盆にお皿をのせ、ビュッフェ形式で順番に料理をお皿に盛りました。

(ランチバイキング(食事))
Photo_20251228115601

 様々な野菜のサラダ、マカロニサラダ、スナップエンドウのトマトソース炒め、ラタトゥイユ、豚バラ大根、白身と小松菜炒め、焼き鯖、肉じゃが、白和え、ハンバーグ、フライドポテト、唐揚げ、ソーセージ、コーンポタージュスープ、味付け海苔、ホテル特製食パン、バター、ジャム、ごはん、味噌汁、漬物、味付海苔、カレー、ナポリタン、玉子サンドイッチ…1回では全部盛り付けられないぐらい様々な料理が用意されていました。

 特にホテル特製食パンで作られた手作り玉子サンドイッチは絶品で、おかわりをしました。

 続いてデザートもいただきました。

(ランチバイキング(デザート))
Photo_20251228115901

 チーズケーキ、果物ゼリー、プリンなどデザート類も充実していました。

 さらにソフトドリンクのドリンクバーやコーヒーマシンもあったので、ウーロン茶やホットコーヒーまでいただきました。

 今どき、これだけのバイキングを千円以内でいただけるとはスゴイなと思いつつ、お腹いっぱいいただきました。

 「お腹いっぱいになれば、再び歩く」これを繰り返せば、少なくとも体重が増えることはありませんでした。


「ラ・ルミエール」のランチ

 同じ「エキキタ」エリアを歩いていると、レトロな雰囲気が漂う魅力的な喫茶店を見つけました。

(ラ・ルミエール)
Photo_20251228120101

 「ラ・ルミエール」です。

(メニュー看板(ラ・ルミエール))
Photo_20251228120201

 サンデーランチとして「とんかつ」と「ミンチカツ」が、ほかにも「ジャンボ白身魚フライ」、「豚焼肉」、「カニアジ(カニクリームコロッケとアジフライ)」といったメニューが用意されていました。

 サンデーランチをいただいてみようと、お店のドアを開けました。

 店内はレトロ喫茶、純喫茶という表現がぴったりの雰囲気で、地元の常連さんがランチを召し上がったり、コーヒー片手に新聞や雑誌を読みながら過ごしたりと、喫茶店でのひとときを楽しんでおられました。

 私は「ミンチカツ」を注文しました。

 出来上がりを待つ間、メニューブックを眺めていると、広島の喫茶店の歴史について紹介されたページがありました。

(広島喫茶店の歴史)
Photo_20251228120301

 広島の喫茶店は、「モーニングが提供される」、「音楽や映画、アートなどの文化的な要素を取り入れ、知識人やアーティストたちが集まる場所としても利用された」、「お好み焼やもみじ饅頭など広島名物を楽しめる喫茶店もある」ことに特徴があると紹介されていました。

 また別のページで、「ラ・ルミエール」という店名は、フランス語で「ひかり」という意味を持ち、1号店を光町(広島市東区)で創業したことや、ママさんの名前に関係していることから命名されたことも紹介されていました。

 そうこうしているうちに、ランチが運ばれてきました。

(サンデーランチ・ミンチカツ)
Photo_20251228120401

 メインはボリューム満点のミンチカツとビーフコロッケ、それにドレッシングがたっぷりかかったキャベツの千切りとマカロニサラダが盛られた一皿となっており、ライスと味噌汁が付いていました。

 「味噌汁が付く」、「箸でいただく」ところに、喫茶店のランチ・モーニングらしさを感じました。

 お手頃な値段で、美味しくボリュームのあるランチがいただけました。

 後日、メニュー看板にあった「ジャンボ白身魚フライ」も気になり、ウォーキングの途中でお店を再訪しました。

(サンデーランチ・ジャンボ白身魚フライ)
Photo_20251228120501

 やっぱり期待どおり(笑)

(ジャンボ白身魚フライ)
Photo_20251228120601

 お皿からはみ出るほど大きな白身魚フライに、タルタルソースがたっぷりかかっていました。

 さすがにこのサイズとなると、箸で切ったりかぶりついたりするには無理があるので、ナイフとフォークも用意されました。

 お得でボリューム満点のランチをいただきました。


「ルーレットおみくじ器」で運勢を占う

 「ラ・ルミエール」でランチをいただいた際、テーブルに気になるものが置かれていました。

(ルーレットおみくじ器)
Photo_20251228120701

 「ルーレットおみくじ器」です。

 喫茶店などで見かけたことがある方も多いと思いますが、実際にやってみたことがある方は少ないと思います。

 私も「興味はあるけど、お金かかるしなぁ」という感じで、眺めるだけの存在でした。

 そこで今回、実際に占いにチャレンジすることにしました。

 自分の星座(おとめ座)に100円硬貨を入れてみました。

(100円硬貨投入)
Photo_20251228120901

 100円硬貨がおみくじ器にコトンと収まった瞬間、私はついに一線を越えました。

(ルーレット・おみくじのレバーを引く)
Photo_20251228121101

 固定レバーに親指をそえ、可動レバー(白)に人差し指をあてて、その可動レバーを固定レバーに向けて横にスライドさせると、上のルーレットが回転し、同時に下からおみくじがポンと出てきました。

(ルーレット回転・おみくじ抽出)
Photo_20251228121201

 ルーレットの中にはパチンコ玉を小さくしたような玉が入っており、ルーレット板が回転することで1つの番号が選ばれる仕組みになっています。

(ルーレット番号決定(11番))
Photo_20251228121401

 ルーレット板の黒の11番に玉が入りました。

(ルーレット占い・おみくじ)
Photo_20251228121501

 こちらがルーレットおみくじ器の下から出てきた「おみくじ」です。

 紙のおみくじが、クルクル巻きにして透明なプラスチックの筒で留めた巻物の状態で出てきました。

 おみくじを指先で広げ、私の運勢を確認しました。

(ルーレット占い・運勢全般)
Photo_20251228122301

 「小吉運」

 「かなり意欲的になりそう。長年温めてきたプランをいよいよ実行に移す時がきたようです。ぜひこの時を期にスタートさせましょう。迷いは禁物。積極的が一番。」

 なるほど、このルーレットを使った時の心境そのものが書かれていました。

(ルーレット占い・今週の運勢)
Photo_20251228122601

 ルーレットが示した「11番」を見ると…「色々なことがスムーズに運びそう」とありました。

 遅ればせながら、喫茶店には、こうした楽しみ方もあることがわかりました。


まとめ

 ウォーキングに取り組む中で、様々な出会いや発見がありました。

 積極的に行動(運動)すれば、運を動かし、幸運にめぐり合える可能性も高くなることは確かです。

 私もウォーキングをブログ記事にすることができ、これで安心して年を越せます。

 今年(2025年)も残りわずかとなりましたが、読者の皆様におかれましては、健やかで楽しい年末年始をお過ごしください。

 私は…ウォーキングの反動で寝正月かも…(笑)

 最後までこんな感じになりましたが、今年も1年、お付き合いいただき、ありがとうございました。

 良いお年をお迎えください!


<関連サイト>
 「二葉の里歴史の散歩道とは」(広島市東区役所)
 「千羽堂」(広島市東区牛田旭一丁目12-14)
 「TRUST HOTEL(トラストホテル)」(広島市東区光町一丁目14-10)
 「ラ・ルミエール」(広島市東区光町二丁目13-15)
 「北多摩製作所(ルーレットおみくじ器)」(岩手県滝沢市鵜飼洞畑85-1)
 「ひろしまモーニング」(広島市のモーニングサービス情報)

2025年12月 7日 (日)

「食欲」は見せるものか、隠すものか -湯澤規子×藤原辰史「食とウンコと人文学、あとアレ」オンラインイベントに参加して-

大阪・梅田のオンラインイベント参加

 2025年11月21日、大阪・梅田の「MARUZEN&ジュンク堂書店・梅田店」で、法政大学の湯澤規子(ゆざわ のりこ)先生と京都大学の藤原辰史(ふじはら たつし)先生によるオンラインイベントが開催されました。

 お二人とも私が尊敬している先生で、「見える、隠れる」、「食と排せつ」をテーマにしたオンラインイベントだったので、オンライン会場に伺い、お二人に直接お会いしたいと思いました。

 広島から大阪までの往復は交通費だけでも結構かかりますし、オンライン参加でも内容は一緒なのですが、お二人の先生にお目にかかれる機会はもうこの先ないかも知れないと思い、大阪行きを決めました。


湯澤規子先生とのつながり

 法政大学人間環境学部の湯澤規子教授(歴史地理学、農業史、地域経済学)とのつながりは、食文化研究家の魚柄仁之助先生から御紹介いただいたオンラインイベント「農文協・パルシステム共同企画『かんがえるタネ』“世界が転換する時代の「台所サバイバル」”」を視聴したのがきっかけでした。

(農文協・パルシステム共同企画『かんがえるタネ』“世界が転換する時代の「台所サバイバル」”ダイジェスト版)

 (生協パルシステム公式チャンネル)

 その後、「味の素食の文化センター」から発行されている食文化誌「vesta(ヴェスタ)第127号」の特集「食とジェンダー」や、光文社新書の「「おふくろの味」幻想」、ちくま新書の「ウンコはどこから来て、どこへ行くのか-人糞地理学ことはじめ」などの書籍で湯澤規子先生のお考えを知り、地理学をベースに食や排せつについても面白い視点で研究されていると思い、興味を持つようになりました。


藤原辰史先生とのつながり

 京都大学人文科学研究所の藤原辰史教授(農業史、環境史)とのつながりも、農文協・パルシステム共同企画のオンラインイベントを視聴したことに始まります。

 その後、岩波新書の「給食の歴史」や、ミシマ社の「縁食論-孤食と共食のあいだ」などの書籍で藤原辰史先生のお考えを知り、歴史学をベースに食の本質に迫り、給食や「こども食堂」など最新の食の動向についても研究されていることから、興味を持つようになりました。

 また、2023年11月には、広島県立美術館で開催された特別展「おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」の記念講演会を通じて藤原辰史先生と直接お会いし、お話を伺うことができました。


大阪・梅田の食めぐり

 オンラインイベント参加のため、大阪市を訪問しました。

(ミャクミャク(大阪市役所))
Photo_20251207100401

 御堂筋を歩いていると、大阪市役所庁舎前に、大阪・関西万博で活躍したミャクミャクが展示されていました。

 オンラインイベントは、夜(19時00分~20時30分)開催だったので、軽食をとってから参加することにしました。

(阪神百貨店スナックパーク)
Photo_20251207100402

 こちらは梅田の阪神百貨店スナックパークです。

 阪神百貨店スナックパークは、立ち食いスタイルのフードコートです。

 学生時代、大阪での就職活動の合間によく立ち寄りました。

(阪神名物「いか焼き」店舗)
Photo_20251207100501

 阪神名物「いか焼き」の店舗です。

 久しぶりに「いか焼き」をいただきました。

 「いか焼き」は、小麦粉生地にイカの切り身をのせてクレープ状に焼き上げ、仕上げにソースを塗って半分に折り曲げたスナックです。

(いか焼き・デラバン)
Photo_20251207101201

 写真手前がスタンダードな「いか焼き」、その上側の黄色いのが玉子を加えた「デラバン」です。

 私が就職活動で通った頃のスナックパークは、ごちゃごちゃして、せわしないイメージでしたが、梅田の地下のリニューアルに合わせ、都会的な憩いの場所となっていました。

 続いて、同じ阪神百貨店梅田本店の5階にある「カフェモロゾフ」へ伺いました。

 私の好物であるプリンとデンマーククリームチーズケーキに期間限定のお菓子が付く、期間限定デザートプレート(ドリンク付き)をいただきました。

(期間限定デザートプレートとコーヒー)
Photo_20251207101401

 焼き芋クリームミニパフェ、デンマーククリームチーズケーキ、カスタードプリンのデザートプレートとコーヒーのセットです。

(ミニパフェ・チーズケーキ・カスタードプリン)
Photo_20251207101601

 ミニパフェは、バニラアイス、生クリーム、その上に焼き芋クリームという組合せでした。

 エネルギーを補給し、テンションを上げたところで、茶屋町の「MARUZEN&ジュンク堂書店・梅田店」へ向かいました。


『アレ』Vol.14刊行記念 湯澤規子×藤原辰史「食とウンコと人文学、あとアレ」

 阪急大阪梅田駅近くの「MARUZEN&ジュンク堂書店・梅田店」を訪問しました。

(MARUZEN&ジュンク堂書店・梅田店)
Photo_20251207101801

 お店に入り、4階のイベントスペースへ向かいました。

 受付を済ませ、イベントスペースに入ると、店員さんから「前の方からどうぞ」とお話があったので、遠慮なく一番前の席に座りました(笑)

 開催時刻が近づくと、湯澤規子先生と藤原辰史先生、そしてアレ★CLUBの方が入室されました。

 私は開催前のくつろぎタイムを見計らって、勇気を出してお二人の先生に「記念に写真を撮らせてください」とお願いしました。

 藤原先生から「ネットなどで公表しないのであれば…」と釘を刺されたのですが、私が「いえ、私を含めて3人で」とお話しすると、「あっ、そういうこと」とOKが出ました。

 湯澤先生からは「私も入っていいんですか」と聞かれたのですが、私がいかにお二人のファンであるかを語ったところ、お二人とも喜んで記念撮影に応じてくださいました。

 お二人に「今日お会いできたことを魚柄仁之助先生にも報告します」とお伝えしたところ、お二人とも「(魚柄仁之助先生は)尊敬しています」とおっしゃっていました。

 やがてオンラインイベント開始時刻を迎え、和やかな雰囲気だった会場は一転してシンと静まり返り、アナウンスが開始されました。

 私も会場で物音を立てないよう意識し、緊張しました。

 動画や資料はもちろん、オンラインイベントの内容についても詳しくお伝えすることはできませんが、トークで話題になったのは、
○この世に生まれることは、この世に感染すること
○汚れることが生きることにつながっている
○一方、コロナ禍で非常に潔癖な社会が作り上げられた
○「どこまでがごはんで、どこまでが排せつ物か」
○ウンコは昔は肥料や薬として重宝されたが、次第に忌避されるようになり、都市化の進展とともに嫌悪される存在になった
○欲をうまく隠すように人間は生きている
○人間も体液の循環サイクルに組み込まれて生きている
といったことでした。

 私は聴講しながら、お二人への質問を考え、その内容を質問用紙に書いて事務局に提出しました。

 生のオンラインイベントなので、会場から発声することができないからです。

 やがてお二人のお話が終わり、質問タイムが設けられました。

 私からの質問と御回答いただいた内容のみ、御紹介させていただきます。

(質問)
 排せつ欲や性欲はひたすら隠される(消される)傾向にある一方で、食欲については、食べる行為を恥ずかしいと思う気持ちとともに、見せたい(SNSなどで自慢したい)傾向にもあると思います。
 食欲についてはこうした二面性があるものなのでしょうか

(藤原辰史先生からの回答)
 SNSにアップするのは、食欲そのものよりも、食欲とは違ったレベルの顕示欲であったり、記録欲(自分の歴史を残しておきたい欲)であったりするのではないでしょうか。
 食欲はいろんな欲望が混じりやすいものだと思います。
 私が懸念しているのは、むしろ食への欲望が発揮しづらくなっていることや、たくさんの若い人たちが食べ物に関心がなくなってきていることです。
 食べることに喜びを感じず、食べることよりも楽しいことに費やされる傾向にあります。
 食は本来、物語とつながっていますが、あまりにも過剰な外圧で食欲が駆り立てられている気がします。
 その1つに人に見せたいという、顕示欲的な食の発動といったものを感じます。

(湯澤規子先生からの回答)
 この御質問のお話は結構最近の傾向で、少し前までは見せない、台所も見せない傾向にあり、学術分野でも下品とされた時代がありました。
 記録して見せる先に評価があり、評価サイトがあります。
 学生たちに聞くと、評価サイトも確認せずに直感でお店に入ることは怖くてあまりしないそうです。
 口コミを確認して、その評価に基づいて食べるもの(店)を決めているのです。
 一方で、胃袋は見えないからそこは節約するという学生もいます。
 見えるものにはお金をかけるけど、胃袋は見えないから(どうせ消えるから)食費にお金をかけないという考えです。
 生きるための欲の中で食欲は一番メディアも取り上げるし、私たちも生活の中で一番開示しているのは食欲なのかもしれません。

 なるほど、核心を突いた御回答をいただき、ありがとうございました。

 すべてのプログラムを終え、オンラインが終了すると、会場は再び和やかな雰囲気になりました。

 私は湯澤規子先生、藤原辰史先生それぞれの著書をいくつか購入し、記念にサインをいただきました。

(湯澤規子先生・藤原辰史先生の著書と「アレ」)
Photo_20251207102701

 湯澤先生がお名前だけでなく、かわいい絵や添え書きまで書いておられる様子を御覧になった藤原先生が、湯澤先生に向かって冗談交じりに「サービスし過ぎでしょ?」とおっしゃったので、私は藤原先生に「余計なことを言わないでください!」と制止する場面もありました。

 「アレ★CLUB」代表の山下さんともお話しすることができ、書籍「アレ Vol.14」も購入しました。

 そこで藤原先生へ書籍「アレ Vol.14」へのサインもお願いしたところ、私の名前と御自身のサインを書かれたあと、その本を湯澤先生に渡され、湯澤先生にサインを併記することを提案されました。

 湯澤先生には、御自身のサインに加え「2025.11.21 梅田にて」とまで書いていただき、お二人のサインが揃った本が完成しました。

 その際、藤原先生が笑いながら私に「2人のサインがある本は貴重ですよ~」とおっしゃったので、私は「サービスし過ぎでしょ?」と言いたい気持ちを抑えつつ(笑)、お二人にお礼申し上げました。

 イベントに参加して本当に良かったと思いながら、会場を後にしました。


まとめ

 オンラインイベントで話題になった「どこまでがごはんで、どこまでが排せつ物か」というお話や、私が質問した「食欲の二面性」について少し考えてみました。

 例えば、私が高級レストランや料亭へ行き、贅を尽くし、見た目も豪華な料理を撮影してブログで皆さんに御紹介したとしましょう。

 その画像を御覧になった方は「うわー美味しそう!」、「食べてみたい!」と思われることでしょう。

 これこそ、自己顕示欲むき出しですが…(笑)

 そのあと私がその料理を食べ、しばらく口の中でモグモグした後、そのモグモグしたものを再びお皿に吐き出したらどうでしょう。

 それはまだ料理と呼べるのでしょうか、もはや排せつ物なのでしょうか。

 排せつ物とまでは言えなくても、その時点で忌避の対象となり、そんな画像を掲載したら、私のブログは炎上することでしょう(笑)

 私自身も一度吐き出したものを再び食べたいとは思いません。

 中身(成分)はほとんど変わってないのに、一度体内に取り込んだものを体外へ出した瞬間から、もはや自分のものではなく、忌避の対象にしてしまい、隠したい、さっさと消し去りたいと思うようになるわけです。

 このような意識の変化は、ウンコやツバなど自分が出した排せつ物にも当てはまると思います。

 ただ、こうした意識は、現代の日本人の一般的な考え・傾向に過ぎず、今後は変化する可能性もあります。

 こうしたことを踏まえて導き出した私の答えは、「欲に対する人の評価は、相対的である」ということです。

 とりわけ食の分野は、生き物の命を奪って食べることから、それを正当化する(他者が食べるものを否定する)理由付けがなされ、それが食文化として形成されてきました。

 性欲や排せつ欲、睡眠欲などは比較的ストレートな欲望ですが、食欲は文化に組み込まれて高度化・複雑化されてきた一面もある分、人の評価も相対的で、二面性(見せたいという思いと隠したいという思い)をもつ傾向にあると言えるのではないでしょうか。

 もし今後、人々が食べることにも興味・関心を寄せなくなったら…食べる行為を「見せたい」と思う人は減り、相対的に「隠したい」と思う人が増えていくことでしょう。


 後日、魚柄仁之助先生に今回のイベントに参加したことを御報告しました。

 魚柄先生からは、「ふじはら、湯澤両教授ともに尊敬してます」とお返事がありました。

 魚柄先生はお名前の「藤原」を「ふじはら」と読むことまで、ちゃんとわかっておられました。

 魚柄先生、湯澤先生、藤原先生が、お互いにお互いの先生を尊敬されているとおっしゃったのが印象的でした。

 私も、この3人の先生のお知恵を拝借しながら、食の研究を進めていけたらと思っています。

 湯澤先生、藤原先生、「アレ★CLUB」の山下代表、そしてMARUZEN&ジュンク堂書店・梅田店の皆様、ありがとうございました。


<関連サイト>
 「MARUZEN&ジュンク堂書店 オンラインイベント」(MARUZEN&ジュンク堂書店)
 「コレ!」(アレ★CLUB)
 「味の素食の文化センター」(東京都港区高輪3-13-65)
 「阪神百貨店スナックパーク」(阪神梅田本店 大阪市北区梅田1丁目13番13号)
 「カフェモロゾフ」(阪神百貨店梅田本店 大阪市北区梅田1-13-13 5F ほか)

<関連記事>
 「美術館とカフェ・レストランの魅力8 -おいしいボタニカル・アート記念講演会「おいしい植物」と人間の歴史・展示会特別メニュー-

<参考文献>
 「アレ Vol.14 【特集】見える、隠れる」(アレ★CLUB)

2025年11月 2日 (日)

ドライブインの魅力6 -広島県大竹市「お食事処みずなか」のジャンボエビフライ定食・「二代目辻村寿三郎 講演&ライブ」-

「ビッグ錠誕生日祭2025」で知った広島のイベント

 2025年10月12日、神奈川県藤沢市湘南台で開催された「漫画飯オフ会」・「ビッグ錠誕生日祭2025」に参加しました。

(「ビッグ錠誕生日祭2025」チラシ)
Photo_20251019100601

 イベント終了後、ビッグ錠先生、シャンソン歌手の浜野ケイ子さん、そしてアコーディオン奏者のえびさわなおき。さんと私の4人でお話する機会がありました。

(浜野ケイ子さんライブ・ビッグ錠先生タップダンス)
Photo_20251019115002

 私の地元・広島の話になった際、浜野ケイ子さんから「あら、広島なら来週イベントがあるじゃない!」という話に発展しました。

 翌週、えびさわなおき。さんが広島県に来られ、三次市と大竹市で、人形師の二代目辻村寿三郎さんと一緒に公演されることを教えていただきました。

 えびさわなおき。さんから公演案内を見せていただいたので、写真撮影して保存しました。

 えびさわなおき。さんへ「都合がつけば広島の会場へ伺いますね」とお伝えし、その日は終わりました。


ドライブイン「お食事処みずなか」の「ジャンボエビフライ定食」

 2025年10月18日、JR山陽本線の電車を利用して、広島県西部の大竹市玖波を訪問しました。

(玖波駅ホームと227系(レッドウイング)列車)
Photo_20251102105001

 宮島の玄関口、JR宮島口駅よりさらに西にある駅です。

 イベント会場の大竹市立玖波公民館は、駅からほど近い場所にあるのですが、まずは昼食をとってから伺うこととしました。

 と言うのも、この玖波にずっと前から気になっていたドライブインがあるからです。

 「お食事処みずなか」です。

(お食事処みずなか)
Photo_20251102105101

 国道2号沿いにあり、車で通るたびに気になり、でも立ち寄るまでの勇気もなく…といった感じのお店でした。

 それだけに、今回の玖波訪問は千載一遇のチャンスだと思い、お店を訪問しました。

 お店に入り、真っ先に見えたのがクレーンゲーム機やアーケードゲーム機が並ぶゲームコーナーです。

(ゲームコーナー)
Photo_20251102105301

 ドライバーや同乗者の憩いの場であるゲームコーナーは、ドライブインになくてはならない存在です。

 そのゲームコーナーの先に食券販売機がありました。

 最初に食券を購入し、厨房でお店の方にお渡しして注文する方式です。

 麺類、丼もの、定食など和洋中様々なメニューが用意されている中で、私が一番魅力的に思ったのは「ジャンボエビフライ定食」です。

 このお店の定食の価格は700~800円台が中心で、エビフライ定食も700円となっている中、ジャンボエビフライ定食は最高価格の1500円となっていました。

 「ボリュームやコストパフォーマンスを重視するお客さんが揃うドライブインで、この価格設定はきっと何か理由があるはず」と推測しました。

 また、これからえびさわなおき。さんとお会いすることも踏まえ、幸先よく「えび」料理の豪華定食に決めました。

 厨房では、4~5人の方が忙しく調理しておられました。

 食券をお渡しして注文を済ませたあと、席を探しました。

 お昼どきだったこともあり、お店はお客さんで賑わい、席はほぼ満席でした。

 何とか席を見つけ、座って料理が出来上がるのを待ちました。

 料理が出来上がると、厨房から大きな声で「「○○(料理名)」のかたー」とお知らせがあるのですが、番号で呼び出されるわけではないので、同じ料理を複数のお客さんが注文された時はどうなるのだろうかと思いながら、出来上がりを待ちました。(※)
 ※出来上がりのタイミングやグループの組合せでうまくいっているのだと思います。

 ドライブインの料理は迅速に提供されることが多く、こちらのお店もそうなのですが、私が注文したジャンボエビフライ定食は時間を要し、あとで注文されたお客さんの料理の方が先に提供されました。

 期待と不安を抱えながら、出来上がりを待ちました。

 「ジャンボエビフライ定食のかたー」

 ハイハイと、喜び勇んで厨房へ受け取りに行きました。

(ジャンボエビフライ定食)
Photo_20251102110101

 「おーっ、これは確かにスゴイ」

 大きな尾頭付きのエビフライが3本、デーンと盛り付けられていました。

 ごはん、味噌汁、たくあん、サラダ、そしてエビフライにつけるタルタルソースがセットになった定食です。

(ジャンボエビフライ)
Photo_20251102110301

 フライにする際に海老が曲がらないよう、パン粉でしっかりとかためられています。

 衣の中身を確かめてみると…

(ジャンボエビフライ(中身))
Photo_20251102110401

 大きな海老の身が登場しました。

 パン粉でカサ増しされているわけではないのです(笑)

 タルタルソースやウスターソースをつけながら、ジャンボエビフライをお腹いっぱいいただきました。

 ボリューム満点の魅力的な料理でした。

 食事を終え、幸せな気分で公演会会場へ歩いて向かいました。


二代目辻村寿三郎 講演&ライブ

 長いこと引っ張りましたが、ここからがメインです(笑)

 「二代目辻村寿三郎 講演&ライブ」会場の大竹市玖波公民館へやってきました。

(大竹市立玖波公民館)
Photo_20251102110801

 歴史を感じる大きな公民館でした。

 今回のイベントのポスターも掲示されていました。

(「二代目辻村寿三郎 講演&ライブ」ポスター)
Photo_20251102110901

 二代目辻村寿三郎さんは大竹市の御出身で、その御縁もあって玖波公民館での開催となりました。

 いつも湘南台でお会いしているえびさわなおき。さんも演奏されるとあって、期待が高まります。

 当日は大勢の観客が来場されました。

(「二代目辻村寿三郎 講演&ライブ」会場の様子)
Photo_20251102111101

 開始時刻までに、えびさわなおき。さんとお会いできないかと思い、控室へ行ってみました。

(出演者控室)
Photo_20251102111001

 すると、ちょうどえびさわなおき。さんが出て来られ、御挨拶することが出来ました。

 これまで湘南台でしかお会いすることがなかったのに、湘南台から800km以上離れた広島県大竹市でお会いできたことが不思議でなりませんでした。

 しかも湘南台でお会いして1週間も経たないうちに。

 広島の手土産をお渡しし、しばらくお話をしていると、二代目辻村寿三郎さんもお越しになりました。

 えびさわなおき。さんが二代目辻村寿三郎さんに「いつも東京でお会いする方です」と私を紹介してくださいました。

 東京じゃないけど、あの辺一帯は東京なのでしょう(笑)

 お二人に御挨拶した後、花道近くの席に座り、開始を待ちました。

 開始時刻となり、司会の方から開始の御案内がなされたあと、えびさわなおき。さんがアコーディオンを演奏しながら登場されました。

 曲はサティの「Je te veux(ジュトゥヴ)」でした。

 私の大好きな曲です。

 御紹介する動画はピアノ演奏ですが、有名な曲なので御存知の方もおられるかと思います。

(Satie - Je te veux)

  (YouTube「Satie - Je te veux」potassiumchlorate)

 その後、二代目辻村寿三郎さんも人形と一緒に舞台に登場されました。

(二代目辻村寿三郎・えびさわなおき。共演)
Photo_20251102111801

 人形は「おきょう」さんです。

 日本の人形芝居とアコーディオンの演奏がうまく調和されるのか、興味津々で鑑賞しましたが、二代目辻村寿三郎さんが操られる人形の表情豊かで滑らかな動きは、アコーディオンの曲と見事に一致していました。

 文楽よりももっと身近な、エンターテインメント性の高い人形芝居で、会場は盛り上がりました。

(二代目辻村寿三郎・えびさわなおき。共演(花道))
Photo_20251102111901

 イベントのラストを迎えた際、会場から「アンコール」の声と拍手が響き渡りました。

 そこで選ばれた曲は「ろくでなし(Mauvais Garçon、不良少年)」です。

 二代目辻村寿三郎さんはシャンソンも歌われるようで、えびさわなおき。さんのアコーディオン演奏に合わせて人形を舞い、「ろくーでぇーなしぃー ウィッ」と楽しそうに歌っておられました。

 冒頭で御紹介した湘南台の「浜野ケイ子さんライブ・ビッグ錠先生タップダンス」で歌われた曲もこの「ろくでなし」だっただけに、湘南台の思い出と見事にオーバーラップしました。

 湘南台のイベントでこの曲が歌われた時は、私もビッグ錠先生に向かって「ろくでなしー」と何度も言いました。

 今考えると、なんてひどい言い方だったのだろうと反省しています…ウィッ!

 イベントがお開きとなり、えびさわなおき。さんに御挨拶して、会場をあとにしました。


まとめ

 湘南台で開催された「ビッグ錠誕生日祭2025」に参加し、皆さんとお話ししたことがきっかけで、浅草のおかみさんや二代目辻村寿三郎さんとお会いでき、えびさわなおき。さんとも広島で再会することが出来ました。

 つながりや御縁って、本当に不思議で面白いものですね。


<関連サイト>
 「辻村寿三郎人形館」(広島県三次市三次町1236)
 「お食事処みずなか」(広島県大竹市玖波1-2-34)

<関連記事>
 「ビッグ錠先生の世界19 -「ビッグ錠誕生日祭2025」(親子巻き・味平ライス・ブラックホール酢豚・三丼フライ・ハンバーガー焼きそば・雲白肉・ウツボ粥)-
 「ビッグ錠先生の世界20 -浅草すしや通り「十和田」・「美味しんぼ」海原雄山も絶賛した「暮坪そば」・浅草のおかみさんと浅草吉原の文化-

2025年10月26日 (日)

ビッグ錠先生の世界20 -浅草すしや通り「十和田」・「美味しんぼ」海原雄山も絶賛した「暮坪そば」・浅草のおかみさんと浅草吉原の文化-

ビッグ錠先生おすすめのお店

 2025年10月12日、神奈川県藤沢市湘南台で開催された「漫画飯オフ会」・「ビッグ錠誕生日祭2025」に参加しました。

(「ビッグ錠誕生日祭2025」チラシ)
Photo_20251019100601

 イベント終了後、ビッグ錠先生、シャンソン歌手の浜野ケイ子さん、そしてアコーディオン奏者のえびさわなおき。さんと私の4人でお話する機会がありました。

 その際、ビッグ錠先生が私に「明日は何か予定があるの?」と聞かれたので、私は「いえ、特に決めてません。東京を散策して(広島へ)帰ろうかなと思っています」とお答えしました。

 するとビッグ錠先生から、
「だったら、浅草のそば屋「十和田」を訪ねるといいよ。六区に近い「すしや通り」のお店。おかみさんが僕のことよく知ってるから」
とお話がありました。

 浅草、すしや通り、そば屋、十和田、おかみさん…キーワードを頼りに、ネットでお店を調べました。

 「浅草は帰りに利用する羽田空港へのアクセスも良好だし、明日お店へ行ってみよう」と心に誓いました。


浅草すしや通りと浅草「十和田」

 翌日、「かっぱ橋道具街」を散策した後、浅草「すしや通り」に到着しました。

(浅草すしや通り商店街)
Photo_20251026110801

 「本当に寿司屋さんが多い!」というのが訪れた感想です。

 「すしや通り」という名称は、明治時代、雷門通りから六区に通ずる延長100mの通りに18軒もの寿司屋が連なったことに由来しています。

 この「すしや通り」に、手打ちそばのお店「十和田」があります。

(十和田(浅草すしや通り))
Photo_20251026111001

 お店に入ろうとした時、お店の中から1人の女性が出て来られました。

 お店の服を着ておられたことから、私は「もしかしてこの方がおかみさんでは」と思い、とっさに「あっ、おかみさんですかー?」とお尋ねしました。

 するとその方が「はい、わたしがおかみさんです」とお答えいただきました。

 本当に「十和田」のおかみさんだったから良かったものの、今思い出しても、よく言えたなぁと恥ずかしくなってしまいます(笑)

 でもこの会話のおかげで、その後もおかみさんとお話しすることが出来ました。

 おかみさんに、「ビッグ錠先生にこちらのお店とおかみさんを紹介していただきました」とお話しすると、おかみさんは嬉しそうに「ビッグ錠さんには浅草のまちおこしでお世話になっていますから」とおっしゃいました。


「十和田」の暮坪そば・一品料理

【暮坪そば】

 席に着くと、おかみさんがお越しになり、おすすめのメニューを教えてくださいました。

 そんなおかみさんのアドバイスをそっちのけで、私の目が釘付けになったメニューがありました。

 「暮坪そば(くれつぼそば)」です。

(「暮坪そば」の紹介文)
Photo_20251026111401

 「暮坪カブ」のおろしが薬味に添えられたそばです。

 「暮坪カブ」は岩手県遠野市の伝統野菜で、グルメ漫画「美味しんぼ」32巻の「第4話 薬味探訪」でも紹介されています。

(岩手県遠野の名産「暮坪カブ」)
Photo_20251026111501
 (雁屋 哲・花咲アキラ「美味しんぼ 32巻」小学館(ビッグコミックス)から一部引用)

 カブは一般的に丸くずんぐりした形をしていますが、暮坪カブは長細い大根のような形をしています。

 美食俱楽部の海原雄山も驚いた伝統野菜です。

(海原雄山「暮坪そば」命名)
Photo_20251026111701
 (雁屋 哲・花咲アキラ「美味しんぼ 32巻」小学館(ビッグコミックス)から一部引用)

 蕎麦と暮坪カブをおろした薬味の組合せに感動した海原雄山は、これを「暮坪そば」と名付けました。

 「グルメ漫画」というつながりや、あの海原雄山を唸らせた料理に興味を持ち、暮坪そばを注文しました。

 おかみさんがお店の方に「暮坪そばって、今日はもう売切れじゃなかったっけ?」と確認してくださったところ、「いえ、まだあります」とのお返事だったので、ホッと一安心しました。

 そばが出来上がるのを待っていると、おかみさんが再びやって来られ、「これをどうぞ」と冊子をプレゼントしていただきました。

(浅草タウン誌「おかみさん」第40号)
Photo_20251026111801

 私はあわててお代をお支払いしようとしたところ、「いいのよ。ビッグ錠さんにはお世話になっているし」とおっしゃいました。

 その後も申し訳ないからとお金をお支払いしようとしたのですが、断られたため、お言葉に甘えて頂戴しました。

 おかみさんの心意気の良さを見せていただいたとともに、これもビッグ錠先生のおかげだと感謝しました。

 感動の余韻が冷めないうちに、料理が運ばれてきました。

(暮坪そば)
Photo_20251026112101

 こちらが「暮坪そば」です。

 お盆の手前に、そばつゆと一緒に、薬味として「暮坪カブおろし」と「刻みねぎ」が用意されていました。

(暮坪カブおろし)
Photo_20251026112201

 こちらが暮坪カブをすりおろした「暮坪カブおろし」です。

 もし私が何も知らずにこれを食べたら、間違いなく「大根おろし」だと思うことでしょう。

 「美味しんぼ」で、美食俱楽部の海原雄山は暮坪カブおろしを食べて、次のような感想を述べています。

 「しかし、辛味大根と決定的な違いがあるぞ…」
 「香りはひなびて みょうに郷愁を誘う…」
 「それは土の香り…」
 「これは…見た目が大根おろしに似ているが、大根ではない…」
 「もしかすると これはカブか」

 海原雄山は、こうして見事に大根おろしではなくカブおろしであることに気付いたのです。

 私にはこうしたワインのソムリエのような味わい方も説明もできませんが(笑)、ただ1つ気付いたのは、大根おろしのように水分をたっぷり含んでフワッとした食感ではなく、カブで繊維が詰まっている分、シャリシャリした食感に近かったということです。

 だから、めんつゆに入れても味が薄まらず、そばの風味を引き立てる薬味になっていると思いました。

 辛味の中にほのかな甘みも感じる薬味でした。

 そばも、シャッキリ、つるんとした食感で、のどごしがよく、上品な味わいのそばでした。


【海老天ぷら】

 そばと一緒に、単品料理もいただきました。

(海老天ぷら)
Photo_20251026112401

 「海老の天ぷら」です。

 カラッとサクサクに揚げられており、天ぷらもお店の看板メニューであることがわかりました。


【わさびの茎 醤油漬】

(わさびの茎 醤油漬)
Photo_20251026112501

 こちらは「わさびの茎 醤油漬」です。

 メニューに「静岡産わさびの茎は女将イチおし!」とあったので、いただきました。

 シャキシャキした食感で、醤油のマイルドな味わいの後に、わさびの辛味がツンとくる一品でした。


【揚げにんにく】

 お店のメニューの中で、「暮坪そば」と同様に気になる一品料理がありました。

(青森県田子産「揚げにんにく」案内)
Photo_20251026112701

 にんにくの産地・青森の「揚げにんにく」です。

 こちらのお店では、岩手・遠野の「暮坪カブ」、青森の「にんにく」、秋田の「いぶりがっこ」など東北の食も味わうことができます。

 この「揚げにんにく」をいただきました。

(揚げにんにく)
Photo_20251026112801

 なんと、皮付きのにんにくを1玉丸ごと油で揚げた一品が提供されました。

 味噌が添えられています。

 どうやって食べるのかと思いましたが、にんにくを一片ずつ皮ごと口に含むと、茹でた枝豆のようにつるんとにんにくが飛び出してきて、簡単に食べることが出来ました。

 にんにくが中までしっかり加熱され、とろけるような食感でした。

 ほんのり塩味が効いているので、そのままでも美味しく、味噌をつけると深みが増しました。

 ボリューム満点で、お得感もある、コウジ菌イチオシ!の一品です。


【りんごジュース】

(りんごジュース)
Photo_20251026112901

 りんごジュースもいただきました。

 青森を訪問した際、りんごジュースでハズレだったことはなかったのですが、このりんごジュースも当たりでした。

 「そば屋なら、お酒(日本酒)だろう!」

 お酒に弱い私に、貴重な御意見ありがとうございました(笑)


「十和田」とグルメ漫画家

 店内には、グルメ漫画家のサイン・作品も展示されていました。

(「味いちもんめ」メンバーの羽子板)
Photo_20251026113101

 倉田よしみ先生が描かれた「味いちもんめ」メンバーの羽子板が飾られていました。

 そしてこんなお酒も…

(ミッドナイト・ジョー)
Photo_20251026113102

 「ミッドナイト・ジョー ビッグ錠ラベル」!!

(ミッドナイト・ジョー(快盗くいしん坊))
Photo_20251026113201
 「俺流!絶品めし Vol.28」ぶんか社 p177の一部を引用・加工

 「ミッドナイト・ジョー ビッグ錠ラベル」は、スコットランドのスペイサイド(スペイ川流域)・オルトモア蒸留所で11年熟成されたシングルモルトウイスキーです。

 このお酒からも、ビッグ錠先生とお付き合いされている様子が伺えました。


浅草おかみさん会とおかみさん

 後日、おかみさんからいただいた浅草タウン誌「おかみさん」を読ませていただくと、おかみさんが「十和田」のおかみさんだけでなく、「浅草おかみさん会」の会長や理事長としても活躍されていることがわかりました。

 浅草タウン誌「おかみさん」、浅草サンバカーニバル、浅草ニューオリンズ・ジャズフェスティバル、浅草リバーサイドリレーマラソン、歌舞伎、花柳、演劇、能登半島地震の復興支援など、様々な分野で中心的人物として活躍されている様子が伺えました。

(浅草タウン誌「おかみさん」第40号(いい男だねぇ・勝俣州和さんとおかみさんの対談))
Photo_20251026113501

 勝俣州和さんとビールで乾杯されているのがおかみさん(冨永照子さん)です。


吉原の遊郭・花魁

 浅草タウン誌「おかみさん」で、蔦屋重三郎(蔦重)と浅草・吉原(遊郭(ゆうかく)・花魁(おいらん))の話が特集されていました。

 おかみさんは「人を惹きつける街には、色気といかがわしさも必要」とおっしゃっています。

 ちょうどその日、お店を訪問する前に、私は上野にある東京藝術大学大学美術館で「藝大コレクション展2025 名品リミックス!」を鑑賞したのですが、その展覧会で一番印象深かった作品が高橋由一(たかはし ゆいち)さんの「花魁」でした。

(高橋由一「花魁」)
Photo_20251026113601

 高橋由一さんが、明治5(1872)年、次第に廃れていく吉原の花魁風俗を記録に留めるために描いた作品です。

 高橋由一さんは、花魁の装いを化粧や衣装の細部に至るまで丹念に描かれました。

 ただ、その絵はリアルさゆえに、これまでの錦絵の類型化された美人の姿とは異なる画風となりました。

 そのため、モデルをつとめた四代目小稲さんは完成作品を見て、「私はこんな顔じゃありません」と泣いて怒ったのだとか(笑)

 おかみさんのお話から、この「花魁」の絵やエピソードを思い出しました。


まとめ

 浅草のまちおこしに御尽力されているおかみさん、そしてビッグ錠先生。

 お二人のおかげで、浅草で素敵なひとときを過ごせ、浅草の文化や人情に触れることが出来ました。


<関連サイト>
 「浅草すしや通り商店街」(東京都台東区浅草一丁目)
 「十和田(浅草すしや通り)」(東京都台東区浅草1-13-4)
 「東京藝術大学 大学美術館」(東京都台東区上野公園12-8)

<参考文献>
 協同組合浅草おかみさん会「おかみさん 第40号(令和7年5月27日発行)」
 雁屋 哲・花咲アキラ「美味しんぼ 32巻」小学館(ビッグコミックス)

2025年10月19日 (日)

ビッグ錠先生の世界19 -「ビッグ錠誕生日祭2025」(親子巻き・味平ライス・ブラックホール酢豚・三丼フライ・ハンバーガー焼きそば・雲白肉・ウツボ粥)-

ビッグ錠誕生日祭2025

 2025年10月12日、神奈川県藤沢市湘南台を訪問しました。

 漫画飯のオフ会とグルメ漫画家ビッグ錠先生の誕生日会に参加するためです。

 広島空港から飛行機で羽田空港へ向かいました。

(飛行機の窓から眺めた青空)
Photo_20251019100401

 羽田空港からは、京急線・相鉄線に乗車して湘南台駅に到着しました。

(相鉄・湘南台駅ホーム)
Photo_20251019100501

 お昼過ぎに「ビッグ錠誕生日祭2025」のイベント会場となるバー「アルスノーバ」に到着しました。

(アルスノーバ(オープン前))
Photo_20251019100502

 店内では、すでにイベントの主催者であるズボラさんやマスター、運営スタッフ(アルスノーバの常連さん)の皆さんがイベントの準備に取りかかっておられました。

 そして何と寺沢大介先生もすでにお見えになっていました。

 私も運営スタッフの一員として、イベントの準備をお手伝いしました。

 今回のイベントのチラシです。

(「ビッグ錠誕生日祭2025」チラシ)
Photo_20251019100601

 1次会が「みんなで再現料理の本気チャレンジ」と題した漫画飯の再現イベント、2次会がシャンソン歌手・浜野ケイ子さんのライブとビッグ錠先生のタップダンスという2部構成です。

 ズボラさんが今回のイベントに参加されるビッグ錠先生や寺沢大介先生などの書籍やグッズを用意し、会場に展示されました。

(グルメ漫画コーナー)
Photo_20251019100701

(ビッグ錠先生漫画コーナー)
Photo_20251019100801

(寺沢大介先生漫画コーナー)
Photo_20251019100901

 みんなで食材・ドリンクの買い出しや料理の下拵えなどをし、14時からの開始を目指しました。

 14時前あたりから、イベントに参加される皆さんが来店され、お店がだんだんと賑やかになってきました。

 漫画飯YouTubeオフ会ということで、地元神奈川など関東圏はもちろん、全国からファンが集まりました。

 また、「めしにしましょう」の小林銅蟲先生、「マンガ食堂」のブログ・本を執筆なさっている梅本ゆうこさん、「異世界ラーメン屋台」などの作家・森月真冬先生なども来場されました。

 14時を迎え、「ビッグ錠誕生日会2025」がスタートしました。

 また今回も主役のビッグ錠先生不在での開始となるか…と思われましたが、まもなくビッグ錠先生も来られました。

 特製のバースデーケーキでビッグ錠先生のお誕生日をお祝いしました。

(ビッグ錠先生バースデーケーキ)
Photo_20251019101201

 ビッグ錠先生が懸賞金付きの標的にされています。

 86歳のお誕生日を迎えられたということで、ケーキに8と6のロウソクと花火を差し、点火してビッグ錠先生の元へ届けられました。

 今回の漫画飯オフ会にはお子さんも参加されていたことから、そのお子さんとビッグ錠先生が一緒にケーキを入刀されました。

(ビッグ錠先生とお子さんによるケーキ入刀)
Photo_20251019101601

 ケーキをカットするため、調理で使っていた包丁が差し出されたのですが、私は別の包丁を使うことを提案しました。

 大量にニンニクを刻んでいた包丁をそのままケーキに使うのはマズイからです(笑)

 ビッグ錠先生は、さすがに御自分のお顔の部分へは入刀されていませんでした。

 一方、お子さんは「ビッグ錠先生のお顔の部分が食べたい」とリクエストされていました(笑)


グルメ漫画再現料理の本気チャレンジ

 続いて、グルメ漫画再現料理チャレンジイベントが開催されました。

 当日、チャレンジし、提供されたグルメ漫画再現料理を御紹介したいと思います。


【「将太の寿司」の「親子巻き」】

 湘南台の「日の出寿司」さんから特注のお寿司が届きました。

(親子巻き)
Photo_20251019102201

 寺沢大介先生の漫画「将太の寿司」に登場する「親子巻き」です。

 サーモンとイクラがのった軍艦巻きです。


【味平ライス】

(味平ライス(大皿))
Photo_20251019102601

 ビッグ錠先生の漫画「包丁人味平」に登場する「味平ライス」も用意されました。

(味平ライス)
Photo_20251019102701

 味平ライスの特徴は、具のグリーンピースとチャーシュー(くず肉)、そして紅生姜です。


【ブラックホール酢豚】

 続いて、会場内で様々な漫画飯が作られました。

 まずは、小川悦司先生の漫画「中華一番!」に登場する「ブラックホール酢豚」にチャレンジです。

(漫画本「中華一番!極」)
Photo_20251019103301

 小川悦司先生もこのイベントに御出席いただける予定でしたが、急遽欠席されることになったそうです。

 まずは、ブラックホールのように真っ黒な豚肉の唐揚げが調理されました。

 角切りの豚肉に、片栗粉と竹炭パウダーを混ぜた衣をまぶし(この時点で豚肉の表面は真っ黒になります)、それを油で揚げます。

(片栗粉と竹炭をまぶした豚肉を油で揚げる様子)
Photo_20251019103601

 私は最初に見た時、炭をそのまま油で揚げているのかとビックリしました。

(片栗粉と竹炭をまぶした豚肉を油で揚げ、皿に盛り付けた様子)
Photo_20251019103701

 鍋の油がボコボコに沸き立っているけど、火が強すぎるのでは(笑)

(真っ黒に揚げられた豚肉)
Photo_20251019103801

 石炭のような豚肉の唐揚げ…全く食欲がわきません(笑)

 この真っ黒な豚肉の唐揚げに、黒酢、醤油、みりん、コーンスターチなどで作られたタレを絡めれば、漆黒の「ブラックホール酢豚」の完成です。

(ブラックホール酢豚)
Photo_20251019103901

 タレを絡めると料理らしくなるのが不思議です。

 いただいてみると、馴染みのある酢豚の味がして美味しかったです。


【「スーパーくいしん坊」の「三丼フライ」】

 漫画飯チャレンジの第2弾は、ビッグ錠先生の漫画「スーパーくいしん坊」の「三丼フライ」です。

 ズボラさんから「三丼フライ」が説明されました。

(三丼フライの紹介)
Photo_20251019104201


 カツ丼・天丼・親子丼、3つの味を一度に楽しめる料理が「三丼フライ」です。

 具体的には「トンカツ」と「天ぷら」と「鶏肉と玉ねぎを卵でとじた具」をピラフで包み、それをフライにした料理です。

 漫画では「こうすれば、外の衣は冷めて食べやすく、中のピラフと具はいつまでも温かい」と説明されています。

 油で揚げたカツや天ぷらなどを油で炒めたごはん(ピラフ)で包み、それを1つにまとめてさらに油で揚げる(フライにする)という、ハイカロリーで重たそうな料理です。

(トンカツ・海老フライ・親子丼の素・パン粉・溶き玉子・小麦粉・油)
Photo_20251019110301

 「三丼フライ」の材料(トンカツ・海老フライ・親子丼の素・パン粉・溶き玉子・小麦粉・油)が用意されました。

 親子丼は、レトルト食品のものが用意されたのですが、「肉がねぇー(無い)」と叫び声が聞こえました(笑)

(ピラフにトンカツ・海老フライ・親子丼をのせた様子)
Photo_20251019110401

 まな板の上にピラフを敷き、その上にトンカツ・海老フライ・親子丼がのせられました。

(具をピラフで包む様子)
Photo_20251019110402

 具をピラフで包もうとピラフを追加したところ、ピラフがパラパラでなだれが起きてしまいました。

(ピラフで必死に包もうとする様子)
Photo_20251019110501

 冷静に考えると、ピラフはパラパラになるよう仕上げられているのですから、おにぎりのようにまとまらない(粘りがない)のは当然です(笑)

 これでは到底、油で揚げられないという結論となり、ピラフに粘りを加えることにしました。

(ピラフに小麦粉を混ぜて炒めなおす様子)
Photo_20251019110601

 ピラフに小麦粉を加えてフライパンで炒めることで、粘りを加えました。

 そして改めて、ピラフに具をのせました。

(再度ピラフにトンカツ・海老フライ・親子丼をのせた様子)
Photo_20251019110602

 ピラフに粘りが出て、おにぎりのように1つにまとめることが出来ました。

(かためたピラフにパン粉をまぶす様子)
Photo_20251019110701

 かためたピラフに片栗粉、溶き玉子、パン粉をまぶしました。

 ピラフが崩れないようかき揚げリングに入れ、ゆっくりと油の中に投入しました。

(かためたピラフをかき揚げリングに入れ、油で揚げる様子)
Photo_20251019110801

 参加者から「おっ、出来そうだ」という声が聞こえてきました。

 褐色になったところで油から取り出し、「三丼フライ」が完成しました。

(三丼フライ)
Photo_20251019110802

 出来上がった「三丼フライ」は、ダチョウの卵のような形・大きさでした。

 考案者であるビッグ錠先生に試食していただきました。

(三丼フライを試食するビッグ錠先生)
Photo_20251019111001

 「紅生姜がない」とかブツブツおっしゃってましたが、最後は御満悦でした。


【「ミスター味っ子」の「ハンバーガー焼きそば」】

 漫画飯チャレンジの第3弾は、寺沢大介先生の漫画「ミスター味っ子」の「ハンバーガー焼きそば」です。

 こちらもズボラさんから「ハンバーガー焼きそば」についての説明がありました。

(ハンバーガー焼きそばの紹介)
Photo_20251019111101

 「ハンバーガー焼きそば」は、ワンタンであんかけの具を包み、それをさらに焼きそば麺で包んで油で揚げた料理です。

 どこか「三丼フライ」と発想が似ているような…(笑)

 ワンタンの代わりに餃子の皮を使って、あんかけの具を包むこととなりました。

(餃子の皮にあんかけをのせる様子)
Photo_20251019111201

 あんかけを包みやすいよう、四角いギョウザの皮が用意されました。

(餃子の皮であんかけを包む様子)
Photo_20251019111301

 焼きそば麺は、ゆで麺と生麺の両方が用意され、実演では生麺が使われることとなりました。

(焼きそば麺にあんかけ包み餃子をのせた様子)
Photo_20251019111601

 焼きそば麺にあんかけ包み餃子をのせ、さらに焼きそば麺で覆いました。

(かき揚げリングにあんかけ包み焼きそば麺を入れた様子)
Photo_20251019111701

 底をまな板で支えながら、焼きそば麺を油の入った鍋に持って行き、ゆっくりと油の中に投入しました。

(あんかけ包み焼きそば麺を油で揚げる様子)
Photo_20251019111801

 生麵を入れた際、油の温度が高かったことから、油がブクブクに沸き立っていました。

(あんかけ包み焼きそば麺を油で揚げた様子)
Photo_20251019111901

 かなり膨張した「かた焼きそば」のかたまりになりました。

 これで、あんかけ入りのかた焼きそば「ハンバーガー焼きそば」の完成です。

(ハンバーガー焼きそば)
Photo_20251019111902

 菜切り包丁で半分に切った様子です。

(ハンバーガー焼きそばを試食する寺沢大介先生)
Photo_20251019112101

 「ハンバーガー焼きそば」を考案された寺沢大介先生に試食していただきました。

 「うまいぞー」との感想をいただきました。

 イベント終了後、私も「ハンバーガー焼きそば」をいただきました。

(ハンバーガー焼きそば(小皿))
Photo_20251019112201

 「ハンバーガー焼きそば」の上に、余ったあんかけをかけていますが、これではハンバーガーにした意味がない(笑)

 皿うどん(かた焼きそば)の中に、生焼けに近い(何とか食べられる程度に火が入った)揚げ春巻きが入っている感じでした。

 「ハンバーガー焼きそば」は、ズボラさんが今回の漫画飯オフ会に向けてチャレンジされた動画がありますので、こちらも御覧ください。

(【練習しておけ】ハンバーガー焼きそば ミスター味っ子 漫画飯再現料理 アニメ飯再現レシピ)

 (YouTube「ズボラの漫画飯再現料理」)


【雲白肉(ウンパイロウ)】

 小林銅蟲先生と弟さんが「雲白肉(ウンパイロウ)」を作ってくださいました。

 「白肉」は茹でた豚肉のことで、盛りつけたときの豚肉のひらひらとした形が「たなびく雲」を連想させることから、この名がつけられたそうです。

(豚肉のかたまりを鍋で茹でる様子)
Photo_20251019113501

 豚肉のかたまりをネギや生姜と一緒に鍋で茹でます。

(茹でた豚肉)
Photo_20251019113502

 茹であがった豚肉を鍋から取り出し、薄切りにします。

 一方で、豚肉に添えるタレも作られました。

 塩レモン、山椒の実、青唐辛子の塩麹漬けなどをハンドブレンダーを使ってペースト状のタレに仕上げます。

(ハンドブレンダーでタレを作る様子)
Photo_20251019113801

 刻んだキュウリの上にスライスした豚肉を盛り付け、スパイスの効いたタレをかけて「雲白肉(ウンパイロウ)」の完成です。

(雲白肉(ウンパイロウ))
Photo_20251019113802

 豚肉がとても柔らかく茹であがっていて、山椒や青唐辛子でピリ辛のタレとよく合いました。


【ウツボ粥】

 会場の参加者に、小林銅蟲先生が作られたウツボ粥も振る舞われました。

(ウツボ)
Photo_20251019114001

 小林銅蟲先生が高知から取り寄せられたウツボです。

 写真のような大きなウツボは、通常、個人では入手できないのですが、小林銅蟲先生が「めしにしましょう 出張食い倒れ編」として高知県の食材・料理を紹介された御縁で入手できたとのことでした。

 皮が付いてグニャグニャしたウツボを包丁で切るのは難しく、小林銅蟲先生は機転を利かせてキッチンバサミで切っておられました。

(ウツボをキッチンバサミで切る様子)
Photo_20251019114401

 手が痛いだろうと私が心配するほど、延々とウツボをハサミで切っておられました。

 お粥は、昆布を入れた水にお米を入れて煮たものです。

 お米の10倍程度の水で煮ておられたので、大丈夫かなと思ったのですが、延々と火にかけるうちに、徐々にどろりとしたポタージュスープ状のお粥ができました。

(お粥とウツボ)
Photo_20251019114701

 このゆるいお粥に、一口サイズに切ったウツボを加えて加熱すれば「ウツボ粥」の完成です。

(ウツボ粥)
Photo_20251019114702

 仕上げに高知県四万十市の「ぶしゅかん」という柑橘の皮のすりおろしをかけていただきました。

 ゼラチン質と脂肪をたくさん含んだウツボは、身がプリプリで、グロテスクですが食べたらとても美味しかったです。


 これで1次会「みんなで再現料理の本気チャレンジ」はお開きとなり、参加者の皆さんには一旦御退場いただきました。


2次会(浜野ケイ子さんライブとビッグ錠先生のタップダンス)

 満員御礼の1次会が終了し、しばらくお店の外で休憩しました。

(アルスノーバ(2次会オープン前))
Photo_20251019115001

 その後、2次会に向けて会場の掃除・後片付けや音響設備のセットなどをしました。

 シャンソン歌手の浜野ケイ子さんとアコーディオン奏者のえびさわなおき。さんもお越しになり、開始時刻の19時を迎えました。

 2次会にもたくさんの方が参加され、会場は人で埋め尽くされました。

(浜野ケイ子さんライブ・ビッグ錠先生タップダンス)
Photo_20251019115002

 浜野ケイ子さんが歌うシャンソンに合わせてビッグ錠先生がタップダンスを披露され、みんなで歌い、踊って楽しみました。


まとめ

 2次会もいったん中締めとなりましたが、盛り上がった余韻でその後も賑やかな状況が続きました。

 ズボラさんが、お疲れにもかかわらず、落ち着いて食べる暇がなかった運営スタッフのために「まかない鍋」を作ってくださいました。

(ズボラさんのまかない鍋)
Photo_20251019115101

 豚肉、野菜、餃子など具だくさんの鍋は、疲れた体に浸み、元気をもらえました。

 ビッグ錠先生、寺沢大介先生、浜野ケイ子さん、えびさわなおき。さんともお話しすることが出来ました。

 今回は少し早めにおいとまさせていただくことにしました。

 すると皆さんがお店の外まで見送りに来てくださり、記念撮影までしてもらいました。


 参加された皆さん、楽しいひと時をありがとうございました。

 ズボラさんやマスターをはじめとする運営者の皆さん、お疲れ様でした。

 そしてビッグ錠先生、誕生日おめでとうございました!


<関連サイト>
 「ズボラの漫画飯再現料理」(ずぼら料理研究家)

2025年10月11日 (土)

広島県呉市「入船山煎茶会」・「入船山秋祭り2025」-煎茶・茶菓・大和ラムネ(なぜ戦艦・空母でラムネが製造されたのか)-

入船山記念館

 2025年10月5日、広島県呉市の「入船山記念館(いりふねやまきねんかん)」を訪問しました。

 同日同館内で開催された「入船山煎茶会」に参加するためです。

(「この世界の片隅に」呉市ロケ地MAP(入船山記念館))
Photo_20251011160001

 こちらは第二次世界大戦中の広島・呉を舞台にしたアニメーション映画「この世界の片隅に」のロケ地マップです。

 マップの赤い丸印が入船山記念館の場所です。

 入船山記念館へ向かう途中、日本遺産と入船山記念館を紹介する案内看板がありました。

(日本遺産「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴」)
Photo_20251011160101

 旧日本海軍の鎮守府が置かれたというつながりで、横須賀(神奈川県)、呉(広島県)、佐世保(長崎県)、舞鶴(京都府)が日本遺産に指定されています。

(入船山記念館入口)
Photo_20251011160102

 こちらは入船山記念館の入口です。

 門に「入船山」・「旧呉鎮守府司令長官官舎」と書かれた表札が掲げられています。

 入口を入って左側に、東郷平八郎氏が呉鎮守府参謀長として呉に在任されていた時の離れ座敷がありました。

(旧東郷家住宅離れ)
Photo_20251011160201

 昭和55(1980)年に呉市宮原地区から移築されたもので、日本遺産に指定されています。

 番兵塔(警備詰所)や旧呉海軍工廠塔時計を眺めながら、奥へと進みました。

 入場手続きを済ませ、2階の郷土館展示室で海軍時代の資料を見て回りました。

(郷土館展示室「呉からはじまった事」)
Photo_20251011160202

 「呉には病院が多い」

 確かにそのとおりです。

 「呉からはじまった事」
・衛生事務所(地元医師会)のはじめ
・コレラ流行、検疫所のはじめ
・判事検事による死体解剖検案のはじめ
・流行性感冒流行のはじめ
・生命保険代理店のはじめ
・海上船舶検疫のはじめ

 コレラや流行性感冒(インフルエンザ)流行のはじめという、あまり自慢にならない「はじめ」も多いですが、こうした事案が起きたからこそ、呉には病院が多く作られ、医療・保健・保険関係の「はじめ」が多いとも言えるでしょう。


入船山煎茶会

 入船山記念館敷地の奥にある「旧呉鎮守府司令長官官舎」に着きました。

(旧呉鎮守府司令長官官舎)
Photo_20251011160401

 日本遺産にも指定されているこの建物の中で、お茶会が開催されました。

 お茶会の会場は2つあり、1つは三癸亭賣茶流(さんきていばいさりゅう)呉支部による「奥伝仙友棚普通式席」、もう1つは海上自衛隊幹部候補生学校による「卓式普通式席」でした。

 玄関でそれぞれのお茶会の受付をしました。

 芳名帳に筆で住所と名前を書くのが苦手な(字が汚い)のですが、何とか書き終え、お茶席券をいただきました。

 制服姿の海上自衛隊幹部候補生の方に待合室まで御案内いただきました。

(お茶席券)
Photo_20251011160601

 御招待いただいたお茶の先生からお茶券を2枚いただいていたので、2席目(11時00分から)と3席目(11時30分から)に入らせていただくこととしました。

(煎茶会会場(卓式普通式席))
Photo_20251011160602

 最初に参加させていただいた2席目は、海上自衛隊幹部候補生学校の学生さんによるお茶席です。

(2席目(卓式普通式席)のお茶菓子)
Photo_20251011160701

 お茶菓子は海上自衛隊の「桜」に「碇(いかり)」のマークが描かれたオリジナル練り切り(上生菓子)でした。

 お茶とお菓子を堪能した後、続いて3席目のお茶会の待合室へ向かいました。

 待合室の展覧席に「文房具」が飾られていました。

(展覧席の文房具飾り)
Photo_20251011160901

 昔、中国では文章を書く部屋(書斎)を「文房(ぶんぼう)」と呼ばれていました。

 その文房で用いられる道具が「文房具」で、中心的な4つを「文房四宝(ぶんぼうしほう)」と呼びました。

 その4つの宝が「硯(すずり)」、「墨」、「紙」、「筆」だったのです。

 中国にルーツをもつ煎茶道の会場で、文房具が飾られていた理由は、おそらくこの話を踏まえてのことだと思います。

 「なるほど」といかにも知っているような感じで鑑賞していると(笑)、お茶席の準備が整ったとお知らせがありました。

(3席目(奥伝仙友棚普通式席)の煎茶とお茶菓子)
Photo_20251011161201

 翌日がお月見の日だったことから、お茶菓子はウサギの練り切りでした。

 お茶やお菓子をいただきながら、参加された皆さんとの会話も楽しんだのですが、ある方が「お月見にちなんだ飾り(お花)やお菓子ですね」とおっしゃったのを伺った時、「お茶席はお茶やお菓子だけでなく、みんなで季節の移ろいも楽しみ、共有するための場なんだ」と思いました。

 そして、時がゆっくりと流れていくような気持ちになり、忙しい毎日の生活から一瞬だけ解き放たれたような気持ちがしました。

 それぞれのお茶席を楽しみ、御招待いただいた先生にお礼を伝えて帰ろうと、先生のもとへ伺いました。

 するとその先生から「せっかくだからもう1席、お茶を飲んでいかれたらどうです」と、さらにもう1枚お茶券をくださいました。

 「わかりました」と代金をお支払いした上で、再び受付へ行き、5席目(12時30分から)を予約しました。

(5席目のお茶席券と生栗のお土産)
Photo_20251011161501

 先生からお土産として生栗もいただきました。

 5席目は、先生が指導されている海上自衛隊幹部候補生学校のお茶席に参加させていただきました。

(5席目(卓式普通式席)のお手前)
Photo_20251011161701

 海上自衛隊幹部候補生学校煎茶道部は、週1回練習日があるのですが、忙しくて実施できない時もあるとのお話でした。

 海上自衛隊幹部候補生学校の皆さんや参加者の皆さんとの会話を楽しみました。

(5席目(卓式普通式席)の煎茶とお茶菓子)
Photo_20251011161901

 お茶碗に海上自衛隊幹部の「絡み碇(絡み錨)」が描かれています。

 お茶は小さなお茶碗なので何杯でもいただけますが、お茶菓子を立て続けに3つというのは、私のような「あんこ好き」でないとちょっときついかも知れません(笑)

 私は過去に一度に4つか5つぐらいお茶菓子をいただき、その上余ったお茶菓子を1箱いただいたこともあります。

 海上自衛隊幹部候補生学校の皆さんは、これから海外でもお茶を披露されるとのことでした。

 御活躍をお祈りいたします。


入船山秋祭り2025

 先生にお礼を申し上げてお茶会会場を後にし、近くの「青山クラブ(旧下士官兵集会所)」へ行きました。

(「入船山秋祭り2025」ポスター)
Photo_20251011162401

 この青山クラブ中庭で「入船山秋祭り2025」が開催されていました。

(「入船山秋祭り2025」会場)
Photo_20251011162402

 会場は大勢の市民の方で盛り上がっていました。

 呉の誇りでもある「戦艦大和」にちなんだラムネやラムネ菓子も販売されていました。

(大和ラムネのらむね)
Photo_20251011162501

 こちらはラムネ菓子の販売コーナーです。

 「戦艦大和の楽しみはラムネだった」と紹介されています。

(戦艦のラムネ製造機)
Photo_20251011162502
 (魚乃目三太「漫画戦争めし(戦艦大和のラムネ)」秋田書店の一部を引用)

 戦時中、海軍の戦艦や空母にはラムネ製造機があり、機械分隊が消火用の炭酸ガス設備を利用して1日数百本のラムネが製造されていました。

(船上で生水に代わる飲料水として考案されたラムネ)
Photo_20251011162601
 (魚乃目三太「漫画戦争めし(戦艦大和のラムネ)」秋田書店の一部を引用)

 船上ですぐに腐ってしまう生水に代わる乗務員の飲料水として、ラムネが考案されたようです。

 この漫画ではさらに、「一方、敵国の米国では、空母にアイスクリーム製造機を載せており、食事の際、兵士は自由に食べられたという。クーラーが貴重だった時代にである…」と紹介されています。

(大和ラムネ)
Photo_20251011162701

 私もラムネ(飲料)を購入し、いただきました。

(ラムネ早飲み)
Photo_20251011162901

 ラムネの早飲み大会も開催され、盛り上がっていました。


まとめ

 旧呉鎮守府司令長官官舎でお茶をじっくり味わったり、戦艦大和にちなんだラムネを豪快にグビグビ味わったり、呉ならではの体験ができました。

 お茶と甘いものでお腹いっぱいになりました(笑)


<関連サイト>
 「この世界の片隅に(映画)
 「日本遺産「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴」」(文化庁)
 「煎茶道三癸亭賣茶流
 「海上自衛隊幹部候補生学校」(広島県江田島市江田島町国有無番地)
 「トビキリ・中元商店」(直営店:呉市宝町5-10 ゆめタウン呉店内)

<参考文献>
 魚乃目三太「漫画戦争めし」秋田書店

より以前の記事一覧

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック

2026年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ